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メイザー卿の受難
11 最近の盗賊って脅し方が月並みよね
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街道をガタガタと荷馬車が走る。
自動運転の馬車で、意気揚々と出発したはずの、ペスカと冬也。しかし、荷物が満載で重量過多の上に窮屈、運転で使用するマナ消費量が予想外に多い。そんなコスパの悪さに嫌気が差し、伯爵邸に戻り馬車に乗り換えたのだった。
何とも締まらず、恥ずかしい再出発であった。
「ペスカ。最初から、これにすればよかったんだよ」
「だって私、馬車の操縦なんて出来ないもん」
「それでわざわざ操縦を教えてもらうなんてよ。御車さんに操縦を頼めば、良かったんじゃないか?」
「嫌! ぜ~ったい嫌!」
「だいたいお前は、いつも計画性がねぇんだよ」
「お馬さんのお世話も操縦も手伝うもん。だからもうこの話は終わり!」
ペスカは生き物の世話を、真面目にした事がなかった。懇願されて飼い始めた熱帯魚を、ペスカが世話をしたのは、最初の三日位で、後は冬也が世話をした。他にペスカが欲しがった、カブトムシやハムスターも、全て冬也が世話をした。
反省を生かす冬也は、ペスカに全て任せる訳にはいかないと強く感じ、伯爵家の御者から、詳しく馬の世話の仕方を聞いていた。
フンッと鼻息荒く、ペスカは馬車の操縦をする。ややもすると都市部を抜け、見渡す限りの田園風景が見えてくる。
「ペスカ、あれって米か?」
「多分お米だね。それ以外にも、この辺りでは色んな物を栽培してるよ」
「へぇ~」
「この辺は、ラフィスフィア大陸の中でも、比較的温暖だから、稲作に向いているのかもね」
「確かに、過ごしやすい気温だな」
「因みに街で売ってた野菜は、全て同じ領内で作られた物だよ」
「地産地消ってやつだな。兄ちゃん知ってるぞ」
エルラフィア王国は、ラフィスフィア大陸でも南西に位置し、気候が温暖である。その上、ルクスフィア伯爵領の付近に広がる平原は、土壌が豊かな上に水源も豊富の為、作物の生育に向いていた。
元々あった作物だけで無く、シルビアが日本から持ち込んだ、米や大豆等が新たに生育され、エルラフィア王国の食糧事情を満たしていた。
「私は治水関連の開発にも、携わった事あるんだよ」
「もう何を言っても、兄ちゃんは驚かないぞ。確かにお前はすげ~けど、手の掛かるやつだからな」
「ぶ~! せっかく色々と、説明してあげてるのに。いつかお兄ちゃんを、ギャフンって言わせてやるんだから」
「ギャフンってお前。それ位なら、何時でも言ってやるよ。ほら、ギャフン、ギャフン」
「う~むかつく! お兄ちゃんの癖に、お兄ちゃんの癖に、お兄ちゃんの癖に~」
「ところで、モンスターは大丈夫なのか?」
「農村部は平気だよ。領軍が定期巡回しているからね。ほら、あそこにも」
冬也は、ペスカが指さした方角を見やる。すると、農作業をしている人とは明らかに違う、槍等を持った兵士の姿が有った。
「ああやって、二人組で見回りしてるんだよ。村ごとに領軍の拠点があるから、そこを中心に見回りするんだよ。戦争が無ければ、軍隊は訓練位しかやる事無いしね」
伯爵邸を出発して、長い時間馬車で進むが、特に何も起こる気配が無い。農村地帯の穏やかな雰囲気に、冬也はモンスターが出たのは、何かの間違いだったと、考え始めていた
しかしペスカの言葉で、少し気を引き締め直す。
「モンスターが出没するのは、たぶん山間部だね」
これから向かうメイザー領は、山脈を超えた所にあり、山脈の辺りに領の境界がある。街道には関門があり、領軍の兵士が詰めている。しかし兵士の多数は、都市部や農村部の巡回に配置される。その為、街道の警備は手薄となっている。
山越えの街道を行くのは、商人が多い。その殆どが護衛を連れて、旅を行う。それ故、盗賊等に遭遇し、軽度の被害を被る事は有るが、人命に係わる大きな被害報告は、少なかった。
ただ最近は、ルクスフィア領とメイザー領を繋ぐ街道付近に、モンスターの発生報告がされていた。
そして、ペスカ達は山間部に差し掛かろうとしている。
「ここからの街道は、余り整地されていないから、かなり揺れるよ」
馬車は、原木が立ち並ぶ森に、無理やり通した様な道へと入って行く。少し進んだ頃、突然一本の矢が、馬の頭を掠める様に飛んできた。ペスカは慌てて馬を制御し、馬車を止める。
すると森の中から、剣を持った五人の男達が現れ、馬車の前方を塞いだ。
「命が惜しけりゃ、有り金全部置いてきな。勿論荷物もだ」
ペスカは、やれやれと言った表情で頭を振る。
「モンスターより、盗賊が先に出たよ。しかも何てテンプレ台詞。脅し方にもう少し工夫が欲しいね」
「あぁ。何言ってやがんだこのガキ! 早く金出せってんだよ」
「だが断る」
「てめぇ! 命が惜しくね~のか」
「ったく、はしゃいでんじゃねぇ~よ、三下」
どこの奇妙な人だか、一〇通行さんだか、訳のわからない台詞で威嚇するペスカに、冬也は置いてけぼりになる。
しかし、現れたのは最初の五人だけでは無かった。更に五人現れ、完全に馬車を取り囲む。剣を抜き取り囲む盗賊達に向け、ペスカが言い放つ。
「先ずはその幻想をぶち壊す、やっちゃえお兄ちゃん」
どこから突っ込めば良いのかわからない状態で戸惑う冬也。やれやれと言った感じで、馬車を降り剣を抜く。
剣を抜くと、冬也は縮地を使い一瞬で盗賊との距離を詰め、手前二人の剣を弾き飛ばす。そして剣の柄頭を使い、その二人共昏倒させた。更に次の瞬間には、残り三人の剣を弾き飛ばし、同様に昏倒させた。
そして冬也は残った盗賊を威嚇をする。
「お前ら! これ以上やるなら容赦しねぇぞ」
一瞬の出来事に盗賊達は恐れを無し、倒れた者を連れ森の中へ逃げて行った。
「流石だね、お兄ちゃん。修行の成果が現れ、いだっ」
「ペスカ! ああいう輩を、威嚇するんじゃない。怪我したらどうするんだ」
冬也からのお仕置きがさく裂し、ペスカが蹲る。だがその直後に、盗賊が逃げて行った方角から叫び声が聞こえた。そして、その叫び声は、直ぐに途絶えた。
そして叫び声が聞こえた方角から、顔中を血だらけにし、人の頭らしき物の咥えたマンティコアが、ゆっくりと森の中から歩いてきた。
そのマンティコアの皮膚には、火傷をした様な痕があった。その見覚えがあるマンティコアを見ると、ペスカがにやりと笑う。
「こんなに早く再会出来るとはね。お兄ちゃん、ここは私がやるよ」
ペスカは素早く馬車を降り、マンティコアに向き合う。マンティコアは咥えた頭を噛み砕き、グルァアアア~と大きく叫び威嚇をし、姿勢を低くし何時でも攻撃出来る様な体制になる。
「お兄ちゃんの技で、一気に片を付けてあげるよ」
マンティコアが飛びかかろうとした瞬間、ペスカの魔法がさく裂した。
「切り裂け、ジャック・ザ・リッパー!」
冬也の魔法とは桁が違う数千もの刃が、マンティコアを周囲ごと切り裂く。マンティコアは、跡形も無く肉片となり、周囲の木々もことごとく切り裂かれ、なぎ倒されていた。
「お兄ちゃんを傷つけた罪。忘れない事だねってもう死んでるか」
ペスカの凄まじい魔法を目の当たりにし、冬也は暫く放心状態だったが、ペスカの声で我にかえる。
「お兄ちゃん。褒めてくれても良いんだよ」
冬也は言われるがままに、ペスカの頭を撫でながら、辺りの状態を見回す。マンティコアが居た辺りを中心に、局所的な大型台風が来た様な、散乱状態になっていた。
「ぺ、ペスカ、お前さ、すげ~んだけどさ、これどうすんの? 木が倒れて馬車が進めなくなってるんだけど」
「か、片付けるの手伝って、お兄ちゃん」
ペスカと冬也は、風魔法等を併用し木々を片付ける。その後、盗賊が逃げた辺りを確認しに行くと、食い散らかされた様な、死体の後だけが残っていた。
死体を直視した冬也は、少し胃の中の物を外へとぶちまける。
肉体的にも精神的にも、へとへとになりながら、冬也は馬車に乗り込む。ペスカすら、街道の片づけで疲れた顔をしていた。
途中、何度もモンスターと出くわし、撃退しつつ関門に着いた頃には、とっぷりと日が暮れており、関門で一泊する事となった。関門に着き、身元チェック用カードをだすと、兵士達が畏まった態度になった。
「良くいるんですよ、日暮れに到着する商人が。流石に夜は危ないですから、通常関門には宿泊施設が有るんです。通告許可が下りずに停泊する連中も居ますがね、ハハハ」
部屋へと案内する兵士の丁寧な説明を、二人は聞き流す。そして宿泊用の簡素な部屋へ通される。
「お兄ちゃん、私もう限界」
「兄ちゃんもだよ」
二人は直ぐ様ベッドに倒れ込み、死んだように眠るのだった。
自動運転の馬車で、意気揚々と出発したはずの、ペスカと冬也。しかし、荷物が満載で重量過多の上に窮屈、運転で使用するマナ消費量が予想外に多い。そんなコスパの悪さに嫌気が差し、伯爵邸に戻り馬車に乗り換えたのだった。
何とも締まらず、恥ずかしい再出発であった。
「ペスカ。最初から、これにすればよかったんだよ」
「だって私、馬車の操縦なんて出来ないもん」
「それでわざわざ操縦を教えてもらうなんてよ。御車さんに操縦を頼めば、良かったんじゃないか?」
「嫌! ぜ~ったい嫌!」
「だいたいお前は、いつも計画性がねぇんだよ」
「お馬さんのお世話も操縦も手伝うもん。だからもうこの話は終わり!」
ペスカは生き物の世話を、真面目にした事がなかった。懇願されて飼い始めた熱帯魚を、ペスカが世話をしたのは、最初の三日位で、後は冬也が世話をした。他にペスカが欲しがった、カブトムシやハムスターも、全て冬也が世話をした。
反省を生かす冬也は、ペスカに全て任せる訳にはいかないと強く感じ、伯爵家の御者から、詳しく馬の世話の仕方を聞いていた。
フンッと鼻息荒く、ペスカは馬車の操縦をする。ややもすると都市部を抜け、見渡す限りの田園風景が見えてくる。
「ペスカ、あれって米か?」
「多分お米だね。それ以外にも、この辺りでは色んな物を栽培してるよ」
「へぇ~」
「この辺は、ラフィスフィア大陸の中でも、比較的温暖だから、稲作に向いているのかもね」
「確かに、過ごしやすい気温だな」
「因みに街で売ってた野菜は、全て同じ領内で作られた物だよ」
「地産地消ってやつだな。兄ちゃん知ってるぞ」
エルラフィア王国は、ラフィスフィア大陸でも南西に位置し、気候が温暖である。その上、ルクスフィア伯爵領の付近に広がる平原は、土壌が豊かな上に水源も豊富の為、作物の生育に向いていた。
元々あった作物だけで無く、シルビアが日本から持ち込んだ、米や大豆等が新たに生育され、エルラフィア王国の食糧事情を満たしていた。
「私は治水関連の開発にも、携わった事あるんだよ」
「もう何を言っても、兄ちゃんは驚かないぞ。確かにお前はすげ~けど、手の掛かるやつだからな」
「ぶ~! せっかく色々と、説明してあげてるのに。いつかお兄ちゃんを、ギャフンって言わせてやるんだから」
「ギャフンってお前。それ位なら、何時でも言ってやるよ。ほら、ギャフン、ギャフン」
「う~むかつく! お兄ちゃんの癖に、お兄ちゃんの癖に、お兄ちゃんの癖に~」
「ところで、モンスターは大丈夫なのか?」
「農村部は平気だよ。領軍が定期巡回しているからね。ほら、あそこにも」
冬也は、ペスカが指さした方角を見やる。すると、農作業をしている人とは明らかに違う、槍等を持った兵士の姿が有った。
「ああやって、二人組で見回りしてるんだよ。村ごとに領軍の拠点があるから、そこを中心に見回りするんだよ。戦争が無ければ、軍隊は訓練位しかやる事無いしね」
伯爵邸を出発して、長い時間馬車で進むが、特に何も起こる気配が無い。農村地帯の穏やかな雰囲気に、冬也はモンスターが出たのは、何かの間違いだったと、考え始めていた
しかしペスカの言葉で、少し気を引き締め直す。
「モンスターが出没するのは、たぶん山間部だね」
これから向かうメイザー領は、山脈を超えた所にあり、山脈の辺りに領の境界がある。街道には関門があり、領軍の兵士が詰めている。しかし兵士の多数は、都市部や農村部の巡回に配置される。その為、街道の警備は手薄となっている。
山越えの街道を行くのは、商人が多い。その殆どが護衛を連れて、旅を行う。それ故、盗賊等に遭遇し、軽度の被害を被る事は有るが、人命に係わる大きな被害報告は、少なかった。
ただ最近は、ルクスフィア領とメイザー領を繋ぐ街道付近に、モンスターの発生報告がされていた。
そして、ペスカ達は山間部に差し掛かろうとしている。
「ここからの街道は、余り整地されていないから、かなり揺れるよ」
馬車は、原木が立ち並ぶ森に、無理やり通した様な道へと入って行く。少し進んだ頃、突然一本の矢が、馬の頭を掠める様に飛んできた。ペスカは慌てて馬を制御し、馬車を止める。
すると森の中から、剣を持った五人の男達が現れ、馬車の前方を塞いだ。
「命が惜しけりゃ、有り金全部置いてきな。勿論荷物もだ」
ペスカは、やれやれと言った表情で頭を振る。
「モンスターより、盗賊が先に出たよ。しかも何てテンプレ台詞。脅し方にもう少し工夫が欲しいね」
「あぁ。何言ってやがんだこのガキ! 早く金出せってんだよ」
「だが断る」
「てめぇ! 命が惜しくね~のか」
「ったく、はしゃいでんじゃねぇ~よ、三下」
どこの奇妙な人だか、一〇通行さんだか、訳のわからない台詞で威嚇するペスカに、冬也は置いてけぼりになる。
しかし、現れたのは最初の五人だけでは無かった。更に五人現れ、完全に馬車を取り囲む。剣を抜き取り囲む盗賊達に向け、ペスカが言い放つ。
「先ずはその幻想をぶち壊す、やっちゃえお兄ちゃん」
どこから突っ込めば良いのかわからない状態で戸惑う冬也。やれやれと言った感じで、馬車を降り剣を抜く。
剣を抜くと、冬也は縮地を使い一瞬で盗賊との距離を詰め、手前二人の剣を弾き飛ばす。そして剣の柄頭を使い、その二人共昏倒させた。更に次の瞬間には、残り三人の剣を弾き飛ばし、同様に昏倒させた。
そして冬也は残った盗賊を威嚇をする。
「お前ら! これ以上やるなら容赦しねぇぞ」
一瞬の出来事に盗賊達は恐れを無し、倒れた者を連れ森の中へ逃げて行った。
「流石だね、お兄ちゃん。修行の成果が現れ、いだっ」
「ペスカ! ああいう輩を、威嚇するんじゃない。怪我したらどうするんだ」
冬也からのお仕置きがさく裂し、ペスカが蹲る。だがその直後に、盗賊が逃げて行った方角から叫び声が聞こえた。そして、その叫び声は、直ぐに途絶えた。
そして叫び声が聞こえた方角から、顔中を血だらけにし、人の頭らしき物の咥えたマンティコアが、ゆっくりと森の中から歩いてきた。
そのマンティコアの皮膚には、火傷をした様な痕があった。その見覚えがあるマンティコアを見ると、ペスカがにやりと笑う。
「こんなに早く再会出来るとはね。お兄ちゃん、ここは私がやるよ」
ペスカは素早く馬車を降り、マンティコアに向き合う。マンティコアは咥えた頭を噛み砕き、グルァアアア~と大きく叫び威嚇をし、姿勢を低くし何時でも攻撃出来る様な体制になる。
「お兄ちゃんの技で、一気に片を付けてあげるよ」
マンティコアが飛びかかろうとした瞬間、ペスカの魔法がさく裂した。
「切り裂け、ジャック・ザ・リッパー!」
冬也の魔法とは桁が違う数千もの刃が、マンティコアを周囲ごと切り裂く。マンティコアは、跡形も無く肉片となり、周囲の木々もことごとく切り裂かれ、なぎ倒されていた。
「お兄ちゃんを傷つけた罪。忘れない事だねってもう死んでるか」
ペスカの凄まじい魔法を目の当たりにし、冬也は暫く放心状態だったが、ペスカの声で我にかえる。
「お兄ちゃん。褒めてくれても良いんだよ」
冬也は言われるがままに、ペスカの頭を撫でながら、辺りの状態を見回す。マンティコアが居た辺りを中心に、局所的な大型台風が来た様な、散乱状態になっていた。
「ぺ、ペスカ、お前さ、すげ~んだけどさ、これどうすんの? 木が倒れて馬車が進めなくなってるんだけど」
「か、片付けるの手伝って、お兄ちゃん」
ペスカと冬也は、風魔法等を併用し木々を片付ける。その後、盗賊が逃げた辺りを確認しに行くと、食い散らかされた様な、死体の後だけが残っていた。
死体を直視した冬也は、少し胃の中の物を外へとぶちまける。
肉体的にも精神的にも、へとへとになりながら、冬也は馬車に乗り込む。ペスカすら、街道の片づけで疲れた顔をしていた。
途中、何度もモンスターと出くわし、撃退しつつ関門に着いた頃には、とっぷりと日が暮れており、関門で一泊する事となった。関門に着き、身元チェック用カードをだすと、兵士達が畏まった態度になった。
「良くいるんですよ、日暮れに到着する商人が。流石に夜は危ないですから、通常関門には宿泊施設が有るんです。通告許可が下りずに停泊する連中も居ますがね、ハハハ」
部屋へと案内する兵士の丁寧な説明を、二人は聞き流す。そして宿泊用の簡素な部屋へ通される。
「お兄ちゃん、私もう限界」
「兄ちゃんもだよ」
二人は直ぐ様ベッドに倒れ込み、死んだように眠るのだった。
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