あらぁ~貴方の子を孕んでしまいましたわ、えっ?私を妻にする気がない、でしたらこうさせて貰いますっ!

一ノ瀬 彩音

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20.

「ちょっと、貴方どういうことよ!   一体これはどういう事なの!?   ねぇ!  答えなさいよ!」
私は、必死にルヴァスへ問いかけるが反応はない。
仕方ないので今度は魔法を使って拘束する。
そして、ルヴァスを問い詰めたのだが……。
返ってきた言葉を聞いて唖然となった。
その言葉を耳にしてしまった私は気が狂った。
そうでなければ、あんな事するはずがない。
だから、私はルヴァスを徹底的に痛めつけてやったわ!

だけど、それでも全然足りない!
私のルヴァスを奪ったあいつらに復讐するまでは許さない!
ルヴァスは誰にも渡さないわ!   例え相手が神であっても!
だってルヴァスは私のものだもの!   ルヴァスは私の夫なのだもの!
私の大切な旦那様なんだもの!   私の心は、既に壊れてしまっていた。
それでも構わない。
今はただ、私の最愛の人を取り戻さなければならないの!
絶対に!   私の想いは止まらない!   私の願いは届かない!
だって私の邪魔をする人は全員殺せば問題ないもの。大丈夫。

「ふふふっ」

私の名前はメリシア。
ルヴァスの事が大好きで、誰よりも深く愛している。
彼は私にとってかけがえのない存在なの。
でも、その彼は私以外の女に現を抜かしていて私に対して興味を抱いていない。
それだけじゃない。
私という妻がいるのにも関わらず他の女に手を出すなど言語道断!
そんな奴は、私の手で裁きを下してやる!
「さぁ!  ルヴァス!  覚悟はできているんでしょうね!  絶対に逃がしたりなんかしないわ!
貴方には死んでもらうわよ!  そうしないと私の怒りが収まらないのよ!  死ねっ!  貴方の事は絶対に逃がしたりはしないわ!」

ルヴァスの妻である私は、彼に罰を与える為に追いかけ回す事にしました。
彼は、私から逃げ回っているけど、絶対に捕まえるわ!
そして、二度と浮気が出来ないように懲らしめてやるのよ!
(そうすれば、また以前のような関係に戻るはず……)
そんな風に考えていましたが……それは甘い認識でしかなかったとすぐに気付かされることになりました……!
何故ならば、彼が本性を表し始めたのです……!

私が彼を追い掛け回していた時の事ですが、急に後ろから抱きつかれてしまった為、
身動きが取れなくなり困ってしまっているところです……。
(どうしてこんな事に……)
ただ単に抱きついてきているだけだと最初は思ったんですが、何故か私の服を脱がせようとしてくるんですよ!
これには本当に焦りまくっています。
早くなんとかしなければなりません。
このままではルヴァス以外に裸を見られる事になってしまうのです。
そんな事になったら私は恥ずかしくて死んでしまうでしょう。
(それだけはなんとしても避けなければいけませんね)
私はルヴァスを振り払おうとするが上手くいかず途方に暮れてしまう。
そんな時に、ふとある事を思い出しました。

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