叶浦さん、パンツ穿いてないの!?

ぱぁ先生

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(桜視点)自分の気持ち

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親睦旅行を経て、を経て、紅葉くんと仲良くなったわけだけど
最近、私の胸が変なの。
病気とかそんなんじゃないと思うんだけど、紅葉くんを見るだけで鼓動が早くなったりきゅうっと締め付けられたりするの。
これは一体何なの…?
「苦しい…」
紅葉くんが、私の教室に来た時は嬉しくて胸を締め付けられることなんてなかったのに、紅葉くんが藤木乃さんと仲良く話してるのを見たらなんで胸が苦しくなるの…?
「それは、恋なんじゃないの?」
「桃!」
私が廊下で突っ立ってると、桃が背後から話しかけてきた。
「あの、フツメンが好きなの?アンタの趣味は分からんわ~」
「べ、別に好きってわけじゃ!」
「ずっとあの子のこと見つめてたのに、それで恋じゃないって言うかなー」
「紅葉くんは友だち!」
「ふーん、あんたがそれでいいなら構わないけどー…てか、稲葉くんだっけ?あの子どっかで見た気がするんだよなー
?」
「そ、そりゃ同じ学年なんだから校内で見たことくらいあるんじゃないの?」
「そっかー」
桃には話してないし、ましてや紅葉くんが旅行の時に、女装してたなんてバレちゃったら、おのずとが桃に知られちゃうし…
危なかった…
「ま、相談ならいつでも乗るからね~」
「だから、そんなんじゃないってば!」
「はいはいー」
桃は、私に背を向けて手をひらひらさせながら教室へと戻っていった。
(もー…桃のバカ…)

(紅葉くんと藤木乃さん...あんなに親密に...何を話してたんだろ...?)
「って...人のことなのに何こんなに気にしてんのよ...」
(桃の言う通り...これが恋なのかな...)

自分のことなんて...よく分からない...

授業中もぼーっとすることなんて、これまで1度もなかったのに
「ら...のうら...叶浦!」
「!はいっ!」
「何をぼーっとしてるっ!次のページ読みなさい」
「あ...はい」
(こんなにぼーっとするなんて...らしくない)

放課後

「桜、ちょっと来て」
「桃?」
「いーから!」
私は桃に手を引かれて、屋上に連れてこられた。
「な、何?」
「今日、ずっとぼーっとしてるけど大丈夫?」
「だ、大丈夫よ。」
「そんなに稲葉くんのこと気にしてるの?」
「なんで今、稲葉くんのことが出てくるのよっ」
「顔に出てるわよ、ってね」
そう言われて私は顔が熱くなった。
「そんなこと...」
「はぁ...そんなに気になるなら...」
桃は1枚のメモを渡してきた。
「何よこれ...」
「稲葉と藤木乃さんが行ったカフェ、気になるんでしょ?」
「桃...」
「友だちのためよ、これくらいするわ」
おせっかいな友だちを持ったみたい。
でも、嫌じゃないな...
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