異世界転生してハーレム作れる能力を手に入れたのに男しかいない世界だった

藤いろ

文字の大きさ
26 / 72

第26話・親衛隊副隊長カシムvs東の盗賊団団長バイオ

しおりを挟む
カシムさんと東の盗賊団リーダー・バイオの闘いが始まった。
2人の闘いは前の世界じゃ見れないような剣と剣の応酬。
さっきの事もあってこれが現実なのか夢なのか分からなくなってきた。
2人の闘いは互角に見えた。お互い少しの傷もなく受け攻めを繰り返す。
「おぉ~あの目隠れ兄ちゃん強いじゃねぇか!バイコより強いんじゃねぇ??」
「アーズィム・・・それはない!!」
「ホントかよ」
「流石東のリーダー。強いねぇ」
「兄はまだ本気じゃありませんよ、シンドバッド様」
「心配性な弟だよなぁ」
「うるさい!!モルジアナ!!」
「お前のがうるせーよ!」
「2人ともうるさいよぉ。それに目的は殺す事じゃないでしょぉ」
カシムさんとバイオの闘いはそれから10分くらい続いた。
「お前、めんどくさい・・・」
「それはお互い様ですよ。これ程とは。私ももう歳だ、余り動けないんですよ」
「嘘つきだな、ボクとここまで張り合ったのバイコくらいだよ。まぁまだボク本気じゃないけどさ!」
「そうなんですね。本気見てみたいですなぁ」
「そう?じゃあこれがボクの本気」
剣撃を止め、バイオは服から小瓶を五つ出し投げつけた。
すかさずカシムさんは全ての小瓶を一瞬で切り裂いた。
その瞬間カシムさんを包むように爆発が起きた!
「なっ!?」
思わず声が出た。
煙が晴れると、カシムさんの右腕が溶けてなくなっていた。
「私の腕が・・・・」
「ボク特製の毒ボムだよ。ってか腕溶けてんのに反応それだけ?」
え!?腕がが溶けて・・・・る!?
「カシムさん!!」
思わず飛び出そうになる俺。をアラジンさんが止めた。
「大丈夫です」
「シンドバッド様!この毒は使えますよ!!」
腕が溶けて無くなってるのにカシムさんは何事もないように、むしろ笑顔で叫んだ。
「ありがとうカシム。予想通りかぁ良き良きぃ」
「オイ、王様。あの毒は貰ったらそのまま全身に巡るぞ。あのヒゲを手当した方が良い」
バイコさんが言う。
「うっわ、えげつねぇなお前の友達」
「優しいねぇバイコ君」
「このままマスターに人死を見せたくねぇだけだ」
「それならぁ大丈夫~。カシム!もう良いよぉ!」
「はい!すみません、もう終わりの様です、リーダーさん」
「交代か?」
「いえいえ」
とカシムさんが言い終わる前に闘いが終わっていた。
急に大の字に倒れるバイオ。
「え!!?」
「!!?」
「何した!?今!?」
バイコさんもアーズさんも見えなかったらしい。
「モルジアナ、カシムの腕元に戻してぇ。アリババ~バイオを拘束ぅ」
「「はい!!」」
こうしてバイオは捕まえられた。
俺はカシムさんの所に駆け寄った。
「カ、カシムさん!大丈夫ですか!?」
「クロちゃん様ありがとうございます。想定内なので大丈夫ですよ」
「でも、腕が!」
「モルジアナの薬があるから元に戻ります」
「え!?」
腕が元に戻る!?
「まぁ言っちゃダメなんだけどな、どうせ分かるし。俺の魔法だ、医食同源っての。腕の3本くらいなら元に戻せるぜ!」
マジか。ヒーラーってやつかな。回復の魔法使いだ!凄い!!
「それでも痛いですけどね」
ですよねーーー!!
「どうやるんですか??」
「俺の作ったメシひたすら食わす。そしたら元に戻る」
簡単。
「24時間休まずな」
簡単じゃない!
そうだ!東のリーダーは!?
俺が振り返るとシンドバッドさん達が縄でグルグル巻きにした東のリーダーを見下ろしていた。
「さてぇバイオ君。まずは君の隠し金庫の場所を教えてくれないかなぁ」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

神様は身バレに気づかない!

みわ
BL
異世界ファンタジーBL 「神様、身バレしてますよ?」 ――暇を持て余した神様、現在お忍び異世界生活中。 貴族の令息として“普通”に暮らしているつもりのようですが、 その振る舞い、力、言動、すべてが神様クオリティ。 ……気づかれていないと思っているのは、本人だけ。 けれど誰も問いただせません。 もし“正体がバレた”と気づかれたら―― 神様は天へ帰ってしまうかもしれないから。 だから今日も皆、知らないふりを続けます。 そんな神様に、突然舞い込む婚約話。 お相手は、聡明で誠実……なのにシオンにだけは甘すぎる第一王子!? 「溺愛王子×お忍び(になってない)神様」 正体バレバレの異世界転生コメディ、ここに開幕!

悪役キャラに転生したので破滅ルートを死ぬ気で回避しようと思っていたのに、何故か勇者に攻略されそうです

菫城 珪
BL
サッカーの練習試合中、雷に打たれて目が覚めたら人気ゲームに出て来る破滅確約悪役ノアの子供時代になっていた…! 苦労して生きてきた勇者に散々嫌がらせをし、魔王軍の手先となって家族を手に掛け、最後は醜い怪物に変えられ退治されるという最悪の未来だけは絶対回避したい。 付き纏う不安と闘い、いずれ魔王と対峙する為に研鑽に励みつつも同級生である勇者アーサーとは距離を置いてをなるべく避ける日々……だった筈なのになんかどんどん距離が近くなってきてない!? そんな感じのいずれ勇者となる少年と悪役になる筈だった少年によるBLです。 のんびり連載していきますのでよろしくお願いします! ※小説家になろう、アルファポリス、カクヨムエブリスタ各サイトに掲載中です。

【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件

白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。 最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。 いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。

某国の皇子、冒険者となる

くー
BL
俺が転生したのは、とある帝国という国の皇子だった。 転生してから10年、19歳になった俺は、兄の反対を無視して従者とともに城を抜け出すことにした。 俺の本当の望み、冒険者になる夢を叶えるために…… 異世界転生主人公がみんなから愛され、冒険を繰り広げ、成長していく物語です。 主人公は魔法使いとして、仲間と力をあわせて魔物や敵と戦います。 ※ BL要素は控えめです。 2020年1月30日(木)完結しました。

ゲーム未登場の性格最悪な悪役令嬢に転生したら推しの妻だったので、人生の恩人である推しには離婚して私以外と結婚してもらいます!

クナリ
ファンタジー
江藤樹里は、かつて画家になることを夢見ていた二十七歳の女性。 ある日気がつくと、彼女は大好きな乙女ゲームであるハイグランド・シンフォニーの世界へ転生していた。 しかし彼女が転生したのは、ヘビーユーザーであるはずの自分さえ知らない、ユーフィニアという女性。 ユーフィニアがどこの誰なのかが分からないまま戸惑う樹里の前に、ユーフィニアに仕えているメイドや、樹里がゲーム内で最も推しているキャラであり、どん底にいたときの自分の心を救ってくれたリルベオラスらが現れる。 そして樹里は、絶世の美貌を持ちながらもハイグラの世界では稀代の悪女とされているユーフィニアの実情を知っていく。 国政にまで影響をもたらすほどの悪名を持つユーフィニアを、最愛の恩人であるリルベオラスの妻でいさせるわけにはいかない。 樹里は、ゲーム未登場ながら圧倒的なアクの強さを持つユーフィニアをリルベオラスから引き離すべく、離婚を目指して動き始めた。

獣人将軍のヒモ

kouta
BL
巻き込まれて異世界移転した高校生が異世界でお金持ちの獣人に飼われて幸せになるお話 ※ムーンライトノベルにも投稿しています

異世界召喚チート騎士は竜姫に一生の愛を誓う

はやしかわともえ
BL
11月BL大賞用小説です。 主人公がチート。 閲覧、栞、お気に入りありがとうございます。 励みになります。 ※完結次第一挙公開。

拝啓、目が覚めたらBLゲームの主人公だった件

碧月 晶
BL
さっきまでコンビニに向かっていたはずだったのに、何故か目が覚めたら病院にいた『俺』。 状況が分からず戸惑う『俺』は窓に映った自分の顔を見て驚いた。 「これ…俺、なのか?」 何故ならそこには、恐ろしく整った顔立ちの男が映っていたのだから。 《これは、現代魔法社会系BLゲームの主人公『石留 椿【いしどめ つばき】(16)』に転生しちゃった元平凡男子(享年18)が攻略対象たちと出会い、様々なイベントを経て『運命の相手』を見つけるまでの物語である──。》 ──────────── ~お知らせ~ ※第3話を少し修正しました。 ※第5話を少し修正しました。 ※第6話を少し修正しました。 ※第11話を少し修正しました。 ※第19話を少し修正しました。 ※第22話を少し修正しました。 ※第24話を少し修正しました。 ※第25話を少し修正しました。 ※第26話を少し修正しました。 ※第31話を少し修正しました。 ※第32話を少し修正しました。 ※第33話を少し修正しました。 ──────────── ※感想(一言だけでも構いません!)、いいね、お気に入り、近況ボードへのコメント、大歓迎です!! ※表紙絵は作者が生成AIで試しに作ってみたものです。

処理中です...