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第五章
5 イズモ会議 四【微BL表現、微近親表現あり】
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大浴場は入り口から縦長な作りになっている。右には岩作りの風呂があり、真ん中には奥の岩風呂に続く道がある。左手には洗い場があって、私は二番目の岩風呂から奥に続く道を跨いで洗い場へ連れて行かれた。
そこには椅子やシャワー、液体石鹸、シャンプーなどほぼ日本の物と一緒の物が置いてあった。
「シャワーもある~!」
父神様は濡れた服のまま椅子に座った。
「アリア、こちらへ座れ」
「は~い」
私が椅子に座ると頭からシャワーを掛けられた。そしてシャンプーを付けて指を立てて頭を洗われた。流すぞとまたシャワーを掛けられてリンスを付けられた。
「体を洗うから、立って後ろを向きなさい」
「は~い」
液体石鹸を両手に取って、泡立ててから肩、腕、背中と下に向かって洗われる。お尻の下や内股を洗われるとくすぐったかった。
「前を向け」
言われてくるりと前を向くと父神様と目が合った。また液体石鹸を取って泡立ててから首を洗われる。
「首、くすぐったいですっ」
「逃げるな、きちんと洗えぬだろうが」
「うっ、は、はいっ」
首を洗うのを我慢すると、父神様の手は私の胸をくるくると滑るように洗う。そしてお腹、下へと洗い進まれて行く。
「ねぇ、父神様、何故服を着たままなのです?」
「自分の体を洗う時はちゃんと脱ぐ」
父神様は人差し指と中指の二本の指で滑らせるように私の割れ目を洗った。
私の顔を見ながらそこを洗う。思わず顔が熱くなった。
なんか、父神様がじっと見るから意識しちゃうじゃないかっ。
これは洗ってるだけ、ただ洗ってるだけ!
もういいんじゃないの? って思うのに、まだそこを執拗に洗われて、段々力が抜けてきて父神様の肩に両手を付いた。
「だっ、だめぇっ、……もう綺麗です。大丈夫ですから……!」
息も絶えだえになっていると父神様にキスされた。ぬるっと口の中に父神様の舌が入ってくる。
ああ、なんだか頭がぼーっとして来た。
これってもしかして、催淫状態になってるよね?
父神様を見るといつもと変わりなく見えるけど、一応状態異常を回復する事にした。
『ミ……ミドルキュア! ミドルキュア! ミドルキュア!』
父神様に2回、自分に1回ミドルキュアを掛けた。
「まだ我が娘に触れていたかったのだがな?」
少し睨まれた。
私の足まで洗い終えると父神様は立ち上がり、シャワーでリンスと体の泡を一緒に流した。心なしか、父神様の股間が盛り上がってる様な気がした。シャワーで流されていると洗い場に二人の男神が現れた。
父神様は自分の服を神呪で解除して裸になった。二人の男神達がこちらをじろじろと見るので気になってしまった。
「アリア、こちらへ」
「?」
父神様が私の腕を引っ張って自分の膝に乗せた。そのまま自分の髪を洗い出す。どうやら私の裸を見られない様に隠してくれているっぽい。
二人の男神が後ろの方で何か話し合っているけれど、その内容までは聞き取れない。
私は目の前にある液体石鹸を取って両手で泡立てた。まだ髪を洗っている父神様に言った。
「私が父神様を洗いますね」
椅子に座っている父神様と向かい合って膝に乗り、首から手で洗って行く。
「アリア、くすぐったい」
「さっきはわたくしも我慢したのですから、父神様も我慢して下さいませ?」
ツンとした態度で首と肩と胸を手でさわさわと洗うと父神様が笑い出した。
「いかん、くすぐった過ぎる。そなたの手が小さいのが悪いっ!」
どうやら本気で嫌がっている様だ。見上げると父神様の髪から泡がぽたりと私の頬に落ちた。父神様の翡翠の様な碧を瞳を見ていると、股の下に硬いものが当たった。
直接自分のそこに当たってびくっとした。
『ミドルキュア! ミドルキュア!』
「……すまぬ。まだ収まらない様だ」
「魅了、解除されてます?」
「うむ。本当に厄介なスキルだな……」
「でしょー?」
シャワーで流すのでちょっとよけろと隣の椅子に座らされた。
父神様はシャンプーを流してから体を洗い始めた。
「背中洗いますよ?」
「背中だけな? そなたの手は小さいからかくすぐったい」
私は背中だけささっと洗った。父神様はそのあと体を自分で洗いリンスごとシャワーで流した。
「さて、もう一度風呂に行くぞ」
「は~い」
父神様と手を繋いで今度は一番奥の岩風呂に入った。
「誰もいませんね。良かった」
「いや、あやつらも付いて来ている」
後ろを振り向くとさっきの二人の男神がいた。私達がお風呂の中に入るとすぐに来て、話しかけてきた。
「アズライル様ですよね?」
「ああ、そうだが、そなたらは?」
父神様は警戒してか、私を自分の後ろに隠して話を始めた。
「私は惑星スワレスのバドール、主神です」
「僕はバドールの友で惑星ベルドのリヴィアス、主神です」
「我は『惑星アズイル』の主神アズライル」
「え? 父神様、それってわたくしが考えた……、勝手に付けちゃってもいいんですか? 惑星の名前って」
「良い。我の惑星だ」
「すいません、ずっとその子が気になってたんですが……その子は?」
バドール様が私について父神様に尋ねた。
「これは我の娘で次席神、アリア=アズライルだ」
私は二人に軽く会釈した。
「小さき神を見るのは初めてです! こんな小さな子も創れるのですね」
バドール様が感心した様に言ってじろじろと私を見る。
「神は皆不器用だからな。創り上げるには少々難しい。技術が必要だ」
「ほぅ~」
リヴィアス様が感心している。
けど、技術が必要って、父神様の言葉に疑問。私ってべテル様に年齢調整を失敗されちゃってこの身体なのに……。
「見目の美しさも素晴らしいセンスですね」
「それは地球の神であるベテルが構築した」
「ほぅ、噂では魂が1万年待ちの、あの『地球』の神ですか。私も神を創る時に協力して頂きたいものです。こんなに美しい女神を創るのは奇跡に近い」
「神とは奇跡を起こす生き物だろ? バドール」
リヴィアス様は笑っていた。
「アリア様は成長するのですか?」
「もちろん」
「素晴らしい! 是非私の妻に迎えたいのですが……」
え? なんでそこで嫁に欲しいって話になるの?
「我が娘には既に婚約者がいる」
「神籍の者は何人でも結婚出来るではないですか。第一夫でなくても良いのです。末席でも構いません。どうか私を夫として加えさせて下さい」
とバドール様が言った。
正直、二人とも若く見えるんですよ。さっき襲ってきた『おじさん神』みたいにお腹も出てないし、髪も薄くない。
バドール様は肌の色が白く、背が高く少し筋肉質で黄緑色のウェーブの掛かった肩までの髪を後ろで纏めている。瞳は薄い茶色。
リヴィアス様は背がバドール様より高く、浅黒い肌に凄く鍛えられた筋肉。髪の色は黄色味を帯びた銀髪で胸まで伸びていた。瞳の色は薄い水色で縁が黒味を帯びている。凄く綺麗な瞳をしていた。
だから……どちらかと言うとイケメンの部類なんですよ。
でも、違うんだよなぁ……考え方が。
「アリアは唯一人を永遠に愛すると言っている。そなたらは小さき神が珍しく、自分の物にしたいだけであろう?」
「まぁ、珍しいって気持ちもありますけど、正直、あの会議室で一目惚れしてしまいました。あまりに美しくて……息を飲みました」
「僕はアリア様目当てじゃなくて、アズライル様目当てですけどね。貴方はいつもイズモ会議に来ても、顔を出したらすぐ帰ってしまうじゃないですか。ずっと気になっていてお声を掛けたかったんです」
「……我にだと? 何て物好きな……」
父神様が目当てだったと聞いてちょっと驚いた。父神様を見上げると滅茶苦茶嫌な顔をしている。
まぁ、父神様は中性的なお顔をしているから、変な気になるのも分からなくは無いけど、娘の目の前で父をナンパする人ってどうなのよ?
有り得ないんですけど。
「アズライル様の反応が初々しすぎる」
「なっ!?」
リヴィアス様の言葉に父神様がむっとしている。
「まぁまぁ、アズライル様は未だ清いお身体と噂が有る方ですからね。焦ってはいけないよ、リヴィアス」
父神様はそれを聞いて顔が真っ赤になった。
そんな噂するなんて、神様達はちょっと頭がおかしいんじゃないかと思う。
誰が童貞だって、処女だって、誰かに迷惑掛けてるわけじゃ無いじゃん。
何で馬鹿にした様な言い方するんだ。清くて何が悪いの?
「我は自分の身が清い事は恥じてはおらぬ」
「堪らないですね、その禁欲的な感じが」
リヴィアス様は歓喜に打ち震えていた。
その姿は、いくらイケメンでもキモかった。
そのまま父神様に手を伸ばしたので、私は父神様の前に出てその手を払った。
仁王立ちで言ってやる。
「父神様には触れさせませんよっ!? わたくしの父なんですからねっ!」
両手を広げて父神様の前で通せんぼすると後ろから父神様に肩を叩かれた。
「アリア、そなたは下がっておれ」
「でも、父神様がっ!」
「そなたの平たい胸が丸見えだが……?」
「えっ? きゃあっ!」
私は胸を押さえて父神様の後ろに隠れた。
バドール様がこちらをにやにやして見ているし、リヴィアス様はまた父神様に手を伸ばしてその腕を掴んだ。
凄く眉間に皺が寄る父神様。
『ユノース』
静かな声で父神様が呪文を唱えると、リヴィアス様は一瞬にして消えた。
「リヴィアスっ!?」
バドール様は驚いた顔をして後ずさった。
父神様が空間から杖を出してバドール様に向けて軽く振ると、バドール様も一瞬で消えた。
「……また、無限回廊へ?」
「うむ。今回のイズモ会議は何なのだ……? 皆淫らになり過ぎるし、そなたも襲われ過ぎだし、我まで襲おうとするやつがいるとは。まったく、どうなっているんだ……?」
「父神様の美しさに血迷ったんですよー」
「我が娘ながら馬鹿な事を……そなたはアホか?」
二人が消えると他に人はいなくて静かになった。
父神様とああだこうだ言って二人で湯に浸かっていた。
私と父神様は寝巻きにガウンを羽織り大広間へ戻った。
大広間では何人もの寝息が聞こえる。起きている人もまだいるけど、寝ている人の方が圧倒的に多かった。
自分達の席に戻り着座すると欠伸が出た。
「ん? 眠いか?」
「はい、多分、今はもう寝る時間です。わたくし寝ますね」
「ああ」
「父神様は寝ないの?」
「少し酒を飲んでから寝る」
おやすみなさいの挨拶をして私は眠った。
後ろ姿で父神様が一人手酌でお神酒を飲んでいるのが見える。私は父神様のガウンの腰あたりを握って寝た。
朝か分からないけど、目覚めた私は少し驚いてしまった。
私は良く眠れたけど、父神様はずっと起きていたっぽい。目の下に薄黒くクマが出来ていた。
「ようやく目覚めたか」
「ずっと起きていたんですか?」
「まぁ、そなたが眠っている間に色々あった。眠るわけにはいかなかったのだが、限界だ。我は眠るぞ。何かあればすぐ起こせ」
父神様はそう言ってフロアソファーに沈んだ。
すぐに寝息が聞こえてきた。
私が寝ている間に何があったんだろう? 謎だ。
天井を見ると、やっぱり天窓の外は星空だった。朝なら朝日を浴びたいのに。こんな状況じゃ体内時計まで狂っちゃいそうだ。
でもお腹は減る様で、ぐ~っと鳴った。 ソファーの後ろを通った天使が話しかけてくる。昨日一緒にお風呂に付いて来てくれた子達の一人だった。
「アリア様、お腹すいてます? 食事お持ちしましょうか?」
「あっ、お願いします」
「はいっ!」
他の神様達は全員大人だからか、子供の神な私に天使達は優しい。
そんなに待たずに、食事を乗せたトレーが運ばれて来た。
「何か御用の際は『光』を飛ばして下さいね」
にっこり笑って天使は去った。
ってか、光の出し方、分からないんですけど……。どうやってやるのかな?
父神様は手の平からぽわっと出してたけど、呪文とか必要なのかな~?
トレーに乗せられた旅館の朝食の様なメニューを前に、自分の手の平をじっと見る。
どうやったら光が出るのか? やってみようと思って止めた。
先にご飯にしよ~っと。光の出し方は父神様が起きたらやり方を教えて貰おう!
その方が効率が良い気がする。
私はシャケをおかずにご飯を食べて、味噌汁を啜った。沢庵もぽりぽり齧る。
やっぱ白米最高~! ご飯大好き~っ!
食事を食べ終えると人が来た。
室内は相変わらず暗くてテーブルの上のスタンドシャンデリアでほんのり明るいだけだ。
「ごきげんよう、アリア様」
「……ごきげんよう?」
「私は惑星ネレムの主神でルマルと言います」
「はぁ……」
「少し貴女とお話がしたくて、お時間いいですか?」
「話? 何の?」
「そちらに座っても?」
「父神様が寝てますけど……?」
「邪魔はしません、起こさないように致します」
「……どうぞ」
ルマル様は私の隣に浅く座った。フロアソファーは大きく作られていて私の背の後ろ側に父神様が眠っている。深く座れば父神様を踏んづけてしまうから、ルマル様は浅く座ったんだと思う。
ルマル様はミルクコーヒーの様な白茶色の髪をしていて、肩までのワンレングスのストレートヘアだった。片方の髪を耳に掛けている。瞳の色は濃い澄んだ青色で、肌の色は桃色帯びた白色だった。体はひょろっとしていて背は父神様より少し高いくらいかな? 中性的な感じがする。
神様ってほんと、綺麗な人が多いよな~と思う。
私が黙っていると、ルマル様は口を開いた。
「私は貴女を見て衝撃を受けました。貴女はどこの惑星の神なのですか? アズライル様は貴女の夫ですか?」
「へ? えーっと……アズライル様はわたくしの父神様です。わたくしは惑星アズイルの次席神です。たぶん」
「たぶん?」
「父神様がそう言ってたんですけど、何だか言い切る自信が無くて」
「アズライル様がそう言ったのならそうでしょう? アズライル様と結婚の御予定は有るのでしょうか?」
「えっ!? ないですよっ! ないないっ!!」
「ずっと見ていましたが、とても仲良さげにしているので夫なのかと思っていました」
「わたくしまだ8歳ですよ!? 結婚なんて出来ませんよっ! 子供ですもん!」
「子供は結婚出来ないのですか?」
「え? だめでしょ? 子供は大人と結婚しちゃ」
そう言うとルマル様は腕を組んでう~んと唸りながら考え込んでいた。
「何故ダメなのです?」
「法律で決まってるでしょ?」
「……ああ、人間の世界では確か、国によって子供でも結婚出来る所と出来ない所があるんですよね。でも、私達は神ですよ?」
「んん? 神様は子供と結婚出来るの?」
「そもそも神は大人ばかりですから。大人で生まれてくるのを前提として考えられているので、子供と結婚してはダメなんて法律は神の世界ではありませんね」
「へー、そーなんだー?」
「だから、私と結婚しませんか?」
「ええっ!?」
膝においていた左手をぎゅっと握られた。
「アリア様が眠っている時に、貴女にいたずらをしようと何人もの神がやって来たんですよ? それをアズライル様は全部跳ね除けてました。だからてっきり、貴女の夫だと思っていたし、そんな二人の間に入るのはどうかな? と思っていたんですが、アズライル様とはそんな関係では無いと言うなら、是非私と!」
「あのっ、ごめんなさい、わたくし婚約者がいるのです!」
「どちらの神ですか? 今すぐ決闘を申し込みます」
「はっ!? 決闘って……、わたくしの婚約者は神ではありません、人間です。だからここにはいないわ?」
「あなたは正気かっ!? あなたの様な美しい女神が、あんな愚かな人間共と結婚だと!? 目を覚ましなさい!」
んん? 父神様の『惑星アズイル』では相当昔だけど、神が地上に降りていた時、人間と婚姻していたはず……。もしかして他の惑星は違うの?
「ルマル様の惑星では神は人と結ばれないのですか?」
「相当昔はありましたよ……? でも、私が禁止にしたのです」
「? どうして?」
「人間は愚かで卑しく自分の事しか考えない、最低な生き物だからです。神である私達が人間と結ばれるなど、その血を穢すようなものだ」
「ルマル様の惑星とわたくしが住んでいる惑星では少し違う様ですね」
思うところは色々あれど、波立てるのも嫌なので適当に言っておいた。
「人間となど、お止めなさい。神は神同士が一番良い」
とか言いながら私にキスをしようとして来たので右手で遮る。左手は離してくれない。
「仕方ありませんね、私を第一夫とし、人間は第二夫とすれば良い」
「いやっ!」
右手でルマル様の顔を押さえているのに、ぐいぐいと力づくで顔を寄せてくる。
「まったく……」
父神様がむくりと起きて、胸元から杖を出して振るとルマル様は消えていた。
じろりとこちらを見る父神様。
「何かあったら起こせと言ったであろうが?」
「なんか、悪いかな? とか思っちゃって……すいません」
「もう、何人『無限回廊』に送ったか分からないぞ」
「そんなに?」
「うむ」
父神様は私に呆れていたけど、言っておきますが悪いのは私じゃないです。
皆さん幼女趣味過ぎるんですよっ!
そこには椅子やシャワー、液体石鹸、シャンプーなどほぼ日本の物と一緒の物が置いてあった。
「シャワーもある~!」
父神様は濡れた服のまま椅子に座った。
「アリア、こちらへ座れ」
「は~い」
私が椅子に座ると頭からシャワーを掛けられた。そしてシャンプーを付けて指を立てて頭を洗われた。流すぞとまたシャワーを掛けられてリンスを付けられた。
「体を洗うから、立って後ろを向きなさい」
「は~い」
液体石鹸を両手に取って、泡立ててから肩、腕、背中と下に向かって洗われる。お尻の下や内股を洗われるとくすぐったかった。
「前を向け」
言われてくるりと前を向くと父神様と目が合った。また液体石鹸を取って泡立ててから首を洗われる。
「首、くすぐったいですっ」
「逃げるな、きちんと洗えぬだろうが」
「うっ、は、はいっ」
首を洗うのを我慢すると、父神様の手は私の胸をくるくると滑るように洗う。そしてお腹、下へと洗い進まれて行く。
「ねぇ、父神様、何故服を着たままなのです?」
「自分の体を洗う時はちゃんと脱ぐ」
父神様は人差し指と中指の二本の指で滑らせるように私の割れ目を洗った。
私の顔を見ながらそこを洗う。思わず顔が熱くなった。
なんか、父神様がじっと見るから意識しちゃうじゃないかっ。
これは洗ってるだけ、ただ洗ってるだけ!
もういいんじゃないの? って思うのに、まだそこを執拗に洗われて、段々力が抜けてきて父神様の肩に両手を付いた。
「だっ、だめぇっ、……もう綺麗です。大丈夫ですから……!」
息も絶えだえになっていると父神様にキスされた。ぬるっと口の中に父神様の舌が入ってくる。
ああ、なんだか頭がぼーっとして来た。
これってもしかして、催淫状態になってるよね?
父神様を見るといつもと変わりなく見えるけど、一応状態異常を回復する事にした。
『ミ……ミドルキュア! ミドルキュア! ミドルキュア!』
父神様に2回、自分に1回ミドルキュアを掛けた。
「まだ我が娘に触れていたかったのだがな?」
少し睨まれた。
私の足まで洗い終えると父神様は立ち上がり、シャワーでリンスと体の泡を一緒に流した。心なしか、父神様の股間が盛り上がってる様な気がした。シャワーで流されていると洗い場に二人の男神が現れた。
父神様は自分の服を神呪で解除して裸になった。二人の男神達がこちらをじろじろと見るので気になってしまった。
「アリア、こちらへ」
「?」
父神様が私の腕を引っ張って自分の膝に乗せた。そのまま自分の髪を洗い出す。どうやら私の裸を見られない様に隠してくれているっぽい。
二人の男神が後ろの方で何か話し合っているけれど、その内容までは聞き取れない。
私は目の前にある液体石鹸を取って両手で泡立てた。まだ髪を洗っている父神様に言った。
「私が父神様を洗いますね」
椅子に座っている父神様と向かい合って膝に乗り、首から手で洗って行く。
「アリア、くすぐったい」
「さっきはわたくしも我慢したのですから、父神様も我慢して下さいませ?」
ツンとした態度で首と肩と胸を手でさわさわと洗うと父神様が笑い出した。
「いかん、くすぐった過ぎる。そなたの手が小さいのが悪いっ!」
どうやら本気で嫌がっている様だ。見上げると父神様の髪から泡がぽたりと私の頬に落ちた。父神様の翡翠の様な碧を瞳を見ていると、股の下に硬いものが当たった。
直接自分のそこに当たってびくっとした。
『ミドルキュア! ミドルキュア!』
「……すまぬ。まだ収まらない様だ」
「魅了、解除されてます?」
「うむ。本当に厄介なスキルだな……」
「でしょー?」
シャワーで流すのでちょっとよけろと隣の椅子に座らされた。
父神様はシャンプーを流してから体を洗い始めた。
「背中洗いますよ?」
「背中だけな? そなたの手は小さいからかくすぐったい」
私は背中だけささっと洗った。父神様はそのあと体を自分で洗いリンスごとシャワーで流した。
「さて、もう一度風呂に行くぞ」
「は~い」
父神様と手を繋いで今度は一番奥の岩風呂に入った。
「誰もいませんね。良かった」
「いや、あやつらも付いて来ている」
後ろを振り向くとさっきの二人の男神がいた。私達がお風呂の中に入るとすぐに来て、話しかけてきた。
「アズライル様ですよね?」
「ああ、そうだが、そなたらは?」
父神様は警戒してか、私を自分の後ろに隠して話を始めた。
「私は惑星スワレスのバドール、主神です」
「僕はバドールの友で惑星ベルドのリヴィアス、主神です」
「我は『惑星アズイル』の主神アズライル」
「え? 父神様、それってわたくしが考えた……、勝手に付けちゃってもいいんですか? 惑星の名前って」
「良い。我の惑星だ」
「すいません、ずっとその子が気になってたんですが……その子は?」
バドール様が私について父神様に尋ねた。
「これは我の娘で次席神、アリア=アズライルだ」
私は二人に軽く会釈した。
「小さき神を見るのは初めてです! こんな小さな子も創れるのですね」
バドール様が感心した様に言ってじろじろと私を見る。
「神は皆不器用だからな。創り上げるには少々難しい。技術が必要だ」
「ほぅ~」
リヴィアス様が感心している。
けど、技術が必要って、父神様の言葉に疑問。私ってべテル様に年齢調整を失敗されちゃってこの身体なのに……。
「見目の美しさも素晴らしいセンスですね」
「それは地球の神であるベテルが構築した」
「ほぅ、噂では魂が1万年待ちの、あの『地球』の神ですか。私も神を創る時に協力して頂きたいものです。こんなに美しい女神を創るのは奇跡に近い」
「神とは奇跡を起こす生き物だろ? バドール」
リヴィアス様は笑っていた。
「アリア様は成長するのですか?」
「もちろん」
「素晴らしい! 是非私の妻に迎えたいのですが……」
え? なんでそこで嫁に欲しいって話になるの?
「我が娘には既に婚約者がいる」
「神籍の者は何人でも結婚出来るではないですか。第一夫でなくても良いのです。末席でも構いません。どうか私を夫として加えさせて下さい」
とバドール様が言った。
正直、二人とも若く見えるんですよ。さっき襲ってきた『おじさん神』みたいにお腹も出てないし、髪も薄くない。
バドール様は肌の色が白く、背が高く少し筋肉質で黄緑色のウェーブの掛かった肩までの髪を後ろで纏めている。瞳は薄い茶色。
リヴィアス様は背がバドール様より高く、浅黒い肌に凄く鍛えられた筋肉。髪の色は黄色味を帯びた銀髪で胸まで伸びていた。瞳の色は薄い水色で縁が黒味を帯びている。凄く綺麗な瞳をしていた。
だから……どちらかと言うとイケメンの部類なんですよ。
でも、違うんだよなぁ……考え方が。
「アリアは唯一人を永遠に愛すると言っている。そなたらは小さき神が珍しく、自分の物にしたいだけであろう?」
「まぁ、珍しいって気持ちもありますけど、正直、あの会議室で一目惚れしてしまいました。あまりに美しくて……息を飲みました」
「僕はアリア様目当てじゃなくて、アズライル様目当てですけどね。貴方はいつもイズモ会議に来ても、顔を出したらすぐ帰ってしまうじゃないですか。ずっと気になっていてお声を掛けたかったんです」
「……我にだと? 何て物好きな……」
父神様が目当てだったと聞いてちょっと驚いた。父神様を見上げると滅茶苦茶嫌な顔をしている。
まぁ、父神様は中性的なお顔をしているから、変な気になるのも分からなくは無いけど、娘の目の前で父をナンパする人ってどうなのよ?
有り得ないんですけど。
「アズライル様の反応が初々しすぎる」
「なっ!?」
リヴィアス様の言葉に父神様がむっとしている。
「まぁまぁ、アズライル様は未だ清いお身体と噂が有る方ですからね。焦ってはいけないよ、リヴィアス」
父神様はそれを聞いて顔が真っ赤になった。
そんな噂するなんて、神様達はちょっと頭がおかしいんじゃないかと思う。
誰が童貞だって、処女だって、誰かに迷惑掛けてるわけじゃ無いじゃん。
何で馬鹿にした様な言い方するんだ。清くて何が悪いの?
「我は自分の身が清い事は恥じてはおらぬ」
「堪らないですね、その禁欲的な感じが」
リヴィアス様は歓喜に打ち震えていた。
その姿は、いくらイケメンでもキモかった。
そのまま父神様に手を伸ばしたので、私は父神様の前に出てその手を払った。
仁王立ちで言ってやる。
「父神様には触れさせませんよっ!? わたくしの父なんですからねっ!」
両手を広げて父神様の前で通せんぼすると後ろから父神様に肩を叩かれた。
「アリア、そなたは下がっておれ」
「でも、父神様がっ!」
「そなたの平たい胸が丸見えだが……?」
「えっ? きゃあっ!」
私は胸を押さえて父神様の後ろに隠れた。
バドール様がこちらをにやにやして見ているし、リヴィアス様はまた父神様に手を伸ばしてその腕を掴んだ。
凄く眉間に皺が寄る父神様。
『ユノース』
静かな声で父神様が呪文を唱えると、リヴィアス様は一瞬にして消えた。
「リヴィアスっ!?」
バドール様は驚いた顔をして後ずさった。
父神様が空間から杖を出してバドール様に向けて軽く振ると、バドール様も一瞬で消えた。
「……また、無限回廊へ?」
「うむ。今回のイズモ会議は何なのだ……? 皆淫らになり過ぎるし、そなたも襲われ過ぎだし、我まで襲おうとするやつがいるとは。まったく、どうなっているんだ……?」
「父神様の美しさに血迷ったんですよー」
「我が娘ながら馬鹿な事を……そなたはアホか?」
二人が消えると他に人はいなくて静かになった。
父神様とああだこうだ言って二人で湯に浸かっていた。
私と父神様は寝巻きにガウンを羽織り大広間へ戻った。
大広間では何人もの寝息が聞こえる。起きている人もまだいるけど、寝ている人の方が圧倒的に多かった。
自分達の席に戻り着座すると欠伸が出た。
「ん? 眠いか?」
「はい、多分、今はもう寝る時間です。わたくし寝ますね」
「ああ」
「父神様は寝ないの?」
「少し酒を飲んでから寝る」
おやすみなさいの挨拶をして私は眠った。
後ろ姿で父神様が一人手酌でお神酒を飲んでいるのが見える。私は父神様のガウンの腰あたりを握って寝た。
朝か分からないけど、目覚めた私は少し驚いてしまった。
私は良く眠れたけど、父神様はずっと起きていたっぽい。目の下に薄黒くクマが出来ていた。
「ようやく目覚めたか」
「ずっと起きていたんですか?」
「まぁ、そなたが眠っている間に色々あった。眠るわけにはいかなかったのだが、限界だ。我は眠るぞ。何かあればすぐ起こせ」
父神様はそう言ってフロアソファーに沈んだ。
すぐに寝息が聞こえてきた。
私が寝ている間に何があったんだろう? 謎だ。
天井を見ると、やっぱり天窓の外は星空だった。朝なら朝日を浴びたいのに。こんな状況じゃ体内時計まで狂っちゃいそうだ。
でもお腹は減る様で、ぐ~っと鳴った。 ソファーの後ろを通った天使が話しかけてくる。昨日一緒にお風呂に付いて来てくれた子達の一人だった。
「アリア様、お腹すいてます? 食事お持ちしましょうか?」
「あっ、お願いします」
「はいっ!」
他の神様達は全員大人だからか、子供の神な私に天使達は優しい。
そんなに待たずに、食事を乗せたトレーが運ばれて来た。
「何か御用の際は『光』を飛ばして下さいね」
にっこり笑って天使は去った。
ってか、光の出し方、分からないんですけど……。どうやってやるのかな?
父神様は手の平からぽわっと出してたけど、呪文とか必要なのかな~?
トレーに乗せられた旅館の朝食の様なメニューを前に、自分の手の平をじっと見る。
どうやったら光が出るのか? やってみようと思って止めた。
先にご飯にしよ~っと。光の出し方は父神様が起きたらやり方を教えて貰おう!
その方が効率が良い気がする。
私はシャケをおかずにご飯を食べて、味噌汁を啜った。沢庵もぽりぽり齧る。
やっぱ白米最高~! ご飯大好き~っ!
食事を食べ終えると人が来た。
室内は相変わらず暗くてテーブルの上のスタンドシャンデリアでほんのり明るいだけだ。
「ごきげんよう、アリア様」
「……ごきげんよう?」
「私は惑星ネレムの主神でルマルと言います」
「はぁ……」
「少し貴女とお話がしたくて、お時間いいですか?」
「話? 何の?」
「そちらに座っても?」
「父神様が寝てますけど……?」
「邪魔はしません、起こさないように致します」
「……どうぞ」
ルマル様は私の隣に浅く座った。フロアソファーは大きく作られていて私の背の後ろ側に父神様が眠っている。深く座れば父神様を踏んづけてしまうから、ルマル様は浅く座ったんだと思う。
ルマル様はミルクコーヒーの様な白茶色の髪をしていて、肩までのワンレングスのストレートヘアだった。片方の髪を耳に掛けている。瞳の色は濃い澄んだ青色で、肌の色は桃色帯びた白色だった。体はひょろっとしていて背は父神様より少し高いくらいかな? 中性的な感じがする。
神様ってほんと、綺麗な人が多いよな~と思う。
私が黙っていると、ルマル様は口を開いた。
「私は貴女を見て衝撃を受けました。貴女はどこの惑星の神なのですか? アズライル様は貴女の夫ですか?」
「へ? えーっと……アズライル様はわたくしの父神様です。わたくしは惑星アズイルの次席神です。たぶん」
「たぶん?」
「父神様がそう言ってたんですけど、何だか言い切る自信が無くて」
「アズライル様がそう言ったのならそうでしょう? アズライル様と結婚の御予定は有るのでしょうか?」
「えっ!? ないですよっ! ないないっ!!」
「ずっと見ていましたが、とても仲良さげにしているので夫なのかと思っていました」
「わたくしまだ8歳ですよ!? 結婚なんて出来ませんよっ! 子供ですもん!」
「子供は結婚出来ないのですか?」
「え? だめでしょ? 子供は大人と結婚しちゃ」
そう言うとルマル様は腕を組んでう~んと唸りながら考え込んでいた。
「何故ダメなのです?」
「法律で決まってるでしょ?」
「……ああ、人間の世界では確か、国によって子供でも結婚出来る所と出来ない所があるんですよね。でも、私達は神ですよ?」
「んん? 神様は子供と結婚出来るの?」
「そもそも神は大人ばかりですから。大人で生まれてくるのを前提として考えられているので、子供と結婚してはダメなんて法律は神の世界ではありませんね」
「へー、そーなんだー?」
「だから、私と結婚しませんか?」
「ええっ!?」
膝においていた左手をぎゅっと握られた。
「アリア様が眠っている時に、貴女にいたずらをしようと何人もの神がやって来たんですよ? それをアズライル様は全部跳ね除けてました。だからてっきり、貴女の夫だと思っていたし、そんな二人の間に入るのはどうかな? と思っていたんですが、アズライル様とはそんな関係では無いと言うなら、是非私と!」
「あのっ、ごめんなさい、わたくし婚約者がいるのです!」
「どちらの神ですか? 今すぐ決闘を申し込みます」
「はっ!? 決闘って……、わたくしの婚約者は神ではありません、人間です。だからここにはいないわ?」
「あなたは正気かっ!? あなたの様な美しい女神が、あんな愚かな人間共と結婚だと!? 目を覚ましなさい!」
んん? 父神様の『惑星アズイル』では相当昔だけど、神が地上に降りていた時、人間と婚姻していたはず……。もしかして他の惑星は違うの?
「ルマル様の惑星では神は人と結ばれないのですか?」
「相当昔はありましたよ……? でも、私が禁止にしたのです」
「? どうして?」
「人間は愚かで卑しく自分の事しか考えない、最低な生き物だからです。神である私達が人間と結ばれるなど、その血を穢すようなものだ」
「ルマル様の惑星とわたくしが住んでいる惑星では少し違う様ですね」
思うところは色々あれど、波立てるのも嫌なので適当に言っておいた。
「人間となど、お止めなさい。神は神同士が一番良い」
とか言いながら私にキスをしようとして来たので右手で遮る。左手は離してくれない。
「仕方ありませんね、私を第一夫とし、人間は第二夫とすれば良い」
「いやっ!」
右手でルマル様の顔を押さえているのに、ぐいぐいと力づくで顔を寄せてくる。
「まったく……」
父神様がむくりと起きて、胸元から杖を出して振るとルマル様は消えていた。
じろりとこちらを見る父神様。
「何かあったら起こせと言ったであろうが?」
「なんか、悪いかな? とか思っちゃって……すいません」
「もう、何人『無限回廊』に送ったか分からないぞ」
「そんなに?」
「うむ」
父神様は私に呆れていたけど、言っておきますが悪いのは私じゃないです。
皆さん幼女趣味過ぎるんですよっ!
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