1 / 6
プロローグ
しおりを挟む
銃撃音と悲鳴が街の喧騒を掻き消していた。
宝石店に押し入った強盗が、たまたま別件で近くにいた刑事に見つかり立て篭っているのだ。
刑事は応援を呼んだが、強盗達は素早く民間人の退路を断ち、物陰に隠れさせることで刑事達の動きを制限した。
強盗は、逃げ遅れた民間人を狙い銃を乱射して、刑事達の動きを民間人の避難に集中させている。
オートの拳銃を持った刑事が2人。
SMG(サブマシンガン)を持った強盗は3人のようだ。
強盗達は連携して動き、刑事達に反撃させる隙を作らせない。
おそらく、強盗達は戦闘用AI強化アプリを不法ダウンロードしているのだろう。
最近は、この手のアプリを使った犯罪が増加している。
軍隊並みの連携と判断で逃げ遅れた民間人を効果的に使っている。
刑事が応戦しているが、強盗達とは火力が違い過ぎた。
応援はまだ着かない。
車の影にうずくまっている女性がいた。
刑事から、僅か数メートルの位置にいる。
強盗は車と地面の隙間に着弾を集中させた。
地面に反射した銃弾が、向こうの壁に着弾した。
女性の悲鳴が上がる。
強盗は、わざと女性に当てないようだ。
車の影に隠れている女性を助けるために、飛び出した刑事を仕留めるつもりなのだろう。
それが分かっていても、刑事は女性を守る行動を取る。
「援護しろ」
50代に見えるの刑事が、女性の悲鳴に耐え切れず走り出した。
刑事は自分が盾となり、もっと頑丈な壁の影に逃げ遅れた女性を移動させるつもりらしい。
若い刑事が援護射撃をするが、2丁のSMGの銃撃に隠れる事しかできない。
....この女性だけでも、必ず避難させる。
SMGの発射音が聞こえた。
民間人の女性を抱え上げた刑事の背中に、SMGの銃弾が浴びせられた。
「先輩!!」
若い刑事の叫び声に、先輩刑事は自らの死期を悟った。
....あとは任せた。
《ガーランド》
空中に無数の火花が散った。
ガーランドで銃弾を防いだブライドが、衝撃を抑え切れず刑事のところに弾き飛ばされた。
刑事は背中を押されるように、壁の影に飛び込んだ。
...何があったのか?
刑事が見上げると、そこにはパールホワイトのウエディングドレスに身を包んだ、美少女の姿があった。
「ブライドさん」
「犯人はわたしが対応するから、お二人は民間人の避難をお願いします。
もし、応援が到着しても、銃は使わないでください」
光学迷彩で身を隠したブライドが、建物に進入して行った。
間もなく、現れるブライド。
「犯人は電撃で気絶させています」
確保に向かう若い刑事。
「ありがとう、ブライドさん」
「国民を守るのも私の仕事ですから」
ブライドの凛とした立ち姿が、とても美しかった。
「そういえば、私は....先代のブライドの事件に関わっているようなのですが.....おそらく、記憶を消されたようなんです」
刑事は、いつになく真面目な顔でブライドに話しかけた。
「刑事の記憶を消すって事は、国家絡みの事件って事なんでしょうね」
少し考え込むブライド。
「なら、後日ここに来て」
と、地図に載っていないある場所を教えた。
「私も聞きたい事があるの❣️
この男に見覚えない」
ブライドは、刑事の電脳に直接画像を送った。
「この男なら見たことがあります」
「じゃあ、データをいただきます❣️」
刑事の電脳に勝手に入って情報を得るブライド。
「そんなこともできるんですか?」
驚く刑事にブライドは、
「以前、一緒にいた時に栞を挟んでおいたんです。
さすがに刑事の電脳に侵入するには、ちょっと時間がかかりましたけど💕」
笑顔のブライドに、刑事は見惚れることしか出来なかった。
宝石店に押し入った強盗が、たまたま別件で近くにいた刑事に見つかり立て篭っているのだ。
刑事は応援を呼んだが、強盗達は素早く民間人の退路を断ち、物陰に隠れさせることで刑事達の動きを制限した。
強盗は、逃げ遅れた民間人を狙い銃を乱射して、刑事達の動きを民間人の避難に集中させている。
オートの拳銃を持った刑事が2人。
SMG(サブマシンガン)を持った強盗は3人のようだ。
強盗達は連携して動き、刑事達に反撃させる隙を作らせない。
おそらく、強盗達は戦闘用AI強化アプリを不法ダウンロードしているのだろう。
最近は、この手のアプリを使った犯罪が増加している。
軍隊並みの連携と判断で逃げ遅れた民間人を効果的に使っている。
刑事が応戦しているが、強盗達とは火力が違い過ぎた。
応援はまだ着かない。
車の影にうずくまっている女性がいた。
刑事から、僅か数メートルの位置にいる。
強盗は車と地面の隙間に着弾を集中させた。
地面に反射した銃弾が、向こうの壁に着弾した。
女性の悲鳴が上がる。
強盗は、わざと女性に当てないようだ。
車の影に隠れている女性を助けるために、飛び出した刑事を仕留めるつもりなのだろう。
それが分かっていても、刑事は女性を守る行動を取る。
「援護しろ」
50代に見えるの刑事が、女性の悲鳴に耐え切れず走り出した。
刑事は自分が盾となり、もっと頑丈な壁の影に逃げ遅れた女性を移動させるつもりらしい。
若い刑事が援護射撃をするが、2丁のSMGの銃撃に隠れる事しかできない。
....この女性だけでも、必ず避難させる。
SMGの発射音が聞こえた。
民間人の女性を抱え上げた刑事の背中に、SMGの銃弾が浴びせられた。
「先輩!!」
若い刑事の叫び声に、先輩刑事は自らの死期を悟った。
....あとは任せた。
《ガーランド》
空中に無数の火花が散った。
ガーランドで銃弾を防いだブライドが、衝撃を抑え切れず刑事のところに弾き飛ばされた。
刑事は背中を押されるように、壁の影に飛び込んだ。
...何があったのか?
刑事が見上げると、そこにはパールホワイトのウエディングドレスに身を包んだ、美少女の姿があった。
「ブライドさん」
「犯人はわたしが対応するから、お二人は民間人の避難をお願いします。
もし、応援が到着しても、銃は使わないでください」
光学迷彩で身を隠したブライドが、建物に進入して行った。
間もなく、現れるブライド。
「犯人は電撃で気絶させています」
確保に向かう若い刑事。
「ありがとう、ブライドさん」
「国民を守るのも私の仕事ですから」
ブライドの凛とした立ち姿が、とても美しかった。
「そういえば、私は....先代のブライドの事件に関わっているようなのですが.....おそらく、記憶を消されたようなんです」
刑事は、いつになく真面目な顔でブライドに話しかけた。
「刑事の記憶を消すって事は、国家絡みの事件って事なんでしょうね」
少し考え込むブライド。
「なら、後日ここに来て」
と、地図に載っていないある場所を教えた。
「私も聞きたい事があるの❣️
この男に見覚えない」
ブライドは、刑事の電脳に直接画像を送った。
「この男なら見たことがあります」
「じゃあ、データをいただきます❣️」
刑事の電脳に勝手に入って情報を得るブライド。
「そんなこともできるんですか?」
驚く刑事にブライドは、
「以前、一緒にいた時に栞を挟んでおいたんです。
さすがに刑事の電脳に侵入するには、ちょっと時間がかかりましたけど💕」
笑顔のブライドに、刑事は見惚れることしか出来なかった。
0
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる