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6章 変な石とその後の話
第238話 紹介と言うか補足説明(アカデとカナデの設定)
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「えーっと、紹介、したい? されたい?」
アカデが何とも言えない表情で提案して来る。
「愛しの先輩にどう思われてるのか知りたいのでされたいでお願いします」
カナデがリラックスした調子で促して来る、先程までの緊張感は霧散した様子だ。
「まあ、面白い事は無いよ?」
「どうぞどうぞ」
何故かお笑いの波動を感じる。
「それじゃあ、私が学校に居た頃の後輩に当たる、カナデ、この娘は家名有りだけど、特に後ろ盾も何も無いから特に気にしない方向で、こんな見た目だけど、私と2つしか違わないから年齢詐欺だけど、深く考えなくて良い」
「もっと詳しく・・・・・・」
カナデが何故か少しさみしそうに恨めしそうにアカデのことを見つめている。
「この娘とは、血縁は無いけど、保護者が同じで、そういう意味で義理の姉妹に当たります」
「他人行儀です・・・・・・」
はあ・・・・・・
という感じにため息をついて、カナデが表情を切り替える。
「義姉(あね)がお世話になってます」
貴族向けでは無い、どうやら身内向けの笑みを浮かべている。
「コレも言っちゃいます?」
トントンとヘアバンドを叩く。
「まあ、この人に関しては大丈夫ね?」
アカデが納得した様子で頷くと、ヘアバンドを外した。
ピョコンと長い耳が出て来た。
「この娘は森の妖精と呼ばれるエルフの眷族、私達より寿命が長いけど、身体が余り丈夫では無いので、酷使すると直ぐ倒れるから注意して下さい」
「混血ですから、程々に、ですけどね?」
カナデが少し自嘲気味に笑みを浮かべた。
用語解説・ハーフエルフ
ファンタジー世界ではお約束の「森の妖精」の混血。(オランウータンでは無い)
人間より魔法は使えるが純エルフ程ではなく。
人間としては華奢。
エルフとしては寿命が短い等、夫々の悪い所を受け継いでいると言われる中途半端な存在。
逆を返すと、エルフよりは丈夫で、人より魔力が強く、人よりは長生き。
最終的にどっちに居ても扱いに困ると言われる。
遺伝的には割と難しい存在らしく、生殖能力はかなり低く、子供を産んだとは聞かないので、王族が取り込んだりはしていない。
因みに、アカデの師匠である爺様の落とし種、魔の森でのフィールドワーク中に出くわして恋に落ちるは良いが、前述の通り、どっちにしても困ると言う事で、爺様側で引き取った。
因みに、エルフは魔の森で生きて居るからと言って特別強いわけでは無く、何となく生き方的に適応しているだけ、強い生き物こそが栄えるなんて物では有りません。
アカデとは先輩後輩よりも、実質的には義理の姉妹と言うか姉弟子と妹弟子的な何とも言えない関係。
血の繋がりは無いが、保護者は同じと言う状態、アカデ自身口減らしで貰われ子、幼少期に実家破産して、近所でアカデが懐いた爺様に格安で身請けされた。爺様は教授としてトンデモだが、それなりの研究成果は出しているので、その分の優遇も有って学べた知識階級、そのまま研究を継いだので魔物学者に成った。
対してカナデは研究自体はアカデが継いだから良いやと思い、学生時代に酒の味を覚え、酒代を稼ぐ為に他の教授の手伝いとして論文の下読みなどの仕事をしていた、文章が多少抜けて居ても、書いた人やら何やらのデータから無意識的に元データ復元して勝手に正確に直せるような良くわからんLVの理解解析能力を持っているのだが。その割に自分で調べることに対する興味は薄いので、研究者としては進まなかった。
結局その解析能力を買われて穴抜け帳簿何かの解析要員として役人に雇われた、生活費と酒代が稼げれば文句は無いため、仕事内容自体は気にしていない。
余談として、酒に対する強度は。エリス(加護回復込み)>アカデ>カナデ>和尚(大人としてのペース配分的な慣れ、潰れたら復活遅い)>灯(潰れてからの回復は加護込みなので早い)>クリス(酒自体に慣れてないと言うより、実家に飲んだくれ親父が居た類いなので、体質以前で苦手)
そんな訳で、和尚と灯は人種的なアレもあってやや下戸です。
現地民の方が酒に対する強度は高め。
カナデは酒が美味しいとペースが暴走するので、ハイペースで有るだけ呑んで直ぐ潰れがち。
学生時代はアカデが保護者役で、酔い潰れたのを回収してたりしました。
爺様は二人が卒業後直ぐ位の時に高齢でぽっくり、変人だったので他の身寄りも無く後ろ盾も無いと言うことで、アカデが信用を得るのに苦労していたのは前述の通り。家名はカナデが継いでいるが、1代限りの名誉貴族で家名だけ継いでも余り意味は無いので、名乗りに入れていない。
アカデはカナデに対して時々生存報告の手紙を出しているが、フィールドワークやら何やらで直ぐ行方不明になるので、カナデの返事が届いた試しが無い事から、結局疎遠。なおかつ、アカデは手紙の文章も研究論文形式だったりする口下手なので、伝わっていたり伝わっていなかったり。因みにアカデが手紙での和尚の紹介文は良い人が出来ました程度。カナデは新しいパトロン確保出来ました位で受け取った為、結婚しましただと思っていなかった。せめてもっと惚気けるか、詳しく書けと文句を言われたのは言うまでも無い。
因みに、年齢はアカデの2つ下、作中時点では30オーバー、人間としては大人な年齢で見た目詐欺だが、エルフとしてはまだまだ子供の年齢の為、しょうがないと言えばしょうがない。
エルフの生活時間だと、独り立ちできる成人年齢まで最低60年、いっそ100年ぐらいは一緒に居て当然といった感覚。
通常エルフは300歳ぐらいが寿命で、この世界の人間寿命は60ぐらい、ハーフは100ぐらいと言う事で、エルフ世界ではほぼ確実に逆縁の不幸となる為、割と扱いに困られる。
アカデが何とも言えない表情で提案して来る。
「愛しの先輩にどう思われてるのか知りたいのでされたいでお願いします」
カナデがリラックスした調子で促して来る、先程までの緊張感は霧散した様子だ。
「まあ、面白い事は無いよ?」
「どうぞどうぞ」
何故かお笑いの波動を感じる。
「それじゃあ、私が学校に居た頃の後輩に当たる、カナデ、この娘は家名有りだけど、特に後ろ盾も何も無いから特に気にしない方向で、こんな見た目だけど、私と2つしか違わないから年齢詐欺だけど、深く考えなくて良い」
「もっと詳しく・・・・・・」
カナデが何故か少しさみしそうに恨めしそうにアカデのことを見つめている。
「この娘とは、血縁は無いけど、保護者が同じで、そういう意味で義理の姉妹に当たります」
「他人行儀です・・・・・・」
はあ・・・・・・
という感じにため息をついて、カナデが表情を切り替える。
「義姉(あね)がお世話になってます」
貴族向けでは無い、どうやら身内向けの笑みを浮かべている。
「コレも言っちゃいます?」
トントンとヘアバンドを叩く。
「まあ、この人に関しては大丈夫ね?」
アカデが納得した様子で頷くと、ヘアバンドを外した。
ピョコンと長い耳が出て来た。
「この娘は森の妖精と呼ばれるエルフの眷族、私達より寿命が長いけど、身体が余り丈夫では無いので、酷使すると直ぐ倒れるから注意して下さい」
「混血ですから、程々に、ですけどね?」
カナデが少し自嘲気味に笑みを浮かべた。
用語解説・ハーフエルフ
ファンタジー世界ではお約束の「森の妖精」の混血。(オランウータンでは無い)
人間より魔法は使えるが純エルフ程ではなく。
人間としては華奢。
エルフとしては寿命が短い等、夫々の悪い所を受け継いでいると言われる中途半端な存在。
逆を返すと、エルフよりは丈夫で、人より魔力が強く、人よりは長生き。
最終的にどっちに居ても扱いに困ると言われる。
遺伝的には割と難しい存在らしく、生殖能力はかなり低く、子供を産んだとは聞かないので、王族が取り込んだりはしていない。
因みに、アカデの師匠である爺様の落とし種、魔の森でのフィールドワーク中に出くわして恋に落ちるは良いが、前述の通り、どっちにしても困ると言う事で、爺様側で引き取った。
因みに、エルフは魔の森で生きて居るからと言って特別強いわけでは無く、何となく生き方的に適応しているだけ、強い生き物こそが栄えるなんて物では有りません。
アカデとは先輩後輩よりも、実質的には義理の姉妹と言うか姉弟子と妹弟子的な何とも言えない関係。
血の繋がりは無いが、保護者は同じと言う状態、アカデ自身口減らしで貰われ子、幼少期に実家破産して、近所でアカデが懐いた爺様に格安で身請けされた。爺様は教授としてトンデモだが、それなりの研究成果は出しているので、その分の優遇も有って学べた知識階級、そのまま研究を継いだので魔物学者に成った。
対してカナデは研究自体はアカデが継いだから良いやと思い、学生時代に酒の味を覚え、酒代を稼ぐ為に他の教授の手伝いとして論文の下読みなどの仕事をしていた、文章が多少抜けて居ても、書いた人やら何やらのデータから無意識的に元データ復元して勝手に正確に直せるような良くわからんLVの理解解析能力を持っているのだが。その割に自分で調べることに対する興味は薄いので、研究者としては進まなかった。
結局その解析能力を買われて穴抜け帳簿何かの解析要員として役人に雇われた、生活費と酒代が稼げれば文句は無いため、仕事内容自体は気にしていない。
余談として、酒に対する強度は。エリス(加護回復込み)>アカデ>カナデ>和尚(大人としてのペース配分的な慣れ、潰れたら復活遅い)>灯(潰れてからの回復は加護込みなので早い)>クリス(酒自体に慣れてないと言うより、実家に飲んだくれ親父が居た類いなので、体質以前で苦手)
そんな訳で、和尚と灯は人種的なアレもあってやや下戸です。
現地民の方が酒に対する強度は高め。
カナデは酒が美味しいとペースが暴走するので、ハイペースで有るだけ呑んで直ぐ潰れがち。
学生時代はアカデが保護者役で、酔い潰れたのを回収してたりしました。
爺様は二人が卒業後直ぐ位の時に高齢でぽっくり、変人だったので他の身寄りも無く後ろ盾も無いと言うことで、アカデが信用を得るのに苦労していたのは前述の通り。家名はカナデが継いでいるが、1代限りの名誉貴族で家名だけ継いでも余り意味は無いので、名乗りに入れていない。
アカデはカナデに対して時々生存報告の手紙を出しているが、フィールドワークやら何やらで直ぐ行方不明になるので、カナデの返事が届いた試しが無い事から、結局疎遠。なおかつ、アカデは手紙の文章も研究論文形式だったりする口下手なので、伝わっていたり伝わっていなかったり。因みにアカデが手紙での和尚の紹介文は良い人が出来ました程度。カナデは新しいパトロン確保出来ました位で受け取った為、結婚しましただと思っていなかった。せめてもっと惚気けるか、詳しく書けと文句を言われたのは言うまでも無い。
因みに、年齢はアカデの2つ下、作中時点では30オーバー、人間としては大人な年齢で見た目詐欺だが、エルフとしてはまだまだ子供の年齢の為、しょうがないと言えばしょうがない。
エルフの生活時間だと、独り立ちできる成人年齢まで最低60年、いっそ100年ぐらいは一緒に居て当然といった感覚。
通常エルフは300歳ぐらいが寿命で、この世界の人間寿命は60ぐらい、ハーフは100ぐらいと言う事で、エルフ世界ではほぼ確実に逆縁の不幸となる為、割と扱いに困られる。
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