聖女の加護

LUKA

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柔らかな陽光を灯した空がほの明るい。みかん色にうっすらと染まった朝だ。クリーム色をした薄雲がゆっくりと流れている。優雅にのんびりとした貴婦人みたいだ。
 しかしながら、キミカは窓の向こうへ注意を払わない。レンズの奥のオッドアイは、たくさんの雑な線を捉えていた。書かれていたものは簡略化した絵と文字。それらは今も足されている。ペンは止まったり、すいすい泳いだりと忙しい。やはり作者は迎えた日を知らなかった。この台詞を誰が口にして、表情はこんな感じ、それから場面は・・・。
 ペンを置いた聖人は伸びをした。いつの間にか太陽が昇っていた。眼鏡を外し、目を擦る。その後で目を瞬く。今日だった。――今日!顔が明るさにパッと輝き、気分が舞い上がった。ああそうだ、今日という日は聖域サンクチュアリへ帰るのだ!本当に、気のいい仲間の元へ!戻ってきた聖女を囲んでお祝いだ・・・!信じられなかったみんなは笑みをこぼし、こぞってキミカをたたえるだろう!寂びた神殿を彩る感謝のしるしを目の当たりにした妖精たちは、さぞかしエフィとケットを高く買うことだろう!
 愉快が胸に湧き、こうしてはいられないと、キミカはページを手早くまとめ、いそいそと図書室を出た。
 逸る足が陰った廊下をさっさと行く。
 「ネルあのね、ネームが出来たんだけど――」
 ノックも挨拶も忘れた聖人は扉を開いた。
 魔人がいた。椅子へ腰かけた聖女の髪をくしけずっていた。陽射しが照らし、絹糸はキラキラしていた。少し俯いたネルは嫋やかに微笑んでいた。キミカは言葉が出てこなかった。
 「キミちゃん、お早う」
 碧い目を遣ったネルは言った。穏やかな声だった。戸惑いが頭をもたげる。
 男は毛束を編み込んだ。おかしなことだった。
 「ネル――」
 友の不可解を理解しているようだった聖女は、あぐねた言葉を引き継いだ。
 「私は聖域サンクチュアリへは戻りません。・・・ごめんなさい」
 ・・・『ごめんなさい』?意味がよく分からなかったキミカは困った。
 「な、何言っているの・・・?だって、だってそいつは――・・・」
 「分かってる。・・・それでも帰りません」
 ネルは立ち上がり、傍らの魔人を見つめた。
 「側にいたいの」
 そんな馬鹿な!キミカは咄嗟の一言を何とか飲み込んだ。
 「彼がいない世界は良くないし、それは彼も同じだと思う」
 「う、嘘でしょう・・・?」
 聖女は首を静かに振った。
 「また会えるかしら」
 「う、ううん、みんな待っているのよ・・・!ジイも、リグとラグも!」
 「離れていても、私は彼らの仲間です」
 「ネル、友達と別れるの」
 「会いに来て。あんたのお話が読みたいわ」
 キミカは手に持った紙束を思い出した。物語は王子と乞食のなれそめをつまびらかにしている。地下通路ウブリエットの案内人、アリスの話から着想を得た。迷いの森まで難なく着いたキミカ達は、不思議なトンネルを進んだのだ。
 こんなことがあり得たかと、キミカはまだ納得できなかったが、我儘な友情が入り込む隙はほんのわずかもなかった。すると相思相愛は無視できなかった。たとえネルとアッシュが聖女と魔人だとしても。

聖女として生を受けたネルはただの女でもあった。漫画へ目を通す彼女は男たちが肌を重ねていても、情動で表された愛慕と関わるつもりだった。しかるに長居はできなかったものの、あれからキミカは読者を訪ねた。ロック・マッシュルームでの日々は何事もなく過ぎ、焦りや不安も自然と遠のいていった。慣れが恐ろしかった気がしたが、平和な世界は変わらなかったし、いつでも友は元気で幸せそうだった。まさかモンスターどもに慣れたのではあるまい!仲が深まっているようには見えないが、別段臆しているようでもなかった。ひょっとしたら折り合いをつけたのかもしれない。魔物と一緒に暮らせるようになるくらい、まず愛の力は驚くべきものなのだろう。それこそ『聖女の加護』といい勝負かもしれない。
 庭の世話をしない時、本棚に隠れたネルは魔族について調べてみる。彼らをあまり心得ていなかったからもあったが、何より読書は嫌いじゃなかった。それから資料を参照しに、あるいは集めに来るアッシュと会うこともあった。何でもない風を装って寝椅子へ転がり、過去のとある出来事を仄めかした時などは、わざと取り乱した聖女は魔人を追い出した。
 歴史、天文、数学、幾何学、哲学、地質、魔法と魔物について、箴言集、指南書、神話、童話、伝説、昔話、伝記、寓話を取り揃えた蔵書は手記を省いていた。どうやら人となりというものはわざわざ綴るほどのものではないと、とことん合理的な魔人たちは考えたらしかった。
 ならば魔人自身の口から教えられるはずだろう。
 とある午後、一人席に着いたアッシュは文献を大人しく読んでいた。アーチ形天井ヴォールトを頂いた食堂ダイニングホールはがらんとしている。深まる秋の陽射しが斜めに射しこんでいる。ページをめくる乾いた音が心地よい。不意に、ふわりと華奢な両腕が背後から回った。垂れる月色の房。言わずと知れたことで、あえて魔人は顔を動かさなかった。
 「何読んでいるの」
 「グリーンマンに関する記述だ」
 「なあに、それ」
 するりと膝の上へ座った聖女は本を覗き込んだ。挿絵を見ると、草花の冠を被った人の姿があった。アッシュが読み上げる。
 「『絶世の美女はこのグリーンウーマンを置いて他にいないだろう。温室や保温のための入れ物がモンスターの家だ。霜は死を意味する。手間暇をかけただけ、この究極にして魅惑の園芸は生き永らえる』」
ネルが思い描いた魔物は挿絵もあってか素っ裸で、長い髪を腰まで伸ばしていた。冠は色とりどりの花、果実、穀物で溢れ、大変な美女が生い茂った草の中に立っていた。アッシュはさらに続ける。
 「『古今東西グリーンマンは女たちの賛美の的だ。実質モンスターが役立たずだとしても。その微笑みは心を溶かし、憂いの眼差しは骨抜きにしてしまう。実をつけることもあるようだが、味を知る者は誰一人としていない。美しいバラには棘があるのだから』」
 言葉を置いてきぼりにしたネルは黙り込んだ。頭の中の自分がグリーンマンと面している。すごくハンサムな裸の青年が、彼女の青緑色の瞳へ微妙な視線を注いでいる――・・・。
 「浮気者」
 からかうアッシュは聖女の頬を優しくつねった。恋人たちは楽しい微笑みを交わした。
 別の日は森へピクニックに行った。かこつけた魔人は聖女を着飾った。したがって、衣裳部屋で目にしたのは素敵なものだった。ドレスを身に付けたネルは流麗なアラベスクに惚れた。パフショルダーとスクエアネックの加減が絶妙だ。そして跪いたアッシュはエスパドリーユをあてがい、ひもを結わえようとして、小さな素足へ口づけた。虚を突かれた聖女はピクリと反応した。斜め十字に締めていきながら、ちょっぴりくすぐったい唇もずれていった。堪らなかった。丁寧な押印はまめやかで甘かった。蕾が緩やかにほころびる。セラドン・グリーンの双眸はアッシュグレイの瞳を逸らさなかった。いたずらに見せかけた挑発は止まなかった。よって布を大胆に捲り上げたら、剥き出た腿から腰にかけてキスをする。脚はもの言いたげに疼いている。ネルはほんのりと苛立ちを覚えた。男は言わずもがな、この狡さに夢中だった。するとポケットからしっとりとした真珠のチョーカーを取り出すと、アッシュはもったいぶらずに首へ着けた。
 「俺はお前のものだ」
 接吻がうなじを這うと同じくして、手のひらは腕を滑った。目を瞑った聖女は酔いしれた。愛撫が吐息を淡く押し出す。
 「また私を攫うの」
 女は感無量で囁いたが、魔人は答えられなかった。

鞍を載せた天馬は下草を食んだ。彼が運んだ者たちが木を挟んだ向こうにいる。質疑応答が行き交うそこへ踏み入るつもりはなかった。
 種族における隔たりを知ろうと、二人は様々なことを話した。生い立ちや魔法、治癒の力、ものの考え方など取り留めもなく喋った。理解は中途までしか至らなかったものの、会話自体が面白かった。ネルはよく笑い、つられたアッシュも笑みを浮かべた。発見は探し物を見つけた心と通じるところがあった。気持ちがうきうきと踊る。聖女は宝物庫へ入ったこと、それから肖像画を持ち出したことを明かした。耳を傾けるアッシュは、膝を枕にのんびりと横たわった。小生意気な少年を描いた絵について、忘れていた当の本人はどの絵か思い出せなかった。睫毛の辺りを見つめたネルは、ささやかな賛美が気恥ずかしかった。実物がいるのになぜそんなことをするのか分からなかったが、問い質さなかった彼は仰いだ。幼気な彼女。瞬き、ふっくらと膨らんだ唇の輪郭をたどった。次いで目を閉じ、重なる唇を待った。
 予想だにしなかった聖女は短い悲鳴を上げた。すんでのところで魔人は素早く押し倒すと、唇をあっという間に奪った。驚いた心臓がドキドキしている。ふざけた茶目が可笑しくてならなかったネルは故意にもがいた。けれども企みを訴える暇はついぞ訪れなかった。

治癒も魔法も根源は同じだった。前者が修復を促すのに対し、後者は進化を遂げた。
 薄暮の中庭に佇んだ聖女は、茜空や、夕風に揺れる植物の間で聴こえる虫の音へ耳を澄ましていた。天上にほど近いロック・マッシュルームは草木もまばらで、昆虫が息づくための場所ではなかった。城を自由気ままにうろつく白猫と一緒に、昼間は日向ぼっこをしていた。この頃は冬の足音が確かになってきた。それは慣れ親しんだ小春日和を見つけるまでだった。肌寒さにそろそろ行こうと考えたが、アッシュが回廊をやって来た。
 「ここにいたのか」
 「うん。でももう中へ入るつもり」
 「そうか・・・。確かに今夜は冷え込むんだが、その前にお前に見せたいものがあるんだ」
 「何?」
 「まずはこれを着てくれ。『百聞は一見に如かず』、だ」
 ネルがシルクベルベットのマントを羽織ったら、そこへ腰かけるようアッシュは言った。次いで、灯したランタンを石像の肘や角へ引っ掛けると、彼自身も彼女の隣に座った。夕闇が押し迫るその時、それは現れた。
 胸を張ってつかつかと歩く猫を認めた聖女は瞠目した。まるで人のように長靴まで履いている!唖然と彼女が横を向くと、ちらっと目配せした魔法使いはほくそ笑んだ。照明が点いた舞台へ進むと、正面に立ち止まった生き物は口を開いた。
 「吾輩は猫である!名前はまだない!」
 パチンとアッシュは指を鳴らした。急遽、草陰に潜んだ虫の音が交響楽と化した。感情を音楽と重ね合わせるように、羽根付きの帽子を外した役者は憂え顔をした。劇的な調べが止むと、再び帽子を被った彼は一人語りを始めた。生い立ち、下町での暮らし、「カラバ侯爵」との出会い、仕立て屋ネズミどもの抗議申し立てと、今の自分になるまでのいきさつを真面目に述べた。それに伴って身振り手振りをする度、影が大げさに動いた。
 「・・・そういう訳で、吾輩は城を出て行くのであります」
 白猫は締めくくると、外した帽子を胸にペコリとお辞儀をし、被り直してからランタンを肉球の手に取った。そしてそのまま回れ右をした彼は、庭園を後にした。開いた口が塞がらなかったネルは、外套から覗く尻尾を見送るだけだった。
 「どうだ?」
 いたずらっ子みたいにアッシュは訊いたが、何と言って答えたらいいか分からなかった。たった数時間前まで、陽だまりを好んだ猫は聖女の側でうずくまっていたのだから!
 「アッシュ、あんたの魔法には舌を巻くわ」
 感心がそこまで面白くなかったのか、唇を尖らせた男は何となく仰ぎ見た。素晴らしい星月夜が広がっていた。皓皓とした三日月は白みがかった金色、星々は青みがかったものから赤みがかったものまであった。流星があちらで流れたら、こちらでも流れた。星形、じゃじゃ馬座をはじめ、二人は星座を探し当てた。これ見よがしにひけらかすこともなく、慎み深い美は静穏と瞬いていた。その品格の誇らしさといえば、神聖を呈する壮麗だった。魅せられた恋人たちは楽しみ、ちっとも退屈を覚えなかった。

肌も髪も冷たくなっているにもかかわらず、受け入れた荒っぽい唇だけは熱かったことを、ドアへ押し付けられたネルは感じた。意欲の大きさと強さに心で戸惑うものの、襲い掛かる口づけは思考をことごとく無効にする。離れて襲い掛かり、また離れて襲い掛かる。さながら獰猛な猛禽が獲物を追い詰めていくようだ。にっちもさっちもいかなくなったところで、捕食者は女をかっさらい、ベッドへ運んだ。見事な金糸がピジョンブラッドの上で乱れた。またとない饗宴が執り行われ、客人はもてなしを余すところなく堪能した。面と輪郭は唇でなぞり、ふくらみは手のひらで押し、情態は舌で確かめた。ちゃっと添え物を取り除け、そのままを頂こうではないか。
 しどけなく仰向いたヴィーナスが、一枚の妖艶な絵として完成した。背景の深紅が裸体の乳白、蝉鬢せんびんの黄金を巧妙に引き立てた。動悸を表した胸が上下している。セラドン・グリーンの瞳が長い睫毛越しに覗いている。たとえどんな高額をつけようとも、この芸術品は絶対に譲らない。手放せないのだ、狂おしいほど惜しかった彼だけのものが。
 女神は起き上がると、クラヴァットを解いた。これは明確な所望であり、応えるに過ぎなかったアッシュはチュニックを脱ぎ、バッと抱き寄せた聖女の唇を塞いだ。
 散々懊悩した挙句ネルは果てた。頑健な腕に抱かれ、甘美な反復の最中あるいは、快楽を誘うささやきを耳に、大胆な余技が心身を溶かしている間に。何が何だか分からず、ひたすら純真な愛を胸に、自然の成り行きに身を任せた。絶頂という名の恍惚と霧散までの道のりは、駆られた希求に耽溺しているのみでひた走らなかった。交わりは男と女の単純な構造ではなく、それぞれを慈しむ意義深く、精神の考察に満ちた実に開明的なものだった。快感がなかったとしても、浅はかでなかった彼らはこうしただろうし、聖女の涙ながらの喜びは、崇敬する魔人にとってこの上ない幸福で祝福だったのだから。
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