異世界で生きていく。

モネ

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第三章の話

今日はお話

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そのまま宿へ戻った。
部屋に戻り夕食までの間借りた本を読んだ。

「スック!」
「あっ、スック。もうこんな時間か。」
窓の外を見ると夕陽が沈みかけていた。
「お腹すいたよね、ダイニングに行こう。」
「スック!」

ダイニングに行くと夕食時だからかちらほらお客様がいる。
「こんばんは、モエさん。」
「お疲れ様です、ケイさん。あの、これ。ささやかなお礼です。マリン祭の露店で買ったものです。」
クッキーの詰め合わせを渡した。
「そんな、お礼をしてもらうことはしてませんよ。でもせっかくなのでいただきますね!ありがとうございます。」
「いえ、いつもお世話になってるお礼です。レンさんとジェイドさんにもあるので後で渡します!あの、もういらっしゃってますか?」
「えぇ、先にきて2人で飲んでますよ、あの窓き席です。ご案内しますね。」
「ありがとうございます。」
実はレンさんとジェイドさん、2人と夜ごはんの約束をしたのだ。そしてそろそろ上がるケイさんもお誘いした。
「大丈夫ですよ、少ししたら私も来ますね。」
ニッコリ笑って安心させてくれるケイさん。
優しい。
「ありがとうございます。メニュー選んでおきますね!」
「お願いします。」
「お連れ様をご案内します。」
ケイさんが案内してくれた。

「おぅ、モエ。おつかれ!」
「モエお疲れ様。」
「すみません、2人とも遅くなりました。部屋で本読んでたら集中しちゃって。」
「大丈夫だ、2人で飲んでたからな。」
「では、私は仕事すませてからきますね。」

私たちは食べ物を選んで注文して待っていた。
「レンさん、ジェイドさん。これいつもお世話になってるお礼です。」
2人にクッキーを、渡した。
「いいのか?ありがとう。お菓子も好きなんだ!」
元気なジェイドさん。
「ありがとうな。気を使わなくて良い。俺もお世話になってる。ありがとう、貰っとくよ。」
ニッコリ笑うレンさん。
受け取ってくれてよかった。
人に贈り物するのは楽しい。
そうして話しているとケイさんがきた。
「お待たせしました。注文はすみましたか?」
「お疲れ様です!はい!今待っているところです。」
「そうですか、私は自分で飲み物持ってきました。いただきましょう。」
みんなで乾杯をして飲んでいると頼んだものが運ばれてくる。
お酒とごはんが始まって4人で楽しく話しながら飲んで食べた。
とても楽しくて笑いが絶えない。
そして飲むペースがゆっくりになった頃、話を始めた。

「あの、皆さん。話を聞いてもらえますか?」
「ああ。」
「うん。」
「はい。」
「最近の色々を3人ともしっているのでこの場をお借りします。ジェイドさん、レンさん。気持ちを話してくれてありがとうございます。嬉しいです。」
3人は静かに聞いてくれている。
「私色々考えました。その中で自分と向き合いました。自分がこれからどうしたいのかも。その中で私がこれから進む道というのも。まずはやはり冒険者として旅をしていきたいってのがあって。まだ始めたばかりだしゆっくりのペースですが、経験を積みたい。それと後もう一つあります。それは私のスキルなんですが、調合に磨きをかけたい。旅をしながらなのでなかなか進まないかもですが、勉強していきたいと思います。それで今日ギルマスに紹介してもらった調合師さんとお会いして話してきました。だいたいの人が弟子入りして見習いから勉強していくと。でも私は旅をしているのでそれはなかなか今現状は難しいので独学となります。それでもスキルアップしていきたい。私はその自分の道を1番に考えています。」

3人はずっと長い話を聞いてくれていてとても話やすい。
ケイさんにも話したくて、いつも話を聞いてくれたりアドバイスをくれていたので一緒に聞いてもらっている。
「そして私の好きって思う気持ちですが。私はじさんもレンさんも大好きです。お二人共とても素敵だし。でも私はまだ出会ったばかりでその、異性として好きとか愛とかがまだハッキリとわかりません。深く考えることはないのかもですが、私はちゃんと好きって気持ち理解してお付き合いとかしたいんです。頭が堅くてすみません。」

「モエ、話してくれてありがとうな。わかったよ。応援するし、今まで通り冒険者仲間としてよろしくな。でも俺は諦めた訳じゃねぇ。それはわかっていてくれ。」
レンさんが真剣な顔で言う。
「ありがとうございます。レンさん。はい、よろしくお願いします。」
「モエ、ありがとう。俺も応援するよ。俺は数日後帰国しなきゃならねえ。でもまたこっちにも来るからさ。そのときはまた飲んだら話したりしようぜ。」
「ジェイドさん、ありがとうございます!はい、もちろんです!」
「モエさんはきちんと考えていて誠実に向き合う姿勢が素晴らしいですね。私も応援してますよ。」
「ケイさん、ありがとうございます。はい!」

ちゃんと話せてよかった。
3人は変わらず笑って接してくれて、3人に出会えてよかったと改めて感じた夜になった。
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