能覚人

ミライ164

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〜第三章〜

調査

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 「やぁ、久しぶりだな。」

 「お前は!?」

 路地裏に、黒闇闇のボスが入ってきた。

 「なんのようだ?」

 「いやなに、あの後どうなったか気になってね。そうだ!僕のことは、黒霧と呼んでくれ。」

 「あの後?ああ、黒霧のおかげで助かったよ。」

 「それは良かった。まぁ、あいつもいたことだし。で?何をしてたんだ?」

 俺は、調査の概要を話した。

 「なるほど・・・。そういうことか。だったら、僕も一緒にやるよ。同じ、札律次魔の7伝承として。」

 「分かったよ。仕方ないな。開けるだけだぞ。入るなよ。」

 そう言って、俺は扉を開けた。その瞬間、俺の視界を閃光が包み込んだ。

 気がつくと、俺と黒霧は見知らぬ場所にいた。

 「ここは何処だ?確か、俺は扉を開けて。うっ、頭が痛い。何も覚えていない。何故だ?」

 いったい何処なんだ?ここ。多分、扉の中だろうけど・・・。開けただけなのに。開けるように、仕向けられていたんだろうけど。まんまと、引っかかっちゃったな。

 「どうする?この状況?」

 「扉の中の世界。戻るには、もう一度扉を見つけそれを潜るしかない。だが、確率論だ。もしかしたら、もう戻れないかもしれないが・・・。」

 「大丈夫、戻れるよ。」

 「誰だ!?いったい何処にいる!?」

 「ここさ。ここ。」
 
 目の前に、赤毛の少女が立っていた。

 「どういうことだ!?」

 「簡単さ。ここは、僕の世界だからね。僕が作り上げた世界。」

 一体何を言ってるんだ?意味がまるでわからないぞ?

 「そうか!分かったよ、昴。多分、世界創造系の能力が使えると思う。そうだな。簡単に言えば、ここは別次元にある。そして、世界の権限は全て彼女が持っている。つまり、出られるかは彼女次第ということだ。」

 「そのとうり。君たちには、今からこの世界を。この日を、1日でも過ごせれば出してあげよう。そして、この世界はループしているから、1日経ってもまたその1日が来る。無限ループだよ。それじゃあ、つまらないから戻る方法はもちろんある。それが何かは、教えないけど。あと、この世界の権限はあるけど君たちには干渉できない。つまり、能力などは使える。最後に、もう1つ。1日経つと書いたものや買ったものは消えて元に場所に戻る。だけど、君たちだけはいまいた場所に止まれるから、安心して。」

 「分かった。とにかく、なんとかしてここから絶対に出てやる。最後に俺からも。ここの世界に来た、外部人は?」

 「君たちと、もう1人。」

 「ありがとな。」

 さて、どうしたものか・・・。

 
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