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流れる時、流される人、流れを作る影
不安定
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カンナとの関係は良好
と思える感じで毎日を過ごす。
時折不機嫌なカンナに
オクトがイライラしたり
その逆も。
しかし、少し言い合った後に
抱き合って眠ると
翌日には何もなかったようになる。
カンナはオクトが
「母親との仕事」に行くと
かならず帰るまで
起きて待っていてくれた。
本を読んだり、スマホを触ったり
とにかく起きて待っていた。
そして、ご飯を出してくれる。
オクトは「癒される」と感じるが
カンナも「自己肯定感」に包まれ
俗に言う「WIN-WINの関係」
のようだが
甘え、依存、問題からの逃避
実は「両方負けの関係」とも言えた。
それでも幸せそう。
と見守る葉月だったが
武術家ならではの感性が
二人に向けられている殺気
とまではいかないが
不穏な空気?気配?を感じていた。
その気配は、日毎に
強く、そしてなにか凶々しい感じを
強めていっていた。
その気配は、時に建物の中でも
感じられた
バーーーン
カンナがテーブルを叩く。
「もう!なんなのよ!」
あまりに急なカンナの行動に
驚きすぎて、ノーリアクションのオクト。
「普通『どうしたの?』
とか聞かない?」
「あぁ、ゴメン。
驚きすぎて、固まってた
で、どうしたの?」
「母さんから一年ぶりに連絡きた。
(皮肉を込めた感じ)メールで
しかも、会うから明日午前9時に来い
って、そして、彼氏も連れて来い。
こっちの都合も考えろ
ま、二人とも
仕事ないのはわかってるんだろけど」
??オクト??
心の中で、なんでわかってるんだろ?
と思ったが、聞けなかった。
しかし、その日1日
嫌、母親の目の前に行くまで
カンナはずっと機嫌が悪く
何もせずにゴロゴロしていた。
オクトも仕事は
それほど忙しくなかったので
昼前に仕事は終わらせて
カンナの為に
昼と夜の食事の準備をしたり
洗濯物を取り入れたり
と、なるべくカンナが
ゴロゴロしたままいれるようにした。
当日の朝ごはんも
オクトが準備して、カンナを呼び
二人とも食べ終わったときに
カンナが話しかけてきた
「昨日からありがとう。
洗い物は私するね。
後、今日よろしく。
ちょっと面倒だけど。」
なにが面倒なのかオクトには
よくわからないが
「うん。禁句みたいなのある?」
「そう言われると難しいけど
基本的に私と同じって
思ったらいいかな。」
その時オクトはそうなんだ
としか思わなかった。
この会話の違和感に…
8時半過ぎに
カンナのスマホの画面に
葉月からのメッセージが表示された。
「もうすぐ迎えに行く。
オクトも一緒にいるのか?」
一つめの疑問
【なぜカンナの母親に会うことを
葉月さんが知っていて
しかも、迎えにくる?】
カンナに確認できないまま時間がすぎ
カンナにメッセージが来ていると
伝えられないのに
チャイムがなり、葉月がきたのがわかる
返事をして扉を開けるカンナに
「来て早々なんだが
開ける前に相手を確認しろ!
無用心だ!
あと、メッセージはみたのか?
あいつはいるんだろうな?」
「なんだよ、来てすぐに。
扉の事はゴメン。
この建物なら安心じゃないの?
で、メッセージもゴメン
見てなかった。
あの人にあうのに
整えないで行くと
それだけで1時間は潰れるから
で、オクトも居て、準備できてる」
「それならいい。
だがカンナ
私の考え過ぎかも知れないが
なんだかここ最近お前達の周りに
なにかよくわからない気配を
ずっと感じているから
この建物の中でも
安心しないでくれ。
オクト~!いるならお前も
カンナといる時、用心しろ!」
「わかりました。
あ、おはようございます」
と返事をしながらオクトは
靴をトントンさせながら出てきた。
「後5分待ってね」
とカンナは一度奥に戻っていった
ここで初めて気がついた
二つめの疑問
【カンナって何歳?
で、母親?じゃあ何歳?
母親がわりってこと?】
フル回転させているつもりの頭。
しかし、オクトの考えは
終点までたどり着けていなかった。
そして、カンナや葉月に聞く事も
どう聞けばいいかもわからないまま
時間は過ぎる。
二人はわかっている目的地へ
スタスタと歩いていく。
見た事ないが、見た事があるような風景。
「そうか、お前には言ってなかったか」
やった!謎が解ける!
「あの部屋は定期的に
場所を変えるんだ。
安全性などを考慮してな」
ダメだ、疑問が増えた…
葉月とオクトが立ち止まった。
その場所を見たとき
疑問が解けた。
と言うより
「意識的に」と「無意識に」
を両方同時におこなっていた結論が
そこにあった。
【長官室】
と思える感じで毎日を過ごす。
時折不機嫌なカンナに
オクトがイライラしたり
その逆も。
しかし、少し言い合った後に
抱き合って眠ると
翌日には何もなかったようになる。
カンナはオクトが
「母親との仕事」に行くと
かならず帰るまで
起きて待っていてくれた。
本を読んだり、スマホを触ったり
とにかく起きて待っていた。
そして、ご飯を出してくれる。
オクトは「癒される」と感じるが
カンナも「自己肯定感」に包まれ
俗に言う「WIN-WINの関係」
のようだが
甘え、依存、問題からの逃避
実は「両方負けの関係」とも言えた。
それでも幸せそう。
と見守る葉月だったが
武術家ならではの感性が
二人に向けられている殺気
とまではいかないが
不穏な空気?気配?を感じていた。
その気配は、日毎に
強く、そしてなにか凶々しい感じを
強めていっていた。
その気配は、時に建物の中でも
感じられた
バーーーン
カンナがテーブルを叩く。
「もう!なんなのよ!」
あまりに急なカンナの行動に
驚きすぎて、ノーリアクションのオクト。
「普通『どうしたの?』
とか聞かない?」
「あぁ、ゴメン。
驚きすぎて、固まってた
で、どうしたの?」
「母さんから一年ぶりに連絡きた。
(皮肉を込めた感じ)メールで
しかも、会うから明日午前9時に来い
って、そして、彼氏も連れて来い。
こっちの都合も考えろ
ま、二人とも
仕事ないのはわかってるんだろけど」
??オクト??
心の中で、なんでわかってるんだろ?
と思ったが、聞けなかった。
しかし、その日1日
嫌、母親の目の前に行くまで
カンナはずっと機嫌が悪く
何もせずにゴロゴロしていた。
オクトも仕事は
それほど忙しくなかったので
昼前に仕事は終わらせて
カンナの為に
昼と夜の食事の準備をしたり
洗濯物を取り入れたり
と、なるべくカンナが
ゴロゴロしたままいれるようにした。
当日の朝ごはんも
オクトが準備して、カンナを呼び
二人とも食べ終わったときに
カンナが話しかけてきた
「昨日からありがとう。
洗い物は私するね。
後、今日よろしく。
ちょっと面倒だけど。」
なにが面倒なのかオクトには
よくわからないが
「うん。禁句みたいなのある?」
「そう言われると難しいけど
基本的に私と同じって
思ったらいいかな。」
その時オクトはそうなんだ
としか思わなかった。
この会話の違和感に…
8時半過ぎに
カンナのスマホの画面に
葉月からのメッセージが表示された。
「もうすぐ迎えに行く。
オクトも一緒にいるのか?」
一つめの疑問
【なぜカンナの母親に会うことを
葉月さんが知っていて
しかも、迎えにくる?】
カンナに確認できないまま時間がすぎ
カンナにメッセージが来ていると
伝えられないのに
チャイムがなり、葉月がきたのがわかる
返事をして扉を開けるカンナに
「来て早々なんだが
開ける前に相手を確認しろ!
無用心だ!
あと、メッセージはみたのか?
あいつはいるんだろうな?」
「なんだよ、来てすぐに。
扉の事はゴメン。
この建物なら安心じゃないの?
で、メッセージもゴメン
見てなかった。
あの人にあうのに
整えないで行くと
それだけで1時間は潰れるから
で、オクトも居て、準備できてる」
「それならいい。
だがカンナ
私の考え過ぎかも知れないが
なんだかここ最近お前達の周りに
なにかよくわからない気配を
ずっと感じているから
この建物の中でも
安心しないでくれ。
オクト~!いるならお前も
カンナといる時、用心しろ!」
「わかりました。
あ、おはようございます」
と返事をしながらオクトは
靴をトントンさせながら出てきた。
「後5分待ってね」
とカンナは一度奥に戻っていった
ここで初めて気がついた
二つめの疑問
【カンナって何歳?
で、母親?じゃあ何歳?
母親がわりってこと?】
フル回転させているつもりの頭。
しかし、オクトの考えは
終点までたどり着けていなかった。
そして、カンナや葉月に聞く事も
どう聞けばいいかもわからないまま
時間は過ぎる。
二人はわかっている目的地へ
スタスタと歩いていく。
見た事ないが、見た事があるような風景。
「そうか、お前には言ってなかったか」
やった!謎が解ける!
「あの部屋は定期的に
場所を変えるんだ。
安全性などを考慮してな」
ダメだ、疑問が増えた…
葉月とオクトが立ち止まった。
その場所を見たとき
疑問が解けた。
と言うより
「意識的に」と「無意識に」
を両方同時におこなっていた結論が
そこにあった。
【長官室】
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