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第5話 覚醒
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気がつくとダンジョンの地面の上で横たわっていた。
どれくらいの時間かわからないがしばらくの間、気を失っていたみたいだった。
「ゔう……」
少し頭痛を感じながらその場を立ち上がる。
明るさは夜の歩道に街路灯がついてるくらいの明るさだ。
見えなくはないが、結構薄暗い。
どうやらダンジョン自体、壁や天井からほんのりと光が発せられているらしい。
フラフラと歩を進める。
体調は万全ではない。精神も落ち込んでいる。
しかし、心の奥底に燃える復讐の炎は決して消えることはなかった。
しばらく進むと道は二つに別れた。
最初は適当に左に進む。
そうやって適当に分かれ道をいくつか越えたころだった。
道の先に小さな物体が見えた
近づいて見るとそこには二本足で立ち上がっている、プレイリードックのような動物がいた。
立ち上がっても大型犬程の大きさもなさそうだが、横幅は結構あるのでデブに見える。
つぶらな瞳をこちらに向けて、顔を不思議そうに傾けてかわいい。
とてもじゃないが魔物には見えなかった。
「きゅー」と可愛らしい鳴き声を発している。
こんな動物がなんでこんなダンジョンにと思いながら、俺はその動物に無警戒に近づいていった。
すると一瞬でそのプレイリードックの表情が険しいものに変わったと思うと、その姿は消えて、次に感じたのは左腕の燃えるような痛みだった。
見ると腕には齧られたような後があり、そこから鮮血がほとばしっている。
そいつはいつの間にか俺の後方へと移動しており、目にも止まらぬ速さで移動しざま俺の左腕をかじっていったようであった。
魔物はくちゃくちゃと咀嚼した後、それを飲み込む。
先程の可愛らしい表情とは打って変わって、口元を真っ赤に染めて、魔物らしい醜悪な表情を浮かべている。
そこで先程の可愛らしい様子が擬態であることに気づく。
「くそっ!」
油断した。こんなダンジョンに可愛らしい動物などいるはずがないのだ。
また魔物の姿が消える。
今度は右足に熱を持った痛みを感じる。
また全く目視できなかった。
明らかにレベルが違う。
レベル1で対峙できるような相手ではない。
魔物の歪んだ表情はどこか愉悦を感じているようであった。
いや、こいつは愉悦を感じている。
久しぶりの獲物なんだろう。
弱者をなぶり快感を感じているのだ。
勝てるわけがない。
俺は恐怖のまま、思わずその場から逃げ出す。
「キィキィキキッーーーー!」
魔物はうれしそうな鳴き声を上げる。
先程のスピードなら追いつこうと思えばすぐに追いつけるはずだが、追いついてこない。
狩りを楽しんで遊んでいるのだろう。
曲がり角を曲がった先、通りすがりに人が入れそうな横穴があったことを思い出す。
このまま走ってもその内、追いつかれてなぶり殺しにされるだけだろう。
俺は決死の思いで、その横穴に飛び込んだ。
「ギィギャァーーーギギィーーーー!!」
魔物は怒りの声を上げて横穴に入って来ようとするが、横幅から詰まって入ってこれない。
しばらく、凄まじい表情でこちらに向かって吠えていたが、いつしか横穴から見えるところからは姿を消した。
諦めたのか?
いや、流石にそれはないだろう。
きっと元の道、横穴から見えないところで俺を待ち構えているはずだ。
横穴の先は座って楽にできるくらいの空間はあった。
俺は衣服を破って齧られたところを痛みに耐えながら縛る。
ばい菌がとかいってられない。
このままでは出血多量で死ぬからだ。
詰んでいる。
前方後方に進路はなく、このままこの場に留まってもすぐに死ぬ。
死ぬのかこんなところで。
復讐を誓った矢先に何も成し遂げられず、命を落とすのは耐え難く悔しかった。
涙が頬を流れる。
「母さん……」
思わず、母への甘えの言葉が出る。
高校生にもなって恥ずかしいという余裕もなかった。
いつもなら家に帰ってゲームでもしている頃だろう。
それがなんの因果でこんなことを……。
「そうだ、あんなスキルのせいだ。あんなスキルを授かったせいで。異世界召喚しといて、無能ってふざけんなよ!」
涙声になりながらもステータスを表示させる。
「ステータスオープン! こんなもん!」
俺は無能のスキル欄を殴ろうとする。
すると画面が切り替わった。
「え?」
最初、訳が分からなかった。
だけどそれがスキルの詳細説明画面だとわかる。
わかりにくいが、それぞれの項目を選択することで詳細画面へと遷移する仕様のようだった。
無能スキルの詳細説明欄には以下の明記がされていた。
【手をかざして念じた範囲のすべてを無にする能力。自身の体積を超える範囲は連続して無にできない】
すべてを無にする能力?
ほんとだったらとんでもない能力だぞ。
俺は試しに、横穴の行き止まりの小さな範囲を無にするように念じてみる。
すると岩で構成されている壁は念じた範囲分、綺麗に何もなくなった。
「ほんとなのか……」
血を失いすぎて、少しフラフラしはじめていた。
何か打開策がなければ死んでしまう。
あの魔物も無にしたりできるのだろうか?
もう一度スキルの詳細説明欄を表示する。
【すべてを無にする】と明記してある。
一か八かやってみるか。
どうせこのままだと死ぬ。
俺は横穴から通路へ向かって慎重に顔を出してみる。
すると少し先に予想通り魔物の姿があった。
こいつが俺の体をかじったのだ。
悔しさにより自然と歯ぎしりが起こる。
獲物を目撃した魔物は、うれしそうにすぐさまこちらに飛びかかってこようとする。
それに対して俺は手をかざして念じる。
消え失せろ!
『無』
動く相手に対して念じるのは以外と難しかった。
全消滅とはいかず、右上半身だけの消滅だ。
だが魔物は戦闘不能で瀕死の状態になっている。
嘘のようだった。あんな強敵が一瞬で。
俺は思わず念じた自分の手の平を見つめる。
「キュキューー、キューーーー」
命乞いなのか、魔物ははじめてあった時のように愛嬌のある声で鳴く。
横穴から這い出て魔物を見下ろす。
目に涙を溜めて、必死に愛嬌を振りまいている。
しまいには俺の足を舐めだした。
「ふん、二度も騙されるかよ」
俺は魔物に手をかざす。
すると魔物は表情を変えて、俺に呪詛を吐くように断末魔の叫びを上げる。
「グギャギャギャギャャャーーーーー!!!!」
「じゃあな、あばよ!」
今度こそ魔物はすべて残らず無に化した。
すると、頭の中で何かの声が聞こえてくる。
『レベルが1から2へ上がりました』
「え、レベルが上がった?」
レベルアップ通知はすぐには終わることはなかった。
『レベルが2から3へ上がりました』
『レベルが3から4へ上がりました。状態異常回復魔法を覚えました』
『レベルが4から5へ上がりました』
「なんだ、いつまで続くんだこれ?」
『レベルが5から6へ上がりました』
『レベルが6から7へ上がりました』
『レベルが7から8へ上がりました。回復魔法を覚えました』
「今、回復魔法って!」
俺は急いでステータスを開いて回復魔法をタップして、詳細を表示する。
【回復魔法:快癒。体力を小回復する】
早速快癒を唱える。すると魔物に噛みちぎられた箇所からの出血は止まる。
安堵する。これでおそらく死ぬことはないだろう。
自分の死をこんなに身近に感じたのは、はじめてのことだった。
極度の緊張からの解放からか、どっと疲れが出てくる。
とりあえずこの横穴の中は安全のようなのでそこへ戻る。
疲れからいつしか目も開けていられないようになる。
俺は人知れず、横穴の中で気を失うように眠りにつく。
『レベルが20から21へ上がりました』
『レベルが21から22へ上がりました』
『レベルが22から23へ上がりました』
その時もレベルアップ通知は子守唄のように鳴り続けていた。
どれくらいの時間かわからないがしばらくの間、気を失っていたみたいだった。
「ゔう……」
少し頭痛を感じながらその場を立ち上がる。
明るさは夜の歩道に街路灯がついてるくらいの明るさだ。
見えなくはないが、結構薄暗い。
どうやらダンジョン自体、壁や天井からほんのりと光が発せられているらしい。
フラフラと歩を進める。
体調は万全ではない。精神も落ち込んでいる。
しかし、心の奥底に燃える復讐の炎は決して消えることはなかった。
しばらく進むと道は二つに別れた。
最初は適当に左に進む。
そうやって適当に分かれ道をいくつか越えたころだった。
道の先に小さな物体が見えた
近づいて見るとそこには二本足で立ち上がっている、プレイリードックのような動物がいた。
立ち上がっても大型犬程の大きさもなさそうだが、横幅は結構あるのでデブに見える。
つぶらな瞳をこちらに向けて、顔を不思議そうに傾けてかわいい。
とてもじゃないが魔物には見えなかった。
「きゅー」と可愛らしい鳴き声を発している。
こんな動物がなんでこんなダンジョンにと思いながら、俺はその動物に無警戒に近づいていった。
すると一瞬でそのプレイリードックの表情が険しいものに変わったと思うと、その姿は消えて、次に感じたのは左腕の燃えるような痛みだった。
見ると腕には齧られたような後があり、そこから鮮血がほとばしっている。
そいつはいつの間にか俺の後方へと移動しており、目にも止まらぬ速さで移動しざま俺の左腕をかじっていったようであった。
魔物はくちゃくちゃと咀嚼した後、それを飲み込む。
先程の可愛らしい表情とは打って変わって、口元を真っ赤に染めて、魔物らしい醜悪な表情を浮かべている。
そこで先程の可愛らしい様子が擬態であることに気づく。
「くそっ!」
油断した。こんなダンジョンに可愛らしい動物などいるはずがないのだ。
また魔物の姿が消える。
今度は右足に熱を持った痛みを感じる。
また全く目視できなかった。
明らかにレベルが違う。
レベル1で対峙できるような相手ではない。
魔物の歪んだ表情はどこか愉悦を感じているようであった。
いや、こいつは愉悦を感じている。
久しぶりの獲物なんだろう。
弱者をなぶり快感を感じているのだ。
勝てるわけがない。
俺は恐怖のまま、思わずその場から逃げ出す。
「キィキィキキッーーーー!」
魔物はうれしそうな鳴き声を上げる。
先程のスピードなら追いつこうと思えばすぐに追いつけるはずだが、追いついてこない。
狩りを楽しんで遊んでいるのだろう。
曲がり角を曲がった先、通りすがりに人が入れそうな横穴があったことを思い出す。
このまま走ってもその内、追いつかれてなぶり殺しにされるだけだろう。
俺は決死の思いで、その横穴に飛び込んだ。
「ギィギャァーーーギギィーーーー!!」
魔物は怒りの声を上げて横穴に入って来ようとするが、横幅から詰まって入ってこれない。
しばらく、凄まじい表情でこちらに向かって吠えていたが、いつしか横穴から見えるところからは姿を消した。
諦めたのか?
いや、流石にそれはないだろう。
きっと元の道、横穴から見えないところで俺を待ち構えているはずだ。
横穴の先は座って楽にできるくらいの空間はあった。
俺は衣服を破って齧られたところを痛みに耐えながら縛る。
ばい菌がとかいってられない。
このままでは出血多量で死ぬからだ。
詰んでいる。
前方後方に進路はなく、このままこの場に留まってもすぐに死ぬ。
死ぬのかこんなところで。
復讐を誓った矢先に何も成し遂げられず、命を落とすのは耐え難く悔しかった。
涙が頬を流れる。
「母さん……」
思わず、母への甘えの言葉が出る。
高校生にもなって恥ずかしいという余裕もなかった。
いつもなら家に帰ってゲームでもしている頃だろう。
それがなんの因果でこんなことを……。
「そうだ、あんなスキルのせいだ。あんなスキルを授かったせいで。異世界召喚しといて、無能ってふざけんなよ!」
涙声になりながらもステータスを表示させる。
「ステータスオープン! こんなもん!」
俺は無能のスキル欄を殴ろうとする。
すると画面が切り替わった。
「え?」
最初、訳が分からなかった。
だけどそれがスキルの詳細説明画面だとわかる。
わかりにくいが、それぞれの項目を選択することで詳細画面へと遷移する仕様のようだった。
無能スキルの詳細説明欄には以下の明記がされていた。
【手をかざして念じた範囲のすべてを無にする能力。自身の体積を超える範囲は連続して無にできない】
すべてを無にする能力?
ほんとだったらとんでもない能力だぞ。
俺は試しに、横穴の行き止まりの小さな範囲を無にするように念じてみる。
すると岩で構成されている壁は念じた範囲分、綺麗に何もなくなった。
「ほんとなのか……」
血を失いすぎて、少しフラフラしはじめていた。
何か打開策がなければ死んでしまう。
あの魔物も無にしたりできるのだろうか?
もう一度スキルの詳細説明欄を表示する。
【すべてを無にする】と明記してある。
一か八かやってみるか。
どうせこのままだと死ぬ。
俺は横穴から通路へ向かって慎重に顔を出してみる。
すると少し先に予想通り魔物の姿があった。
こいつが俺の体をかじったのだ。
悔しさにより自然と歯ぎしりが起こる。
獲物を目撃した魔物は、うれしそうにすぐさまこちらに飛びかかってこようとする。
それに対して俺は手をかざして念じる。
消え失せろ!
『無』
動く相手に対して念じるのは以外と難しかった。
全消滅とはいかず、右上半身だけの消滅だ。
だが魔物は戦闘不能で瀕死の状態になっている。
嘘のようだった。あんな強敵が一瞬で。
俺は思わず念じた自分の手の平を見つめる。
「キュキューー、キューーーー」
命乞いなのか、魔物ははじめてあった時のように愛嬌のある声で鳴く。
横穴から這い出て魔物を見下ろす。
目に涙を溜めて、必死に愛嬌を振りまいている。
しまいには俺の足を舐めだした。
「ふん、二度も騙されるかよ」
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すると魔物は表情を変えて、俺に呪詛を吐くように断末魔の叫びを上げる。
「グギャギャギャギャャャーーーーー!!!!」
「じゃあな、あばよ!」
今度こそ魔物はすべて残らず無に化した。
すると、頭の中で何かの声が聞こえてくる。
『レベルが1から2へ上がりました』
「え、レベルが上がった?」
レベルアップ通知はすぐには終わることはなかった。
『レベルが2から3へ上がりました』
『レベルが3から4へ上がりました。状態異常回復魔法を覚えました』
『レベルが4から5へ上がりました』
「なんだ、いつまで続くんだこれ?」
『レベルが5から6へ上がりました』
『レベルが6から7へ上がりました』
『レベルが7から8へ上がりました。回復魔法を覚えました』
「今、回復魔法って!」
俺は急いでステータスを開いて回復魔法をタップして、詳細を表示する。
【回復魔法:快癒。体力を小回復する】
早速快癒を唱える。すると魔物に噛みちぎられた箇所からの出血は止まる。
安堵する。これでおそらく死ぬことはないだろう。
自分の死をこんなに身近に感じたのは、はじめてのことだった。
極度の緊張からの解放からか、どっと疲れが出てくる。
とりあえずこの横穴の中は安全のようなのでそこへ戻る。
疲れからいつしか目も開けていられないようになる。
俺は人知れず、横穴の中で気を失うように眠りにつく。
『レベルが20から21へ上がりました』
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