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第12話
【 罠と粛清 】
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『この音には聞き覚えがある。
まさか奴ら、高機動野戦タンクまで持ち込んでいるのか?』
ロックロウが、自分が潜れている倉庫に壊れて出来た穴から外を覗いた。
今まさに20メートル先の社屋の壁をぶち破って、高機動野戦タンクがその姿を表し始めていた。
優秀なブロンズコネクターが操縦すれば、中軽量の昆爬と互角に戦える兵器だ。
いくらなんでも俺はコイツ相手に戦えるのかと、ロックロウは思った。
思った矢先に、タンクの主砲から放たれたと思える矢のような風圧が来た。
幸いにも重力制御ベルトが本能的にロックロウの身体上の重力を斜め上方向に傾斜させていた。
実際には、砲弾がまともにロックロウの頭上を掠めて通過していたのだ。
轟音と共に背後に残っていた倉庫の屋根が見事になくなっている。
ロックロウは"飛んで"逃げるしかなかった。
重力制御の飛行は、スピードがそれほど出なかったが、少なくとも地上を走って逃げるより何倍も早い。
主砲がロックロウを追尾してくる。
だが移動速度こそ見劣りするが、これといった推進エンジンを持たない重力制御の飛行ルートは自在を極める筈だ。
ロックロウは、それを意識して、昆爬フェアリーのように逃げ回っている。
このタンクは標的追尾機能が弱く、その弱点を昆爬に突かれて、戦いの後半では劣勢に追い込まれた機体だ。
なのに何故か、まだ追尾してくる。
しかもかなり正確な追尾だ。
まさかマーカーか?
昆爬との闘いで劣勢に追い込まれたこのタンクは、苦肉の策で高速移動する昆爬に初弾で粘着性の電磁マーカー弾を打ち込み、それを追尾して射撃していた。
だが外界では、小規模の磁気嵐が起こっただけで、その作戦も頓挫し、、、、 だが、此処はコロニーの中だ。
『えっ?ひょっとして俺も生体用のマーカーを打ち込まれた?
さっきの、かすっただけの肩か、、?』
だとしたら、致命傷を負わせられない一撃だったとしても、その弾にマーカーを仕込んでおけば、次の攻撃に望みを託せる。
『しかし人間相手に、昆爬に対応がするように何故ここまでやる?
しかも奴らの戦いぶりは、各々、一人ひとりが、仲間の為の囮になっている。』
一人が死んでも、それで戦いが有利になれば良いと考えているようだ。
『なぜそこまで出来る。
単に、金の為に結びついたチームではないのか?』
『ひよっとして俺が彼らと同じ元兵士だからか?しかも俺は世間一般では第二世代兵士の英雄だ。だからなのか?』
『そんな人間が正義ヅラして、自分たちを潰しに来た。だから、こいつらは、何が何でも俺を、、。』
『違う、違うんだ。俺だって英雄じゃない、軍隊自体に裏切られ軍隊から放逐された人間なんだ』
ロックロウは、いつにもなく混乱していた。
『 いや!ひょっとしてアレの口封じか?
俺はあの祕密を墓の中まで持っていくと宣誓して退役したんだぞ。
それは自分の命が欲しくてそうしたんじゃない。秘密をバラせば軍が崩壊してしまうからだ。軍が壊れればコロニーを外敵から守るものがいなくなるからだ。
なのにほとぼりが冷めたから、今更、口封じって事なのか!』
そう叫んで見ても、その声が彼らに届く筈もなく、ランダムに飛ぼうとしていた軌道もいつの間にかパターン化して、先が読めるようになり、、、駄目だ、撃ち抜かれる、とロックロウは思った、
前の様にバリヤーで直接のダメージは避けられても、いずれマーカーに誘導された砲撃被弾によって身体の中身はグチャグチャに潰されるだろう。
分厚い外骨格を持つ昆爬たちがそうだった。
『 そうだ昆爬だ!昆爬?昆爬ならこんな時、どうした?』
ロックロウの頭がフル回転する。
思い出した。
こんな時、昆爬の闘い方では、小さなフェアリーが主砲の穴の中に自ら飛び込んで、砲身の穴を潰してしまうのだ。
その時、砲弾が発射されれば、昆爬は勿論死ぬが、砲身も破裂する。
砲座も吹っ飛ぶ。搭乗員は即死だ。
運転手、機関士、砲手、多くて三人は死ぬ…。
あれをやるしかない。
飛行を一時止めて、そのタイミングで何か適当なものを、ベルトの遠隔操作で素早く砲身に投げ込み詰めこむ。
ロックロウは重力制御の力でそれをやるから、相手にとっては何をされたかが分らない。
無論、タンクは飛行を止めたロックロウにすぐさま砲弾を発射するだろう。
その時にドカン!だ。
ロックロウの視野の中に、採石残りの手頃なサイズの岩が見えた。
・・・・
高機動野戦タンク内に、格納されていた弾薬類が誘爆を起こし、更にそれが敷地内に仕掛けられていた様々な火薬類を連鎖爆発させ、採石場跡は火の海と化していた。
恐らくスネークロウチームは、軍からの横流しで得た種々雑多な爆破物もタンク内に積み込んでいたのだろう。
動く兵器庫、普段はそんなつもりでタンクをコロニー内に隠してあったのかも知れない。
ベルトの力で辛うじてその場を凌ぎ逃れたロックロウは、足を引きずりながら、バギーの止めてある丘に向かった。
スネークロウは仕留めていないが、彼がもしあの採石場に残っていたとするなら、生き残っている可能性は0だと思えたからだ。
戦況分析には慎重な筈のロックロウが、そう断定する程の壊滅ぶりだったのである。
身体中がボロボロだった。
精神力も底を付いていた。
家に帰りたい。ベッドで死んだ様に眠りたい。いやベッドで気持ち良く寝れるならそのまま死んでも構わない。
、、ここはあの戦場と何も変わらない。
そう思いながらトボトボと歩くロックロウの曇った視野の一点に、光る小さな点が一瞬瞬いた。
スネークだ!。
奴は、俺が最初に潜んでいたあの丘にいる!
もしかして、最初からか?
お互いがお互いの存在を認めた瞬間、本当の対抗狙撃が始まった。
人間の通常の認知から反応に至るまでの時間を飛び越えようとする戦い。
どちらが早く相手を捉え引き金を引くか?
時の流れが煮詰まったような時間の流れの中で、ベルトへの指示も滞る、まさにコンマ数秒の戦い。
たが専用ライフルと、多機能ライフルとの差が出た。
ロックロウは次の瞬間、額を強い力で弾かれたように仰向けに弾き飛ばされていた。
まさか奴ら、高機動野戦タンクまで持ち込んでいるのか?』
ロックロウが、自分が潜れている倉庫に壊れて出来た穴から外を覗いた。
今まさに20メートル先の社屋の壁をぶち破って、高機動野戦タンクがその姿を表し始めていた。
優秀なブロンズコネクターが操縦すれば、中軽量の昆爬と互角に戦える兵器だ。
いくらなんでも俺はコイツ相手に戦えるのかと、ロックロウは思った。
思った矢先に、タンクの主砲から放たれたと思える矢のような風圧が来た。
幸いにも重力制御ベルトが本能的にロックロウの身体上の重力を斜め上方向に傾斜させていた。
実際には、砲弾がまともにロックロウの頭上を掠めて通過していたのだ。
轟音と共に背後に残っていた倉庫の屋根が見事になくなっている。
ロックロウは"飛んで"逃げるしかなかった。
重力制御の飛行は、スピードがそれほど出なかったが、少なくとも地上を走って逃げるより何倍も早い。
主砲がロックロウを追尾してくる。
だが移動速度こそ見劣りするが、これといった推進エンジンを持たない重力制御の飛行ルートは自在を極める筈だ。
ロックロウは、それを意識して、昆爬フェアリーのように逃げ回っている。
このタンクは標的追尾機能が弱く、その弱点を昆爬に突かれて、戦いの後半では劣勢に追い込まれた機体だ。
なのに何故か、まだ追尾してくる。
しかもかなり正確な追尾だ。
まさかマーカーか?
昆爬との闘いで劣勢に追い込まれたこのタンクは、苦肉の策で高速移動する昆爬に初弾で粘着性の電磁マーカー弾を打ち込み、それを追尾して射撃していた。
だが外界では、小規模の磁気嵐が起こっただけで、その作戦も頓挫し、、、、 だが、此処はコロニーの中だ。
『えっ?ひょっとして俺も生体用のマーカーを打ち込まれた?
さっきの、かすっただけの肩か、、?』
だとしたら、致命傷を負わせられない一撃だったとしても、その弾にマーカーを仕込んでおけば、次の攻撃に望みを託せる。
『しかし人間相手に、昆爬に対応がするように何故ここまでやる?
しかも奴らの戦いぶりは、各々、一人ひとりが、仲間の為の囮になっている。』
一人が死んでも、それで戦いが有利になれば良いと考えているようだ。
『なぜそこまで出来る。
単に、金の為に結びついたチームではないのか?』
『ひよっとして俺が彼らと同じ元兵士だからか?しかも俺は世間一般では第二世代兵士の英雄だ。だからなのか?』
『そんな人間が正義ヅラして、自分たちを潰しに来た。だから、こいつらは、何が何でも俺を、、。』
『違う、違うんだ。俺だって英雄じゃない、軍隊自体に裏切られ軍隊から放逐された人間なんだ』
ロックロウは、いつにもなく混乱していた。
『 いや!ひょっとしてアレの口封じか?
俺はあの祕密を墓の中まで持っていくと宣誓して退役したんだぞ。
それは自分の命が欲しくてそうしたんじゃない。秘密をバラせば軍が崩壊してしまうからだ。軍が壊れればコロニーを外敵から守るものがいなくなるからだ。
なのにほとぼりが冷めたから、今更、口封じって事なのか!』
そう叫んで見ても、その声が彼らに届く筈もなく、ランダムに飛ぼうとしていた軌道もいつの間にかパターン化して、先が読めるようになり、、、駄目だ、撃ち抜かれる、とロックロウは思った、
前の様にバリヤーで直接のダメージは避けられても、いずれマーカーに誘導された砲撃被弾によって身体の中身はグチャグチャに潰されるだろう。
分厚い外骨格を持つ昆爬たちがそうだった。
『 そうだ昆爬だ!昆爬?昆爬ならこんな時、どうした?』
ロックロウの頭がフル回転する。
思い出した。
こんな時、昆爬の闘い方では、小さなフェアリーが主砲の穴の中に自ら飛び込んで、砲身の穴を潰してしまうのだ。
その時、砲弾が発射されれば、昆爬は勿論死ぬが、砲身も破裂する。
砲座も吹っ飛ぶ。搭乗員は即死だ。
運転手、機関士、砲手、多くて三人は死ぬ…。
あれをやるしかない。
飛行を一時止めて、そのタイミングで何か適当なものを、ベルトの遠隔操作で素早く砲身に投げ込み詰めこむ。
ロックロウは重力制御の力でそれをやるから、相手にとっては何をされたかが分らない。
無論、タンクは飛行を止めたロックロウにすぐさま砲弾を発射するだろう。
その時にドカン!だ。
ロックロウの視野の中に、採石残りの手頃なサイズの岩が見えた。
・・・・
高機動野戦タンク内に、格納されていた弾薬類が誘爆を起こし、更にそれが敷地内に仕掛けられていた様々な火薬類を連鎖爆発させ、採石場跡は火の海と化していた。
恐らくスネークロウチームは、軍からの横流しで得た種々雑多な爆破物もタンク内に積み込んでいたのだろう。
動く兵器庫、普段はそんなつもりでタンクをコロニー内に隠してあったのかも知れない。
ベルトの力で辛うじてその場を凌ぎ逃れたロックロウは、足を引きずりながら、バギーの止めてある丘に向かった。
スネークロウは仕留めていないが、彼がもしあの採石場に残っていたとするなら、生き残っている可能性は0だと思えたからだ。
戦況分析には慎重な筈のロックロウが、そう断定する程の壊滅ぶりだったのである。
身体中がボロボロだった。
精神力も底を付いていた。
家に帰りたい。ベッドで死んだ様に眠りたい。いやベッドで気持ち良く寝れるならそのまま死んでも構わない。
、、ここはあの戦場と何も変わらない。
そう思いながらトボトボと歩くロックロウの曇った視野の一点に、光る小さな点が一瞬瞬いた。
スネークだ!。
奴は、俺が最初に潜んでいたあの丘にいる!
もしかして、最初からか?
お互いがお互いの存在を認めた瞬間、本当の対抗狙撃が始まった。
人間の通常の認知から反応に至るまでの時間を飛び越えようとする戦い。
どちらが早く相手を捉え引き金を引くか?
時の流れが煮詰まったような時間の流れの中で、ベルトへの指示も滞る、まさにコンマ数秒の戦い。
たが専用ライフルと、多機能ライフルとの差が出た。
ロックロウは次の瞬間、額を強い力で弾かれたように仰向けに弾き飛ばされていた。
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