貞操逆転世界の温泉で、三助やることに成りました

峯松めだか(旧かぐつち)

文字の大きさ
181 / 258

第183話 ツグミとスズメの最終日(翡翠視点)

「所で、翡翠さんは怒りませんよね?」
 何時もの離れの部屋にて、悪戯っぽく笑みを浮かべるツグミさん、前回は盛大に暴走した酒ドーピングだが、流石に二回目と成ると慣れたモノで、程よく精力が強化されつつ、多少は意識が残っている感じに成って居た。
 思ったより残っちゃったなあと言うリアクションである。
 こう言ったものは流れに乗っちゃったモノ勝ちなので、暴走しなかったのは良いのか悪いのかと言った感じだった。
 因みに、スズメさんは早目に潰れている。
 流石に手加減とか出来なかったし、下戸っぽいのに合わせて飲むから……

「別に怒るネタありませんし?」
 男と言うモノは基本的に性欲を発散されている限りは大人しい物だ。
 妙な性癖とか暴力性有る様なのなら兎も角、性欲と言う名の白濁液を適切に絞る限りは余り暴走しない。
「じゃあ、実験行って見ましょう」
 悪そうな笑みを浮かべるツグミさん、何所からか取り出したコンドームを指に付けて、ローションを垂らして……
「一体何事を?」
 嫌な予感がするのだけど?
「えいっ、裏口入学♪」
「ぎゃあ……」
 予想通りな、だけど確実に慣れていないアレで、思わず小さく叫び声を上げた。

「再起動完了♪ ほら、元気じゃないですか♪」
 確かに無理やり再起動ってこうやるって話には聞くけどさあ?
「まさか実際にやるとは……」
 何だかんだ散々出して、半分賢者状態だったのだが、ビンビンにされてしまった。
 予想外のマニアックな技術に、関心半分、呆れ半分だ。
「じゃあ、いただきま~す♡」

 そんな感じの延長戦が……

「もう無理な気がするんですが?」
「本当かなあ?」
 にっこりと妙に圧が有る笑みを浮かべて……
「ほーら、おかわり♪」

 どくんどくんびくんびくん

 そんな感じの、どったんばったん大騒ぎが……

 何回出たとか、絞られたとか、全然覚えて居ない。

「ん~!」
 朝から元気良く伸びをするツグミさん、朝の陽射しを受けて光る裸身が眩しい。
 対するスズメさんは、産まれたての小鹿みたいに、プルプルガクガクして居た。
 そんなこっちはどうだって?
 全身ガクガクで、下腹部に鈍痛で、生産工場と言うか、袋の中は空っぽさ!
 まさしく打ち止めと言う奴だった。
 寝起きだと言うのに長引いた賢者タイムで、朝気に輝く裸身とか有っても、綺麗だとは思っても、むらッと来そうにない。
 確かに、昨日の昼間にヌイている場合じゃなかった。

「ご感想は?」
 何とも言えない目つきで聞いてみる。
「いやあ、久しぶりに堪能しました、ご馳走様です」
 そんな事を言うツグミさんの顔は、ニコニコ艶々、きらっきらのてかてかであった。
「そりゃあ、ようござんした」
 思わず内心でぐったりと返した。
 サキュバスか何かだろうこの人……

 ぐう……

 お腹が鳴った。
「お風呂入ったら、御飯ですね?」
 スッと立ち上がるツグミさん、昨日散々出した痕跡の白濁液が、糸を引いてポタリと落ちた。
 ツグミさんは心底上機嫌だった。
 因みに、スズメさんは先程から布団に沈んだまま立ち上がれず。
 ぷるぷる、がくり、べちゃりと言う感じに、改めて潰れて居た。
 2足歩行以前に、4つんばいにすら成れて居ない。
「ほら、転がって……手をこうこっちの首の後ろに回して? よっこいしょっ……と………」
 一先ず、スズメさんを転がしてから、姫抱っこで持ち上げて、おでことかにキスしつつ、ツグミさんの後を追いかけるように、表の風呂に移動する。
「翡翠さんも結構丈夫ですねえ?」
「鍛えてますから」
「かなり素敵だと思います」
「評価上がったら、なりよりです」
 素直に褒められたので、まだまだ甘いですけど、と言う言葉を飲み込んだ。
 因みにスズメさんは身長小さい分だけ、ミサゴより大分軽かった。
 それでも運動不足感とか否めない、技術とかも足りて居ないのだろうが、この毎回筋肉痛に成るのは若干情けないと思う。
 このままだとヤルだけダイエットとか大成功とかしかねない、大性交では無い、念のため。
 こっちの現状、微妙にあばら浮いてる感が有るので、タンパク質とかもっと欲しそうだ。
 そんな訳で、常に腹ペコで、食べ物を残すなんて概念は考えようがなかった。


 スズメさんの汚れをざぶざぶと軽く流して、抱えたまま湯に浸かる。
 裸だったせいで、微妙に冷えた身体に、お湯の温度が染み渡る。
「本当に、優しいですよねえ」
 ツグミさんに、物凄く感心したと言う感じに、笑みを浮かべてしみじみ言われる。
「優しくない男は無価値ですから?」
 相変わらず抱えたままと言うか、スズメさんの手が緩まないので、そのまま密着状態である。
 連日散々好き勝手やって、中で出しておいて、自分の子供を産みますとか言ってる相手を無下に出来る程、鬼畜でも無いのだ。
「いやあ、心底貴方で良かったと思いますよ」
 うんうんと一人で頷くツグミさん。
「ソレは何よりですけど、スズメさん的には?」
 スズメさんのお湯から出ている部分に、冷えない様にと、無意識にちゃぷちゃぷとお湯をかけつつ、目線を下にする。

 ちゅ……

「大好きです」
 不意打ち気味にスズメさんの方から唇が重なり、真っ赤な顔で、そんな対句が返って来た。
「そりゃ、ありがとうございますと」

 ちゅ

 お返しとして、思いっきり唇を重ねることにした。

「私にも下さいね?」
 ツグミさんも混ざって来たのは、言うまでも無かった。

 追申
 スズメ「二人が飲んでるのに、私だけ素面はツライから!」

 ツグミさん。こういうのでまるっきり主導権握らせるとヤバい人。
 覚えたての際に琥珀お爺様の足腰を立たなくした実績と言うか、余罪有り。
感想 253

あなたにおすすめの小説

さびれたレンタル道具屋の転生おっさん、道具の使い方を教えまくる。~客のS級冒険者が俺を歴戦の英雄と勘違いして弟子入りを求めてくるんだが~

遥風 かずら
ファンタジー
前世で過労死した久世織人が目を覚ますとそこは異世界の王都、しかも古道具屋の跡取り息子として転生していた。アクセル・リオットとして成長した彼は荷物持ちとして冒険者パーティーに同行、その道中に【無限収納】スキルを開花させる。 パーティー活動から離脱後、四十歳となったアクセルは前世の記憶を思い出し、儲かりそうという考えで道具レンタル屋を始めていた。客足もなく店がさびれる中、道具の使い方が出来てない冒険者によって治安の乱れや魔物討伐の失敗が続いているという話を常連客から聞かされる。あらゆる道具に精通するアクセルは客の冒険者に使い方を教えに行くことを思い立つ。 アクセルの教えにより、やがてS級冒険者や聖女、王女までも勘違いして彼の元には次々と弟子入りを求める者が現れていくのだった。

異世界帰りのハーレム王

ぬんまる兄貴
ファンタジー
俺、飯田雷丸。どこにでもいる普通の高校生……だったはずが、気づいたら異世界に召喚されて魔王を倒してた。すごいだろ?いや、自分でもびっくりしてる。異世界で魔王討伐なんて人生のピークじゃねぇか?でも、そのピークのまま現実世界に帰ってきたわけだ。 で、戻ってきたら、日常生活が平和に戻ると思うだろ?甘かったねぇ。何か知らんけど、妖怪とか悪魔とか幽霊とか、そんなのが普通に見えるようになっちまったんだよ!なんだこれ、チート能力の延長線上か?それとも人生ハードモードのお知らせか? 異世界で魔王を倒した俺が、今度は地球で恋と戦いとボールを転がす!最高にアツいハーレムバトル、開幕! 異世界帰りのハーレム王 朝7:00/夜21:00に各サイトで毎日更新中!

男女比の狂った世界で俺だけ美醜逆転してるんだが…。

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、青山春。 日本によく似たパラレルワールド(男女比1:9)で彼女を作るために色々する物語。 前世の記憶のせいで、俺だけ美醜が逆転してしまっているので、この世界で可愛いと言われている子達には興味がない…。 うん。ポジティブに考えれば、前世で女優やモデルを出来る容姿の子とお付き合いできるのでは!? と、幼少期に光〇氏計画を実行しようとするも断念。 その後は勉強出来るのおもしれぇ! 状態に陥り、時が流れ大学に入学。 そこで義務を思い出し二十歳までに彼女が欲しい!いなきゃしんどい!と配信を始めてみたり…。 大学の食堂で出会った美人とお近づきになろうとしたり…! 作者が暗い話が嫌いなので、基本的に明るめの話構成になってるはずです。

この男子校の生徒が自分以外全員男装女子だということを俺だけが知っている

夏見ナイ
恋愛
平凡な俺、相葉祐樹が手にしたのは、ありえないはずの超名門男子校『獅子王院学園』からの合格通知。期待を胸に入学した先は、王子様みたいなイケメンだらけの夢の空間だった! ……はずが、ある夜、同室のクールな完璧王子・橘玲が女の子であるという、学園最大の秘密を知ってしまう。 なんとこの学園、俺以外、全員が“訳アリ”の男装女子だったのだ! 秘密の「共犯者」となった俺は、慣れない男装に悩む彼女たちの唯一の相談相手に。 「祐樹の前でだけは、女の子でいられる……」 クールなイケメンたちの、俺だけに見せる甘々な素顔と猛アプローチにドキドキが止まらない! 秘密だらけで糖度120%の学園ラブコメ、開幕!

異世界ダンジョンホテル 

雷神様
ファンタジー
大阪府某所。 中堅クラスのホテルで働くホテルマン 「指宿 蛍」いぶすき ほたる(25) は、薄給長時間労働の末、命を落としてしまう。 だが、気が付くとそこは森の中だった。 理由もわからず彷徨い、その先に見出したものとは、、、 【作者より】 物語の内容は非常にゆっくりと進みます。 ゆっくり楽しんでもらえたら幸いです。 毎日0時に更新 現在 80話まで進行中 お気に入り登録やいいね下さった方々ありがとうございます! コツコツと頑張りますのでよろしくお願いします!

転生特典〈無限スキルポイント〉で無制限にスキルを取得して異世界無双!?

スピカ・メロディアス
ファンタジー
目が覚めたら展開にいた主人公・凸守優斗。 女神様に死後の案内をしてもらえるということで思春期男子高生夢のチートを貰って異世界転生!と思ったものの強すぎるチートはもらえない!? ならば程々のチートをうまく使って夢にまで見た異世界ライフを楽しもうではないか! これは、只人の少年が繰り広げる異世界物語である。

男女比5対1の女尊男卑の世界で子供の頃、少女を助けたら「お嫁さんになりたい!」と言って来た。まさか、それが王女様だったなんて……。

楽園
恋愛
「将来、あなたのお嫁さんになりたい」 10年前、俺は魔法の力で一人の少女を救った。 ……そして現在。ここは男女比5:1の女尊男卑の世界。 男は女に「選ばれる」ためだけの存在する。   俺、アルトは、前世の記憶と女でさえ持っていない無限の魔力を隠し、父と静かに暮らす「モブ」になるはずだった。 「待っていましたわ、アルト」 学園で再会したあの時の少女は、驚くべきことにリリアーナ王女だった。 どうやら彼女、あの日の「約束」を本気で果たしに来たらしい。 (俺の平穏なモブ生活が……!) 最強を隠したい男と、その秘密ごと彼を手に入れたい王女の、すれ違い学園ファンタジー!

男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)

大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。 この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人) そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ! この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。 前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。 顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。 どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね! そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる! 主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。 外はその限りではありません。 カクヨムでも投稿しております。