魔術師長様はご機嫌ななめ

鷹月 檻

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第二章

27リアの禁欲生活二日目

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 私は沢山の戦利品を空間収納に入れ、お屋敷に戻った。
帰って時計を見るともうすぐ夜の8の刻になりそうな時間だった。
セバスが早く夕食にして下さいませと言う。

「明日も日の日で休みだと言うのに、せかすな」

 レイジェス様がむっとしている。レイジェス様は私を抱き上げて食堂へ行った。
私を食堂の椅子に座らせ、自分の席に着く。
私の今日の給仕はサーシャだ。レイジェス様にはセレネが付いている。
リリーがいない所を見ると休日だし、デートなのかな? と思った。
料理が運ばれてきた。

「本日の料理はピレトスフロッグの照り焼きになります」

 セバスが言った。

「照り焼きとはなんだ?」
「姫様が天界に帰った際にアズライル様より頂いた調味料【醤油】を甘辛く煮たたれで料理した物です。料理した際に程よい照りがでるので照り焼きと言われているそうです」

 とセバスが説明。

「【醤油】? それは何で出来ているのだ? 知っているか? リア」
「豆で作った調味料です。美味しいですから、食べてみてください」

 と私も言う。私はお祈りの言葉を唱えてからいただきますをして早速一口食べた。

「ふぉぉぉおおおお! うまし! ですです!」

 レイジェス様はまだ訝しげにお皿のお肉を見つめている。

「レイジェス様、それいらないのでしたらわたくしが頂きますよ?」
「なっ! これは私の肉だ。これから食べる!」

 レイジェス様は目を瞑って口の中にぱくりと放り込んだ。

「むっ! うまい! 甘辛いたれが絡み合い肉の汁がそれと混ざり合って程よいハーモニーと……」
「はいはい」

 グルメ評論家のような言葉を遮って、私はぱくぱくと食べる事に集中していた。今日は結構動いたせいかお腹によく入る。レイジェス様もまだ食べ終えてないのに私はぺろっと食べて、それを見ていたサーシャがおかわりしますか? と言ってきたので頷いた。
なんとおかわりの照り焼きには私が料理長に作ってと言ってレシピを渡したマヨネーズが掛かっていた。

「なんてこと! マヨが!」

 と私が言うとレイジェス様がこっちを見た。

「その上からかかってる白いのは?」
「マヨでございます。これをかけるとコクが出ます。照り焼きとマヨは合うのです!」

 と言いつつぱくぱく食べた。

「セレネ、私の今食べているのにもマヨを掛けてくれ」

 とレイジェス様が言って、セレネが厨房にマヨを貰いに行った。

「この照り焼きは茶色い所も味も微妙にリッツ伯爵の所で食べた物と似ているな」
「はっ? リッツ伯爵の所に行ったのですか?」

 私と行った晩餐会ではオムライスだったはずだ。似てないだろう。

「ああ、君が天界に行っていた時に晩餐会に行った」
「え?誰と行ったのです?」

 私は薄い目線でレイジェス様を見る。レイジェス様は焦ったように弁解する。

「勘違いするな、コモンと男二人で、いや、セバスもだが、三人で行ったのだ」
「男三人で晩餐会……」

 普通の男の人を三人で妄想するとむっさいだけだけど、この三人で妄想すると見目がいいだけに背景に花が咲き乱れてきらきらしてる姿が垣間見えた。

「さぞ、もてもてだったでしょうに……」

 と私の眉間に皺がよる。

「何度興味ないと言っても聞いてくれぬ女がいて、ほとほと困った」

 でしょうね~エメラダ様もそんな感じだったもんね。でも、勘違いさせちゃうような事何かしちゃったんじゃないですか?レイジェス様は天然なので有り得る。
でも、それ言っちゃうとうざいと思われるから黙っておこうっと。

「で、重要なのは……」
「? 重要なのは?」
「何を食べたのです?」

 レイジェス様はこめかみを押さえた。セレネが小皿に入ったマヨネーズを持ってきてレイジェス様の右横に置いた。

「君は…こう、ずれているな? 普通ならここで、どんな女か? とか嫉妬する所であろうが? はっ、もしかして…私は愛されていないのかっ?」
「え? そんなことないですよ大好きですよ? 女の方も誰? と思いましたし。でも、レイジェス様って、わたくしの事大好きでしょ? だから他に目が行かないと思ったので、じゃぁ気になるのは何を食べたの? ってなるじゃないですか」
「随分効率の良い考え方だ…」

 レイジェス様はまたこめかみを押さえてしまった。
セレネはくすくす笑っている。
レイジェス様はマヨを一部に掛けて食べた。どうやらお気に召したらしい。

「そのマヨは私の商会で作って売り出そうと思って、試しに料理長に作ってもらったのです」
「ほぅ。これは売れそうな気がする。あと醤油も」
「あ、何を食べたか言わないで誤魔化そうとしてますね? 大丈夫です、怒りませんから言ってくださいませ?」

 と私は爽やかに笑った。観念したレイジェス様が言う。

「牛丼という物だ。うまかった」
「ふぁっ!? 牛丼!? まじ、一人で食べたんですか!? 有り得ない!!」
「怒らぬと言ったではないか!?」
「だって、だって、牛丼ですよ!?」
「一昔前の君は食に興味の無い子だと思っていたが…ここまで意地汚いとは思いもしなかった」

 と眉間に皺を寄せる。

「天界で美味しい物をいっぱい食べてきたからでしょうか? レイジェス様もわたくしの食事を充実させると言ってくれて、美味しい物を用意してくれてるでしょ?だから食に興味が持てたのです。ありがたき事です」

 私は微笑んだ。

「でも、今までの食卓の中で牛肉が出てきたのは数えられる位です。もしかしてプリストンでは牛肉はあまり食べられないのですか?」
「ああ、プリストン王国ではその昔より牛は神の使いとして人々に大事に扱われている。農耕の道具としても使われるがな。して、生をまっとうし、天界に召された牛のみ食される。だから牛肉は数が少ない。私がリッツ伯の所で食べた牛丼も天に召された牛であろう」

 へ~そうなんだ。素直に感心。
レイジェス様は食事を終えた。私はとっくに終わってトウミを食べていた。
使用人は皆いつの間にかいなくなっていて二人きりだ。

「君とお神酒が飲みたい。明日も休みだしいいであろう?」

 と言われ、前回のちょっと飲みすぎて暴走した自分を思いだす。途端に顔から湯気がでるくらい熱を持った。
私今すごい顔赤くなってる。

「で、でも、酔っちゃって、またレイジェス様に変なことしたら……」
「前みたいに、急ピッチで飲ませぬ。ゆっくり少量ずつ飲めば今までも大丈夫だったであろう?」

 私が椅子から降りようとしたらレイジェス様が椅子を持ってきて私の所に来た。
杯にお神酒を注ぎあい今日の疲れを労う。

「今日はわたくしもレイジェス様もよく頑張りました! 乾杯!」

 と言ってカチンと杯を合わせる。二人でごくごくと飲む。
しゅわしゅわっとした喉越しがレイジェス様との初めてのキスを思い出させて、照れくさい気持ちになった。そう思ってる事、レイジェス様は知らないと思うけど。
私の杯が空になるとレイジェス様が注ぎ、レイジェス様のが空になると私が注いだ。

「レベルが4に上がったと言っていたから、私は君がもっと強くなったのだと思っていた」
「わたくしが弱いのではなくてスライムが大きすぎたのです。だってわたくし丸ごと飲み込まれていたでしょう?」
「ああ、あれには焦った。まさかスライム如きに飲み込まれるとは思わなかったからな」

 レイジェス様が思い出した様でくっくっくと笑う。失礼な。

「だって、あのスライムは私の四倍くらいの大きさでしたよ? レイジェス様が戦えって言うから剣で刺したら反撃で飲み込まれてしまったのです」
「それでは私のせいで君はあんな目に合ってしまったのか…」

 としょぼんとしたのでフォローする。

「小さいスライムなら倒せると思います! 今度小さいスライムを狩りに行きましょう! わたくしレベルを上げたいのです!」
「そうだな、リア一人では危ないから私が付いて行かないとな」

 なんだか機嫌が良くなった。程良く飲んでいい気分になってお風呂に連れて行かれた。

「今日は汗をかいたから綺麗にしなくてはな?」

 と私を見る。え、でも、私スライムでべたべたになったときにアクアウォッシュしたんだけどな。と考える。

「アクアウォッシュと風呂は別だからな?」
「綺麗になるのだから一緒でしょ?」

 私がそう言うと、レイジェス様に違うと言われた。アクアウォッシュはイメージした汚れしか落とせない。垢というのは汚れでも人間の皮膚に付いている物なので汚れと認識しずらいのだそうな。だからアクアウォッシュで落とせないらしい。けど、お風呂で体を洗ったりすると垢を落としたりできる。そこが違う。
だから毎日アクアウォッシュしても垢だらけということになってしまうのだそうな。病気などの予防や衛生のためにもアクアウォッシュだけでなくお風呂には入るべきだという。

「へ~~知らなかった」
「まぁ、魔法についてはおいおい私が教えて行く」

 脱衣所でレイジェス様が私を脱がそうとしたので、解除の呪文を唱えた。
下着だけになる私。

「下着は消えないのか?」
「これは本物のわたくしの下着なので消えません。下着まで想像して着衣の呪文を唱えると解除したときにすっぽんぽんになってしまうのです」
「なるほど。面白い呪文だな」
「レイジェス様は唱えられないですよ。これ神限定魔法なので。人には発音できないと父神様が言ってました」
「うむ、聞き取りもできぬ。なんと言ってるか判別がつかない」
「へ~」

 と私は目をぱちぱちした。レイジェス様が私のショーツの紐を解いて、シュミーズを脱がそうとする。私はバンザイをした。するっとシュミーズが脱がされる。今更隠すなとか言われるが、つい自分の体を隠してしまうのは女の子として正しい行為だと思うのですが?

 レイジェス様も服をささっと脱いで浴室に入った。
バスチェアを1個用意して自分で座る。
私は立ったままレイジェス様に洗われる。手に石鹸を付けて泡立ててそのまま手で洗う。だからくすぐったい。背中から洗われて終わるとくるっと前に向けられて首から下に洗っていく。

「だいぶ薄くなったな」
「え?」
「私の印だ」
「あ、そうですね。一日経ちましたから」
「何故今日、ストールで隠した? 私はそのままいて欲しかったんだがな?」

 とぎろりと睨まれる。

「え、だって、こんなに印、恥ずかしいし、リリーに見られて色々想像されちゃうのも嫌だなって思って」

 と弁解してみる。レイジェス様は薄い目で私を見つめた。

「だって、考えても見て下さいよ。これ、レイジェス様が付けてるってばればれなんですよ? 幼女にこんなことしてるって変態だって言われたくないでしょ? レイジェス様も」

 レイジェス様は顎に手をやる。

「私は平気だがな。もうリアを愛していると口にした時点で君に降参した。世の中の者に変態と罵られようとリアを得たいと思ったのだから…何をどうとでも言うがいい、外野のことなど知らぬわ」

 私は目を丸くした。

「あの、開き直ってません?」
「変態だと分かれば言い寄ってくる女も減るだろう? 丁度いい」

 と涼しい顔で言いながら私の股を指でぐちょぐちょと洗う。泡で洗ってるはずが私の液が混ざってぐちょぐちょ鳴ってる。

「あ、あのぅ、レイジェス様? わたくしは、わたくしのレイジェス様が皆様に変態呼ばわりされるのは凄く嫌ですわ?」
「…今の【わたくしのレイジェス様】というのは結構クルな。もう一度言ってくれ」

 と蕾を指先で撫でる。泡でよく滑って気持ちいい。

「あっ、んっ、わ、わたくしのレイジェス様…んんっ」
「こんなに濡らしてるのに、本当に禁欲なんて本当にするつもりか?」
「します、だからもうそこまでにしてもらえます? 良くなってきちゃって」

 私は、はぁ、はぁ、と息が上がってレイジェス様の肩を両手で掴んだ。

「私はただ、体を洗っているだけに過ぎぬ」

 とにたにたする。もう! なんか楽しまれてる?私?

「レイジェス様の意地悪ぅ…」
「わかったわかった」

 レイジェス様はそう言うと、ざばっと私の泡を湯桶で洗い流し。頭をがしがし洗った。そしてまた流す。リンスを付けて放置された。

「こっちを見るなよ」

 と私に背を向けて何かやっている。気になってそっと覗いたら、レイジェス様が自分の物をしごいていた。どうやら私を弄っていて立ってしまったみたいだ。

「何を…?」
「自分のを弄るのを【自家発灯】と言うそうだ。コモンが教えてくれた。今私は自家発灯している。だから私の方を見ないようにな?」

 それって、地球で言う【自家発電】みたいな事かな?
何を教えてくれちゃってんですか! コモン様ってば!

「多分、それって俗語的な言い方なのでは? 正しくは自慰って言いますよ」
「あいつめ適当な事を」
「レイジェス様はお一人でしたこと無いって、前に言っていませんでしたっけ?」
「うむ。したことがない。だからこれが初めてだ」

 私は目をぱちぱちとした。

「リアを知ってからはここが…うずうずして馬鹿になっている。以前みたいに何もせず次の日を待つのが辛いのだ。だから自分で……。君は禁欲すると言っていたからな」
 レイジェス様が自分で初めて一人でするという。何この御褒美イベント!
レイジェス様の初めてが見たい。そう思ってしまった。

「レイジェス様、わたくし、レイジェス様が一人で致す所を見たいです!」
「はっ!?」
「だって、わたくしの大好きなレイジェス様の初めてですよ? 妻であるわたくしには見る権利がございます! てか、見せるべきです、いや見せなさい!!!」

 レイジェス様がこめかみを押さえた。

「なんだか、恥ずかしいのだが?」
「大丈夫です! 一度見せれば平気になります!」
「それはピレーネの話しでは無かったか?」

 と、じと目で睨まれる。

「御託はいいですから、さっさと見せてください!」

 と私はバスチェアに座っているレイジェス様の両足をぐっと開いた。
見るだけだから。
何もしないし、いいよね? 禁欲禁欲。

 レイジェス様のそれは萎れていてちいさくなっていた。といってもその状態で20センチくらいある。大きくなるともっと大きいし太さも結構あって、ホントにこんな凶悪そうなブツが私の中に入るのが想像できない。身長が189センチと高いから、ここも大きいのかな?

「見ているので元気にしてくださいませ?」

 とレイジェス様のお股の前にバスチェアを持って来て特等席にした。

「…ん」

 レイジェス様は自分の手をそこに伸ばし物を触った。そして目を瞑ってしごく。
たまに亀頭を親指でぬるぬるさせたりして、こしこしする。
すると段々大きく硬くなってきた。萎れていた状態より5センチくらい大きくなったような気がする。見ているとレイジェス様の頬が紅色に染まって手の動きが早くなった。

「うっ、射精るっ!」

 と言ったと同時に私の顔に白濁の液が直撃した。
私は『レイジェス様の初めての自慰』に立ち会う事ができた喜びににっこり笑う。
レイジェス様が焦りながらアクアウォッシュをした。
私とレイジェス様はお風呂に入った。

「リアは私の初めてを見たんだからな? リアのも見せてもらうからな? わかってるんだろうな?」

 と念を押されてしまった。

「今は禁欲中なので、禁欲が開けたらですね」

 と適当に答えて置く。

「リアの禁欲はいつ開けるんだ?」
「ん~…私がもっと自制できるまで?」

 レイジェス様は呆れたような目で私を見た。

「普段から自分の気に入ったことや、やりたいと思ったことに突進していく君が自制など出来る訳もなかろうに…」

 そんな風に見られているとは心外な。お風呂を上がって着替えたあと髪をエアで乾かしてもらった。これも魔道具があるのにエアでやることもあるので不思議だったけど、魔道具だと時間がかかるけど髪が痛まなくて、エアだと一瞬で乾くけど髪が痛むという違いがあるとのこと。時間が遅い時とか、手っ取り早く済ませたい時にエアで乾かすという。

 私、寝室に連れ込まれるのによくエアを掛けられた記憶が。
ちゃんとリンスしてるから、そんなに痛んでなかったのか。
エアで乾かされてレイジェス様に抱き上げられて寝室へ。
その日は寝台に入ってキスをした後、手を繋いで寝た。レイジェス様の手は大きくて私の手がすっぽり包まれていた。

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