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18 宰相の計略
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ある日の夜、サブリナは王宮から帰宅したウィテカー宰相に呼び出された。
王宮訪問の後から、夫人は体調を崩している。頑張りすぎた故の疲労感が出たのか、ここ一週間、微熱が続いていたから、そのことについての状態確認だろうと、サブリナは軽く考えていた。
エイブスに案内されて、宰相の書斎に入るとオーランドがいた。
なぜだろう?と思いつつ、挨拶をすると宰相が呼び立てした詫びを口にして、思わぬことを言った。
「君の妻への献身には心から感謝している。ここで一つ、契約を追加したいのだが」
サブリナは意味が分からず首を傾げた。住み込みで夫人の終生看護の他に何があると言うのか?
オーランドもそうだったのだろう、訝しげに父親を見ている。
宰相はひどく冷静な眼差しでサブリナを見ると話しを続けた。
「我が妻は君たちのおかげで、今は病になる前のような小康状態を保てている。そうだね」
サブリナは、はいと頷くと続きを待つ。宰相は眉間に皺を寄せながら淡々と話した。
「だが根本の病魔は治ることはなく、妻の余命は一年あるかないかだろう」
それは先だって、ローリングが宰相に伝えたことだ。彼は表情を変える事なく話すが、まだサブリナには宰相の意図が分からず、少しの苛立ちとともに思い切って口を挟んだ。
「1日でも長くと思っておりますが、残念ながら、そうかと存じます。そのことと契約の追加はどのような関係がございますでしょうか」
宰相はサブリナに鋭い目線を向けた。
「私は君たちが言う通り、我が妻の残された時間を満ち足りたものにしてやりたい。そのためには手段を選ばない」
強い意気込みにサブリナは微かに眉を顰めた。手段を選ばない、と言う言葉に危険を感じたのだ。
宰相は執務机の上で両手を組むとサブリナに問うた。
「モントクレイユ嬢男爵令嬢は、妻が何をしたいか、をどのように聞いているか」
サブリナはハッとすると、気を引き締めた。確かに自分は宰相に「夫人との時間を取るよう」頼んだ。彼女の最後に向かう時間を少しでも穏やかで愛情に満ちたものになるように願って。
その中でサブリナも夫人からいくつかのやりたい事の希望を聞いていた。
マカレーナ侯爵夫人の見舞いを受けることや、先日の愛娘である王太子妃殿下と初孫との歓談もそうだが、他にも夜会を開きたい、夏に避暑で過ごす別邸に行きたい、親しいご友人にレース編みやハンカチをプレゼントしたい、などなど。
サブリナはそれらを体調を見ながら実現するよう、予定を考え始めていたところだ。そう答えると、ウィテカー宰相はサブリナの背筋がゾクリとするような、静かな顔をした。
「そうだ、だが一つ、君が聞いていないことがある」
なんでしょうか?と純粋に尋ねた。夫婦なのだから夫にだけ頼みたいことの一つや二つあるだろう、とは容易に想像付くから不思議なことでもない。
ただ、宰相は説明をしようと口を開きかけた瞬間、チラリと少し離れたところで事態を静観しているオーランドを見たのが気になった。
宰相はほんの少し軽い咳払いをして、爆弾発言を落とした。
「妻はオーランドとモントクレイユ男爵令嬢を結婚させて欲しいと言ってきたのだ」
「なっ!?」
「はぁっ!?父上、何を言って!?」
それまでの静かな顔から一転、オーランドは怒りに顔を赤くすると父親に詰め寄った。
サブリナも思いがけない事に、身体を戦慄かせながら、宰相を見た。
若い二人の様子に、宰相は落ち着きなさい、と言うと、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「オーランド、この話しの責任の一端はお前にもある。ディアナはお前の結婚をこの2年とても願っていたが、自分の病が原因で縁談が纏まらないのではないかと、気に病んでいる」
ふうと息をつくと、冷め切った茶を口に含みオーランドを見据える。
「お前の縁談はもちろん、私の責任もある。おいそれとこの公爵家の嫁を選ぶことはできない。慎重に考えなければいけないことだ。それに・・・お前はまだ若い。2.3年は見識を広めるためにも、適当に遊んでいればいいと考えていた」
宰相の言葉が気に障ったのか、オーランドが唸るように声を出したのをサブリナは複雑な気持ちで見た。
困った・・・非常に厄介な事態になったこたは間違いない。サブリナは冷静に口を挟んだ。
「奥様は看護で身体や気持ちの辛さから解放されたことから、一時的に私に対する評価や親愛の気持ちが高くなっているだけでございます」
その言葉に、うむ、と宰相も同意した。
「だから身近にいた私が手っ取り早かっただけだと存じます」
「何を言ってるんだ!?君はっ?!」
オーランド眼を剥いてサブリナを睨むが、それを無視して自分の意見を述べる。そうでないと、何かがおかしくなってしまう。
「公爵家ともなれば、候補は・・・そのご令息のご婚約者候補はいらっしゃるのではないかと拝察致します。
それであれば、その方とご婚約されるなり、すぐに婚姻を結ばれるのが正しいのではないでしょうか」
サブリナの至極もっともな提言に、この国一番の切れ物と評価の高い宰相は、首を左右に振った。
「ダメだ。君の言うことは当然あるべき姿だが、それでは間に合わない、その意味は分かるだろう。妻は今すぐにでもオーランドの結婚した姿を見たいのだ。そして、その嫁に・・・君にずっと一緒にいてもらい義母と慕って欲しいと望んでいる」
「そうは仰られても・・・お分かりでしょうが、私は・・・無理です」
途方にくれてサブリナは返した。いくら彼に惹かれる気持ちがあっても身分が違い過ぎる。結婚など無理に決まっている。しかも年上だ。
彼には公爵家に見合う家格で、年下の愛らしい令嬢がお似合いだ。
令息だって、分かっているはずだ、そう思って答えたのに、オーランドは真逆の答え返した。
「母上の希望であれば、俺は彼女と結婚することは構いません」
「ウィテカー公爵卿!!何を仰って!?」
慌てて止めようと口を挟むと、彼は「母の望みを叶えて何が悪い」とサブリナに皮肉めいた笑みを見せる。
「オーランド、それは許されぬ」
スパッと宰相がオーランドの意思とサブリナの・・・淡い期待を断ち切った。ゆっくりとサブリナに視線を向けると彼は続けた。
「お前の嫁には次期公爵家当主の妻として、あらゆる完璧さが必要だ。だが、私は妻の希望を叶えたい」
宰相の遠慮のない発言に一瞬胸がギュッと押し潰されるように痛かった。だが、国の頂点に属する人間は、平気で傲慢な事を考え口にすることができる。
宰相は反対は許さないとばかりに、言葉を継いだ。
「だから・・・」
その後に続いた言葉は、サブリナには到底受け入れ難いもので、一瞬、頭が真っ白になった。
——だから、妻の最後の日まで、結婚した振りをしてもらう。真似事だ。これが、契約の追加だ——
王宮訪問の後から、夫人は体調を崩している。頑張りすぎた故の疲労感が出たのか、ここ一週間、微熱が続いていたから、そのことについての状態確認だろうと、サブリナは軽く考えていた。
エイブスに案内されて、宰相の書斎に入るとオーランドがいた。
なぜだろう?と思いつつ、挨拶をすると宰相が呼び立てした詫びを口にして、思わぬことを言った。
「君の妻への献身には心から感謝している。ここで一つ、契約を追加したいのだが」
サブリナは意味が分からず首を傾げた。住み込みで夫人の終生看護の他に何があると言うのか?
オーランドもそうだったのだろう、訝しげに父親を見ている。
宰相はひどく冷静な眼差しでサブリナを見ると話しを続けた。
「我が妻は君たちのおかげで、今は病になる前のような小康状態を保てている。そうだね」
サブリナは、はいと頷くと続きを待つ。宰相は眉間に皺を寄せながら淡々と話した。
「だが根本の病魔は治ることはなく、妻の余命は一年あるかないかだろう」
それは先だって、ローリングが宰相に伝えたことだ。彼は表情を変える事なく話すが、まだサブリナには宰相の意図が分からず、少しの苛立ちとともに思い切って口を挟んだ。
「1日でも長くと思っておりますが、残念ながら、そうかと存じます。そのことと契約の追加はどのような関係がございますでしょうか」
宰相はサブリナに鋭い目線を向けた。
「私は君たちが言う通り、我が妻の残された時間を満ち足りたものにしてやりたい。そのためには手段を選ばない」
強い意気込みにサブリナは微かに眉を顰めた。手段を選ばない、と言う言葉に危険を感じたのだ。
宰相は執務机の上で両手を組むとサブリナに問うた。
「モントクレイユ嬢男爵令嬢は、妻が何をしたいか、をどのように聞いているか」
サブリナはハッとすると、気を引き締めた。確かに自分は宰相に「夫人との時間を取るよう」頼んだ。彼女の最後に向かう時間を少しでも穏やかで愛情に満ちたものになるように願って。
その中でサブリナも夫人からいくつかのやりたい事の希望を聞いていた。
マカレーナ侯爵夫人の見舞いを受けることや、先日の愛娘である王太子妃殿下と初孫との歓談もそうだが、他にも夜会を開きたい、夏に避暑で過ごす別邸に行きたい、親しいご友人にレース編みやハンカチをプレゼントしたい、などなど。
サブリナはそれらを体調を見ながら実現するよう、予定を考え始めていたところだ。そう答えると、ウィテカー宰相はサブリナの背筋がゾクリとするような、静かな顔をした。
「そうだ、だが一つ、君が聞いていないことがある」
なんでしょうか?と純粋に尋ねた。夫婦なのだから夫にだけ頼みたいことの一つや二つあるだろう、とは容易に想像付くから不思議なことでもない。
ただ、宰相は説明をしようと口を開きかけた瞬間、チラリと少し離れたところで事態を静観しているオーランドを見たのが気になった。
宰相はほんの少し軽い咳払いをして、爆弾発言を落とした。
「妻はオーランドとモントクレイユ男爵令嬢を結婚させて欲しいと言ってきたのだ」
「なっ!?」
「はぁっ!?父上、何を言って!?」
それまでの静かな顔から一転、オーランドは怒りに顔を赤くすると父親に詰め寄った。
サブリナも思いがけない事に、身体を戦慄かせながら、宰相を見た。
若い二人の様子に、宰相は落ち着きなさい、と言うと、苦虫を噛み潰したような顔をした。
「オーランド、この話しの責任の一端はお前にもある。ディアナはお前の結婚をこの2年とても願っていたが、自分の病が原因で縁談が纏まらないのではないかと、気に病んでいる」
ふうと息をつくと、冷め切った茶を口に含みオーランドを見据える。
「お前の縁談はもちろん、私の責任もある。おいそれとこの公爵家の嫁を選ぶことはできない。慎重に考えなければいけないことだ。それに・・・お前はまだ若い。2.3年は見識を広めるためにも、適当に遊んでいればいいと考えていた」
宰相の言葉が気に障ったのか、オーランドが唸るように声を出したのをサブリナは複雑な気持ちで見た。
困った・・・非常に厄介な事態になったこたは間違いない。サブリナは冷静に口を挟んだ。
「奥様は看護で身体や気持ちの辛さから解放されたことから、一時的に私に対する評価や親愛の気持ちが高くなっているだけでございます」
その言葉に、うむ、と宰相も同意した。
「だから身近にいた私が手っ取り早かっただけだと存じます」
「何を言ってるんだ!?君はっ?!」
オーランド眼を剥いてサブリナを睨むが、それを無視して自分の意見を述べる。そうでないと、何かがおかしくなってしまう。
「公爵家ともなれば、候補は・・・そのご令息のご婚約者候補はいらっしゃるのではないかと拝察致します。
それであれば、その方とご婚約されるなり、すぐに婚姻を結ばれるのが正しいのではないでしょうか」
サブリナの至極もっともな提言に、この国一番の切れ物と評価の高い宰相は、首を左右に振った。
「ダメだ。君の言うことは当然あるべき姿だが、それでは間に合わない、その意味は分かるだろう。妻は今すぐにでもオーランドの結婚した姿を見たいのだ。そして、その嫁に・・・君にずっと一緒にいてもらい義母と慕って欲しいと望んでいる」
「そうは仰られても・・・お分かりでしょうが、私は・・・無理です」
途方にくれてサブリナは返した。いくら彼に惹かれる気持ちがあっても身分が違い過ぎる。結婚など無理に決まっている。しかも年上だ。
彼には公爵家に見合う家格で、年下の愛らしい令嬢がお似合いだ。
令息だって、分かっているはずだ、そう思って答えたのに、オーランドは真逆の答え返した。
「母上の希望であれば、俺は彼女と結婚することは構いません」
「ウィテカー公爵卿!!何を仰って!?」
慌てて止めようと口を挟むと、彼は「母の望みを叶えて何が悪い」とサブリナに皮肉めいた笑みを見せる。
「オーランド、それは許されぬ」
スパッと宰相がオーランドの意思とサブリナの・・・淡い期待を断ち切った。ゆっくりとサブリナに視線を向けると彼は続けた。
「お前の嫁には次期公爵家当主の妻として、あらゆる完璧さが必要だ。だが、私は妻の希望を叶えたい」
宰相の遠慮のない発言に一瞬胸がギュッと押し潰されるように痛かった。だが、国の頂点に属する人間は、平気で傲慢な事を考え口にすることができる。
宰相は反対は許さないとばかりに、言葉を継いだ。
「だから・・・」
その後に続いた言葉は、サブリナには到底受け入れ難いもので、一瞬、頭が真っ白になった。
——だから、妻の最後の日まで、結婚した振りをしてもらう。真似事だ。これが、契約の追加だ——
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