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光の国に転生した闇属性の俺!?
91)一緒に寝たい
「じゃ、じゃあ、ナハトは僕の顔が好きなのかい?」
「嫌いな人はいないかと。僕の好みかと聞かれたらなんとも言えませんが…」
「あ、そう」
瞬間、真っ赤だった義兄の表情がスッと抜け落ちる。今日の義兄は表情がコロコロ変わってなんだか様子がおかしい。この数分間で真っ赤になったり、急に真顔になったり正直見ている方も疲れる。
「ここまで僕の心を弄ぶのはナハトくらいだよ」
「なっ!いつも僕を弄んでいるのはお兄様の方じゃないですか!!」
「ん?そうだったかな?」
「ほら、そうやってすぐ話を逸らす!」
さっきまでの妙な雰囲気が消えていつもの調子に戻ってきた。すると義兄の手がスッと俺の方に伸びてくる。俺の体がスポッと義兄の腕の中に収まる。抱きしめられているようだ。
「怖がらせてごめん。自分でも自分を抑えられなかったんだ」
「お兄様が僕のことを心配してくれてるのは知っています。今日あんなに怒っていたのも僕が危ないことをしたから、僕の身を案じてのことですよね?」
義兄は行動が少し行き過ぎている時があるがほとんどが俺のためだ。義兄の思いと正反対の行動をしている自覚はある。それは俺の精神年齢が高いことも関係していると思う。成人済みの男性が10代の子供に守られるのはどこか違うと思ってしまう自分がどこかにいるのだ。
(正直俺が悪いところもある)
俺のことを抱きしめる義兄の背中に手を伸ばしポンポンと軽く叩く。義兄のことだ、今日のことを気にしてあんな行動をした自分を責めているのだろう。なんだかんだ言って俺の前では完璧であり続けようとした。実際にそれを実行し続けた義兄だ。まだ10代だというのにすごいと思う。
「ねえナハト」
「はい?お兄様」
「僕は今日のことでかなりトラウマになりそうなんだ。だから慰めてくれないかい?」
おっと、流れが変わったな。これはいつもの義兄の手口だ。同情心を誘ってから相手に断れないような提案をしてくる。おまけに今の俺は義兄の腕の中、逃げ道はなしだ。
「今、僕がお兄様を抱きしめているのでは癒えないのですか?」
「うん。今日はすごーく傷ついたからね。僕に黙って王宮に行ったことも、知らないところで悪魔と契約したことも」
「うう、じゃ、じゃあどうしたら許してくれるのですか?」
「ふふ、ナハトならそう言ってくれると思ったよ。でも僕はそんな鬼畜なことは言わない。お願いするのは簡単なことだよ」
本当にそうだろうか。そんなこと言って、手錠で縛り付けて自由をなくしたり、部屋から出られないように結界魔法をかけたりするのではないだろうか。まあ、どれも俺の許可なしに義兄はすることができるだろうが。
義兄は少し頬を赤らめて口元をもぐもぐしながら恥ずかしそうに口を開いた。
「僕と一緒に寝て欲しいんだ」
「ヘ?」
「嫌いな人はいないかと。僕の好みかと聞かれたらなんとも言えませんが…」
「あ、そう」
瞬間、真っ赤だった義兄の表情がスッと抜け落ちる。今日の義兄は表情がコロコロ変わってなんだか様子がおかしい。この数分間で真っ赤になったり、急に真顔になったり正直見ている方も疲れる。
「ここまで僕の心を弄ぶのはナハトくらいだよ」
「なっ!いつも僕を弄んでいるのはお兄様の方じゃないですか!!」
「ん?そうだったかな?」
「ほら、そうやってすぐ話を逸らす!」
さっきまでの妙な雰囲気が消えていつもの調子に戻ってきた。すると義兄の手がスッと俺の方に伸びてくる。俺の体がスポッと義兄の腕の中に収まる。抱きしめられているようだ。
「怖がらせてごめん。自分でも自分を抑えられなかったんだ」
「お兄様が僕のことを心配してくれてるのは知っています。今日あんなに怒っていたのも僕が危ないことをしたから、僕の身を案じてのことですよね?」
義兄は行動が少し行き過ぎている時があるがほとんどが俺のためだ。義兄の思いと正反対の行動をしている自覚はある。それは俺の精神年齢が高いことも関係していると思う。成人済みの男性が10代の子供に守られるのはどこか違うと思ってしまう自分がどこかにいるのだ。
(正直俺が悪いところもある)
俺のことを抱きしめる義兄の背中に手を伸ばしポンポンと軽く叩く。義兄のことだ、今日のことを気にしてあんな行動をした自分を責めているのだろう。なんだかんだ言って俺の前では完璧であり続けようとした。実際にそれを実行し続けた義兄だ。まだ10代だというのにすごいと思う。
「ねえナハト」
「はい?お兄様」
「僕は今日のことでかなりトラウマになりそうなんだ。だから慰めてくれないかい?」
おっと、流れが変わったな。これはいつもの義兄の手口だ。同情心を誘ってから相手に断れないような提案をしてくる。おまけに今の俺は義兄の腕の中、逃げ道はなしだ。
「今、僕がお兄様を抱きしめているのでは癒えないのですか?」
「うん。今日はすごーく傷ついたからね。僕に黙って王宮に行ったことも、知らないところで悪魔と契約したことも」
「うう、じゃ、じゃあどうしたら許してくれるのですか?」
「ふふ、ナハトならそう言ってくれると思ったよ。でも僕はそんな鬼畜なことは言わない。お願いするのは簡単なことだよ」
本当にそうだろうか。そんなこと言って、手錠で縛り付けて自由をなくしたり、部屋から出られないように結界魔法をかけたりするのではないだろうか。まあ、どれも俺の許可なしに義兄はすることができるだろうが。
義兄は少し頬を赤らめて口元をもぐもぐしながら恥ずかしそうに口を開いた。
「僕と一緒に寝て欲しいんだ」
「ヘ?」
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