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〜第六章〜
ラストフェーズ
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今回は、俺の時とは違う。長年をかけて、体に馴染んだ俺と、1時間程度前に摂取した、魅崋。
異物は、完全には結合していない。そこを、突くんだ。
「うぅぅぅ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
くっ、体が持ちそうにない。強化しても、その分体は疲れていく。
ならば、次の一発で決めるだけ!
「一斉に行くぞ!」
そう言って、俺は拳に力を込めて・・・
「極・破滅破壊!」
頼む、行けてくれ!
結果は・・・駄目だ。
「どうやら、常人より能素の量が多いらしいな。」
「どうだろうね?言霊の力を使って、能素を増やしているだけかもしれない。」
「だったら、どうするんだ?」
「眠らせるしか、ないようだ。」
眠らせる方法はある。情報改竄で、相手の状態を眠りにするだけだ。ただ、俺1人では難しい。同じ能力が使える、帝光輝の協力が必要だ。
「どうやら、考えは同じなようだ。」
「お前こそ。」
「道は、私が作ろう。チャンスは一回だけだ。」
そう言って、土山地の先代ボスは『能素操作』を使って作り出された能素を、すぐさま切り離していった。
「今だ!」
俺と帝は、お互いに魅崋の肩に触れ、眠らせるように、情報を変えた。
どうだ・・・
「成功したようだね。もう、言霊の力は感じ取れない。」
「よかった~、これで一件落着だ。」
「そうだね!」
そのあと、帝光輝は魅崋を抱えてこの場をさった。どうやら、最終確認があるとのこと。
そして、土山地の先代ボスは、
「この力は、言霊の一部なんだ。能素を操れるなんて、最強なのに攻撃は出来ないから。ただ、サポートならできる。それを逆手にとって、一人で二役こなせるかもしれないと、研究員は考えたんだ。」
そう言って、この建物の外に出て行った。
さて・・・と、俺と小春は風制委員会議ビルに戻るのだった。
「ちょっと!どこ行ってたのよ!」
「ごめんごめん・・・ね?」
「ごめんじゃないわ!・・・まぁいいわ。残り6日。いつも以上に、頑張ってもらうわよ!」
こりゃ、骨が折れそうだ。
そう言えば、あの男の人はどうなったんだろう。
妹、らしき人物も確認できなかったし、一体なんだったんだ?
とりあえず、今は休むとしよう。もう体が、ほとんど動かない。
明日からの労働に、耐えるために、今日は時間いっぱい寝るとしよう。
この後の、学能祭の警備。危ないことは、何一つなかった。
言霊の真相は、まだ隠しておいた方が良さそうだ。
これで、5つ目。この調子だと、残り2つも解決することになるかもしれない。まぁ、そんなことはないかもしれないけどね。
異物は、完全には結合していない。そこを、突くんだ。
「うぅぅぅ、うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
くっ、体が持ちそうにない。強化しても、その分体は疲れていく。
ならば、次の一発で決めるだけ!
「一斉に行くぞ!」
そう言って、俺は拳に力を込めて・・・
「極・破滅破壊!」
頼む、行けてくれ!
結果は・・・駄目だ。
「どうやら、常人より能素の量が多いらしいな。」
「どうだろうね?言霊の力を使って、能素を増やしているだけかもしれない。」
「だったら、どうするんだ?」
「眠らせるしか、ないようだ。」
眠らせる方法はある。情報改竄で、相手の状態を眠りにするだけだ。ただ、俺1人では難しい。同じ能力が使える、帝光輝の協力が必要だ。
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「お前こそ。」
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そう言って、土山地の先代ボスは『能素操作』を使って作り出された能素を、すぐさま切り離していった。
「今だ!」
俺と帝は、お互いに魅崋の肩に触れ、眠らせるように、情報を変えた。
どうだ・・・
「成功したようだね。もう、言霊の力は感じ取れない。」
「よかった~、これで一件落着だ。」
「そうだね!」
そのあと、帝光輝は魅崋を抱えてこの場をさった。どうやら、最終確認があるとのこと。
そして、土山地の先代ボスは、
「この力は、言霊の一部なんだ。能素を操れるなんて、最強なのに攻撃は出来ないから。ただ、サポートならできる。それを逆手にとって、一人で二役こなせるかもしれないと、研究員は考えたんだ。」
そう言って、この建物の外に出て行った。
さて・・・と、俺と小春は風制委員会議ビルに戻るのだった。
「ちょっと!どこ行ってたのよ!」
「ごめんごめん・・・ね?」
「ごめんじゃないわ!・・・まぁいいわ。残り6日。いつも以上に、頑張ってもらうわよ!」
こりゃ、骨が折れそうだ。
そう言えば、あの男の人はどうなったんだろう。
妹、らしき人物も確認できなかったし、一体なんだったんだ?
とりあえず、今は休むとしよう。もう体が、ほとんど動かない。
明日からの労働に、耐えるために、今日は時間いっぱい寝るとしよう。
この後の、学能祭の警備。危ないことは、何一つなかった。
言霊の真相は、まだ隠しておいた方が良さそうだ。
これで、5つ目。この調子だと、残り2つも解決することになるかもしれない。まぁ、そんなことはないかもしれないけどね。
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