陽のあたる場所2

こたろ

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誘惑とジェラシー

誘惑とジェラシー21

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「うん(笑)

だから来年には北海道行くよ♪」


「…え?フクさん北海道行っちゃうんですか!?」


近くで聞いていたマイキーの奥さん”アッキーナ”が話に加わってきた(笑)


「うんw 北海道で暮らすことに決めたよ!」


「え~…寂しいですよぉ…。」


「ま、ちょくちょくこっちにも帰って来るからさ♪

アッキーナやみんなにも会いたいしね♪」


「それにしても北海道にまで行くとは、お前も相当覚悟決めてんだなっ!

やっぱお前は逞しいって言うか、ある意味男らしいなっ!(笑)」


「いやいやw もう女ですからっ!(笑)」


「でもフクさんの生き方、私はかっこいいなって思ういますし素敵だと思います!

北海道行っちゃうのは寂しいですけど応援してますっ!」


「アッキーナありがとうっ!」


「フク、ケンジはああ言ってたけどよ

俺もさ、今じゃ子供2人いて家族4人になって『やっぱ家族っていいな』って思うからさ

フクが子供欲しい気持ちも俺はわかるんだ。」


「でもさ?ケンジだって1人子供いるのになんで分かってくれないかなぁ?

ま、ケンジは離婚してるから家族に対する考え方がマイキーとはまた違うんだろうけど…」


「だからこそお前が心配なんじゃねぇの?(笑)

自分が一度失敗してるからこそさ!」


「まぁね(笑)ケンジもなんだか急に親父の小言みたいの言うようになっちゃってw

Facebookに篤史載せた後もさケンジからLINE来てさ

『この男性はお金持ちなの?
職業は? 大丈夫?』

とか質問責めで『はぁ?父親ですか!?w』って感じだったよ(笑)」


「それくらいフクの事が心配なんだろ?(笑)」


「まぁねw それはそれで有難いことなのかもしれないけどさ(笑)

ま、私も再婚の話よりまずは離婚しなきゃ始まらないからな(笑)」


「フクの話聞いてる限りじゃ今の旦那さんじゃ確かに子供つくる経済状況じゃないだろうし、離婚したいのもわかるよ。

元々1年半も働いてなかったなんて俺も同じ男としてどうかと思うしな。

俺も結婚したら俺が働いて家族支えなきゃって思ったし、俺はそれが男として当たり前のことだと思うからさ!


だから北海道行って…

その篤史ってヤツと良い家庭築けよっ!!


今度こそちゃんと幸せになれよなっ!!」
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