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第2話 兄にとっては校外学習はクソ! 妹にとっては神!
校外学習でカラオケてまじ?
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校外学習でカラオケてまじ?
「確かこの辺だけど……いた! おーい!」
あの金持ちボンボンイケメンを撃沈した後、他の人達に捕まらないように全力で走って何とか巻けた。そして美春の友達が待ってると言う場所まで行こうとしたが、やみくもに逃げたせいで着くのに30分かかった。
「あっ美春ちゃん、お疲れ。でそっちが……お姉ちゃん?」
「兄だ! 知っててやってるだろ!」
類は友を呼ぶとはこの事である。
「紹介するね、こっちが私のお兄こと竹内 翔流、適当に翔流とかで呼んで良いよ」
「呼び方は普通自分で言うもんだろ」
翔流のツッコミをスルーし美春は友達の方に手を向ける。
「こっちが夏村なつむら 成美なるみ」
「よろしく! お兄さん!」
「夏村、ってあの時の?」
「そうそうあの時の」
二人は思い出したくない過去を思い出してしまった。(第1話 3部目 妹のコミュ力が凄すぎる)
「「は~~」」
「翔流と言えばあの国歌斉唱の時の」
「美春」
「はい」
「なぜ誤解を解かない」
「だってめんどくさいm((殴」
翔流は美春の頭を殴った。
「こんなにも可愛い妹を殴るなんてどうかしてるよね? 成美ちゃん」
「ほんとだよ、お兄さん最低~~」
(くそ! 成美ちゃんは流石に真面目キャラだと思ったのに! これじゃあ真面目キャラ俺しかいないじゃんか!)
おまえも真面目キャラじゃないぞ翔流。
「てかどこ行くんだ?」
話をそらしたかったので、話を変えた。
「え? ここだよお兄」
「……まじで言ってるの?」
「あれ? もしかしてお兄さん歌下手ですか?」
(断じてそうじゃない、ただ、校外学習でカラオケってまじ?)
翔流はそう言おうとしたが口に出さなかった。よくよく考えると、
(女装のまま出歩くのもあれだしな、ちゃんと考えてくれてるじゃん。さっすが頼りになる妹~~)
と思っていたが……
「よし! 81点!」
「「おお」」
美春が歌って高得点を出し、成美と翔流は「「おお」」と言いながら拍手をしていたが、
「次お兄だよ」
「いや先着替えさせ」
「もし途中で見つかってバレたらどうすんの?」
「そうですよお兄さん、バレたら社会的に終わりますよ」
「それだけは絶対に避けたい」
「なら一日中そのままね」
「分かった」
「ついでに女声で歌ってね」
「んっん、これでいい?」
「「ほんとに男?」」
良い感じにまとめらた。翔流は(まあ歌うのアニソンだし、女の歌手の歌しか持ち歌無いし丁度いいや)と思っっていた。
「認めていた、~~♪」
「「うっっっま!!!」」
「……百点」
「「すげえっす兄貴」」
「なにそのノリ」
「確かこの辺だけど……いた! おーい!」
あの金持ちボンボンイケメンを撃沈した後、他の人達に捕まらないように全力で走って何とか巻けた。そして美春の友達が待ってると言う場所まで行こうとしたが、やみくもに逃げたせいで着くのに30分かかった。
「あっ美春ちゃん、お疲れ。でそっちが……お姉ちゃん?」
「兄だ! 知っててやってるだろ!」
類は友を呼ぶとはこの事である。
「紹介するね、こっちが私のお兄こと竹内 翔流、適当に翔流とかで呼んで良いよ」
「呼び方は普通自分で言うもんだろ」
翔流のツッコミをスルーし美春は友達の方に手を向ける。
「こっちが夏村なつむら 成美なるみ」
「よろしく! お兄さん!」
「夏村、ってあの時の?」
「そうそうあの時の」
二人は思い出したくない過去を思い出してしまった。(第1話 3部目 妹のコミュ力が凄すぎる)
「「は~~」」
「翔流と言えばあの国歌斉唱の時の」
「美春」
「はい」
「なぜ誤解を解かない」
「だってめんどくさいm((殴」
翔流は美春の頭を殴った。
「こんなにも可愛い妹を殴るなんてどうかしてるよね? 成美ちゃん」
「ほんとだよ、お兄さん最低~~」
(くそ! 成美ちゃんは流石に真面目キャラだと思ったのに! これじゃあ真面目キャラ俺しかいないじゃんか!)
おまえも真面目キャラじゃないぞ翔流。
「てかどこ行くんだ?」
話をそらしたかったので、話を変えた。
「え? ここだよお兄」
「……まじで言ってるの?」
「あれ? もしかしてお兄さん歌下手ですか?」
(断じてそうじゃない、ただ、校外学習でカラオケってまじ?)
翔流はそう言おうとしたが口に出さなかった。よくよく考えると、
(女装のまま出歩くのもあれだしな、ちゃんと考えてくれてるじゃん。さっすが頼りになる妹~~)
と思っていたが……
「よし! 81点!」
「「おお」」
美春が歌って高得点を出し、成美と翔流は「「おお」」と言いながら拍手をしていたが、
「次お兄だよ」
「いや先着替えさせ」
「もし途中で見つかってバレたらどうすんの?」
「そうですよお兄さん、バレたら社会的に終わりますよ」
「それだけは絶対に避けたい」
「なら一日中そのままね」
「分かった」
「ついでに女声で歌ってね」
「んっん、これでいい?」
「「ほんとに男?」」
良い感じにまとめらた。翔流は(まあ歌うのアニソンだし、女の歌手の歌しか持ち歌無いし丁度いいや)と思っっていた。
「認めていた、~~♪」
「「うっっっま!!!」」
「……百点」
「「すげえっす兄貴」」
「なにそのノリ」
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