魔術師長様はご機嫌ななめ

鷹月 檻

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第二章

10性別と愛情

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 私は冷めたミルクティを飲んだ。レイジェス様も冷めたブラウンティを飲んでいる。
カップをテーブルに置くとレイジェス様がまた私を膝に乗せた。
そしてほっぺをぷにぷにさせた。

「気のせいか? ぷにっとしたか?」
「え!? わたくし重いですか?」
「いや、重くはないが顔色が良くて頬に肉がついたように思う」
「ぎゃ!! 天界で食べすぎたかも知れません!!」
「ふむ、天界の食事は美味かったか?」
「はい! 寿司とか寿司とか、もう……最高でした!」
「それも米料理なのか?」
「そうです! あ、お土産にお魚と米をちょっと頂いたのであとで料理人に作ってもらいましょう!」
「ふむ、やはり神饌なのか」
「へ?」
「いや、リッツ伯爵が君は神だから人間の食物は食えぬと言ってな。神饌なら食べられると言っていた。魚も神饌らしい」
「へ~そういえば父神様もそんなような事言ってました」
「君にはすまないことをしたな」

 いきなりしょぼんとするレイジェス様。え? なんかされたっけ?

「私は君が人間の食物も食べれると思ってた。ただ食が細いだけかと。神饌しか食べられないなどと知らなかったんだ」
「わたくしも父神様に聞くまで知らなかったですし。レイジェス様が謝ることじゃないですよ」
「私は君の食生活を充実させることを誓う」
「は、はい? ありがとうございます」

 にこっと笑ったらキスされた。久々のレイジェス様との大人のキス。
舌が絡まってぐちゅぐちゅと口の中を蠢いてる。ちゅぽんと音がしてレイジェス様の唇が離れた。
その後、レイジェス様が自分のステータスを確認していた。

「なるほど。魅了状態に加え『媚薬催淫』の異常状態になっている。こちらの方は表示枠のずっと下の方に表示されるんだな……スクロールしなければ気付かないだろう、これじゃあ……」
「どうりで私もあんなどろどろのべたべたにされちゃうわけですよね」

 と言ったらレイジェス様の顔が赤くなった。

「所で君に聞きたいことがある」

 と真面目な顔をされた。なんだ?

「はい?」
「君はずっと両性体のままなのか?」

 凄い真剣な顔だ。あ、そっか。
自分の嫁になるかも知れないのに橘がついてるのってショックだよね……。
え? でもさっきどっち選ぶって聞いた時に、私に永遠の愛を誓ったよね?
橘が付いててもいいってこと?

「もしずっとこのままだったら……婚約破棄ですか?」
「いや、先程君にどちらを選ぶと問われて覚悟を決めた。君の性別がどれでも構わない。戻れるのか一応確認しただけだ」

 私は理解した。レイジェス様はどちらを選ぶ? って私に聞かれてすぐ答えれなかったのは私の性別で悩んでいたっぽい。戻れるとも言わずに聞いたから、そりゃ悩むよね……。
でも、橘がついててもいいって覚悟決めてくれたんだ……。

「戻れます。今すぐ戻りましょうか?」

 というとレイジェス様はほっとしていた。けれど

「戻らなくても良い」

 と言う。何故だ?

「私も君から神の恵みを受けたい」

 真顔で言われた。どっひゃ~って感じです。

「え? えっと、あの、その、あれはだって、わかってます?」

 何を何するんですよ?
レイジェス様が片手で顔面を押さえている。

「君の橘を口に入れて精を受ければいいんだろ?」
「わかってるのに致したいって……レイジェス様は男色に目覚めたのですか!?」

 レイジェス様がこめかみを押さえた。

「君は私を誤解しすぎだ! 幼女趣味とか男色とか、よく言えたものだ!!」
「うっ、だって、普通はしたがらないと思って……橘のついた子なんて」
「さっき問われて分かった。私は結局、君が男か女かなんか気にしてないし、年齢も気にしてない。ただそこに存在する君が愛しい。それだけだ」

 私は目をぱちぱちした。

「神の恵みが欲しいってのは焼餅からだけどな。他の人、いや大天使に与えたなら私にも与えて欲しいと思った。君がやった事を知りたい」

 私は目を閉じた。レイジェス様の想いの深さにじんわりとしたものが胸に広がる。

「わかりました」

 と私は微笑んだ。
そのあと夕食の時間になりセバスが呼びに来た。ヒューイット様はセバスが馬車で送るように手配したとのことだった。





「今日の食事はどうだ?」

 と言われてふと結構食べてることに気が付く。鶏肉のソテー赤いソースがけ。これなんのソースか分からないけどお肉と絡めて食べると美味しい。あとトウミ。

「美味しいです。お肉が特にソースと絡めると旨みがあってじゅわって」

 レイジェス様の機嫌がいい。

「たまに鶏肉料理が出ても君は食べれる時と全然食べれない時があっただろう?」
「ええ? そうですね」
「私も不思議に思っていたんだ。それで料理長に聞いたら鶏肉の種類が違ったそうだ。今君が食べているのは山キジで、それは神饌の一種だそうだ。料理長の実家の方では神に供えられる品で、君が半神だと分かっていてその料理を出していたらしい。ただ納品される数が少なくてたまにしか料理できなかったそうだ」

「へぇ~」

 びっくりだ。料理長さんが私の為にそんな事を考えて料理してくれていたとは。

「その赤いソースもジェイクロの実という神饌で出来ている。君が美味しいと言ってくれて良かった」

 レイジェス様は爽やかに笑った。
何その笑顔、なんのご褒美。麗しすぎる……。胸がどっくんどっくん鳴り始めた。
私はぺろっと料理をたいらげた。げふっ。

「ご馳走様でした」

 そして食事用の椅子をレイジェス様の近くに持って行こうと動かすが重くて動かない。

「くぅ!」

 どうされました? とセバスが聞くのでレイジェス様の近くに持って行きたいというとセバスが運んでくれた。セレネにはお行儀が悪いですよ? って顔で睨まれた。

「ありがとう」

 とセバスに言って椅子にのぼって座る。

「どうした?」

とレイジェス様が言う。

「これからお酌をいたします。ちょっとお待ち下さいませ」

 といって空間収納から永遠の徳利を出す。これは永遠にお神酒が出る空にならない魔法の徳利だ。

「ユンタース」

 と言って神呪で手に杯を出す。それをレイジェス様に差し出す。
そしてもう一度唱える。

「ユンタース」

 こっちの杯は自分の分。

「杯を持ってください。お酌しますので」

レイジェス様は杯を持った。私がそこにお神酒を注ぐ。
私が自分の杯にも注いでいるとレイジェス様が渋い顔をした。

「君も飲むのか?」
「これは【お神酒】といって神様の飲むお酒なんです。子供の私が飲んでも大丈夫です」
「父神様と一緒に飲んだ事もあるので本当に大丈夫です」

 と、にっと笑った。そして乾杯といってカチンと杯を合わせた。
レイジェス様が飲んでびっくりしている。ふふっ。この顔が見たかったのです。

「しゅわしゅわしててレイジェス様のキスみたいな味ですよね~」

 とのんびり言うと使用人達がそわそわしだした。レイジェス様の顔も赤い。
そして私達二人を見てられないと思ったのか? 使用人達はどんどん去って行った。
食堂で私とレイジェス様は二人きりになった。

「ささ、また杯を持って?」

 私がレイジェス様に注ぐ。私も注がれる。
ぐびぐびと飲む私。なんだかふわふわしてきた。

「これは軽いし喉越しもいいし。味も旨い。いい酒だ」
「でしょ?美味しいですよね。これも米で出来てるんですよ?」
「ほぉ……」

 私がふわふわしてるとレイジェス様が小声で耳元に囁いた。

「そろそろ一緒に風呂へ行くか」

 私はこくりと頷いた。
頷くとすぐ抱き上げられてお風呂へ連れて行かれた。ヒマティオンとキトンをさくさく脱がされ私は素っ裸になった。レイジェス様もあっというまに裸になった。
浴室に入るとバスチェアを持ってきてレイジェス様が私の体を先に洗った。
私の橘を見て『可愛らしいな』と言ったけど、それって褒め言葉じゃない気がする。
確かにちっさいけどさ。ぷんぷん。

 私がレイジェス様を洗おうとしたら『時間がかかるから自分でやる』と言われた。
はいはい。どうせ私の手もちっさいです。
あなたの大きな体を洗うには時間のかかるちっさい手です。と拗ねてみる。
あれ? 私、もしかして酔ってる?

「うむ。酔っているな?」

 とレイジェス様が笑う。

「でも、気持ちいいんですよ? ふわふわしてて」
「本当に害はないのか?」
「父神様がこれは二日酔いもしないし酔えるし最高だぞって言ってました」
「実際、一緒に飲んでもふわふわして気持ちいいだけで二日酔いもしてないし。結構飲んだのに」
「なら良いが」

 私はお風呂にばしゃっと入った。まだ髪を洗ってなくてレイジェス様がそのままで良いから髪を洗うと言ったので頭を仰向けに浴槽の淵に置いた。

「これってお姫様が王子様に頭を洗って貰うっていう乙女のロマン的なイベントです!」
「ん? そうなのか?」

 と私の顔を覗き込む。

「ここでキスしてくれたら最高なシチュエーションです!」

 といったらキスしてくれた。ちゅぽんと唇が離れて私の口の端に涎の糸が垂れている。

「レイジェス様。早く寝室に行きましょう?」

 と言うとレイジェス様がこめかみを押さえた。レイジェス様も髪を洗い終わってお風呂に入ってきた。私はレイジェス様に抱きついた。私のちょっと元気の良くなった橘がレイジェス様にあたる。

「橘だとわかりやすくていいな」

 レイジェス様は機嫌がいい。
私は自分の橘を触ってみた。

「もうこんなに硬くなってる」

 レイジェス様を見つめて言ったらスイッチが入ったのか、抱きかかえられて脱衣所に連れて行かれた。エアを二人一緒にぶわってして、用意されてた寝巻きを着せられた。下着はつけてない。レイジェス様も下着をつけないでそのまま私を抱きかかえて、レイジェス様のお部屋に連れて行かれた。
そしてぽいって寝台の上に乗っけられて私はいつもの壁際。レイジェス様がお布団に入ってきた。すごい久々すぎてどきどきが止まらない。まだ酔っているのかふわふわなまま。

「どれ、そこがどうなっているのかきちんと見せろ」

 とちょっと怒ってる? なんで?
私はおずおずと寝巻きの裾を持ち上げた。たち膝だったので肩を押されてこてんと後ろに倒れる。え? と思ったら裾を捲り上げられて確認されてた。仰向けでお股おっぴろげ状態ですよ、恥ずかしい。自分の橘がちょっとそそりたってるのがわかる。
レイジェス様がすーっと指で橘の先から根元まで指でなぞったあと袋の裏にある秘所も指でくるくるするのがくすぐったい。

「くすぐったいですってば」

 と言うとまだむすっとしている。

「で、大天使にはどういう事をされた?」
「へ? えっと……舐めたり吸ったりとか?」

そう言ったあと一応言っておく。

「橘は男の子の物ですから、レイジェス様は抵抗あるでしょうし、そんなことしなくても大丈夫ですよ?」

 と言うと、もっとむすっとされた。
最初指でこしこしされてたのにお口に入れられた。ちっさいからわりとすぽって入ってしまう。

「え!? レイジェス様無理しないで?」

 と声をかけたのにガン無視された。レイジェス様のお口の中はぬるぬるしてて舌も絡まって凄い気持ちいい。

「レイジェス様……気持ちいぃ」

 口の中で吸い上げてまた奥まで飲まれてそれの繰り返しで声がでる。

「んっ……はぁっ! ……ああっ……」

 次第に体の奥から何かが湧き出てくる。溢れそうに波打っている。

「ねぇ、でちゃう……!」
「あっ、あっ、んっ、いっちゃう! いっちゃう! ああああああぁ!!」

 私は果てた。
レイジェス様は口の中に出されたそれをごくんと飲み込んだ。

「うっ、汚いですよ!! なんてことをっ!」
「汚くないし、これは神の恵みなんだろう? それにトウミの甘い味がした」
「ほんとに? 苦くなかった?」
「本当に甘くて美味しかった」

 レイジェス様のはしょっぱかったのになぁ? なんでだろう。
トウミばっかり食べてるからかな? と思ってるとレイジェス様が自分の物を私の橘にこすり付けてきた。レイジェス様のはもうかちかちでかなり大きくなっていた。ぬるぬると液がでて艶めいている。

 私は仰向けのまま、自分の橘ごとレイジェス様の陰茎を両手で包み込んだ。手がぬるぬるしてぐちょぐちょといやらしい音をたてはじめる。

「しかし、君は橘がついているほうが扇情的で刺激的だな」

 というレイジェス様の瞳を見つめる。
私の気持ちは高ぶって両手を激しく上下に動かしていた。レイジェス様がうっと言って顔を私の近くに寄せたから、私からキスした。舌を絡めて。でも手は止めない。レイジェス様のあれも硬いけど私の橘もまた硬くなっていた。
激しく腰も両手も動かしてレイジェス様の舌も絡めるように吸って、汗や愛液でどろどろで、そんなのが気持ち良くって頭がふわふわした。

「ああぁ、もうだめレイジェス様! またいっちゃう! うっ、っく、あぁあぃい!!」
「……私もだ!」

 と二人で果てた。
私の液とレイジェス様の液が私の体に飛び散った。
それは混じり合っていて、どちらが自分の液かなんてもう分からない。
レイジェス様はすぐアクアウォッシュをしてくれて、体がさっぱりした。
けど、私の体はどっと疲れている。レイジェス様が神妙な顔で私を見る。

「言っておきますけど、本当の神の恵みはこんな感じじゃないですからね! もっとビジネスライクですよ?」
「そうでないと私が困る。こんな感じで毎回やってたのかと焦った」

 本当に分かってるのかな?

「あんなに大きい声出ちゃって恥ずかしかった。絶対使用人達に聞かれてると思うのですが? 泣きたい気分です」

 レイジェス様がくすくす笑う。

「専用の寝室でも作るか。ここは私の部屋だし、寝台ももっと広い方がいいな」
「あ、そういえば父神様が礼拝室を作って貰えって言ってました。そこで祈ればお話できるって」
「ふむ。じゃあそれも作ろう」
「いいのですか? お金がかかりますよ?」
「金なら心配するな沢山あるから」
「申し訳ありません」
「よいよい」

 私はレイジェス様に抱きついた。

「両性体も良いな」

 とか言い出した。はっ?

「橘がついているのに?」
「君の可愛い橘から出る恵みは甘くてしっとりとしていて……やはり君には橘があろうがなかろうが変わりなく、素晴らしく可愛いらしいということだ」

 そう言って私を抱きしめた。やはり男色の気が……と言おうとしたけど、でこぴんされそうなのでやめた。
まったりしてるとまたレイジェス様が私の体を弄りだした。橘を。

「あの、レイジェス様? 橘が気に入ったのですか?」
「うむ」
「えええええ!?」
「私は君に気持ち良くなって欲しかったからな。橘のある君はわかりやすい。恵みが出れば達しているし、硬くなっていれば刺激を与えれば気持ちいいだろう?」
「そ、そうですけど……それじゃ、私じゃない気が……」

 橘のついている私は仮の私であって本当の私は橘なんてない。
やっぱり本当の私を好きでいてもらいたい。

「じゃあ、……女の子の君にも致したい。でも、いいのか?」

 私はこくりと頷いた。

「リィリィベファジション」

 解除の呪文を唱えると私の橘君は消えていた。

「見事に無くなったな」

 私は苦笑いする。正直橘のある私は大胆なんですが、無い私は……まぁ、感じたままに感じればいいか。自分に正直に。

「ねぇ、レイジェス様、わたくし橘があるときと無いときで違いますけど……がっかりしないでね?」

 と苦笑いしてみる。
レイジェス様は軽くキスをしたあと私の乳首を舐め始めた。さっきはやらなかったのに。
こりっと軽くかまれて、あっと声が出る。
暫く乳首を弄られたら蕾を舐め始めた。舌先を使ってれろれろと。
乳首はずっと指先で摘んだり潰されたりと弄られている。
蕾をれろれろされて私の秘所からとろっと流れる感覚がした。
レイジェス様はそこを舌先を尖らせて掬うように舐めた。
私の蕾がじんじんする。ふぅ。気持ちがいい。
舌はまた蕾に移動して蕾の皮を舐め上げる。剥けた蕾が露になって敏感になる。
舌がそこを舐めるとびくびくとして体が逃げる。

「逃げるな」

 と言われて腰を押さえつけられた。
私は自分が逃げないようにレイジェス様の頭を両手で抱えた。
レイジェス様が剥けた蕾を執拗に追いかけるように舌で刺激する。私の蕾はこちこちに硬くなって自然に体がびくびくしてぴんと張る。
これ、わかる。極みに行くちょっと前だ。

「ねぇ、キスして?」

 私の瞳が熱で潤む。レイジェス様がキスをしてきたのでレイジェス様の陰茎が私にあたった。私はそれを掴んで私の秘所にあてて蕾に当たるようにこすった。こすっていたら愛液でつるっとすべって少し私の秘所に埋まった気がした。
ちょっとなので全然痛くないけど。
私は構わずそのままぬるぬるの亀頭をあててこすっていた。

「気持ちいい……レイジェス様ぁ」

 刺激が最高潮に達して私はいきそうになっていた。
亀頭が蕾の気持ちいい所に直撃した。体が大きくびくっとなる

「んんっ、レイジェス様ぁ……いきそう……」

 そのまま亀頭をあててこする。体がびくびくする。

「いっちゃう!いっちゃう!!んんんっ!!ああああぁぁ!!」

 そのあとレイジェス様は私の足を閉じてそこに陰茎を挿し込んで激しく腰を動かした。
亀頭や陰茎が蕾にちょうど擦れてさっき達したばかりなのに凄い感じる。

「だ……だめぇぇえっ! もういってるのにぃぃ、あっ! ああ! また……凄い!! 気持ちいいよぅ!! レイジェス様あああぁぁ!!」
「私も……いい、い、いくっ!!」

 レイジェス様の白濁の液が私の顔にどろっと掛かった。温かくて生臭いしょっぱい液。
私は全身から力が抜けた。股からじわっと愛液が溢れたのがわかる。
レイジェス様は私を見下ろして満足したみたいでアクアウォッシュをした。
そして私の隣にぱたりと倒れ込む。
私は今ので4回も達してしまった。ううう恥ずかしい。声もめちゃでかかったし。
私は反対側を向いているレイジェス様の顔を覗き込んでみた。不安だった。
下品と思われたかも知れないって。だからそっぽ向かれてるのかも。
覗き込んで言う。

「下品でごめんなさい……嫌いにならないで……」
「違う」

 レイジェス様はばつが悪そうに振り向いた。

「止まらないんだ。ほら」

 と言って私にレイジェス様の一物を握らせる。先程出したばっかりだというのにまた猛々しくなっている。

「暫くしたら収まるかと思ったけどだめそうだ」
「まだします?」
「いいのか?」
「いいにはいいですけど、明日もお仕事ですよね……週末に一杯します?」
「週末はもちろん一杯致したい。しかし今も致したい」

 私はくすっと笑った。

「じゃ、あと一回しましょう」

 とレイジェス様にキスをした。

「女の子がいいですか? 橘の方がいいですか?」

 と聞くと女の子でと言われた。私とレイジェス様はあと一回致してアクアウォッシュしてから眠った。
久しぶりにレイジェス様に抱きしめられて眠った。彼の匂いは柑橘系のキップル。
私の作ったリンスの香り。
それが懐かしく感じてうとうとと夢の中に入って行った。

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