能覚人

ミライ164

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〜第七章〜

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 「ここは、精神世界か?」

 「そう、今君は気絶している。どうやら、未来に飛ばされたようだね。」

 「未来に?」

 「そうだね。あっ、もう時間のようだ。頑張ってね。」

 「ありがとう、神王の子。」

 そして、俺は目を覚ました。

 「何だ、これ・・・。」

 そこには、更地になった札律次島があった。そこに1つ、ポツンとたつ人影があった。

 「だゔぁぐぅばぁふぃゔぉくぁでぅゔぁ。」

 聞き取れない、この世界の言葉じゃないのか?いや、違う。こいつも、人間だ。何かに、争ってるのか?ここは、天眼の加護で、探るしかなさそうだ・・・な!?見えない?負の感情が強すぎて、それ以外がっ、まずい・・・乗っ取られそうになった。一体なんなんだ・・・、

 「どうだい?未来の札律次島は。」

 「お前、どうしてここに。」
 
 「追ってきたんだよ、君をね。」

 追ってきた?ここに送り込んだのは、こいつだぞ?一体、何が目的なんだ?

 「これは、どういうことだ!」

 「残念ながら、僕にもわからない。でも、あいつがやったのは確かだね。」

 「ゔぁぁぁぁぁぁ!!」

 無我夢中に走っている点を見て、正常ではないのだろう。いや、元からそうか。さて、どこまで足掻けるかな。

 数分後・・・、

 「くっ、なんだこいつ。反則だろ、こんなの。」

 「やっぱりこうなったか、だから僕から離れてはいけなかったのに。」

 「なんの、ことだ。」
 
 「君は知らないだろうけどね、いいよ、教えてあげる。」

 そして、彼は話し始めた。

 「まず初めに、この世界は歴史が変わった世界だ。」

 「歴史が変わった、世界?」

 「歴史が変わる前の世界では、あの事件の後、君は記憶喪失になったがそれを僕が救った。そして僕は、君と楽しい毎日を送っていた、はずだった。目を覚ますとそこは、僕が生まれた病院だった。僕は、手足を動かそうとしたけど、無理だった。そのあと、赤ちゃんに退化していることがわかった。それが、この世界。ここまでは、よかった。やり直そうとしたけど、そこに君はいなかった。」

 歴史が変わったのに、記憶があるということは能力の影響か?

 「それから僕は、君を探すのに必死だった。そして、全能祭で君を見た時に、名前は違ったが1発で分かったよ。だから、君を僕のところに来るよう誘導した。」

 「まさか、お前・・・あの誘拐犯・・・、」

 「まぁ、そう見せかけていたからね。誘拐のニュースを使っただけ。そして、君の弱さを知った。だから、もう一度君を鍛えようとしたけど、ある人に止められた。まぁ、今こうしているから、いいか。さぁ、帰ろう。僕たちの家に。」

 「行くか!お前は俺を知っていても、俺はお前を知らない。それに、今はもう昔のように弱くはない。それに、気づいてないようだが、もう準備は整った。」
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