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お姉ちゃんは
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お姉ちゃんはお母さんの次にわたしのごはんを用意してくれる人よ。
わたしがこの家にもらわれて来たときから、このお姉ちゃんはいたのだけど、いつも夕方から夜の間までしか居なかったわ。
それも毎日いるわけじゃなかったの。だからわたし、お姉ちゃんもわたしと同じで夜を楽しむ人だって思ってた。
でも、いつからかいつでも家にいるようになったの。夜の散歩をやめたのね、きっと。
お姉ちゃんがいつも家に居るようになってから、人の子どもがぽこぽこ増えたわ。
あの子たちって、すぐに体は大きくなるのに、いつまでも子どもなのよ。ちょっとやっかいよね。
そうそう、お姉ちゃんはネズミぐらいでは悲鳴はあげないのよ。
お母さんが「じっかの親のかいご」とか「おさんかいほう」とかで、しばらくいなくなることがあるの。
その時にはお姉ちゃんが、わたしのお世話をしてくれるんだけど、そのお礼にお姉ちゃんにもネズミをプレゼントしたのね。
お姉ちゃんと一緒の部屋で寝ているお兄ちゃんが「あれるぎー」とかで、お姉ちゃんの部屋にはわたしは入れてくれないから、部屋の外にプレゼントは置いておいたわ。
部屋の戸を開けたお姉ちゃんはネズミを見て
「マジか」
そう呟いたわ。悲鳴をあげたりなんかしないの。
「え?……一匹ともう一匹は……頭と内臓だけなのか……うわぁ」
「にゃぁ(気に入ってくれた?)」
「ポン、おはよう。ネズミを捕まえたんだね。すごいね。」
ほら、お姉ちゃんはプレゼントを気に入ってくれたわ。
「にゃぁぁ(すごいでしょ!)」
「二匹も捕まえるなんて、すごいね!
ところで、貴女、朝ごはんいる?」
「にゃ(もちろんよ)」
「食べるの?ネズミ食べたんでしょ?」
「にゃ(別腹よ)」
「そうか、食べるのか。……今日はちょっと、あごは撫でにくいなぁ。」
「にゃぁ(遠慮せずになでてくれていいのよ)」
「ふふふふ」
お姉ちゃんに朝ごはんをもらっていると……
「ぎゃぁーー!!」
お兄ちゃんが起きたみたいね。
ダダダダ
お兄ちゃんが二階から降りてきたわ。
「ねぇ!ネズミ!」
「ポンすけがネズミ捕まえたみたいだね。」
「えぇぇ……一匹?」
「一匹丸っとと、頭と内臓だけのが一匹分……最低、二匹だね。」
「うわぁ……片付けて?」
「朝の仕事が終わったらね。」
「お願いします!」
お兄ちゃんはちょっと、騒ぎすぎじゃない?。
わたしがこの家にもらわれて来たときから、このお姉ちゃんはいたのだけど、いつも夕方から夜の間までしか居なかったわ。
それも毎日いるわけじゃなかったの。だからわたし、お姉ちゃんもわたしと同じで夜を楽しむ人だって思ってた。
でも、いつからかいつでも家にいるようになったの。夜の散歩をやめたのね、きっと。
お姉ちゃんがいつも家に居るようになってから、人の子どもがぽこぽこ増えたわ。
あの子たちって、すぐに体は大きくなるのに、いつまでも子どもなのよ。ちょっとやっかいよね。
そうそう、お姉ちゃんはネズミぐらいでは悲鳴はあげないのよ。
お母さんが「じっかの親のかいご」とか「おさんかいほう」とかで、しばらくいなくなることがあるの。
その時にはお姉ちゃんが、わたしのお世話をしてくれるんだけど、そのお礼にお姉ちゃんにもネズミをプレゼントしたのね。
お姉ちゃんと一緒の部屋で寝ているお兄ちゃんが「あれるぎー」とかで、お姉ちゃんの部屋にはわたしは入れてくれないから、部屋の外にプレゼントは置いておいたわ。
部屋の戸を開けたお姉ちゃんはネズミを見て
「マジか」
そう呟いたわ。悲鳴をあげたりなんかしないの。
「え?……一匹ともう一匹は……頭と内臓だけなのか……うわぁ」
「にゃぁ(気に入ってくれた?)」
「ポン、おはよう。ネズミを捕まえたんだね。すごいね。」
ほら、お姉ちゃんはプレゼントを気に入ってくれたわ。
「にゃぁぁ(すごいでしょ!)」
「二匹も捕まえるなんて、すごいね!
ところで、貴女、朝ごはんいる?」
「にゃ(もちろんよ)」
「食べるの?ネズミ食べたんでしょ?」
「にゃ(別腹よ)」
「そうか、食べるのか。……今日はちょっと、あごは撫でにくいなぁ。」
「にゃぁ(遠慮せずになでてくれていいのよ)」
「ふふふふ」
お姉ちゃんに朝ごはんをもらっていると……
「ぎゃぁーー!!」
お兄ちゃんが起きたみたいね。
ダダダダ
お兄ちゃんが二階から降りてきたわ。
「ねぇ!ネズミ!」
「ポンすけがネズミ捕まえたみたいだね。」
「えぇぇ……一匹?」
「一匹丸っとと、頭と内臓だけのが一匹分……最低、二匹だね。」
「うわぁ……片付けて?」
「朝の仕事が終わったらね。」
「お願いします!」
お兄ちゃんはちょっと、騒ぎすぎじゃない?。
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