178 / 205
第四章 伝説のはじまり
1 新領都ネアン
しおりを挟む
ドーグラスを討ってから二年の月日が経っていた。
カモフの新しい領都となったネアンの再建は順調にすすんでいて、領主官邸を含んだ街の中心部には真新しい街並みが現れていた。
かつての公館が建っていた場所に三階建ての新しい官邸が出現し、その傍ではトゥーレの居館となる領主公邸の工事が急ピッチで進められていた。
旧公館を囲っていた城壁は完全に姿を消し、代わりに水を湛えた堀と数メートルの高さの塀に置き換わっている。
街の中央部にあった円形広場は残されているが、官邸と接する北側の一部は官邸へと繋がる立派な門が作られたため現在は半円に近い形となっていて、もはや円形広場と言えなくなっていた。
街を東西に横断していた大通りと港へと続く港通りに加えて、やや道幅は狭くなるが広場から斜めに延びる通りも新たに整備された。これにより官邸から見れば、広場を挟んで五本の通りが放射状に延びる形となっている。
街の中心部から離れた外縁部付近にはまだ更地が目立っているものの、現在も多くの大工や人足が働いていて、いたる所から槌音がかしましく響き、徐々に新しい建物が現れ始めていた。
トゥーレが官邸の建設に取り掛かったのは、街の区画整理が一段落ついてからだった。
街の再建と平行して建造が進められた官邸が完成し、盛大な完成式典が執り行われたのはこの年の春の終わりの事だ。
これによりそれまでサザンで代行していたカモフの公式行事が、漸くネアンで執り行えるようになった。それを一番喜んでいたのはもちろんシルベストルだ。
「これでやっとサザンは静かになります」
行事の度に準備に奔走していたシルベストルは、心底ホッとしたように愁眉を開いたのである。
ネアンで行事が執り行える事になったとはいえ公邸は建築中のため、トゥーレの住まいは未だに仮屋敷のままだ。公邸の建築工事は進んでいたが、トゥーレが相変わらず街の復興に優先的に人を回していたからだ。
それでも定期的に視察と称してやって来るシルベストルの手前、余り後回しにする訳にはいかず、何とか今年中には完成する目処が立っていた。
全体的に見れば復興半ばといった趣が色濃く漂っているネアンだったが、それでも新たな人の流入によって街には活気が満ちていた。
トゥーレはネアンに領都を移すにあたって、まずカモフ領全体でギルド制度を撤廃した。
撤廃とはいっても既にギルドはザオラルの手によって骨抜きにされて十年近く経っていた。またネアンのギルドは、先の戦いの際に有力者が力を失っていた事もあって激しい抵抗などはなく、静かにその役目を終える事となった。
そしてかつての父の政策に倣って、新たにネアンへ移住してくる者には三年間の租税の免除を布告したのだった。
岩塩の中継地として発展してきたネアンは、谷の中に位置するサザンよりも遙かに交通の便がよく、そのため布告直後から多くの商人たちが流入することとなった。
ネアンは元の街域自体もサザンより広かったが、今ではかつての一・五倍ほどにまで街が広がっていたのである。
「トゥーレ様、ご無沙汰しておりました」
官邸の真新しい小広間で、ニオール商会のルオが挨拶をおこなっていた。
相変わらず顔色が悪く胃の辺りを押さえている。知らない人が見れば非常に心配になるが、彼の場合は何時会ってもこのような様子だ。トゥーレはこれがルオの通常だと、随分前から気にしない事にしていた。
彼の少し後には妹のコンチャが笑顔を浮かべて控えている。
「久しぶりだな。どうだ、転居は終わったか?」
「おかげさまで恙なく終わりましてございます」
ニオール商会は領都の移転に合わせて、この度ネアンへと本店を移していた。
新しい本店は円形広場の傍にあり、引っ越しの準備や細々とした作業のため、ルオはここ一ヵ月近くサザンとネアンを忙しく行き来していた。
疲労の浮かんだ顔色は少なからずその影響もあるのだろう。
「サザンの方も引き継ぎは順調にいきそうか?」
「はい、元々サザンで店を構えておられたので問題ありません」
今回移転するに当たってサザンのニオール商会は、最初暖簾分けではなく店舗ごとそのままオレクの両親に譲って、かつてのヤルトール商店を復活させようとした。
しかし『もう終わったこと』としてオレクを含め彼の両親は、ヤルトール商店の復興を頑として聞き入れなかった。そのため最終的には暖簾分けすることになり、オレクの両親はニオール商会のサザン支店長として店を任されることとなったのだった。
「サトルトはどうするつもりだ? ここからでは少し距離があるだろう?」
「戦いが終わった今、火急の用件がそれほどあるとは思えません。余程の事がございません限り定期的な訪問で充分かと存じます。また、後任の育成を進めております故それほど負担増とはならない筈です」
「ほう、漸くか?」
苦笑したトゥーレが軽く驚いた表情を浮かべた。
ルオといえば苦労を買ってでも抱え込むような人物だ。
何でも自分で決済しなければ気が済まない性分であり、そのせいで一時は疲労困憊で見ていられない状態にまでなっていた。その時はトゥーレが強引に出仕禁止にしたため事なきを得たが、そうでもしなければあの時どうなっていたか分からない。
オレクに嫁いで間もなかったコンチャを、ルオの補佐として戻したのもその様子を見ていられなかったためだ。しかしその年の秋までとしていた手伝いの期限を切っていたものの、結局現在も変わらずコンチャが継続して仕事を手伝っていたのである。
「ようやく兄も人の使い方を覚えなければと悟ったようです。あたしもまさか三年も手伝う事になるとは思いませんでしたけれど」
兄をチラリと睨みながら頬を軽く膨らませた。
彼女の皮肉にルオは大汗をかきながら小さくなる。
「ははは、そう言ってやるな。流石に何時までも其方をオレクと引き離しておくのは忍びないと考えていた所だ。これに懲りたならしっかり部下の育成に励むことだ」
「はい。半年ほどのお約束だったにもかかわらず、三年もの長きに渡りコンチャをお貸しいただき感謝の念に堪えません。全ては妹という事で甘えていた私の不徳の致すところであります」
「そう思うならまず謝る相手はオレクとコンチャの二人だろう?」
ニオール商会にとってトゥーレは最大の顧客でありスポンサーだ。
ルオは顔を上げることもできず、平身低頭して頭を下げ続ける事しかできない。
「そうですわ。そのせいであたしが子を産むことができなくなればお兄様の責任ですからね!」
「おまっ、こんな所で何を口にするんだ!」
あっけらかんと口にするコンチャに対してルオは真っ赤になりながら慌てて振り返る。
しかし三年間で随分と溜まっていたのだろう。コンチャはスイッチが入ったように早口で兄やオレクへの不満を口にし始めた。
「だってそうでしょう?
あたしは新婚でしたのにお兄様のお手伝いのせいで三年も子作りできなかったんですよ。それなのにオレク様が何も言われないからってお兄様ったら本当にオレク様やあたしに甘えすぎだと思いますわ!
オレク様もオレク様です。何時まで経ってもあたしを迎えに来ないんですもの。ホントにあたしの事愛しているのかと何度も不安になりましたわ!」
デリケートな内容のため周りの者も微妙な表情を浮かべるだけで、止めに入るタイミングを掴みかねていた。
「ははは・・・・コンチャ、それくらいにしておいた方がよいぞ。それとも其方らの赤裸々な話が周りに聞かれてもよいのなら止めぬが」
「あら、あたしったら、今の話は忘れて下さいませ」
苦笑を浮かべたトゥーレが諫めると、コンチャも流石に真っ赤になって漸く口を閉じるのだった。
「ルオ、これ以上妹に私的な事をぶっちゃけさせたくなければ今後ともしっかりと精進するんだな」
「し、承知いたしました。今後は妹に頼らずに済むよう努力いたします」
脱線していった会談もトゥーレの軌道修正のお陰で無事に終了する事ができたのである。
しかし会談終わりのルオのその顔は、今にも倒れそうなほど悪くなっていた事は言うまでもない。
何とも締まらない会談となったが、これでもルオール商会は現時点で既にカモフでも一、二を争うほどの商店へと成長していた。
さらに今後その勢いはますます盛んとなっていくのであった。
カモフの新しい領都となったネアンの再建は順調にすすんでいて、領主官邸を含んだ街の中心部には真新しい街並みが現れていた。
かつての公館が建っていた場所に三階建ての新しい官邸が出現し、その傍ではトゥーレの居館となる領主公邸の工事が急ピッチで進められていた。
旧公館を囲っていた城壁は完全に姿を消し、代わりに水を湛えた堀と数メートルの高さの塀に置き換わっている。
街の中央部にあった円形広場は残されているが、官邸と接する北側の一部は官邸へと繋がる立派な門が作られたため現在は半円に近い形となっていて、もはや円形広場と言えなくなっていた。
街を東西に横断していた大通りと港へと続く港通りに加えて、やや道幅は狭くなるが広場から斜めに延びる通りも新たに整備された。これにより官邸から見れば、広場を挟んで五本の通りが放射状に延びる形となっている。
街の中心部から離れた外縁部付近にはまだ更地が目立っているものの、現在も多くの大工や人足が働いていて、いたる所から槌音がかしましく響き、徐々に新しい建物が現れ始めていた。
トゥーレが官邸の建設に取り掛かったのは、街の区画整理が一段落ついてからだった。
街の再建と平行して建造が進められた官邸が完成し、盛大な完成式典が執り行われたのはこの年の春の終わりの事だ。
これによりそれまでサザンで代行していたカモフの公式行事が、漸くネアンで執り行えるようになった。それを一番喜んでいたのはもちろんシルベストルだ。
「これでやっとサザンは静かになります」
行事の度に準備に奔走していたシルベストルは、心底ホッとしたように愁眉を開いたのである。
ネアンで行事が執り行える事になったとはいえ公邸は建築中のため、トゥーレの住まいは未だに仮屋敷のままだ。公邸の建築工事は進んでいたが、トゥーレが相変わらず街の復興に優先的に人を回していたからだ。
それでも定期的に視察と称してやって来るシルベストルの手前、余り後回しにする訳にはいかず、何とか今年中には完成する目処が立っていた。
全体的に見れば復興半ばといった趣が色濃く漂っているネアンだったが、それでも新たな人の流入によって街には活気が満ちていた。
トゥーレはネアンに領都を移すにあたって、まずカモフ領全体でギルド制度を撤廃した。
撤廃とはいっても既にギルドはザオラルの手によって骨抜きにされて十年近く経っていた。またネアンのギルドは、先の戦いの際に有力者が力を失っていた事もあって激しい抵抗などはなく、静かにその役目を終える事となった。
そしてかつての父の政策に倣って、新たにネアンへ移住してくる者には三年間の租税の免除を布告したのだった。
岩塩の中継地として発展してきたネアンは、谷の中に位置するサザンよりも遙かに交通の便がよく、そのため布告直後から多くの商人たちが流入することとなった。
ネアンは元の街域自体もサザンより広かったが、今ではかつての一・五倍ほどにまで街が広がっていたのである。
「トゥーレ様、ご無沙汰しておりました」
官邸の真新しい小広間で、ニオール商会のルオが挨拶をおこなっていた。
相変わらず顔色が悪く胃の辺りを押さえている。知らない人が見れば非常に心配になるが、彼の場合は何時会ってもこのような様子だ。トゥーレはこれがルオの通常だと、随分前から気にしない事にしていた。
彼の少し後には妹のコンチャが笑顔を浮かべて控えている。
「久しぶりだな。どうだ、転居は終わったか?」
「おかげさまで恙なく終わりましてございます」
ニオール商会は領都の移転に合わせて、この度ネアンへと本店を移していた。
新しい本店は円形広場の傍にあり、引っ越しの準備や細々とした作業のため、ルオはここ一ヵ月近くサザンとネアンを忙しく行き来していた。
疲労の浮かんだ顔色は少なからずその影響もあるのだろう。
「サザンの方も引き継ぎは順調にいきそうか?」
「はい、元々サザンで店を構えておられたので問題ありません」
今回移転するに当たってサザンのニオール商会は、最初暖簾分けではなく店舗ごとそのままオレクの両親に譲って、かつてのヤルトール商店を復活させようとした。
しかし『もう終わったこと』としてオレクを含め彼の両親は、ヤルトール商店の復興を頑として聞き入れなかった。そのため最終的には暖簾分けすることになり、オレクの両親はニオール商会のサザン支店長として店を任されることとなったのだった。
「サトルトはどうするつもりだ? ここからでは少し距離があるだろう?」
「戦いが終わった今、火急の用件がそれほどあるとは思えません。余程の事がございません限り定期的な訪問で充分かと存じます。また、後任の育成を進めております故それほど負担増とはならない筈です」
「ほう、漸くか?」
苦笑したトゥーレが軽く驚いた表情を浮かべた。
ルオといえば苦労を買ってでも抱え込むような人物だ。
何でも自分で決済しなければ気が済まない性分であり、そのせいで一時は疲労困憊で見ていられない状態にまでなっていた。その時はトゥーレが強引に出仕禁止にしたため事なきを得たが、そうでもしなければあの時どうなっていたか分からない。
オレクに嫁いで間もなかったコンチャを、ルオの補佐として戻したのもその様子を見ていられなかったためだ。しかしその年の秋までとしていた手伝いの期限を切っていたものの、結局現在も変わらずコンチャが継続して仕事を手伝っていたのである。
「ようやく兄も人の使い方を覚えなければと悟ったようです。あたしもまさか三年も手伝う事になるとは思いませんでしたけれど」
兄をチラリと睨みながら頬を軽く膨らませた。
彼女の皮肉にルオは大汗をかきながら小さくなる。
「ははは、そう言ってやるな。流石に何時までも其方をオレクと引き離しておくのは忍びないと考えていた所だ。これに懲りたならしっかり部下の育成に励むことだ」
「はい。半年ほどのお約束だったにもかかわらず、三年もの長きに渡りコンチャをお貸しいただき感謝の念に堪えません。全ては妹という事で甘えていた私の不徳の致すところであります」
「そう思うならまず謝る相手はオレクとコンチャの二人だろう?」
ニオール商会にとってトゥーレは最大の顧客でありスポンサーだ。
ルオは顔を上げることもできず、平身低頭して頭を下げ続ける事しかできない。
「そうですわ。そのせいであたしが子を産むことができなくなればお兄様の責任ですからね!」
「おまっ、こんな所で何を口にするんだ!」
あっけらかんと口にするコンチャに対してルオは真っ赤になりながら慌てて振り返る。
しかし三年間で随分と溜まっていたのだろう。コンチャはスイッチが入ったように早口で兄やオレクへの不満を口にし始めた。
「だってそうでしょう?
あたしは新婚でしたのにお兄様のお手伝いのせいで三年も子作りできなかったんですよ。それなのにオレク様が何も言われないからってお兄様ったら本当にオレク様やあたしに甘えすぎだと思いますわ!
オレク様もオレク様です。何時まで経ってもあたしを迎えに来ないんですもの。ホントにあたしの事愛しているのかと何度も不安になりましたわ!」
デリケートな内容のため周りの者も微妙な表情を浮かべるだけで、止めに入るタイミングを掴みかねていた。
「ははは・・・・コンチャ、それくらいにしておいた方がよいぞ。それとも其方らの赤裸々な話が周りに聞かれてもよいのなら止めぬが」
「あら、あたしったら、今の話は忘れて下さいませ」
苦笑を浮かべたトゥーレが諫めると、コンチャも流石に真っ赤になって漸く口を閉じるのだった。
「ルオ、これ以上妹に私的な事をぶっちゃけさせたくなければ今後ともしっかりと精進するんだな」
「し、承知いたしました。今後は妹に頼らずに済むよう努力いたします」
脱線していった会談もトゥーレの軌道修正のお陰で無事に終了する事ができたのである。
しかし会談終わりのルオのその顔は、今にも倒れそうなほど悪くなっていた事は言うまでもない。
何とも締まらない会談となったが、これでもルオール商会は現時点で既にカモフでも一、二を争うほどの商店へと成長していた。
さらに今後その勢いはますます盛んとなっていくのであった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
生贄にされた少年。故郷を離れてゆるりと暮らす。
水定ゆう
ファンタジー
村の仕来りで生贄にされた少年、天月・オボロナ。魔物が蠢く危険な森で死を覚悟した天月は、三人の異形の者たちに命を救われる。
異形の者たちの弟子となった天月は、数年後故郷を離れ、魔物による被害と魔法の溢れる町でバイトをしながら冒険者活動を続けていた。
そこで待ち受けるのは数々の陰謀や危険な魔物たち。
生贄として魔物に捧げられた少年は、冒険者活動を続けながらゆるりと日常を満喫する!
※とりあえず、一時完結いたしました。
今後は、短編や別タイトルで続けていくと思いますが、今回はここまで。
その際は、ぜひ読んでいただけると幸いです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
平凡なサラリーマンが異世界に行ったら魔術師になりました~科学者に投資したら異世界への扉が開発されたので、スローライフを満喫しようと思います~
金色のクレヨン@釣りするWeb作家
ファンタジー
夏井カナタはどこにでもいるような平凡なサラリーマン。
そんな彼が資金援助した研究者が異世界に通じる装置=扉の開発に成功して、援助の見返りとして異世界に行けることになった。
カナタは準備のために会社を辞めて、異世界の言語を学んだりして準備を進める。
やがて、扉を通過して異世界に着いたカナタは魔術学校に興味をもって入学する。
魔術の適性があったカナタはエルフに弟子入りして、魔術師として成長を遂げる。
これは文化も風習も違う異世界で戦ったり、旅をしたりする男の物語。
エルフやドワーフが出てきたり、国同士の争いやモンスターとの戦いがあったりします。
第二章からシリアスな展開、やや残酷な描写が増えていきます。
旅と冒険、バトル、成長などの要素がメインです。
ノベルピア、カクヨム、小説家になろうにも掲載
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる