異世界で生きていく。

モネ

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第ニ章の話

マリンギルド

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翌朝、スッキリと目覚めて身支度と朝食をすませた。
スックもたくさん寝たから元気だ。

レンさんが来る少し前に下に降りて待っている。
「モエさん、おはようございます。よく眠れましたか?」
「ケイさん!おはようございます。はい、ぐっすり寝たので元気です!」
「それは良かったです。今日はギルドに行くんですよね?気をつけてくださいね。」
「はい、ありがとうございます!」
「モエ、ケイ、おはよ。」
「おはよう、レン。」
「おはようございます、レンさん!」
レンさんがきた。

ケイさんに挨拶をして見送られながら、ギルドに向かった。
ギルドは朝早くを、避けたけど混んでいた。
「人が多いですね。」
「あぁ、まぁいつものギルドだ。でもこの人の多さからすると依頼が多いのか、大物依頼があるのかだな。」
少し間に入ってやっと依頼版の前に着いた。
レンさんがスペースを作ってくれたのもある。
んー、どんな依頼があるのだろう?

「依頼の数も多いが、多分これだな。北の森に大量発生した魔物の討伐だ。」
「大量発生?そんなことあるんですか?」
「あぁ、たまにな。あとは海での依頼もある。」
「そうなんですね。」
私も依頼版を見てみる。
アルバイト依頼もあった。
飲食店とか。
なんかそれも楽しそうだけれど。
あとはDランクの依頼を見てみる。
南の森へ薬草採取。これは通ってきたレンさんと出会った森。でも森の奥地だ。
東の方にある山での薬草と山菜採取。
その他にもたくさんある。
確かにゴダの倍以上の依頼数だ。

「モエ、好きな依頼を選べ。俺も一緒に行くよ。」
「えっ?そんな悪いですよ。レンさんはレンさんの仕事があるだろうし。」
「俺は大丈夫だ。一緒に行って依頼他の依頼こなせばいいし。」
レンさんは気を遣ってくれてるのだろうか?
なんか悪いな。
でもレンさんも依頼こなせるならいいのかな。
「んー、ではレンさんが見ていた北の森の大量発生している魔物討伐。それって私でもできますよね?」
「あ?あぁ、いいのか?それなら俺も同じの受けるよ。」
「はい、あとはこの北の森の薬草と食べ物の採取も受けます!」
「そうだな、ならそれを受けよう。」

手続きを済ませるために受付に並んでいると、また周りからの視線が。
んー、やっぱレンさんて有名なのかな。
「よぉ、レン!依頼か?」
「ヴァル。あぁ、北の森の大量発生している魔物。」
「あぁ、助かるよ。ありゃなんか原因があると思うんだが、みんなそこまで行き着く前に帰ってくるから原因が確定してないんだ。行けたらでかまわんが、深いところまで頼めるか?報酬は出すぞ。」
「あぁ、探ってみるよ。」
「無理はするなよ。モエちゃんも依頼か?」
「はい!マリンでは初めての依頼を。」
「そうか、無理はせずやってくれ。モエちゃんなら他の依頼とかも合いそうだな。例えば飲食店店員とかな!」
ニッと笑うヴァルさん。
それをなぜかキッと睨むレンさん。
「おい!んなことしたら大変だろうが。」
「その店が賑やかでいいだろ♪」
「あの、私そんなご迷惑をおかけしませんよ。飲食店なら経験ありますし。」
「あぁ、モエができなそうとかじゃねぇんだよ、他の問題。」
「だな、むしろモエちゃんは出来そうだ。でも裏方とかのがいいかもな。」
「裏方も危険だ。」
「過保護だなレン。」
?よくわからない。
私こうみえて接客は得意な方なんだけど。
「まぁとりあえず、気をつけて行ってこい。今から行くわけじゃねぇよな。」
「あぁ、流石にな。ちゃんと朝から出発できる時に行くよ。準備してから出ないと北の森はまだ少し冷えるだろ。」
「そうだな、朝夜はまだ冬並みに冷えるからな。準備してから行った方がいい。冬用の毛布付きの寝袋があるといいぞ。」
「わかった、準備してから行くよ。」
「あぁ、頼んだぞ。」

ヴァルさんと挨拶をかわして別れた。
「あの、レンさん。もしよければなんですが、私ゴダの街以外初めての魔物討伐なんですが、いつもレンさんが知らないところで依頼する前に調べることとか準備するものとか教えてもらえませんか?」
「俺のは参考になるかわかんねぇけど。いいか?」
「もちろんです!よろしくお願いします。」
「モエってやっぱ新鮮だ。大体のやつは自分より強い奴と共にするときは安心して気を緩める。下調べすらしねぇ。でもモエは逆だな。勉強しようとしたり、吸収しようとしたり。良い冒険者が成長しそうだな。」
「いえ、私は日々勉強ですから。」
「フッ。良いことだよ、強くなる秘訣だ。さっ、下調べするか!」
「はい!」
2人で下調べと準備を、始める。
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