WhiteResistdoctor

カフェオレ

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私だけなのに

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 「済みません。緊急診察患者の診察終了しました。一応今回の件は一日措置入院と言う対応にさせて頂きます。MARIさん、もうこんな悲しい事、しないで下さいね」
 イケメン医師が帰ってしまったので、私はMARIさんに声掛けした。MARIさんは俯いて応えた。
「分かったからさんづけはしないで。その、宜しくお願い致します。なおちゃん先生!さっきのボス女医さんに渾名、教えて貰えたから呼んで見ました!ふふふ」
 余りにスタイルの良い彼女は、少し痩せ過ぎて居る感じがした。
 もしかしたら、ダイエットして痩せ過ぎた?私が試しに尋ねる。
「その。MARIはご飯ちゃんと食べてますか?」
 少し考える様子を見せると、MARIは悔しそうな表情を見せた。眉がしっかりシャープに描く顔がカワイイ。
「デブになるから、余り食べれ無いのよ。ヴォーカルだからって食べれ無い」
 私は今医師の間で良く話題になる漢方薬と、栄養指導を閃いた。
「良かったら、便秘解消の漢方薬をお出ししますから、後で外来診療に来てみて下さいね」
 MARIは頷くと、男性看護師に手を繋いで貰って奥の病棟へと向かうのだった。


「ッ···ありがとうMARI!ごちそうさま。だいすき」
 MARIの隣の男性看護師が、壁際でMARIを優しく包み込む様にして抱き締める。逞しくて、頼れる存在だった彼が···。
 私は言葉を出せ無かった。ずっと付き合った彼氏の男性医師の河原橋裕翔が私にホットココアを渡して言った。
「何やってるの?車出して来る。今日は送るから」
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