121 / 205
第三章 カモフ攻防戦
24 オモロウへ(4)
しおりを挟む
「くそっ! ピエタリ、船を岸に着けろ!」
焦った声でトゥーレが叫ぶ。
リーディアとの距離はもう三〇メートルもなかった。
しかし、すぐそこに姿が見えているのに届かない。もどかしい距離にトゥーレは焦っていた。
―――ガゴッガガガガガ・・・・
浅瀬に乗り上げながらジャンヌ・ダルクが左舷を突き出た岸に強引に接舷させる。接近していた敵兵が巻き起こった波に流される。
「出ます!」
それと同時に百名の精兵を整えたクラウスが、舷側から飛び下りる勢いでリーディア救出のため出撃していく。
反対に合流だけはさせまいとヴィクトル軍は、クラウスの前方を塞ぐように兵力を突っ込ませてくる。さらに一部はジャンヌ・ダルクへと取り付こうと近付いて来た。それをルーベルトら鉄砲隊がクラウスへの援護と船を守るため弾幕をはり敵を近づけさせない。
お互いにここが正念場と理解しているため、お互いに持てる兵力を出し惜しみすることなく、各所で激戦が繰り広げられていた。
「俺も出るぞ!」
暫く舷側から応戦していたトゥーレだったが、目論み通りにリーディアを救出することができない現状に、我慢できずにグレイブを手に船から飛び降りていく。
「トゥーレ様!? ちいっ、俺たちも行くぞ!」
慌てたユーリが数十名の護衛を引き連れて後を追って船を飛び降りる。
自分の身を顧みず真っ直ぐリーディアを目指すトゥーレは、気付けばクラウスと並んで先頭に立って敵に切り込んでいた。
彼女までの距離は僅か十メートル程。しかしその十メートルが果てしなく遠く感じられた。
三〇騎近くいたリーディアの主従は、わずか三名にまで減ってしまっている。その三名の姿はまだ馬上にあるが逆にそれが格好の目印となり、砂糖に群がる蟻のように兵が集まってきているかのようだった。
「くっ、届かん!」
何人もの敵兵を葬っても厚い壁は崩れず、彼が合流してからも一歩もリーディアに近づけていない。
熱くなっているトゥーレを尻目に、クラウスは冷静に戦況を分析していた。
周りは敵兵のみという状況でリーディアを救出できたとしても、果たして無事に脱出できるかどうかだ。
表面上では『何としても助け出す』と意気込んではいるが、状況次第では『トゥーレだけは命に代えても脱出させる』ことを考えていた。
トゥーレは拒否するだろうが、そのときは担いででも脱出するつもりだった。
それは彼を守るために飛び出したユーリはもちろん、船を守っているピエタリやルーベルトも思いは同じだった。
もちろんリーディアを助け出すという気持ちは嘘ではないが、何よりも最優先にするものはトゥーレの生存だ。彼らにとってはリーディアを失っても痛くはないが、トゥーレを失えばカモフが滅ぶ。自ずと優先順位は違ってくるのだった。
「ベルナルト!?」
追い詰められた彼らに更に追い打ちが入る。複数の槍を受けていたベルナルトの乗騎がついに崩れ落ちたのだ。
馬から投げ出されたものの、ベルナルトはすぐに起き上がると武器を振るい敵を倒すが、すぐに敵兵に囲まれて姿が見えなくなった。これでリーディアを守る護衛が、遂にアレシュ一人となってしまった。
じわりと包囲が狭まってくる。
アレシュも必死で槍を振るっているが、一人ではとても守り切れるものではない。いつの間にかリーディアもみずから槍を振るい戦っていた。
致命傷には至らずとも二人とも傷が目に見えて増えていく。
「ア、アレシュ!」
「姫様っ!」
二人の間に強引に兵が割り込み、遂に二人が分断されてしまった。
アレシュは一度は強引に割り込んでリーディアと合流できたものの、またすぐに引き離されてしまう。
「そこをどけぇ!」
馬の体躯にものを言わせて押しのけるように合流しようとするものの、その馬も力尽きたように泡を吹いて膝を折った。
倒れる前に飛び降りて難を逃れたアレシュは槍を左に持ち替え、空いた右手で剣を引き抜くと、地の底から響くような唸り声を上げ、分断している敵兵に突っ込んでいく。
「邪魔をするな! どけっ!」
リーディアを挟んだ反対側でもベルナルトが奮戦していた。
ただし落馬の際に得物の槍斧を紛失し、さらには左鎖骨を骨折したため左腕が上がらなくなっていた。
それでも残った右腕で剣を振るって鬼神のような強さを見せつけていたが、身体に刻まれる傷がみるみる増えていく。
「ぐっ!」
今まさに相手の槍が太股を貫き、苦悶の表情を見せる。
その敵兵は倒したものの、堪えきれずに遂に片膝を地面に付いてしまった。
すかさず敵兵がベルナルトを蹴り飛ばす。
仰向けにひっくり返った彼はすぐに身を起こそうとするが、それよりも早く敵兵が彼に馬乗りになるとダガーを引き抜いた。必死で身を捩らせ拘束を振り解こうと藻掻くが、兵はダガーを持った手で顔を何度も殴りつけベルナルトを大人しくさせる。
ぐったりしたベルナルトに血走った目を向けた兵はダガーを振りかぶった。キラリと陽光を反射しキラリと冷たい光を放つ。
しかしその凶刃が振り下ろされることはなかった。
一人となってしまったリーディアは、必死で愛馬を操り包囲を抜けようと足掻いていた。
怖気を覚える敵のぎらついた目は、明らかに彼女を得物だと認識した目だ。足を止めればそのまま死を意味する事の恐怖と戦いながら、足だけは止めないように馬を操り、時には兵をその手に掛けて戦っていた。
彼女の護衛もひとり減りふたり減り、遂にはベルナルトが離れアレシュとも切り離されてしまった。今自分を守れる者は自分しかいない。
少し離れた場所ではトゥーレも必死で戦っているのが見える。
一瞬そのトゥーレと目が合った。
絶望的な状況だが、彼の目は諦めていなかった。
奇跡が起きない限りこの状況を覆すことは不可能に思えるが、トゥーレが諦めないのならば彼女に諦める理由はなかった。
その気持ちが奇跡を呼び込んだのかも知れない。
一人の騎士がどうしても破ることができなかった包囲を突破し、リーディアに迫っていた凶刃を防いだのだ。
「無事か? リーディア」
「ザ、ザオラル様!? どうして!?」
リーディアを救ったのはフォレスで別れたザオラルだったのだ。
ザオラルは何故か父の形見である白く輝く薙刀を手に、またひとり彼女に迫った兵を葬る。
「話は後だ! 其方は必ずトゥーレに届ける!」
「はいっ!」
力強い義父の言葉に、これまでの疲れが吹き飛んだ気がした。
ザオラルらの状態も万全の状態ではない。彼が率いる兵もすでにボロボロの状態だ。それでも彼の存在はリーディアに安心感を与えたのだった。
ダニエルと別れたザオラルは、小休止を挟みつつ一路オモロウに直行した。途中でリーディアを追うコウチと戦闘になったものの、これを一蹴することに成功。
オモロウ到着前にリーディアとの合流を目指したが、彼女らが追っ手と誤認したために合流がこのタイミングとなったのだった。
ザオラルが一歩進めば、その威圧感に気圧された兵が下がり、さらに進めば自然と道ができた。
圧倒的な存在感がそこにはあった。
『すごい!』
リーディアはザオラルの少し後ろを進みながら改めて彼の凄さを実感した。
父であるオリヤンからもこれと似たような武勇伝を聞いたことがあったが、父が存命の間は一緒に戦場に立つことはなかったため、あくまで想像でしかなかったが、事実を目にすると想像を遙かに超える凄まじさだった。
「リーディア、よくも無事で!」
割れた人垣の間をこじ開けるようにして、トゥーレがようやくリーディアの元に辿り着いた。
「トゥーレ様こそ」
ほっとした表情で見上げるトゥーレと、疲れ切った表情で笑顔を見せるリーディア。
長い逃避行の末に、ようやく彼女はトゥーレと再会を果たしたのだった。
焦った声でトゥーレが叫ぶ。
リーディアとの距離はもう三〇メートルもなかった。
しかし、すぐそこに姿が見えているのに届かない。もどかしい距離にトゥーレは焦っていた。
―――ガゴッガガガガガ・・・・
浅瀬に乗り上げながらジャンヌ・ダルクが左舷を突き出た岸に強引に接舷させる。接近していた敵兵が巻き起こった波に流される。
「出ます!」
それと同時に百名の精兵を整えたクラウスが、舷側から飛び下りる勢いでリーディア救出のため出撃していく。
反対に合流だけはさせまいとヴィクトル軍は、クラウスの前方を塞ぐように兵力を突っ込ませてくる。さらに一部はジャンヌ・ダルクへと取り付こうと近付いて来た。それをルーベルトら鉄砲隊がクラウスへの援護と船を守るため弾幕をはり敵を近づけさせない。
お互いにここが正念場と理解しているため、お互いに持てる兵力を出し惜しみすることなく、各所で激戦が繰り広げられていた。
「俺も出るぞ!」
暫く舷側から応戦していたトゥーレだったが、目論み通りにリーディアを救出することができない現状に、我慢できずにグレイブを手に船から飛び降りていく。
「トゥーレ様!? ちいっ、俺たちも行くぞ!」
慌てたユーリが数十名の護衛を引き連れて後を追って船を飛び降りる。
自分の身を顧みず真っ直ぐリーディアを目指すトゥーレは、気付けばクラウスと並んで先頭に立って敵に切り込んでいた。
彼女までの距離は僅か十メートル程。しかしその十メートルが果てしなく遠く感じられた。
三〇騎近くいたリーディアの主従は、わずか三名にまで減ってしまっている。その三名の姿はまだ馬上にあるが逆にそれが格好の目印となり、砂糖に群がる蟻のように兵が集まってきているかのようだった。
「くっ、届かん!」
何人もの敵兵を葬っても厚い壁は崩れず、彼が合流してからも一歩もリーディアに近づけていない。
熱くなっているトゥーレを尻目に、クラウスは冷静に戦況を分析していた。
周りは敵兵のみという状況でリーディアを救出できたとしても、果たして無事に脱出できるかどうかだ。
表面上では『何としても助け出す』と意気込んではいるが、状況次第では『トゥーレだけは命に代えても脱出させる』ことを考えていた。
トゥーレは拒否するだろうが、そのときは担いででも脱出するつもりだった。
それは彼を守るために飛び出したユーリはもちろん、船を守っているピエタリやルーベルトも思いは同じだった。
もちろんリーディアを助け出すという気持ちは嘘ではないが、何よりも最優先にするものはトゥーレの生存だ。彼らにとってはリーディアを失っても痛くはないが、トゥーレを失えばカモフが滅ぶ。自ずと優先順位は違ってくるのだった。
「ベルナルト!?」
追い詰められた彼らに更に追い打ちが入る。複数の槍を受けていたベルナルトの乗騎がついに崩れ落ちたのだ。
馬から投げ出されたものの、ベルナルトはすぐに起き上がると武器を振るい敵を倒すが、すぐに敵兵に囲まれて姿が見えなくなった。これでリーディアを守る護衛が、遂にアレシュ一人となってしまった。
じわりと包囲が狭まってくる。
アレシュも必死で槍を振るっているが、一人ではとても守り切れるものではない。いつの間にかリーディアもみずから槍を振るい戦っていた。
致命傷には至らずとも二人とも傷が目に見えて増えていく。
「ア、アレシュ!」
「姫様っ!」
二人の間に強引に兵が割り込み、遂に二人が分断されてしまった。
アレシュは一度は強引に割り込んでリーディアと合流できたものの、またすぐに引き離されてしまう。
「そこをどけぇ!」
馬の体躯にものを言わせて押しのけるように合流しようとするものの、その馬も力尽きたように泡を吹いて膝を折った。
倒れる前に飛び降りて難を逃れたアレシュは槍を左に持ち替え、空いた右手で剣を引き抜くと、地の底から響くような唸り声を上げ、分断している敵兵に突っ込んでいく。
「邪魔をするな! どけっ!」
リーディアを挟んだ反対側でもベルナルトが奮戦していた。
ただし落馬の際に得物の槍斧を紛失し、さらには左鎖骨を骨折したため左腕が上がらなくなっていた。
それでも残った右腕で剣を振るって鬼神のような強さを見せつけていたが、身体に刻まれる傷がみるみる増えていく。
「ぐっ!」
今まさに相手の槍が太股を貫き、苦悶の表情を見せる。
その敵兵は倒したものの、堪えきれずに遂に片膝を地面に付いてしまった。
すかさず敵兵がベルナルトを蹴り飛ばす。
仰向けにひっくり返った彼はすぐに身を起こそうとするが、それよりも早く敵兵が彼に馬乗りになるとダガーを引き抜いた。必死で身を捩らせ拘束を振り解こうと藻掻くが、兵はダガーを持った手で顔を何度も殴りつけベルナルトを大人しくさせる。
ぐったりしたベルナルトに血走った目を向けた兵はダガーを振りかぶった。キラリと陽光を反射しキラリと冷たい光を放つ。
しかしその凶刃が振り下ろされることはなかった。
一人となってしまったリーディアは、必死で愛馬を操り包囲を抜けようと足掻いていた。
怖気を覚える敵のぎらついた目は、明らかに彼女を得物だと認識した目だ。足を止めればそのまま死を意味する事の恐怖と戦いながら、足だけは止めないように馬を操り、時には兵をその手に掛けて戦っていた。
彼女の護衛もひとり減りふたり減り、遂にはベルナルトが離れアレシュとも切り離されてしまった。今自分を守れる者は自分しかいない。
少し離れた場所ではトゥーレも必死で戦っているのが見える。
一瞬そのトゥーレと目が合った。
絶望的な状況だが、彼の目は諦めていなかった。
奇跡が起きない限りこの状況を覆すことは不可能に思えるが、トゥーレが諦めないのならば彼女に諦める理由はなかった。
その気持ちが奇跡を呼び込んだのかも知れない。
一人の騎士がどうしても破ることができなかった包囲を突破し、リーディアに迫っていた凶刃を防いだのだ。
「無事か? リーディア」
「ザ、ザオラル様!? どうして!?」
リーディアを救ったのはフォレスで別れたザオラルだったのだ。
ザオラルは何故か父の形見である白く輝く薙刀を手に、またひとり彼女に迫った兵を葬る。
「話は後だ! 其方は必ずトゥーレに届ける!」
「はいっ!」
力強い義父の言葉に、これまでの疲れが吹き飛んだ気がした。
ザオラルらの状態も万全の状態ではない。彼が率いる兵もすでにボロボロの状態だ。それでも彼の存在はリーディアに安心感を与えたのだった。
ダニエルと別れたザオラルは、小休止を挟みつつ一路オモロウに直行した。途中でリーディアを追うコウチと戦闘になったものの、これを一蹴することに成功。
オモロウ到着前にリーディアとの合流を目指したが、彼女らが追っ手と誤認したために合流がこのタイミングとなったのだった。
ザオラルが一歩進めば、その威圧感に気圧された兵が下がり、さらに進めば自然と道ができた。
圧倒的な存在感がそこにはあった。
『すごい!』
リーディアはザオラルの少し後ろを進みながら改めて彼の凄さを実感した。
父であるオリヤンからもこれと似たような武勇伝を聞いたことがあったが、父が存命の間は一緒に戦場に立つことはなかったため、あくまで想像でしかなかったが、事実を目にすると想像を遙かに超える凄まじさだった。
「リーディア、よくも無事で!」
割れた人垣の間をこじ開けるようにして、トゥーレがようやくリーディアの元に辿り着いた。
「トゥーレ様こそ」
ほっとした表情で見上げるトゥーレと、疲れ切った表情で笑顔を見せるリーディア。
長い逃避行の末に、ようやく彼女はトゥーレと再会を果たしたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる