能覚人

ミライ164

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〜第一章〜

風制委員

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 ~3日目~

 俺は今日も、特訓場へ来ていた。そこには、小春もいた。
「お~い。昨日の変な夢、見た?」
「お前も見たのか?」
何かがおかしい。この街に、異変が起こっているとしか思えない。それが、何の異変なのか分からないのが俺のダメなとこなんだよな~。
 そう思いつつも俺は、コーチの前に来ていた。
「お前、凄いな!」
「?」
コーチはどうしたんだ?何で凄いなんて・・・
「1日でランクがB下まで上がっているぞ!」
「!?」
夢の中のことが、現実になっている!?いったいどういうことなんだ?
「もう、私から教えることは何もないな。どうだ?風制委員に入らないか?」
「風制委員?」
「風紀制定委員の略称だ。」
聞いたことがある。学生だけで構成されているという組織。中高生なら誰でも入れるという組織だ。
「この名なら、聞いたことがあるだろ。」
風制委員は、警察では手の届かない学生同士の喧嘩を仲裁する組織だ。
この世界には、[警察][能力警察][風制委員]が存在する。
[警察]は、能力者が関与していない事件を取り締まる組織。
[能力警察]は、能力者が関与している事件を取り締まる組織。
[風制委員]は、学生の喧嘩を仲裁する組織。
1つ違う点として、警察は、人 能力警察は、能力者 風制委員は、学生(人も能力者も存在する)だけで構成されているということだ。
「そうですね・・・分かりました。行ってみます。」

 ~風紀制定委員会議ビル~

 ここか・・・入ってみるか。
「止まりなさい。あなた何者なの?」
誰だ?まぁ、風制委員だろう。風制委員には委員長という人もいるらしいんだけど・・
「風制委員に入りに来たんです。」
「ふむふむ・・・確かにあなたは、入るだけの素質を持っている・・・わかりました。ではテストといたしましょう。」
「テスト?」
「簡単に言えば、今からあなたにはうちの能力者と1:1の戦いをしてもらいます。」
そんなテストあんの!?と言いたかったのだが仕方がない。やるときはやるっていうのが俺の定義だ。
「それではこちらへ。」
言われたままについていくと・・・体育館?
俺は今、体育館でこいつと二人きり・・・
「誰と戦うんですか?」
「私だけどなにか?」
・・・
「分かりました。いいでしょう。」
「では、時間は3分です。その間に降参するまで続けます。それでは行きます。3・・2・・1・・スタート。」
その瞬間、俺の腹に急に痛みが襲ってきた。いったい何なんだ?こいつは、どんな能力を持っているんだ?今はまだ、分からないことばかりだった。
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