能覚人

ミライ164

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〜第二章〜

終了

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 隼零二?早苗の知り合いか?

 その時、隼零二は飯田にむかって歩みを進めた。飯田は、攻撃をするが全て隼零二の前で避けている。
 
 隼零二が、飯田に触れた。その瞬間。飯田は、倒れてしまった。暴走はしていないようだった。

 「一体何をした?」

 「簡単さ。眠らせたんだよ。彼を。早くしないと、起きてまた暴れ出しちゃうよ?」

 そう言って、彼はここから消えてしまった。

 「さぁ、昴。無能の加護で、暴走を止めるんだ。」

 「分かった。」

 俺は、残っていた体力を精一杯に使って無能の加護を使った。

 全能祭団体戦は、俺の優勝。そして全能祭は、札律次高校の優勝で幕を閉じた。

 俺は、石碑に名を刻んでもらった。少し、強くなった気がする。さすがは、団体戦を勝ち抜いたものに与えられるもの。でも本当に俺でよかったのか?隼零二や黒闇闇のボス、早苗がいたからこその優勝だが。選手じゃなかったからな。仕方ない。

 気づいた時には、黒闇闇のボスは消えていた。分身を生贄にしてきていたから、本来の力は使えなかったかもしれないのによく手伝ってくれたな。それが、あいつの良心なのかな。

 「ねえ、昴君。零二君は、なんで助けてくれたと思う?」

 「さぁ、俺は早苗と隼零二の関係はまったくもって知らないから。だけど、早苗を救いたかったんじゃないか?」

 全能祭が終わると、次にはどんな行事が来るんだろう?体育祭みたいなもんだし、学園祭とかかな。でも、能力を使った学園祭はなんかやばそうだな。早苗に確認しておくか。

 それにしても、なんで黒闇闇のボスは助けてくれたんだ?一度組織に、攻撃したのに・・・。何か目的があるのか?俺と仲良くなるとか。あはは。そんな訳、ないか。考えすぎだな。「お前を倒すのは俺だけだ」みたいな感じかな。あいつに、そんな一面があったと考えると恐ろしいな。そういえば、帝光輝はどうやって眠らせたんだろう?能力かな?加護かな?どちらにせよ、敵には回したくないな。触れられただけで眠らされるとか。おっそろしー。早苗に聞いておこうかな。世の中には、まだまだ知らない能力がたくさんあるな。どんな能力があるのかな?ワクワクしてきたー!

 こうして、誰にも知られない。1人の努力は、全能祭終了と同時に幕を閉じた。
 
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