陽のあたる場所2

こたろ

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各々の旅路

各々の旅路12

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ケースケさんの言葉を思い出し、新しい小説『新宿アゲハ』を書き始め、

俺は段々と自分の精神状態を取り戻しつつあったのだったーーーー。



「ま、桃井も私もこの数年前いろいろあったね(笑)

"ピョン吉"もいつのまにかパリでラーメン屋やってるしねw」


「そうっすよ(笑)

ピョン吉はブラジルでラーメン屋やった後、今度はパリっすよ(笑)

マジで凄いっすよね!?」


"ピョン吉"は桃井が専門学生時代からの大親友で、今はパリのラーメン屋で働いている。


そんな話を聞いた後、今度はまさかの桃井までパリに留学なワケで……


「うん、まさか海外で活躍してるなんて本当に凄いわっ!

しかも同じパリなんて、運命というか…マジで心強いよね♪」


「マジでそうなんスよぉっ!

アイツがいると思うと心強いっスね!!」



「でも桃井も親友に負けてらんないねっ!?w

これからしっかり勉強して立派な哲学者になってね!!

期待してるからねっ!!!(笑)」


「うわぁww

そんな事言われると、すげぇプレッシャーっスよ(笑)」



「桃井なら大丈夫だって!!私が保証する!!!(笑)


私さ、昔から"3人のこと期待してる"って話してたじゃん?ww


奈良くんとさ、マサヒコ(旧作『続・新宿ウォーカー』参照)っていう…キャラの濃い美容師の友達とさ…w


桃井を含めた3人は絶対に将来成功するってさ!(笑)」



「ぁあ~!覚えてますっ!w

奈良くんもその美容師も俺とタメとか歳も近くて…って言ってましたよね!?ww


思い出しましたよっ!!


"B型三人衆"っスよね!?(笑)」
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