幻想国家大戦

蒼月

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第一章[長崎Vs 福岡戦争]

第三話[戦の掟]

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様々な県が一気に独立したせいで昨日はほとんど寝れなかったのに………

「臨時速報です。先程福岡県改め福岡第一帝国が長崎県に宣戦布告し、両県の知事がこれから対峙するようです。えぇー福岡第一帝国の声明で各知事は全員見届けるようにと会場を設立したもようです。
更に福岡、長崎両県の提案によって県の戦争に関して明確なルールを全国知事会によって明日には定められるということです」

いや、聞いてないし、知らないし、メディアに先に公表するなんてそれでも男なのだろうか?そもそも各知事が争うことでどのような戦争になるのか?どれ程の犠牲が出るのか?そもそも知事にどれだけ力があるのかすらわかっていない。このような状態で戦争を仕掛けるなんて正気の沙汰とは思えない。しかしながら呼ばれたからには行くしかない。早速福岡第一帝国へと向かう飛行機に乗って大坂を後にするのだった飛び立ったのは伊丹空港だけど………

そんなこんなで福岡到着である。到着と同時に年老いた政治用の知事と戦闘用の若い知事がなん組か会場に向かう。俺も政治は全て元知事に任せているが今回は俺一人で出席である。



福岡第一帝国大講堂

ぞくぞくと集まりだした各県?の知事達を前に福岡第一帝国の皇帝、福岡一鉄が壇上に立って喋り始める。

「皆さん急な呼び出しにも関わらずご足労有り難うございます。本日は戦争および知事に関する規約を作りたいと思い皆さんを招待させていただきました。」

饒舌に語りだした福岡は、まるで宣戦布告何て気にしていないようだった。少し不気味な薄笑いを顔に張り付けてまるで仮面をつけているようだった。





その後は特に何事もなく全国領主戦争規制法が本日可決され三日後に施行される手筈となった通常は法律を作ったりするとなんなかの説明が国民には必要だが日本連合政府になってからはわざわざ掲示しなくてもいいという法律が既に確立されている。全国領主戦争規制法が成立すると同時に知事と知事との模擬戦が開始された。結果はどうやら県知事が敗北すると県が併合され先に併合された鳥取県は知事による同意があったために戦争をせずに併合できたらしい。更に市長や村長にも特産物で戦う謎の力があったらしく模擬線は混乱を極めた。

………もう帰りたいです。
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