俺の妹が優秀すぎる件

たけたけ

文字の大きさ
19 / 25
第2話 兄にとっては校外学習はクソ! 妹にとっては神!

校外学習も終わり……の前に

しおりを挟む
校外学習も終わり……の前に


  クレーンゲームで遊び、気づけば切り上げる時間だったので、集合場所を目指してグラウンドツウを出た。そして駅に着き、電車に乗って集合場所に行く前に、
  「お兄」
  「何だ?」
  「女装は?」
  「あ」
 完全に忘れてた。危なかった、もしこのまま集合場所に行ってれば……
  「え? 何で美春さんと一緒にいるのあいつ? てかあいつ誰?」
  「あれだよあれ、国歌斉唱の」
  「あ~~、てちょっと待って、てことはあの美少女ってもしかして」
  「え? 女装? キッモ」
  (こんなふうに思われるかも知んねえ! 今だけでも気持ちが悪いとか言われてるのに火に油を注ぐところだった、(*意味違います)ナイス美春!)
  「じゃあトイレ行ってくる」
  「「行ってら~~」」
 そういって美春と成美は手を降って翔流を見届けた。

  5分後

  「お待たせ~~」
  「「お帰り~~」」
 一見女子高生二人が友達を待っていたかに思える光景。実は「お待たせ~~」と言ってるのは翔流だった。 
 完璧な裏声、完璧な女子の仕草、もう女と言っても良いぐらいだった。
  「さあ、行こうか」
  「お兄そのキャラで行くの?」
  「仕方無くだよ!」
 うん、仕方ない。だってこの姿で男声で話したりしてみたらさ、
  「何あの子? 女装?」
  「警察に連絡しなきゃ」
 とかなるかも知んねえ。うん、しゃあない。家まで女の子でいるようにしよう。
  「あっ、電車来たよ」
  「早く行こ? 二人とも」
  「お兄さんほんとに男?」
 校外学習の前、徹底的に女の子の行動やしゃべり方を美春に徹底的に叩き込まれたかいあって翔流はもう女の子と同じくらい女の子になりきっていた。
 電車に乗り、集合場所、N校前駅に向かう電車に乗りながら成美はふと思いついたように考えを口にした。
  「この際だからこの状態の名前決めちゃお?」
  「? どういう事?」
 日本語がちゃんとしてないため、翔流は疑問符を浮かべるが、美春は意味が分かったのか翔流の耳に口を近づけて意味を説明する。
  「(お兄)」
  「(なに?)」
  「(成美ちゃんがいってる意味はね、『女装してる状態のお兄の名前決めよ』て言ってるんだと思う)」
  「(あーーね)」
 流石さすが成美、気が利く。確かにこの状態で「お兄」や「お兄さん」などと読んでみたら、周りの視線がやばいし、女装がバレてしまう。ならこのさい名前を決めようと言うことか。
  「ありがとね成美」
  「どういたしまして、じゃあ早速名前決めよっか」

おわかりいただけただろうか……

  「ありがとね成美・・」
 成美に会った頃。
  「次成美ちゃんだよ」(ep13 黒歴史?)
 翔流、いつの間にか成美を呼び捨てで呼んでいる。

  「じゃあこんなのはどう?」
 美春が言い名前を思いついたのか、期待しながら翔流は美春の方を見る。
  「かけ子ちゃん」
  「却下」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

静かに過ごしたい冬馬君が学園のマドンナに好かれてしまった件について

おとら@ 書籍発売中
青春
この物語は、とある理由から目立ちたくないぼっちの少年の成長物語である そんなある日、少年は不良に絡まれている女子を助けてしまったが……。 なんと、彼女は学園のマドンナだった……! こうして平穏に過ごしたい少年の生活は一変することになる。 彼女を避けていたが、度々遭遇してしまう。 そんな中、少年は次第に彼女に惹かれていく……。 そして助けられた少女もまた……。 二人の青春、そして成長物語をご覧ください。 ※中盤から甘々にご注意を。 ※性描写ありは保険です。 他サイトにも掲載しております。

むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム

ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。 けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。 学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!? 大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。 真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。

妹の仇 兄の復讐

MisakiNonagase
青春
神奈川県の海に近い住宅街。夏の終わりが、夕焼けに溶けていく季節だった。 僕、孝之は高校三年生、十七歳。妹の茜は十五歳、高校一年生。父と母との四人暮らし。ごく普通の家庭で、僕と茜は、ブラコンやシスコンと騒がれるほどではないが、それなりに仲の良い兄妹だった。茜は少し内気で、真面目な顔をしているが、家族の前ではよく笑う。特に、幼馴染で僕の交際相手でもある佑香が来ると、姉のように慕って明るくなる。 その平穏が、ほんの些細な噂によって、静かに、しかし深く切り裂かれようとは、その時はまだ知らなかった。

キャバ嬢(ハイスペック)との同棲が、僕の高校生活を色々と変えていく。

たかなしポン太
青春
   僕のアパートの前で、巨乳美人のお姉さんが倒れていた。  助けたそのお姉さんは一流大卒だが内定取り消しとなり、就職浪人中のキャバ嬢だった。  でもまさかそのお姉さんと、同棲することになるとは…。 「今日のパンツってどんなんだっけ? ああ、これか。」 「ちょっと、確認しなくていいですから!」 「これ、可愛いでしょ? 色違いでピンクもあるんだけどね。綿なんだけど生地がサラサラで、この上の部分のリボンが」 「もういいです! いいですから、パンツの説明は!」    天然高学歴キャバ嬢と、心優しいDT高校生。  異色の2人が繰り広げる、水色パンツから始まる日常系ラブコメディー! ※小説家になろうとカクヨムにも同時掲載中です。 ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

怪我でサッカーを辞めた天才は、高校で熱狂的なファンから勧誘責めに遭う

もぐのすけ
青春
神童と言われた天才サッカー少年は中学時代、日本クラブユースサッカー選手権、高円宮杯においてクラブを二連覇させる大活躍を見せた。 将来はプロ確実と言われていた彼だったが中学3年のクラブユース選手権の予選において、選手生命が絶たれる程の大怪我を負ってしまう。 サッカーが出来なくなることで激しく落ち込む彼だったが、幼馴染の手助けを得て立ち上がり、高校生活という新しい未来に向かって歩き出す。 そんな中、高校で中学時代の高坂修斗を知る人達がここぞとばかりに部活や生徒会へ勧誘し始める。 サッカーを辞めても一部の人からは依然として評価の高い彼と、人気な彼の姿にヤキモキする幼馴染、それを取り巻く友人達との刺激的な高校生活が始まる。

陰キャの俺が学園のアイドルがびしょびしょに濡れているのを見てしまった件

暁ノ鳥
キャラ文芸
陰キャの俺は見てしまった。雨の日、校舎裏で制服を濡らし恍惚とする学園アイドルの姿を。「見ちゃったのね」――その日から俺は彼女の“秘密の共犯者”に!? 特殊な性癖を持つ彼女の無茶な「実験」に振り回され、身も心も支配される日々の始まり。二人の禁断の関係の行方は?。二人の禁断の関係が今、始まる!

プール終わり、自分のバッグにクラスメイトのパンツが入っていたらどうする?

九拾七
青春
プールの授業が午前中のときは水着を着こんでいく。 で、パンツを持っていくのを忘れる。 というのはよくある笑い話。

処理中です...