報われない恋はやめよう!…あれ?なんだか相手の様子がおかしいようです

発光食品

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59)ストーカーはだぁれ?

直人がきてくれてから気分が落ち着いてきた。外を見てみるともう日も落ちてきている。

「…今日はすぐに来てくれてありがとう。その、直人も忙しかっただろ?」

「そんな…僕でよければどこにいても飛んできますよ」

「…」

熱い瞳で見つめられると何も言えなくなる。生まれてこの方、好意を伝えることはこれでもかというほどしてきたが、好意を向けられるのには慣れていない。こういう時はどんな反応をすればいいのだろうか。

「すみません。困らせるつもりはなかったんですが、やっぱり意識してもらえると嬉しいですね」

「えへへ」と顔を真っ赤にさせてイケメンのする首が痛いポーズをしている。わあ!直人ってよく見たらめちゃくちゃイケメンだな!!なのになんで俺のことが好きなのか理解できない。

そう言って直人は家に帰って行った。本当に直人がいてくれてよかった。悩みを話せただけでこんなにも気持ちは変わるものなんだな。

俺は久しぶりに自分のベッドでゆっくりと眠ることができた。思っていたよりも身体はダメージを受けていたみたいで俺は死んだように眠った。

ーーー

次の日の朝、昨日言っていた通り直人は俺のことを迎えにきた。本当に来てくれるとは思わずびっくりする。

「おはようございます!」

「直人!もう少しで準備終わるから少し待っててな」

「はい!僕、早めに来てしまっただけなのでゆっくりでいいですよ」

直人はそういうが、人を待たせてしまうというのはどうしても気が引けてしまう。俺は急いで髪の毛を整えてスーツに着替える。忘れ物がないことを確認して、準備はバッチリだ。

それから一緒に会社に向かう。なんとなくいつもあったような視線が無くなっているような気がする。昨日までは一人だったから心細くてそう感じてしまったのだろうか。それとも直人がいる安心感でストーカーを感じなくなったのか。どちらかわからなくなる。

そのまま何事も起きないまま会社に着いた。直人と色々話しながら出勤するのは正直楽しかった。すると、すごい勢いで俺の方に向かってくる人物が一人。

「朝陽ちゃーーーん!おはよーう!」

「明美さん!おはようございます!」

「ねえ、早くこの前のカフェに行きましょ?最近どんどん行きたい場所が増えちゃってしょうがないわ~」

「俺も早く行きたいです。楽しみですね」

「うんうん。そのために仕事頑張らなきゃね!」

「はい!」

部署に向かう途中、そんな会話をしながらエレベーターに乗る。最近、カフェ巡りと共にもう一つハマったことがある。
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