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「はい、どうぞ。」
俺はドアを開け、風間風翔と瑛一くんを中に招き入れた。
「兄さんの部屋、相変わらず綺麗だね!」
「……寝りに帰ってくるだけなので。」
(広い……。
俺の家なんか、比べ物にならないくらいだ。)
「風間くん、そこのソファーに弟くんを寝かせてあげてください。
瑛一くん、私の寝室からブランケットを持って来て、弟くんにかけてあげてください。」
「はーい!」
「……ありがとう。」
風間風翔はボソッとお礼を言った。
「いいえ。」
俺はそれが嬉しかった。
「瑛一くん、夜ご飯は食べましたか?」
「まだだよ。」
「じゃあ、ついでに瑛一くんの分も夜ご飯作りますね?
風間くん、なにが食べたいですか?」
「えっ?
俺も、食べて、いい、のか?」
「?
当たり前じゃないですか。」
「……なんでもいい。」
「それが1番困るんですけど…。
まぁ、簡単だし、オムライスでも作りますね。
瑛一くんは課題、分かる所だけでも先に進めていてください。」
「はーい!」
「風間くんはゆっくりくつろいでいてください。」
「……あぁ」
俺はキッチンに行き、4人分のオムライスを作り始めた。
40分後……
「出来ましたよ。」
カウンターにオムライスを置いた。
「わぁーい!
兄さんのオムライス、僕、大好き。」
「自分の分、持って行ってくださいね。」
「はーい!」
「…………お前、料理、できるんだ。」
「はい。
幼い頃からよくしていたので。」
風間風翔も弟くんの分も持って、テーブルに持っていったから俺もテーブルに行った。
「……風哉。
起きろ。
ご飯だぞ。」
「にぃに…。」
「ほら、起きて?」
「……ん、
ここ、どこ?」
俺はオムライスをテーブルに置いた後、ソファーに近づいた。
「はじめまして。
私はお兄ちゃんの学校の先生の梶村亮輔です。
よろしくね?」
「……にぃにの、せんせい?」
「はい。」
弟くんは風間風翔にギュッと抱きついた。
「……かざま、ふうや。」
「風哉くんですか。
一緒にご飯食べましょう?」
俺がそういうと風哉くんはコクンと頷いた。
「兄さん、早く食べたい!」
「はい。
分かりました。」
俺たちはオムライスを食べ、風間兄弟はお風呂に入ってもらって俺は瑛一くんの課題を見ていた。
「……先生、ありがとう。」
お風呂からあがった風間風翔は萌え袖になっていた。
(……可愛い…。)
「あがりましたか。
やっぱり、私の服なのでぶかぶかですね。」
「あのさ…、」
「なんですか?」
「なんで、『帰れ』って言わないんだ?」
「……私も、あなたの気持ちは分かります。
帰りたくない理由くらいありますよね。」
(……なにが、分かるだ。
家族に、恵まれてるくせに…。)
「なにが、分かるだ!
家族に、兄弟に、環境に恵まれてるくせに…!
俺の気持ちなんか、分かるわけねぇだろ!」
風間風翔は大声をあげた。
「…にぃに?」
「……風間くん?」
瑛一くんと風哉くんはその場で固まった。
(ムカつく、何も知らねぇくせに…。)
俺は風間風翔に近づき、胸ぐらを掴んだ。
「お前こそ、なにも知らねぇくせに。
見えてるものが、全てだと、思うんじゃねぇよ…。」
「……なっ、」
「……私、お風呂に入ってきます。」
俺は風呂場に向かった。
俺はドアを開け、風間風翔と瑛一くんを中に招き入れた。
「兄さんの部屋、相変わらず綺麗だね!」
「……寝りに帰ってくるだけなので。」
(広い……。
俺の家なんか、比べ物にならないくらいだ。)
「風間くん、そこのソファーに弟くんを寝かせてあげてください。
瑛一くん、私の寝室からブランケットを持って来て、弟くんにかけてあげてください。」
「はーい!」
「……ありがとう。」
風間風翔はボソッとお礼を言った。
「いいえ。」
俺はそれが嬉しかった。
「瑛一くん、夜ご飯は食べましたか?」
「まだだよ。」
「じゃあ、ついでに瑛一くんの分も夜ご飯作りますね?
風間くん、なにが食べたいですか?」
「えっ?
俺も、食べて、いい、のか?」
「?
当たり前じゃないですか。」
「……なんでもいい。」
「それが1番困るんですけど…。
まぁ、簡単だし、オムライスでも作りますね。
瑛一くんは課題、分かる所だけでも先に進めていてください。」
「はーい!」
「風間くんはゆっくりくつろいでいてください。」
「……あぁ」
俺はキッチンに行き、4人分のオムライスを作り始めた。
40分後……
「出来ましたよ。」
カウンターにオムライスを置いた。
「わぁーい!
兄さんのオムライス、僕、大好き。」
「自分の分、持って行ってくださいね。」
「はーい!」
「…………お前、料理、できるんだ。」
「はい。
幼い頃からよくしていたので。」
風間風翔も弟くんの分も持って、テーブルに持っていったから俺もテーブルに行った。
「……風哉。
起きろ。
ご飯だぞ。」
「にぃに…。」
「ほら、起きて?」
「……ん、
ここ、どこ?」
俺はオムライスをテーブルに置いた後、ソファーに近づいた。
「はじめまして。
私はお兄ちゃんの学校の先生の梶村亮輔です。
よろしくね?」
「……にぃにの、せんせい?」
「はい。」
弟くんは風間風翔にギュッと抱きついた。
「……かざま、ふうや。」
「風哉くんですか。
一緒にご飯食べましょう?」
俺がそういうと風哉くんはコクンと頷いた。
「兄さん、早く食べたい!」
「はい。
分かりました。」
俺たちはオムライスを食べ、風間兄弟はお風呂に入ってもらって俺は瑛一くんの課題を見ていた。
「……先生、ありがとう。」
お風呂からあがった風間風翔は萌え袖になっていた。
(……可愛い…。)
「あがりましたか。
やっぱり、私の服なのでぶかぶかですね。」
「あのさ…、」
「なんですか?」
「なんで、『帰れ』って言わないんだ?」
「……私も、あなたの気持ちは分かります。
帰りたくない理由くらいありますよね。」
(……なにが、分かるだ。
家族に、恵まれてるくせに…。)
「なにが、分かるだ!
家族に、兄弟に、環境に恵まれてるくせに…!
俺の気持ちなんか、分かるわけねぇだろ!」
風間風翔は大声をあげた。
「…にぃに?」
「……風間くん?」
瑛一くんと風哉くんはその場で固まった。
(ムカつく、何も知らねぇくせに…。)
俺は風間風翔に近づき、胸ぐらを掴んだ。
「お前こそ、なにも知らねぇくせに。
見えてるものが、全てだと、思うんじゃねぇよ…。」
「……なっ、」
「……私、お風呂に入ってきます。」
俺は風呂場に向かった。
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