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HELLMODESTART
EP4:ダンジョンとデスループ
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その後も高レベルの人たちばかりで僕のようにレベル1の人は誰一人としていなかった。
そして僕のスキルと同じスキルの人も一人もいなかった。
上位互換はあったけど。
例えば僕の〈劣化ストレージ〉だったら〈アイテムボックス〉は上位互換、〈身体強化・劣〉だったら〈身体強化〉は上位互換。だった。
〈輪廻LV1〉
〈特異点〉
〈天の声〉
この三つはどうもラノベとかで言うユニークスキルらしい。
恐らくレジェンドスキル=ユニークスキルと考えて良さそうだ。
その後、鑑定が終わり次第、僕たちは宝物庫に案内され武器を手にし、それぞれ個室の鍵を渡された。
手に入れたのは赤黒くてカッコいいけん。
能力はこんな感じ。
____________________
名称鑑定不可
効果鑑定不可
※鑑定のレベルが足りません
____________________
その後夕暮れまで個室でひたすら武器に鑑定をかけて少しでもレベルを上げようとした。
結果がこちら!
〈鑑定LV21/2〉
レベルアップ!
〈武器鑑定LV11/2〉
新しくスキル習得!
____________________
名称未設定
レベル1
種類:剣/魔剣/成長剣
攻撃力+1万
スキルスロット
:〈スラッシュLV1〉
:(空き)
:(空き)
:(空き)
:(空き)
____________________
だけど次の瞬間、
『宇美矢晴兎が強力な武器を手にしました。HELLMODEの為、罰則として世界を強化します。強化倍率が0%から20%となりました。』
は?
今のが天の声?
罰則って何?
………この世界、僕に厳しくないか?
何?僕が何か悪いことでもしたって言うの?
とにかく、そのあと食事をして寝た。
何故かあの教皇は『いただきます』を知っていた。
明日からはダンジョンでの実践訓練らしい。
クラスメイトも新しい力に心踊っていた。
僕のステータスはこっそりと隠しておいた。
そして次の日の朝、だいたい7時ごろ。
教皇からダンジョンについて説明される。
「勇者様方にはダンジョンと言う場所に行っていただきます。実践訓練ですので気をつけてくださいね。もしもの場合は私が持っている転移石で脱出します。それではついて来てください。」
神殿を出た裏に地下ダンジョンがあった。
こんな所にダンジョンがあって大丈夫なのだろうか?
いや、大丈夫じゃないだろうな。
あの教皇がレベルが高かったのはそのせいだろう。
「ここのダンジョンの敵は一般的には強めですが勇者様たちなら大丈夫だと思います。」
一般的に強め?
僕は一般人より弱いんだけど?
…ふぅ、落ち着け落ち着け。
なんだかこの世界にきてからキレやすくなってる気がするぞ僕。
ダンジョンの中に入ると中は整備されていたりところどころ松明が置かれていたりして暗くは無かった。
一階層は。
僕たちは下の階層に向かった。
僕たちは二階層に行った。
剣を持っていて人型の魔物、ゴブリンロードという奴だった。
僕以外はは思ったよりも敵が弱く誰もがこのままいけると思ったその時だった。
下の階層からツノの生えたピンク髪の露出が多い服を着た女性がやってきた。背中には悪魔のような真っ黒な羽が生えている。
「フフフ、随分な量の魔力じゃない。アタシが遊んであげる。」
この女性が言っているのは多分他のみんなの事だろうな。
コイツは何故だかやばい気がする。
「僕が相手をする!みんな、ここは僕に任せて逃げて!」
「「「「「!?」」」」」
「晴兎君、危険過ぎるよ!」
「心配ありがとう星也君。だけど今の星也では勝てないから逃げて!」
「っ!?…また僕は…。…わかった!絶対帰ってきてくれ!」
「……………わかった。」
星也がいなくなるのを待った。
「僕が相手だ。」
「あら?君が遊んでくれるの?でもそれは勇気じゃなくて無謀よ?」
「分かってる。それでも僕はこれくらいしか役に立たないからね。」
一応鑑定をしておく。
____________________
魔神エレイナ
測定不可
※鑑定レベルが足りません。
____________________
「間違いなく格上……やるしかないっ!〈身体強化・劣〉」
だけど。
「ガハァ゛っ!?ゲホッ、ゲホッ!ぐぅ……。痛い。」
簡単にカウンターを決められた。
「あはは。死ね。」
グチャ
そこで僕は意識を手放した。
____________________________________________________________
『宇美矢晴兎が死亡しました。レベルが1上がりました。救済システム:スキル効果1/2が劣化効果に変更されます。初回死亡ボーナス:スキルの進化が解放されました。』
____________________________________________________________
そして僕のスキルと同じスキルの人も一人もいなかった。
上位互換はあったけど。
例えば僕の〈劣化ストレージ〉だったら〈アイテムボックス〉は上位互換、〈身体強化・劣〉だったら〈身体強化〉は上位互換。だった。
〈輪廻LV1〉
〈特異点〉
〈天の声〉
この三つはどうもラノベとかで言うユニークスキルらしい。
恐らくレジェンドスキル=ユニークスキルと考えて良さそうだ。
その後、鑑定が終わり次第、僕たちは宝物庫に案内され武器を手にし、それぞれ個室の鍵を渡された。
手に入れたのは赤黒くてカッコいいけん。
能力はこんな感じ。
____________________
名称鑑定不可
効果鑑定不可
※鑑定のレベルが足りません
____________________
その後夕暮れまで個室でひたすら武器に鑑定をかけて少しでもレベルを上げようとした。
結果がこちら!
〈鑑定LV21/2〉
レベルアップ!
〈武器鑑定LV11/2〉
新しくスキル習得!
____________________
名称未設定
レベル1
種類:剣/魔剣/成長剣
攻撃力+1万
スキルスロット
:〈スラッシュLV1〉
:(空き)
:(空き)
:(空き)
:(空き)
____________________
だけど次の瞬間、
『宇美矢晴兎が強力な武器を手にしました。HELLMODEの為、罰則として世界を強化します。強化倍率が0%から20%となりました。』
は?
今のが天の声?
罰則って何?
………この世界、僕に厳しくないか?
何?僕が何か悪いことでもしたって言うの?
とにかく、そのあと食事をして寝た。
何故かあの教皇は『いただきます』を知っていた。
明日からはダンジョンでの実践訓練らしい。
クラスメイトも新しい力に心踊っていた。
僕のステータスはこっそりと隠しておいた。
そして次の日の朝、だいたい7時ごろ。
教皇からダンジョンについて説明される。
「勇者様方にはダンジョンと言う場所に行っていただきます。実践訓練ですので気をつけてくださいね。もしもの場合は私が持っている転移石で脱出します。それではついて来てください。」
神殿を出た裏に地下ダンジョンがあった。
こんな所にダンジョンがあって大丈夫なのだろうか?
いや、大丈夫じゃないだろうな。
あの教皇がレベルが高かったのはそのせいだろう。
「ここのダンジョンの敵は一般的には強めですが勇者様たちなら大丈夫だと思います。」
一般的に強め?
僕は一般人より弱いんだけど?
…ふぅ、落ち着け落ち着け。
なんだかこの世界にきてからキレやすくなってる気がするぞ僕。
ダンジョンの中に入ると中は整備されていたりところどころ松明が置かれていたりして暗くは無かった。
一階層は。
僕たちは下の階層に向かった。
僕たちは二階層に行った。
剣を持っていて人型の魔物、ゴブリンロードという奴だった。
僕以外はは思ったよりも敵が弱く誰もがこのままいけると思ったその時だった。
下の階層からツノの生えたピンク髪の露出が多い服を着た女性がやってきた。背中には悪魔のような真っ黒な羽が生えている。
「フフフ、随分な量の魔力じゃない。アタシが遊んであげる。」
この女性が言っているのは多分他のみんなの事だろうな。
コイツは何故だかやばい気がする。
「僕が相手をする!みんな、ここは僕に任せて逃げて!」
「「「「「!?」」」」」
「晴兎君、危険過ぎるよ!」
「心配ありがとう星也君。だけど今の星也では勝てないから逃げて!」
「っ!?…また僕は…。…わかった!絶対帰ってきてくれ!」
「……………わかった。」
星也がいなくなるのを待った。
「僕が相手だ。」
「あら?君が遊んでくれるの?でもそれは勇気じゃなくて無謀よ?」
「分かってる。それでも僕はこれくらいしか役に立たないからね。」
一応鑑定をしておく。
____________________
魔神エレイナ
測定不可
※鑑定レベルが足りません。
____________________
「間違いなく格上……やるしかないっ!〈身体強化・劣〉」
だけど。
「ガハァ゛っ!?ゲホッ、ゲホッ!ぐぅ……。痛い。」
簡単にカウンターを決められた。
「あはは。死ね。」
グチャ
そこで僕は意識を手放した。
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『宇美矢晴兎が死亡しました。レベルが1上がりました。救済システム:スキル効果1/2が劣化効果に変更されます。初回死亡ボーナス:スキルの進化が解放されました。』
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