1 / 1
…
しおりを挟む
私、ベースの音が好きなんだよね。
重く響く、音楽を下で支えている音。
音楽はミルフィーユみたいだと思うんだ。
1つ1つの音が層になって完成。
だから私は集中してその層をめくっていくの。
1番下のベースの音が聞きたいから。
そうやって過ごしていく内に〝本音が聞こえる〟ようになっちゃった。聞きたくないことでも。
〝本音〟とは少し違うかもしれない。
どうしてその発言をするに至ったのか、とかなぜそれを知ろうと思ったのか、とか。
言葉の根底にある思いとか考えとかが聞こえる。
難しいな。君も〝聞いて〟くれたらいいのに。
「知らぬが仏」って言うじゃん。その通りだと思ったよ。
ベースと同じだと思えればいいんだけどね。
それもちょっと難しい。
重く響く、音楽を下で支えている音。
音楽はミルフィーユみたいだと思うんだ。
1つ1つの音が層になって完成。
だから私は集中してその層をめくっていくの。
1番下のベースの音が聞きたいから。
そうやって過ごしていく内に〝本音が聞こえる〟ようになっちゃった。聞きたくないことでも。
〝本音〟とは少し違うかもしれない。
どうしてその発言をするに至ったのか、とかなぜそれを知ろうと思ったのか、とか。
言葉の根底にある思いとか考えとかが聞こえる。
難しいな。君も〝聞いて〟くれたらいいのに。
「知らぬが仏」って言うじゃん。その通りだと思ったよ。
ベースと同じだと思えればいいんだけどね。
それもちょっと難しい。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
この作品の感想を投稿する
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる