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終わりの音
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それは誰が見ても明らかに異常な光景だった。と同時に終わりを迎える事を僕たちに実感させていた。23時47分。ここが日本だとは思えないほどに外は明るく、夜のような静けさがあった。そして彼女の温かい手だけが僕の気持ちを落ち着かせていた。
2026年7月25日
暖かい朝日が2階にある僕の部屋にが差し込んでいた。
朝は決まってコーヒーを作るため僕は起きてリビングへ向かい、コーヒーを入れてからテレビをつけて椅子に座った。
特に興味も関心も無いがいつもニュースをつけている。
一人暮らしをしていると音が少ないから何かしらの音が欲しくなるのだ。 しかしその日は珍しく僕の興味を引くニュースがあった。
小惑星が地球に接近しているというニュースだった。 まあ、僕が心配するような事ではないからどうでもいいか。と思いながら学校へ行くために支度した。
学校に行かないといけない使命感とサボってしまいたい気持ちの葛藤をしながら家を出た。 いつもは10分ほどの道のりを自転車に乗って学校へ行く。
しかし今日は少し道を変え、海岸に沿って走る道にした。朝の日差しと爽やかな風が心地よかった。
学校に着き教室に入ると僕の席の近くに男子が何人かで盛り上がっていた。席に着くと同時にその中にいた末に話しかけられた。
「冬夜、朝のニュース見たかよ」
こいつが今から何をいうかが分かった。思い当たる事がある。
「小惑星の事か」
「そうそう、今それについて話してたんだよ」
「冬夜はさ、地球がなくなるまでにしたいことねえの」
横にいた匠が言った。少し考えてから僕は
「特にないなかな」
と答えたら末が
「佐倉ちゃんに告白は~?」
と言われて僕は動揺してとっさに
「バカ!聞こえるだろ!」
と声をあげてしまった。 このクラスの男子は僕が佐倉 葵を思っていることを知っている。 だから隠すつもりはないのだが、流石に女子や本人には知られたくはなかった。 彼女に気づかれないように、視界のぎりぎりに彼女をおいて見てみた。 よかった。気づいてない。 クラスの女子と楽しそうに話している彼女をみて僕は少しほっと安心した。
ついでに、
今日も可愛いな
と余計なことを考えてしまった。 担任の泉先生が来て1限目が始まろうとしていた。
授業中は集中して授業を聞いているわけではない。 うちの高校は校舎から海が見える。 そのため窓側の席にいる僕は大抵海を見ながらぼーっとしている。
しかし、気を抜きすぎていると先生にも目を付けられるため僕は時々ノートを取る。黒板に書かれたものをノート写すのだが、僕はもう一つ授業中によくする事がある。
彼女、佐倉 葵を僕は見てしまう。 周りから見ればただの変態だ。 そんなのは分かっている。 けれどやはり見てしまうのだ。 彼女は活発にいるような人ではなくどちらかと言えば大人しほうだと思う。
いわゆる清楚系女子というやつだろうか。髪は長くいつも結んでいる。 朝日が校舎の上まで来た時、彼女の綺麗な髪がなびいた。 彼女を一言で表すなら色女が合っていると僕は思った。
2026年7月25日
暖かい朝日が2階にある僕の部屋にが差し込んでいた。
朝は決まってコーヒーを作るため僕は起きてリビングへ向かい、コーヒーを入れてからテレビをつけて椅子に座った。
特に興味も関心も無いがいつもニュースをつけている。
一人暮らしをしていると音が少ないから何かしらの音が欲しくなるのだ。 しかしその日は珍しく僕の興味を引くニュースがあった。
小惑星が地球に接近しているというニュースだった。 まあ、僕が心配するような事ではないからどうでもいいか。と思いながら学校へ行くために支度した。
学校に行かないといけない使命感とサボってしまいたい気持ちの葛藤をしながら家を出た。 いつもは10分ほどの道のりを自転車に乗って学校へ行く。
しかし今日は少し道を変え、海岸に沿って走る道にした。朝の日差しと爽やかな風が心地よかった。
学校に着き教室に入ると僕の席の近くに男子が何人かで盛り上がっていた。席に着くと同時にその中にいた末に話しかけられた。
「冬夜、朝のニュース見たかよ」
こいつが今から何をいうかが分かった。思い当たる事がある。
「小惑星の事か」
「そうそう、今それについて話してたんだよ」
「冬夜はさ、地球がなくなるまでにしたいことねえの」
横にいた匠が言った。少し考えてから僕は
「特にないなかな」
と答えたら末が
「佐倉ちゃんに告白は~?」
と言われて僕は動揺してとっさに
「バカ!聞こえるだろ!」
と声をあげてしまった。 このクラスの男子は僕が佐倉 葵を思っていることを知っている。 だから隠すつもりはないのだが、流石に女子や本人には知られたくはなかった。 彼女に気づかれないように、視界のぎりぎりに彼女をおいて見てみた。 よかった。気づいてない。 クラスの女子と楽しそうに話している彼女をみて僕は少しほっと安心した。
ついでに、
今日も可愛いな
と余計なことを考えてしまった。 担任の泉先生が来て1限目が始まろうとしていた。
授業中は集中して授業を聞いているわけではない。 うちの高校は校舎から海が見える。 そのため窓側の席にいる僕は大抵海を見ながらぼーっとしている。
しかし、気を抜きすぎていると先生にも目を付けられるため僕は時々ノートを取る。黒板に書かれたものをノート写すのだが、僕はもう一つ授業中によくする事がある。
彼女、佐倉 葵を僕は見てしまう。 周りから見ればただの変態だ。 そんなのは分かっている。 けれどやはり見てしまうのだ。 彼女は活発にいるような人ではなくどちらかと言えば大人しほうだと思う。
いわゆる清楚系女子というやつだろうか。髪は長くいつも結んでいる。 朝日が校舎の上まで来た時、彼女の綺麗な髪がなびいた。 彼女を一言で表すなら色女が合っていると僕は思った。
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