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プロローグ
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僕は女装が趣味なだけのただの男だ。これを言えば、大概人は寄ってこない。友達もできた試しがない。あってもロクでなしばかりだ。
ただし、僕はゲイでもバイでもない。本当に趣味なだけだが、それでも本当の女に見れるように努力は欠かせなかった。趣味は趣味でも所謂マジなやつ。退屈で窮屈な日常の中で外に出て女として見られることが何よりのスパイスだった。
爽快感と緊張感で体がゾクゾクして堪らない、というのは流石に変態くさいけれど溜まりに溜まりきったストレスを一気に解消できるこの手段はあまりにもお手軽すぎた。
さて、女装が趣味だけど本当に女性として扱われるのは勘弁してほしいものだ。先程とは矛盾しているが、あれは短期間するから楽しめるのであって長期間するのは逆にストレスになる。だって僕は本当に女になりたいわけじゃない。しかし、女装を長期間せざるを得なくなった理由ができてしまった。
「ささ、神子さま。こちらで御座います」
差し伸べられた手を取る。ゆっくりした足取りで向かった先はバルコニー。入った直後、わあと響く歓声。覚悟していたこととはいえ、少し後退る。
「恐れ入りますが、御頭のお召し物を取らせていただきます」
黒い長髪が晒され、民衆は静まり返る。遠くからよく見えるものだなと感心したが、ふと、ここには黒髪がいないからこの髪が目立つのだとわかり、冷や汗をかいた。
これ、かつらなんだけど。
もしそれがバレたらただじゃ済まないと直感した。何故なら黒髪は神子の象徴として崇拝されているからだ。加えて言うなら僕の髪は茶髪に染めている。黒に戻るまで決してバレてはならない。
どうしてこんなことになったのか。
目の前のこの現実をどう受け止めればいいのか。頭を抱えたくなるが、ぐっと堪える。僕はどうしてこの異世界とやらに来てしまったのか今一度、思い返すことにした。今まで何度もしている現実逃避だ。尤も僕を強くしてくれるだとか、そんな効果は一切ないんだけどね。
◇◇◇◇◇◇◇
「あなたのためを思って」
うるさい。
「今がチャンスなのよ。後はないの」
うるさいよ。
「あの佐藤君って子は満点だっていうじゃない!なのにあなたは…はぁ」
何なの、そのため息。
「うちの子は全く手伝いとかしなくてね~。お宅の娘さんが羨ましいわ!うちも女の子がほしかったわ~」
あんたが手伝いしなくていいって言ったんじゃん。勉強に集中しろってさ。それなのに何だよ、女の子がいいって。僕が男で悪かったな。
「こら!俺って言わない。下品よ?」
ちょっとだけ言ってみただけなのにさ、下品下品って。俺って言うのは下品なの?それじゃあ、日本は下品で溢れてるよ。それはどうなの?
________ねえ、母さん?
いつからだろうか、息苦しいと感じるようになったのは。母さんの言葉で少しずつ、少しずつ何かが削れていく。悪気はないと知ってるのに、それでも傷つく僕はなんて馬鹿なんだろう。その言葉を無視して気にしないよう努めても後からひたひた付いて回り、ふとした瞬間飛び込んできて柔らかな心をぶっ刺していく。いつしか母さんと一緒にいる空間が苦手になった。
幸い、母さんは朝早くから夜遅くまで仕事で朝食を避ければ平日は会うことはない。その分、土日祝日が地獄だが。
愛されていないわけではないのだ。
学校で弁当が必要になれば必ず作ってくれたし、体育祭や文化祭、参観日があれば余程な用事がない限り、来てくれた。無関心な父さんより、愛してくれているのは伝わる。だが____
「なんで最下位?あと少しだったのに途中でコケちゃって…はぁ。いや、あなたが悪いわけじゃないのよ」
「ええ、運動部じゃないの?あなたねぇ、少しは筋肉つけないとモテないわよ?」
「もう!何で先生があなたを当てたときに何も言わないの?私が恥かいちゃったじゃない!」
苦痛だった。
母さんは無神経だ。母さんの一言に簡単に翻弄される僕の気持ちなんて知らないだろう。知る気すらないに違いない。僕だって母さんの気持ちなんて知りたくない。案外、似た者同士かもしれないとふと思ったが、すぐ掻き消した。想像しただけでも肌が粟立つ。絶対に母さんみたいにはならない。
けれど、もし、もしもの話だ。僕が母さんみたいに気づかず、親しい人を傷つけ続けていたら、そうなったら僕はどうなるんだろう?
くだらない妄想に費やしていた僕は前に人がいることに気づかず、ぶつかってしまった。ふらつくと同時にスカートの裾が揺れる。さっと手で抑え、ぶつかった人に謝る。その人はすらりとした背格好の男で制服に身を包んでいた。高校生だろうか。
「すみません!ぶつかっちゃったみたいで」
ふと垂れる髪を耳にかける。その人を見るとガッツリ目が合った。僕の言葉が聞こえなかったのか、こちらを凝視している。見られて狼狽するが、それすら気づいていないようだった。
「あ、あの……?」
男は暫く僕を見つめ、ふと納得したように呟く。
「ああ、なるほど。男か」
しかし、それは看破できる言葉ではなかった。ひやりと冷たい手で心臓を握られた気がする。男は用が済んだとばかりにくるりと背を向けて歩きだす。その言葉を理解するまで呆然としていた僕は正気に返ると慌てて追いかけた。男は随分と先に進んでおり、帰宅ラッシュも重なって姿を見失いそうになった。が、なんとか制服の端を掴めた。男は立ち止まり、振り返る。
「あの…!どこが」
男に見えたのか、そう続けようとした言葉はそこで途切れた。背格好は似ていたが、まるっきり別人だった。頼りなさげな眉の下がった男だ。おどおどとしてこちらを伺い見る男に固まっていた僕はハッと我に返る。
「すいません。どうやら人違いだったようで…」
そして、制服から手を放そうとした。しかしそれはできなかった。
突如、足元に円形の模様が現れたからだ。
最近、隠れて見たアニメの魔法陣によく似ていて、僕の心を擽る。金色に輝くそれは足元をぐるぐる回って、まるで僕を逃さないように囲っているようだった。模様は僕が制服を掴んでいた男にも広がり、男は困惑していた。周囲を見れば、僕らを気にせず、そのまま素通りしていた。どう見ても異常事態なのに、だ。
僕らの足元を見て混乱して声を上げたり、立ち止まったりするものは誰一人いなかった。どうやら見えていないらしいと確信して一つ、とある可能性が浮かんだ。
幻覚か?
それしかないと思った。けれど自身だけならわかるが、二人も見えてるとなると原因はとんと見当がつかない。集団幻覚?フォリアドゥ?詳しくないからどれも正解のように思えるし、不正解のようにも思える。つまり、わからない。
ふと男を見れば、先程のおどおどしていた姿はなく、じっと足元の模様に見入っていた。その瞳はらんらんと輝いている。それが少しだけ不気味だった。男は呟く。
「異世界転移だ」
やけに耳についた言葉と同時に模様が強く輝いた。このとき僕は初めて危機感というものを抱いた。
眩しさに閉じた目を開けたときにはそこは文字通り、別世界だった。きらきらと視覚で認識できる粒子が舞う。上には大きなシャンデリアがいくつか、下には高級そうな赤いカーペットが敷かれ、壁に沿って小物やら絵が飾ってある。教室より広々とした部屋には十数名の人がいた。
着飾った一人がこちらに歩み寄る。
「ようこそ、いらっしゃいました神子さま」
にっこりとした満面の笑みはどこか胡散臭い。糸のような目がうっすらと開き、紺色の瞳を見せた。混乱した色を宿しながら口を開く。
「して、どちらが神子さまですかな?」
紺の瞳には僕と人違いしてしまった男の二人だけを映していた。
ただし、僕はゲイでもバイでもない。本当に趣味なだけだが、それでも本当の女に見れるように努力は欠かせなかった。趣味は趣味でも所謂マジなやつ。退屈で窮屈な日常の中で外に出て女として見られることが何よりのスパイスだった。
爽快感と緊張感で体がゾクゾクして堪らない、というのは流石に変態くさいけれど溜まりに溜まりきったストレスを一気に解消できるこの手段はあまりにもお手軽すぎた。
さて、女装が趣味だけど本当に女性として扱われるのは勘弁してほしいものだ。先程とは矛盾しているが、あれは短期間するから楽しめるのであって長期間するのは逆にストレスになる。だって僕は本当に女になりたいわけじゃない。しかし、女装を長期間せざるを得なくなった理由ができてしまった。
「ささ、神子さま。こちらで御座います」
差し伸べられた手を取る。ゆっくりした足取りで向かった先はバルコニー。入った直後、わあと響く歓声。覚悟していたこととはいえ、少し後退る。
「恐れ入りますが、御頭のお召し物を取らせていただきます」
黒い長髪が晒され、民衆は静まり返る。遠くからよく見えるものだなと感心したが、ふと、ここには黒髪がいないからこの髪が目立つのだとわかり、冷や汗をかいた。
これ、かつらなんだけど。
もしそれがバレたらただじゃ済まないと直感した。何故なら黒髪は神子の象徴として崇拝されているからだ。加えて言うなら僕の髪は茶髪に染めている。黒に戻るまで決してバレてはならない。
どうしてこんなことになったのか。
目の前のこの現実をどう受け止めればいいのか。頭を抱えたくなるが、ぐっと堪える。僕はどうしてこの異世界とやらに来てしまったのか今一度、思い返すことにした。今まで何度もしている現実逃避だ。尤も僕を強くしてくれるだとか、そんな効果は一切ないんだけどね。
◇◇◇◇◇◇◇
「あなたのためを思って」
うるさい。
「今がチャンスなのよ。後はないの」
うるさいよ。
「あの佐藤君って子は満点だっていうじゃない!なのにあなたは…はぁ」
何なの、そのため息。
「うちの子は全く手伝いとかしなくてね~。お宅の娘さんが羨ましいわ!うちも女の子がほしかったわ~」
あんたが手伝いしなくていいって言ったんじゃん。勉強に集中しろってさ。それなのに何だよ、女の子がいいって。僕が男で悪かったな。
「こら!俺って言わない。下品よ?」
ちょっとだけ言ってみただけなのにさ、下品下品って。俺って言うのは下品なの?それじゃあ、日本は下品で溢れてるよ。それはどうなの?
________ねえ、母さん?
いつからだろうか、息苦しいと感じるようになったのは。母さんの言葉で少しずつ、少しずつ何かが削れていく。悪気はないと知ってるのに、それでも傷つく僕はなんて馬鹿なんだろう。その言葉を無視して気にしないよう努めても後からひたひた付いて回り、ふとした瞬間飛び込んできて柔らかな心をぶっ刺していく。いつしか母さんと一緒にいる空間が苦手になった。
幸い、母さんは朝早くから夜遅くまで仕事で朝食を避ければ平日は会うことはない。その分、土日祝日が地獄だが。
愛されていないわけではないのだ。
学校で弁当が必要になれば必ず作ってくれたし、体育祭や文化祭、参観日があれば余程な用事がない限り、来てくれた。無関心な父さんより、愛してくれているのは伝わる。だが____
「なんで最下位?あと少しだったのに途中でコケちゃって…はぁ。いや、あなたが悪いわけじゃないのよ」
「ええ、運動部じゃないの?あなたねぇ、少しは筋肉つけないとモテないわよ?」
「もう!何で先生があなたを当てたときに何も言わないの?私が恥かいちゃったじゃない!」
苦痛だった。
母さんは無神経だ。母さんの一言に簡単に翻弄される僕の気持ちなんて知らないだろう。知る気すらないに違いない。僕だって母さんの気持ちなんて知りたくない。案外、似た者同士かもしれないとふと思ったが、すぐ掻き消した。想像しただけでも肌が粟立つ。絶対に母さんみたいにはならない。
けれど、もし、もしもの話だ。僕が母さんみたいに気づかず、親しい人を傷つけ続けていたら、そうなったら僕はどうなるんだろう?
くだらない妄想に費やしていた僕は前に人がいることに気づかず、ぶつかってしまった。ふらつくと同時にスカートの裾が揺れる。さっと手で抑え、ぶつかった人に謝る。その人はすらりとした背格好の男で制服に身を包んでいた。高校生だろうか。
「すみません!ぶつかっちゃったみたいで」
ふと垂れる髪を耳にかける。その人を見るとガッツリ目が合った。僕の言葉が聞こえなかったのか、こちらを凝視している。見られて狼狽するが、それすら気づいていないようだった。
「あ、あの……?」
男は暫く僕を見つめ、ふと納得したように呟く。
「ああ、なるほど。男か」
しかし、それは看破できる言葉ではなかった。ひやりと冷たい手で心臓を握られた気がする。男は用が済んだとばかりにくるりと背を向けて歩きだす。その言葉を理解するまで呆然としていた僕は正気に返ると慌てて追いかけた。男は随分と先に進んでおり、帰宅ラッシュも重なって姿を見失いそうになった。が、なんとか制服の端を掴めた。男は立ち止まり、振り返る。
「あの…!どこが」
男に見えたのか、そう続けようとした言葉はそこで途切れた。背格好は似ていたが、まるっきり別人だった。頼りなさげな眉の下がった男だ。おどおどとしてこちらを伺い見る男に固まっていた僕はハッと我に返る。
「すいません。どうやら人違いだったようで…」
そして、制服から手を放そうとした。しかしそれはできなかった。
突如、足元に円形の模様が現れたからだ。
最近、隠れて見たアニメの魔法陣によく似ていて、僕の心を擽る。金色に輝くそれは足元をぐるぐる回って、まるで僕を逃さないように囲っているようだった。模様は僕が制服を掴んでいた男にも広がり、男は困惑していた。周囲を見れば、僕らを気にせず、そのまま素通りしていた。どう見ても異常事態なのに、だ。
僕らの足元を見て混乱して声を上げたり、立ち止まったりするものは誰一人いなかった。どうやら見えていないらしいと確信して一つ、とある可能性が浮かんだ。
幻覚か?
それしかないと思った。けれど自身だけならわかるが、二人も見えてるとなると原因はとんと見当がつかない。集団幻覚?フォリアドゥ?詳しくないからどれも正解のように思えるし、不正解のようにも思える。つまり、わからない。
ふと男を見れば、先程のおどおどしていた姿はなく、じっと足元の模様に見入っていた。その瞳はらんらんと輝いている。それが少しだけ不気味だった。男は呟く。
「異世界転移だ」
やけに耳についた言葉と同時に模様が強く輝いた。このとき僕は初めて危機感というものを抱いた。
眩しさに閉じた目を開けたときにはそこは文字通り、別世界だった。きらきらと視覚で認識できる粒子が舞う。上には大きなシャンデリアがいくつか、下には高級そうな赤いカーペットが敷かれ、壁に沿って小物やら絵が飾ってある。教室より広々とした部屋には十数名の人がいた。
着飾った一人がこちらに歩み寄る。
「ようこそ、いらっしゃいました神子さま」
にっこりとした満面の笑みはどこか胡散臭い。糸のような目がうっすらと開き、紺色の瞳を見せた。混乱した色を宿しながら口を開く。
「して、どちらが神子さまですかな?」
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