221 / 415
大陸東部の悪夢
220 浄化の果てに
しおりを挟む
邪神の弱体は、大陸東部に影響を与えていた。
邪神の領域は、生きとし生ける者を、全て呑み込もうとしていた地獄であった。
しかし、濃密であった邪気は薄まっている。精神を侵食する様な悍ましさは、鳴りを潜める。足を踏み入れただけでも、悪意に取り込まれる地獄とは程遠い。
あれだけ溢れていたモンスターですら、その数を減らしつつある。未だ瘴気が残るが、呼吸が出来ない程ではない。
冬也の神気で守られた、スールやブルならいざ知らず。ミューモやエレナが覚悟を決めて、足を踏み入れるも然程の影響は無い。
いつになく張り詰めた冬也の雰囲気から、皆が察していた。この先は、死者の世界であると。しかしエレナ達は、少し呆気に取られていた。
「なんだか拍子抜けニャ」
「油断するでないエレナ!」
「わかってるニャ! 心配しなくてもいいニャ!」
「そうは言ってもスール。もっと酷い状態を想像していたのだが、これは一体どういう事だ?」
「儂が前にペスカ様を送り届けた時は、呼吸する事さえ辛い状態だった。主の神気に守られていてもじゃ」
「冬也達が頑張ったおかげなんだな。おで達は、前に進めば良いんだな」
「そうだな。サイクロプスの言う通りだ」
「おではブルなんだな。ちゃんと名前で呼ばないと失礼なんだな」
「お前ら呑気過ぎニャ! まだ敵はいっぱいいるニャ! ちゃんと集中しろニャ!」
大陸東部に足を踏み入れた三体と一人は、気を引き締める。
しかし、これまでの過酷な戦いの中で成長した彼らが、弱体したモンスターに後れを取るはずがない。戦いは、既に一方的な蹂躙にも等しい状態になっている。
スールのブレスは冴える。ブルの剛腕が唸る。ミューモの突進は凄まじく、エレナのスピードに乗った攻撃が激しさを増した。
次々と消えていくモンスター。猛烈な勢いで進むスール達。大陸深部までは、もう目の前であった。
一方、邪神包囲網を固める神々にも、変化は起こっていた。
悪意の弱まりと共に、浄化の速度は加速度的に進む。これまで禍々しい邪気によって遮断されていた、神気を使った通信回線が、三柱の神の間に再び繋がる。
ペスカによる深部での浄化や、冬也による邪神の撃退を知らない神々は、周囲の浄化を進めながらも状況把握に努めていた。
「ベオログ。どうなってるんだい? やけに軽くなったし、モンスターの数が減っているじゃないか」
「儂は知らん。じゃが、冬也達が何かしたのかもしれん」
「さっき、北西側で邪神の気配がしたよ」
「何! カーラ、それは本当か?」
「うん。直ぐに消えたけどね。そこに他の神気を感じたんだけど、それが冬也君なのかな?」
「カーラ、どんな神気だったんだい? 早く教えな!」
「ゼーちゃん、慌てないでよ! えっとね~、何だかすっごく逞しい感じだったよ!」
「相変わらずわかり辛いね、あんたの言うことは」
「仕方ないでしょゼーちゃん」
「あたしをそんな風に呼ぶなって、何度言ったらわかるんだい!」
「お主ら喧嘩しとる場合じゃなかろう! 早く冬也達の下に急ぐんじゃ!」
「言われなくても、わかってるよ。あんたこそ急ぎなよ、もうろくジジイ!」
「う~ん。ペスカちゃんなら、無事だと思うんだけど」
「あんたは呑気すぎなんだよ、カーラ!」
漠然とした状況。それは好転したのか、それとも罠か。いずれにしても、未だ油断がならない。
三柱の神に疑念が宿り、苛立ちが募る。三柱の神は通信を介して、発散する様に言い合いをしていた。
「お三方、良い争いはそこまでになさって下さい」
唐突に、通信回線に割り込んで、別の声が聞こえる。聞き覚えのある声に、山の神は思わず口を開いた。
「お主、無事だったか!」
「えぇ。若輩の身には、過ぎた試練ではありましたが」
「無事で何よりじゃ。良くやったのぅクロノス」
「それで、クロノス君。君はいったいどこにいるの?」
「遠くに大きな山が見えます。お三方は?」
「私もみえてるよ。それが東部の中央にあるグロア大火山さ」
「儂もじゃ。もう近くまで来ておる」
「私もだよ~! もう直ぐだね~!」
「なら、一気に進みましょう。小娘に後れを取るのは、まっぴらですので」
何が起きるかわからない。
通信を途切れない様に留意し、互いの状況をつぶさに報告しながら、浄化をしていく。
速度を上げつつも、神々は慎重に進んでいた。
罠の可能性、襲撃の可能性、あらゆる危険を想定し、あらゆる策略を想定する。何故なら、邪神の背後には反フィアーナ派がいるから。
既に、大陸東部で山の神を含めた三柱の神が、痛い目にあっている。邪神に気を取られている間に、何をされるかわからない。
慎重に越したことはない。
遠くに見えていたグロア大火山が近づいて来る。しかし遠目でもわかる、緑あふれる景色。火山周辺の浄化、それは深部の残ったペスカと冬也の奮闘した証に違いあるまい。
三柱の神が、グロア大火山に到着すると同時に、大陸東部の浄化が完了した。
後は邪神を倒せば、一連の騒動は解決する。神々はそう思いつつ、邪神の気配を探る。同時にペスカと冬也の気配も探した。
周囲をつぶさに観察し、感覚を研ぎ澄ませる。しかし、邪神は見当たらない。ペスカと冬也も見当たらない。
四方向から探索をしながら合流するも、邪神や兄妹を見つける事は出来なかった。
「お主ら、冬也達は居たか?」
「いえ、私は探せませんでした」
「こっちもだよ。まさか」
「そのまさかだろうね~」
浄化を果たしたにも関わらず、神々の顔が晴れる事は無い。
そして、やや遅れる様に到着するスール達。モンスターを駆逐し尽くして、誇らしげな表情を浮かべる者も居る。
スールとミューモは神々の姿を見ると、駆けつけて着地すると頭を下げた。神々の事情を知らないエレナは、スール達の姿をあっけらかんとして見つめる。
ブルは変わらぬ態度で、山の神に話しかけた。
「お~。久しぶりなんだな山さん。無事で良かったんだな」
「お主もじゃブル。元気そうで安心したぞ」
久しぶりの再会に、笑顔を浮かべるブル。つられる様に、エレナが口を開いた。
「いつかのおっさんニャ。それに美人とちびっ子が居るニャ。でも何でエルフが居るニャ?」
「馬鹿者! この方々は神だぞ! 頭を下げんか!」
「何言ってるニャ泣き虫ミューモ。そんな事って・・・、ニ゛ャ~!」
気配を探る様にマナを集中させると、目の前に居る者達からは、自分とは明らかに次元の違う力を感じる。その瞬間、エレナは腰を抜かした。
驚くエレナを微笑ましく眺めながらも、咎める事なく山の神はスール達に話しかけた。
「よいミューモ。ところでスール、冬也とは繋がりは感じるかの?」
「えぇ。しかし、会話は出来ません」
スールの答えを聞き、視線を合わせる神々。納得したかの様に頷きあう。
「やっぱりだね、面倒な事になったよ。急いで邪神の空間を探すよ」
「そうじゃな。万が一が起きる前にな」
「ペスカちゃんを助けよう! ついでに冬也君と運命の出会い!」
「一応、最後まで見届けねば、セリュシオネ様に叱られる」
邪神は、ペスカと冬也は何処にいったのか。それは少し前に遡らなければならない。
戦いは終局を迎えようとしている。ここではない場所で。
邪神の領域は、生きとし生ける者を、全て呑み込もうとしていた地獄であった。
しかし、濃密であった邪気は薄まっている。精神を侵食する様な悍ましさは、鳴りを潜める。足を踏み入れただけでも、悪意に取り込まれる地獄とは程遠い。
あれだけ溢れていたモンスターですら、その数を減らしつつある。未だ瘴気が残るが、呼吸が出来ない程ではない。
冬也の神気で守られた、スールやブルならいざ知らず。ミューモやエレナが覚悟を決めて、足を踏み入れるも然程の影響は無い。
いつになく張り詰めた冬也の雰囲気から、皆が察していた。この先は、死者の世界であると。しかしエレナ達は、少し呆気に取られていた。
「なんだか拍子抜けニャ」
「油断するでないエレナ!」
「わかってるニャ! 心配しなくてもいいニャ!」
「そうは言ってもスール。もっと酷い状態を想像していたのだが、これは一体どういう事だ?」
「儂が前にペスカ様を送り届けた時は、呼吸する事さえ辛い状態だった。主の神気に守られていてもじゃ」
「冬也達が頑張ったおかげなんだな。おで達は、前に進めば良いんだな」
「そうだな。サイクロプスの言う通りだ」
「おではブルなんだな。ちゃんと名前で呼ばないと失礼なんだな」
「お前ら呑気過ぎニャ! まだ敵はいっぱいいるニャ! ちゃんと集中しろニャ!」
大陸東部に足を踏み入れた三体と一人は、気を引き締める。
しかし、これまでの過酷な戦いの中で成長した彼らが、弱体したモンスターに後れを取るはずがない。戦いは、既に一方的な蹂躙にも等しい状態になっている。
スールのブレスは冴える。ブルの剛腕が唸る。ミューモの突進は凄まじく、エレナのスピードに乗った攻撃が激しさを増した。
次々と消えていくモンスター。猛烈な勢いで進むスール達。大陸深部までは、もう目の前であった。
一方、邪神包囲網を固める神々にも、変化は起こっていた。
悪意の弱まりと共に、浄化の速度は加速度的に進む。これまで禍々しい邪気によって遮断されていた、神気を使った通信回線が、三柱の神の間に再び繋がる。
ペスカによる深部での浄化や、冬也による邪神の撃退を知らない神々は、周囲の浄化を進めながらも状況把握に努めていた。
「ベオログ。どうなってるんだい? やけに軽くなったし、モンスターの数が減っているじゃないか」
「儂は知らん。じゃが、冬也達が何かしたのかもしれん」
「さっき、北西側で邪神の気配がしたよ」
「何! カーラ、それは本当か?」
「うん。直ぐに消えたけどね。そこに他の神気を感じたんだけど、それが冬也君なのかな?」
「カーラ、どんな神気だったんだい? 早く教えな!」
「ゼーちゃん、慌てないでよ! えっとね~、何だかすっごく逞しい感じだったよ!」
「相変わらずわかり辛いね、あんたの言うことは」
「仕方ないでしょゼーちゃん」
「あたしをそんな風に呼ぶなって、何度言ったらわかるんだい!」
「お主ら喧嘩しとる場合じゃなかろう! 早く冬也達の下に急ぐんじゃ!」
「言われなくても、わかってるよ。あんたこそ急ぎなよ、もうろくジジイ!」
「う~ん。ペスカちゃんなら、無事だと思うんだけど」
「あんたは呑気すぎなんだよ、カーラ!」
漠然とした状況。それは好転したのか、それとも罠か。いずれにしても、未だ油断がならない。
三柱の神に疑念が宿り、苛立ちが募る。三柱の神は通信を介して、発散する様に言い合いをしていた。
「お三方、良い争いはそこまでになさって下さい」
唐突に、通信回線に割り込んで、別の声が聞こえる。聞き覚えのある声に、山の神は思わず口を開いた。
「お主、無事だったか!」
「えぇ。若輩の身には、過ぎた試練ではありましたが」
「無事で何よりじゃ。良くやったのぅクロノス」
「それで、クロノス君。君はいったいどこにいるの?」
「遠くに大きな山が見えます。お三方は?」
「私もみえてるよ。それが東部の中央にあるグロア大火山さ」
「儂もじゃ。もう近くまで来ておる」
「私もだよ~! もう直ぐだね~!」
「なら、一気に進みましょう。小娘に後れを取るのは、まっぴらですので」
何が起きるかわからない。
通信を途切れない様に留意し、互いの状況をつぶさに報告しながら、浄化をしていく。
速度を上げつつも、神々は慎重に進んでいた。
罠の可能性、襲撃の可能性、あらゆる危険を想定し、あらゆる策略を想定する。何故なら、邪神の背後には反フィアーナ派がいるから。
既に、大陸東部で山の神を含めた三柱の神が、痛い目にあっている。邪神に気を取られている間に、何をされるかわからない。
慎重に越したことはない。
遠くに見えていたグロア大火山が近づいて来る。しかし遠目でもわかる、緑あふれる景色。火山周辺の浄化、それは深部の残ったペスカと冬也の奮闘した証に違いあるまい。
三柱の神が、グロア大火山に到着すると同時に、大陸東部の浄化が完了した。
後は邪神を倒せば、一連の騒動は解決する。神々はそう思いつつ、邪神の気配を探る。同時にペスカと冬也の気配も探した。
周囲をつぶさに観察し、感覚を研ぎ澄ませる。しかし、邪神は見当たらない。ペスカと冬也も見当たらない。
四方向から探索をしながら合流するも、邪神や兄妹を見つける事は出来なかった。
「お主ら、冬也達は居たか?」
「いえ、私は探せませんでした」
「こっちもだよ。まさか」
「そのまさかだろうね~」
浄化を果たしたにも関わらず、神々の顔が晴れる事は無い。
そして、やや遅れる様に到着するスール達。モンスターを駆逐し尽くして、誇らしげな表情を浮かべる者も居る。
スールとミューモは神々の姿を見ると、駆けつけて着地すると頭を下げた。神々の事情を知らないエレナは、スール達の姿をあっけらかんとして見つめる。
ブルは変わらぬ態度で、山の神に話しかけた。
「お~。久しぶりなんだな山さん。無事で良かったんだな」
「お主もじゃブル。元気そうで安心したぞ」
久しぶりの再会に、笑顔を浮かべるブル。つられる様に、エレナが口を開いた。
「いつかのおっさんニャ。それに美人とちびっ子が居るニャ。でも何でエルフが居るニャ?」
「馬鹿者! この方々は神だぞ! 頭を下げんか!」
「何言ってるニャ泣き虫ミューモ。そんな事って・・・、ニ゛ャ~!」
気配を探る様にマナを集中させると、目の前に居る者達からは、自分とは明らかに次元の違う力を感じる。その瞬間、エレナは腰を抜かした。
驚くエレナを微笑ましく眺めながらも、咎める事なく山の神はスール達に話しかけた。
「よいミューモ。ところでスール、冬也とは繋がりは感じるかの?」
「えぇ。しかし、会話は出来ません」
スールの答えを聞き、視線を合わせる神々。納得したかの様に頷きあう。
「やっぱりだね、面倒な事になったよ。急いで邪神の空間を探すよ」
「そうじゃな。万が一が起きる前にな」
「ペスカちゃんを助けよう! ついでに冬也君と運命の出会い!」
「一応、最後まで見届けねば、セリュシオネ様に叱られる」
邪神は、ペスカと冬也は何処にいったのか。それは少し前に遡らなければならない。
戦いは終局を迎えようとしている。ここではない場所で。
0
あなたにおすすめの小説
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる