85 / 415
人間達の抗い
84 魔道大国メルドマリューネの侵攻
しおりを挟む
クラウスから聞かされた予想以上に絶望的な状況。シルビアの頭は真っ白になり、暫くなにも考えられなかった。
シルビアは自分の頬に伝わる物を感じる。
私は泣いているのか? 守りたいものは、何時だってこの手の中から零れ落ちていく。あの時だってそうだ。吐血し倒れるペスカ様を、私は癒す事が出来なかった。
だから神の啓示を受け、ペスカ様の転生を聞かされた時は嬉しかった。敬愛するペスカ様を守れる事が誇らしかった。
だが、どうしてこうも残酷にも零れ落ちる。日本に残って、ペスカ様をお守りしたかった。帝都でペスカ様に着いて行けば、ペスカ様をお守り出来た。ペスカ様のいない世界を守ると誓った矢先に、帝国が壊れていく、世界が崩壊していく。
どうして・・・。
「・・ビア、・ルビア! ・・・いるのか? シルビア!」
クラウスの言葉に我に返るシルビア。
「泣いている暇が有れば、陛下へ報告しろ! 役目を果たせシルビア!」
クラウスの言葉で我に返ったシルビアは涙を拭い、通信機で王都に連絡を入れる。シルビアから齎された情報は、エルラフィア王都を震撼させる。
「直ぐにカルーア領軍を向かわせる。シルビア、其方達は必ず生きて戻れ! 必ずだ、いいな!」
エルラフィア王の命に、残る力を奮い立たせるシルビア。クラウス達は、力尽きた様に倒れ伏せる。国境門の向こうでは、扉を破ろうとしているのか、ガンガンと音を立てている。
シルビアは境界門に結界を張り、門を破られない様に強化する。カルーア領の騎馬中隊が境界門に辿り着いたのは五日後。その間、シルビアは休む事なく結界を張り続け、死者達の侵入を防ぎ続けた。
カルーア領軍と合流した時には、マナを限界を超えて使ったシルビアは、直ぐに意識混濁し倒れ、危篤状態に陥った。依然目を覚ます様子の無いクラウス達を含め、帰還中の荷馬車で緊急治療が行われる。
国境を越えた所で、クラウス達が意識を取り戻す。しかし危篤状態を抜け出しても、シルビアは未だ昏睡状態を抜け出していない。シルビアが意識を取り戻すのは、王都へ到着後に本格的な治療を受けた後だった。
混迷を極めるラフィスフィア大陸の騒乱は、まだ終わらない。
シルビアからの連絡後すぐに、ミレーディア伯爵からの使いが訪れる。小国二つの壊滅した王都周辺を探査していたミレーディア領軍が、メルドマリューネ王国に襲撃され、そのまま戦争状態に陥ったのだ。
出兵前に、ミレーディア伯爵は軍を二つに分けた。
元ミケルディア約三千と、自軍の千五百を足した約四千五百の軍を、伯爵自らが率いて旧ミケルディアの調査に。ショールケール約五千と、自軍の千五百を足した約六千五百の兵を副官に任せて、旧ショールケールの調査に向かった。
旧ミケルディア王都周辺の調査中に、メルドマリューネ軍と対峙した。
交渉を行おうと軍を停止させた際に、一方的な魔法の攻撃を受ける。慌てて結界を張り、攻撃を防ごうとしたミレーディア領軍であったが、メルドマリューネ軍はおおよそ一万を超えている。
結界は直ぐに破られ撤退を開始する。後詰の部隊を失いながらも、ミレーディア領に戻る。ショールケールに向かわせた部隊も同様に、ミレーディア領に撤退した。全軍の約半数を失いながらの撤退戦であった。
ミレーディア領軍は直ぐに国境門を封鎖し、迎撃態勢を図る。メルドマリューネ軍の総勢は約二万、圧倒的な戦力差である。しかし、メルドマリューネ軍はエルラフィア王国領内には、直ぐに攻め入る事は無かった。半分の兵を国境門辺りに残して、小国二国へ撤退していった。
「メルドマリューネは何を考えておる! それで、何か調査で分かった事は有るのか?」
「調査中に襲われた為、ほぼ何も判明しておりません」
「馬鹿者! それでは無駄に兵を死なせただけでは無いか! ミレーディア卿に伝えよ。こちらからは、手を出すな。国境は絶対に死守せよ!」
「はっ!」
報告を聞いたエルラフィア王は、苛立って声を荒げた。帝国壊滅の知らせ。失った軍隊。クラウス、シリウス等の有能な部下は何とか生きているものの、シグルドを始め近衛隊は生死不明。なによりも死者が生者を喰らう等、聞いた事が無い。
これが、我が国に及べば大惨事だ。メルドマリューネ王国と戦争をしている場合では無い。
「くそっ! ロメリアめ! そこまでするのか!」
エルラフィア王は、先手を取られ後手に回る感覚に、恐怖を覚えていた。大陸全土で、似た様な事が起こっていると考えれば、身震いがしてくる。
このまま大陸中の人間が、消滅してしまうのでは無いか。エルラフィア王は、その考えを打ち消す様に頭を振り、己を鼓舞する。
「いいか! 敵は神! しかし、我らが相手にするのは、同じ人間だ! かつてモンスターを相手に、我らは生き残ったのだ! 必ず勝利すると信じよ!」
その言葉は、臣下だけを鼓舞した言葉ではないのだろう。そしてエルラフィア王は、言葉を続ける。
「至急、南部三国へ援軍を要請せよ! それ以外の国境は全て封鎖だ! 国境沿いに軍を集結。守りを固めるのだ! 急げ!」
エルラフィア王の言葉は、王城中に響き渡るかの様な大きな声だった。王城内が忙しなく動き出す。
終らない戦いに足を踏み入れ、泥沼に呑み込まれる恐怖。城内の誰もが、その恐怖をひしひしと感じていた。
☆ ☆ ☆
混迷を極める大陸の様子を見て、嘲笑う二人の影が有った。暗闇で囲われた陰鬱な空間に寄り添う男女。その体は漆黒に彩られ、その声は悍ましく響く。
「上手くいっている様だな」
「愛しき君、エルラフィアは、直ぐに滅ぼしてしまわないのですか?」
「あぁ。戦争が起きるかもと言う不安が、我が力となる。南は今の所あれで良い」
「中央はもう、人間が住める地帯では無いでしょう。あの地域の浄化にフィアーナが時間をかければ、他が手薄になります。あれを他に広げないのですか?」
「クソガキ共の動き次第だな。東にはモンスターを放っておいた。モンスターが時間稼ぎにならなければ、東にむけて死者の軍団を向けよう」
「全ては、愛しき君が力を取り戻す為の時間稼ぎ」
「そうだ。そしてあのクソガキ共を殺し、この大陸をタールカールの様な荒野にしてくれる」
二人の悍ましい笑い声はいつまでも続いた。酷く歪んだ笑みが暗闇に浮かぶ。大陸の滅亡を図る。二人の試みは順調に運んでいる。それは人類の滅亡を意味している。抵抗する人類の戦いは、未だ只中にあった。
シルビアは自分の頬に伝わる物を感じる。
私は泣いているのか? 守りたいものは、何時だってこの手の中から零れ落ちていく。あの時だってそうだ。吐血し倒れるペスカ様を、私は癒す事が出来なかった。
だから神の啓示を受け、ペスカ様の転生を聞かされた時は嬉しかった。敬愛するペスカ様を守れる事が誇らしかった。
だが、どうしてこうも残酷にも零れ落ちる。日本に残って、ペスカ様をお守りしたかった。帝都でペスカ様に着いて行けば、ペスカ様をお守り出来た。ペスカ様のいない世界を守ると誓った矢先に、帝国が壊れていく、世界が崩壊していく。
どうして・・・。
「・・ビア、・ルビア! ・・・いるのか? シルビア!」
クラウスの言葉に我に返るシルビア。
「泣いている暇が有れば、陛下へ報告しろ! 役目を果たせシルビア!」
クラウスの言葉で我に返ったシルビアは涙を拭い、通信機で王都に連絡を入れる。シルビアから齎された情報は、エルラフィア王都を震撼させる。
「直ぐにカルーア領軍を向かわせる。シルビア、其方達は必ず生きて戻れ! 必ずだ、いいな!」
エルラフィア王の命に、残る力を奮い立たせるシルビア。クラウス達は、力尽きた様に倒れ伏せる。国境門の向こうでは、扉を破ろうとしているのか、ガンガンと音を立てている。
シルビアは境界門に結界を張り、門を破られない様に強化する。カルーア領の騎馬中隊が境界門に辿り着いたのは五日後。その間、シルビアは休む事なく結界を張り続け、死者達の侵入を防ぎ続けた。
カルーア領軍と合流した時には、マナを限界を超えて使ったシルビアは、直ぐに意識混濁し倒れ、危篤状態に陥った。依然目を覚ます様子の無いクラウス達を含め、帰還中の荷馬車で緊急治療が行われる。
国境を越えた所で、クラウス達が意識を取り戻す。しかし危篤状態を抜け出しても、シルビアは未だ昏睡状態を抜け出していない。シルビアが意識を取り戻すのは、王都へ到着後に本格的な治療を受けた後だった。
混迷を極めるラフィスフィア大陸の騒乱は、まだ終わらない。
シルビアからの連絡後すぐに、ミレーディア伯爵からの使いが訪れる。小国二つの壊滅した王都周辺を探査していたミレーディア領軍が、メルドマリューネ王国に襲撃され、そのまま戦争状態に陥ったのだ。
出兵前に、ミレーディア伯爵は軍を二つに分けた。
元ミケルディア約三千と、自軍の千五百を足した約四千五百の軍を、伯爵自らが率いて旧ミケルディアの調査に。ショールケール約五千と、自軍の千五百を足した約六千五百の兵を副官に任せて、旧ショールケールの調査に向かった。
旧ミケルディア王都周辺の調査中に、メルドマリューネ軍と対峙した。
交渉を行おうと軍を停止させた際に、一方的な魔法の攻撃を受ける。慌てて結界を張り、攻撃を防ごうとしたミレーディア領軍であったが、メルドマリューネ軍はおおよそ一万を超えている。
結界は直ぐに破られ撤退を開始する。後詰の部隊を失いながらも、ミレーディア領に戻る。ショールケールに向かわせた部隊も同様に、ミレーディア領に撤退した。全軍の約半数を失いながらの撤退戦であった。
ミレーディア領軍は直ぐに国境門を封鎖し、迎撃態勢を図る。メルドマリューネ軍の総勢は約二万、圧倒的な戦力差である。しかし、メルドマリューネ軍はエルラフィア王国領内には、直ぐに攻め入る事は無かった。半分の兵を国境門辺りに残して、小国二国へ撤退していった。
「メルドマリューネは何を考えておる! それで、何か調査で分かった事は有るのか?」
「調査中に襲われた為、ほぼ何も判明しておりません」
「馬鹿者! それでは無駄に兵を死なせただけでは無いか! ミレーディア卿に伝えよ。こちらからは、手を出すな。国境は絶対に死守せよ!」
「はっ!」
報告を聞いたエルラフィア王は、苛立って声を荒げた。帝国壊滅の知らせ。失った軍隊。クラウス、シリウス等の有能な部下は何とか生きているものの、シグルドを始め近衛隊は生死不明。なによりも死者が生者を喰らう等、聞いた事が無い。
これが、我が国に及べば大惨事だ。メルドマリューネ王国と戦争をしている場合では無い。
「くそっ! ロメリアめ! そこまでするのか!」
エルラフィア王は、先手を取られ後手に回る感覚に、恐怖を覚えていた。大陸全土で、似た様な事が起こっていると考えれば、身震いがしてくる。
このまま大陸中の人間が、消滅してしまうのでは無いか。エルラフィア王は、その考えを打ち消す様に頭を振り、己を鼓舞する。
「いいか! 敵は神! しかし、我らが相手にするのは、同じ人間だ! かつてモンスターを相手に、我らは生き残ったのだ! 必ず勝利すると信じよ!」
その言葉は、臣下だけを鼓舞した言葉ではないのだろう。そしてエルラフィア王は、言葉を続ける。
「至急、南部三国へ援軍を要請せよ! それ以外の国境は全て封鎖だ! 国境沿いに軍を集結。守りを固めるのだ! 急げ!」
エルラフィア王の言葉は、王城中に響き渡るかの様な大きな声だった。王城内が忙しなく動き出す。
終らない戦いに足を踏み入れ、泥沼に呑み込まれる恐怖。城内の誰もが、その恐怖をひしひしと感じていた。
☆ ☆ ☆
混迷を極める大陸の様子を見て、嘲笑う二人の影が有った。暗闇で囲われた陰鬱な空間に寄り添う男女。その体は漆黒に彩られ、その声は悍ましく響く。
「上手くいっている様だな」
「愛しき君、エルラフィアは、直ぐに滅ぼしてしまわないのですか?」
「あぁ。戦争が起きるかもと言う不安が、我が力となる。南は今の所あれで良い」
「中央はもう、人間が住める地帯では無いでしょう。あの地域の浄化にフィアーナが時間をかければ、他が手薄になります。あれを他に広げないのですか?」
「クソガキ共の動き次第だな。東にはモンスターを放っておいた。モンスターが時間稼ぎにならなければ、東にむけて死者の軍団を向けよう」
「全ては、愛しき君が力を取り戻す為の時間稼ぎ」
「そうだ。そしてあのクソガキ共を殺し、この大陸をタールカールの様な荒野にしてくれる」
二人の悍ましい笑い声はいつまでも続いた。酷く歪んだ笑みが暗闇に浮かぶ。大陸の滅亡を図る。二人の試みは順調に運んでいる。それは人類の滅亡を意味している。抵抗する人類の戦いは、未だ只中にあった。
0
あなたにおすすめの小説
99歳で亡くなり異世界に転生した老人は7歳の子供に生まれ変わり、召喚魔法でドラゴンや前世の世界の物を召喚して世界を変える
ハーフのクロエ
ファンタジー
夫が病気で長期入院したので夫が途中まで書いていた小説を私なりに書き直して完結まで投稿しますので応援よろしくお願いいたします。
主人公は建築会社を55歳で取り締まり役常務をしていたが惜しげもなく早期退職し田舎で大好きな農業をしていた。99歳で亡くなった老人は前世の記憶を持ったまま7歳の少年マリュウスとして異世界の僻地の男爵家に生まれ変わる。10歳の鑑定の儀で、火、水、風、土、木の5大魔法ではなく、この世界で初めての召喚魔法を授かる。最初に召喚出来たのは弱いスライム、モグラ魔獣でマリウスはガッカリしたが優しい家族に見守られ次第に色んな魔獣や地球の、物などを召喚出来るようになり、僻地の男爵家を発展させ気が付けば大陸一豊かで最強の小さい王国を起こしていた。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
異世界転生~チート魔法でスローライフ
玲央
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
転生したら最強種の竜人かよ~目立ちたくないので種族隠して学院へ通います~
ゆる弥
ファンタジー
強さをひた隠しにして学院の入学試験を受けるが、強すぎて隠し通せておらず、逆に目立ってしまう。
コイツは何かがおかしい。
本人は気が付かず隠しているが、周りは気付き始める。
目立ちたくないのに国の最高戦力に祭り上げられてしまう可哀想な男の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる