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混乱の東京
309 インビジブルサイト その6
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遼太郎達がパトカーで向かっている間、安西は酷く焦っていた。
安西のスマートフォンには、遼太郎からの連絡が何度も来ていた。しかし、通話を試みても雑音が酷く声が聞こえないか、直ぐに切れてしまうかのどちからであった。事務所に居る林に連絡を試みても、同様の結果である。SNSやメール等を使っても、届いていない様に感じる。連絡役にと立ち合わせていた警察官も、無線が使えないとぼやいている。
まるで現場を中心に、何らかの電波障害でも起きているのかと勘繰りたくなる状況に、安西は頭を抱えた。
一先ず現場の付近を限定している状況なのかを判断する為に、安西は連絡役の警察官に周囲の電波状態を確認する様に指示をする。
クラウスと翔一は、結界を維持する為に動いている。空は道路脇に座り、水を飲み体を休めている。
通りから見る限り、住民の避難は順調そうだろう。そして安西はゆっくりぐるっと周囲を見渡した。
今回の事件は、気がかりな事が多い。特に遼太郎が言った第三者介入の可能性は、現場にいる安西が大きく感じている。現に通信障害の様な状況。これが仮に一時的な障害であっても、警察無線まで使えないなんて事が起こり得るのか? 何らかの妨害と思わざるを得ない。
そもそも、少年を確保に至る状況にも違和感しか無い。翔一が探知で捕捉した時点で、解放するつもりだった。翔一の能力であれば、本人の能力から名前までわかるのだから。住所を割り出すなんて訳ないのだ。
そして、街中では決して無理に手を出さない様にと、事前に指示をしたはずだ。暴走など起きるはずが無かったのだ。
駅から少年が目的地に向かう。この時に翔一の能力は、少年を捉えていた。確かに、目的に付近で少年の姿は見えなくなっていた。しかしその間も、翔一の能力はしっかりと少年を捉えていた。
犯行を行い少年が再び駅へと戻る。この途中でなぜあの警察官は、指示を無視し、少年に声を掛けたのだ。
一体、何が起きている? 誰が何を企んでいる? もしかすると、この暴走自体が仕組まれた事ではないのか?
周囲を見渡しても、特に怪しい人影は見当たらない。無論、この第三者と呼ばれる者は、慎重なのだろう。すぐ見える場所に、居るはずはないのだが。
そして、安西が指示を出した連絡役の警察官が戻って来る。報告ではおよそ百メートル位の範囲で、電波障害が起こっているとの事だった。
有り得ない! 妨害行為が無ければ、絶対に有り得ない!
安西はもう一度連絡役に指示を出す。自分の名前を出して、事細かに状況を本部へ報告する様にと。
連絡トラブルの際に危険なのは、食い違った報告がなされる事である。現場ではある程度、独自の判断が優先されるケースが有る。しかし、食い違った報告が次々と上がれば、当然指揮系統は混乱をきたす。
ただ、予想外の事態は、更に予想外の展開を見せる事になる。突如、結界を維持していたクラウスが叫び声を上げた。
「不味い! 翔一殿、一旦下がって!」
その声に驚いたのは、直ぐ傍に居た翔一だけではない。安西と空も、すぐさまクラウスに視線を向けた。
「結界が書き換えられてる! 翔一殿は、周囲を探知して下さい!」
クラウスの言葉は、そこにいた特霊局の面々を驚愕させた。近寄ろうとする安西と空を止める様に、クラウスは怒声を上げた。
「翔一殿、こちらはお任せを! 暴走を加速させる者が居るはずだ、探して下さい! 空殿はそのまま待機! 安西殿は、ペスカ様との連絡をお急ぎ下さい!」
クラウスの言葉通りに、翔一は結界から少し離れて探知を始める。
任せろとクラウスは言う。だが安西は見た。結界内で、広がり続ける空間の亀裂。密閉された空間内の全てを吸い込み尽くしたのか、次は結界を吸い込もうと収縮を始めている。
空はクラウスに結界を縮めろと言っていた。だが、素人でもわかる。これは違う、この状況は予期したものではない。
結界の維持は、亀裂の広がりも留める意味を含むだろう。それを収縮させるのは、文字通り結界の範囲を狭める事であって、結界内部を圧縮するのではないはずだ。その際に多少、結界内の圧力が上昇するだろうが、想定内であろう。
見る限りは、亀裂は広がりをみせている。内部はかなり圧縮され、まるで高圧ガスを爆発させようとしている様にも感じる。
ほんの僅か、安西が逡巡しているその時、空が歩み寄って来た。
「安西さん! 私に任せて下さい!」
力強くその声は響いた。その瞳には、闘志が漲っていた。しかし、安西は怒鳴りつける。
「何をだ! 冗談じゃない! 命はそんなに軽いもんじゃないんだ!」
遼太郎が反面教師となっていたのだろう。平時の安西は、常に丁寧な口調を心掛け、声を荒げる事はない。その安西が、声を枯らす程の勢いで怒鳴りつけた。それは決して、悪化する状況への苛立ちを、空にぶつけたのではない。
「ここで、君が危険に晒されるなら、建物の一つや二つ壊れた方がましだ! 君がどれだけ過酷な世界に行ってたかは、想像が出来ない! でも君の命に釣り合うものなんて、この世界には何一つだってないんだ!」
「なら、どうすれば良いって言うんですか! あれをどうにか出来るのは、私しか居ないんです!」
「思い上がるな! 自分の力を過信するな! 君は神様じゃないんだ! 限界が有るだろ? 万全じゃない今の体で、何が出来るんだ? 言ってみろ!」
「それでも、どうにかするしかないんです」
空に安西の言葉は、痛い程に響いた。背中は未だにズキズキと痛む、この状況で全力を出しても、亀裂を消滅させる事は出来ない。思い上がるな、過信するな。確かにそうだ。でもやるしかない。
最後まで俯く事無く、空は安西に反論した。意思の強さを理解しているから、安西は怒鳴りつけた。
このままじゃどの道、爆発するだけ。それは、クラウスが一番よくわかっているだろう。空に怒鳴りつけた後、安西はクラウスに近づくと問いかけた。
「クラウスさん。今、どんな状況だ?」
「術式を書き換えて、結界の安定を図っています」
「それは、任せて大丈夫なのか?」
「ええ、任せて下さい。予備にストックしていたマナを使って、必ず止めて見せます!」
クラウスは、札を何枚か懐から取り出すと、ブツブツと何かを唱える。札は光に変わり、クラウスの体に消えていく。
「そう言う事だ、空ちゃん。落ち着け、君の力が発揮するのは、まだ先なんだ」
空は頷くしかなかった。翔一は辺りを走り周りながら、探知を行っている。クラウスは、結界を維持する為に全力を注いでいる。安西は、警察官達に指示を出し、混乱を収めようとしている。
今、自分が出来る事は、来るべき時に向け、力を蓄える事。
わかっている、それがどれだけ大事な事か。しかし、急く心は止められない。
「みんなが頑張ってるのに・・・」
空が力を振るうには、直接亀裂に触るしかない。当初は、結界ごと亀裂を消滅させるつもりだった。だが、その作戦はもう使えない。だが、もし結界が安定したら?
亀裂の広がりを抑える事は難しいだろう。そうなったら、結界の内部に侵入して直接触るしかない。しかしそれは、何もかも吸い込むブラックホールに障る様なものだ。だけど、もうこの方法しかないだろう。
「安西さん。安全帯ってありますか?」
「二つ分、容易させてる。だけど間違えるな、あくまでも最後の手段だ。最悪、俺が君を抱える。良いね」
誰もがこの事態を何とかしようと、自分の出来る事を懸命に行っていた。しかし、それを嘲笑うかの様に、事態は悪化を続ける。判断を求められる状況は、残酷な程にあっさりと訪れる。
空と自分に安全帯をつけようとした時、封鎖したはずの道からサイレンの音が聞こえる。猛スピードで近づいて来たパトカーは二台。
先頭のパトカーが安西達に近づくと、一人の男が飛び出して来た。
「良いな。面白れぇ状況だ! おい小娘、俺が力を貸してやる。止めて見せろや!」
安西のスマートフォンには、遼太郎からの連絡が何度も来ていた。しかし、通話を試みても雑音が酷く声が聞こえないか、直ぐに切れてしまうかのどちからであった。事務所に居る林に連絡を試みても、同様の結果である。SNSやメール等を使っても、届いていない様に感じる。連絡役にと立ち合わせていた警察官も、無線が使えないとぼやいている。
まるで現場を中心に、何らかの電波障害でも起きているのかと勘繰りたくなる状況に、安西は頭を抱えた。
一先ず現場の付近を限定している状況なのかを判断する為に、安西は連絡役の警察官に周囲の電波状態を確認する様に指示をする。
クラウスと翔一は、結界を維持する為に動いている。空は道路脇に座り、水を飲み体を休めている。
通りから見る限り、住民の避難は順調そうだろう。そして安西はゆっくりぐるっと周囲を見渡した。
今回の事件は、気がかりな事が多い。特に遼太郎が言った第三者介入の可能性は、現場にいる安西が大きく感じている。現に通信障害の様な状況。これが仮に一時的な障害であっても、警察無線まで使えないなんて事が起こり得るのか? 何らかの妨害と思わざるを得ない。
そもそも、少年を確保に至る状況にも違和感しか無い。翔一が探知で捕捉した時点で、解放するつもりだった。翔一の能力であれば、本人の能力から名前までわかるのだから。住所を割り出すなんて訳ないのだ。
そして、街中では決して無理に手を出さない様にと、事前に指示をしたはずだ。暴走など起きるはずが無かったのだ。
駅から少年が目的地に向かう。この時に翔一の能力は、少年を捉えていた。確かに、目的に付近で少年の姿は見えなくなっていた。しかしその間も、翔一の能力はしっかりと少年を捉えていた。
犯行を行い少年が再び駅へと戻る。この途中でなぜあの警察官は、指示を無視し、少年に声を掛けたのだ。
一体、何が起きている? 誰が何を企んでいる? もしかすると、この暴走自体が仕組まれた事ではないのか?
周囲を見渡しても、特に怪しい人影は見当たらない。無論、この第三者と呼ばれる者は、慎重なのだろう。すぐ見える場所に、居るはずはないのだが。
そして、安西が指示を出した連絡役の警察官が戻って来る。報告ではおよそ百メートル位の範囲で、電波障害が起こっているとの事だった。
有り得ない! 妨害行為が無ければ、絶対に有り得ない!
安西はもう一度連絡役に指示を出す。自分の名前を出して、事細かに状況を本部へ報告する様にと。
連絡トラブルの際に危険なのは、食い違った報告がなされる事である。現場ではある程度、独自の判断が優先されるケースが有る。しかし、食い違った報告が次々と上がれば、当然指揮系統は混乱をきたす。
ただ、予想外の事態は、更に予想外の展開を見せる事になる。突如、結界を維持していたクラウスが叫び声を上げた。
「不味い! 翔一殿、一旦下がって!」
その声に驚いたのは、直ぐ傍に居た翔一だけではない。安西と空も、すぐさまクラウスに視線を向けた。
「結界が書き換えられてる! 翔一殿は、周囲を探知して下さい!」
クラウスの言葉は、そこにいた特霊局の面々を驚愕させた。近寄ろうとする安西と空を止める様に、クラウスは怒声を上げた。
「翔一殿、こちらはお任せを! 暴走を加速させる者が居るはずだ、探して下さい! 空殿はそのまま待機! 安西殿は、ペスカ様との連絡をお急ぎ下さい!」
クラウスの言葉通りに、翔一は結界から少し離れて探知を始める。
任せろとクラウスは言う。だが安西は見た。結界内で、広がり続ける空間の亀裂。密閉された空間内の全てを吸い込み尽くしたのか、次は結界を吸い込もうと収縮を始めている。
空はクラウスに結界を縮めろと言っていた。だが、素人でもわかる。これは違う、この状況は予期したものではない。
結界の維持は、亀裂の広がりも留める意味を含むだろう。それを収縮させるのは、文字通り結界の範囲を狭める事であって、結界内部を圧縮するのではないはずだ。その際に多少、結界内の圧力が上昇するだろうが、想定内であろう。
見る限りは、亀裂は広がりをみせている。内部はかなり圧縮され、まるで高圧ガスを爆発させようとしている様にも感じる。
ほんの僅か、安西が逡巡しているその時、空が歩み寄って来た。
「安西さん! 私に任せて下さい!」
力強くその声は響いた。その瞳には、闘志が漲っていた。しかし、安西は怒鳴りつける。
「何をだ! 冗談じゃない! 命はそんなに軽いもんじゃないんだ!」
遼太郎が反面教師となっていたのだろう。平時の安西は、常に丁寧な口調を心掛け、声を荒げる事はない。その安西が、声を枯らす程の勢いで怒鳴りつけた。それは決して、悪化する状況への苛立ちを、空にぶつけたのではない。
「ここで、君が危険に晒されるなら、建物の一つや二つ壊れた方がましだ! 君がどれだけ過酷な世界に行ってたかは、想像が出来ない! でも君の命に釣り合うものなんて、この世界には何一つだってないんだ!」
「なら、どうすれば良いって言うんですか! あれをどうにか出来るのは、私しか居ないんです!」
「思い上がるな! 自分の力を過信するな! 君は神様じゃないんだ! 限界が有るだろ? 万全じゃない今の体で、何が出来るんだ? 言ってみろ!」
「それでも、どうにかするしかないんです」
空に安西の言葉は、痛い程に響いた。背中は未だにズキズキと痛む、この状況で全力を出しても、亀裂を消滅させる事は出来ない。思い上がるな、過信するな。確かにそうだ。でもやるしかない。
最後まで俯く事無く、空は安西に反論した。意思の強さを理解しているから、安西は怒鳴りつけた。
このままじゃどの道、爆発するだけ。それは、クラウスが一番よくわかっているだろう。空に怒鳴りつけた後、安西はクラウスに近づくと問いかけた。
「クラウスさん。今、どんな状況だ?」
「術式を書き換えて、結界の安定を図っています」
「それは、任せて大丈夫なのか?」
「ええ、任せて下さい。予備にストックしていたマナを使って、必ず止めて見せます!」
クラウスは、札を何枚か懐から取り出すと、ブツブツと何かを唱える。札は光に変わり、クラウスの体に消えていく。
「そう言う事だ、空ちゃん。落ち着け、君の力が発揮するのは、まだ先なんだ」
空は頷くしかなかった。翔一は辺りを走り周りながら、探知を行っている。クラウスは、結界を維持する為に全力を注いでいる。安西は、警察官達に指示を出し、混乱を収めようとしている。
今、自分が出来る事は、来るべき時に向け、力を蓄える事。
わかっている、それがどれだけ大事な事か。しかし、急く心は止められない。
「みんなが頑張ってるのに・・・」
空が力を振るうには、直接亀裂に触るしかない。当初は、結界ごと亀裂を消滅させるつもりだった。だが、その作戦はもう使えない。だが、もし結界が安定したら?
亀裂の広がりを抑える事は難しいだろう。そうなったら、結界の内部に侵入して直接触るしかない。しかしそれは、何もかも吸い込むブラックホールに障る様なものだ。だけど、もうこの方法しかないだろう。
「安西さん。安全帯ってありますか?」
「二つ分、容易させてる。だけど間違えるな、あくまでも最後の手段だ。最悪、俺が君を抱える。良いね」
誰もがこの事態を何とかしようと、自分の出来る事を懸命に行っていた。しかし、それを嘲笑うかの様に、事態は悪化を続ける。判断を求められる状況は、残酷な程にあっさりと訪れる。
空と自分に安全帯をつけようとした時、封鎖したはずの道からサイレンの音が聞こえる。猛スピードで近づいて来たパトカーは二台。
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