いきなり突き付けられた人生の選択! 公爵令嬢?おじさん勇者?それとも第3の人生?巡り巡って…

kitahara

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くよくよしたところで仕方がないので…できる事から。

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どれだけ何度見ても姿は…45歳の男性勇者。

10歳の少女ではありません。



泉の辺で腰を下ろしたまま…よくよく思い返してみれば神様は何かしてほしいなど一言も言わなかったしただ行きませんか?のお言葉で代案を提案されただけでしたから。

どうしましようか…。

 私が何故困っているかというとここにいる必要性が全くないと此処にきて余計に感じたからです。


事前情報では既に魔王討伐は済んでおり世界は平和となっているとのことですしこの世界は安全であるようです。

なので私はこちら側ですることが本当にないのです。

だって、魔王討伐や人生をもう一度でもなく。

ただ単にこちらの世界にやって来るというのはミスを正すというよりなんか…ねぇ。

このような場所にいる事を考えると取り敢えず送ってしまえばこっちのもんみたいなやっつけ感が感じられました。


特に何かが起こることはない。
一時的な立場交換とはいえ考えれば考えるほど憂鬱になってしまう…。

…あれ?
 一時的?

ここで違和感に気づきました。

えーと…どうやって?

元の世界に帰れるのでしょうか?あちら(神様)からの連絡待ちですか?
え?…まさかこのまま放置ってわけはないですよね?

そういえば…いつ入れ替わることになるのでしょうか?
提案はされたのに…肝心な事を聞いていません…

…ものすごく疑心が生まれましたが…それで思い出したことが…。





神様が話していた事で気になった事がひとつ。
(本来貴方のその人生を歩くはずのあちらの方が入れ替えしたいと望んでいまして)という言葉。

魔王を倒して英雄と呼ばれたであろうこの身体の持ち主は何故この世界を離れたのでしょうか?
入れ替えを望んだのでしょうか?

本人ではないので分らない…いやこの身体の持ち主なので本人なのですが中身は私ですので…ややこしいですね。

取り敢えず…この世界でできる事を。

…気になったので…勇者であった彼の半生を知る事から始めようと思います。

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