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第49話 vsセリーナ
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魔法陣が瞬時に展開され、空間が歪む中、無数の魔法の矢が俺に向かって放たれた。
だが遅い。俺の星絶断刃が魔法の矢を切り裂く。
すると、セリーナは空間を歪ませ、一瞬にして俺の背後に転移した。
俺は咄嗟に身を翻して、背後から放たれたセリーナの魔法の連射をかわす。
「ふん、少しはやるようだけど、所詮は無能よ!」
得意げに笑うセリーナは、次々と空間を歪ませる。
だが遅い。スローモーションのように魔法の起こりと空間の歪みを察知できる俺は、セリーナの攻撃を尽くかわす。
「ぐっ……こんな無能がなぜ躱せるの!」
焦りを隠せないセリーナは、更に強力な時空間魔法を発動させる。
周囲の空間が大きく歪み、俺の動きは制限されてしまった。
まずいなこれは。
「はっ! これであなたも終わりよ!」
勝利を確信したセリーナが魔法の矢を放った瞬間、俺は星絶断刃に力を込める。
剣から放たれた衝撃波が、歪んだ空間をも切り裂き、魔法の矢を弾き飛ばした。
剣が放たれた方角の王城の壁などは丸々破壊され、見晴らしの良い展望台と化している。
「ありえない! 時空の歪みを切り裂くなんて!!」
予想外の展開に、セリーナは愕然とする。
まずそうだったので力を込めて振るっただけだが、星絶断刃は想像以上の力を秘めていたらしい。
星絶断刃さまさまだな。
セリーナは再度時空間魔法を展開しようとするが、その魔法の空間の歪みを起こった瞬間に俺は『無』によってそれをなかったことにする。
すると魔法の発動自体がキャンセルされた。
「っ!? なんで、魔法が……」
その後、何度もセリーナは魔法を発動しようとするが、俺はそれを尽く無効化する。
「まさかあなたが何かしてるの? くそっ! くそっ! くそっ! くそっおおおおお!!!!」
繰り返し何度も魔法を発動しようとして、最後は魔力が尽きたのか、セリーナはその場にへたり込む。
「どうじゃ、ユウは? わしが言ったことは間違いじゃなかったろう」
後方で戦闘を観戦しているエドワードがラナに問いかける。
「それ以上よ。空間の歪みごと切り裂くって何? それに魔法のおこりを察知してそれを潰すなんて…………そんなことができたら全魔術師がユウに敵わないじゃない。これに加えて更に伝説級を超えたような魔法まで扱えるんでしょ? 化け物という表現も超えているわ。彼は神か何かなの?」
「そうじゃろう、そうじゃろう」
なぜかエドワードが嬉しそうにラナに応えてる。
「おい! セリーナ、何をへたり込んでいるかぁ!! 貴様、筆頭魔術師の座を剝奪するぞ!! この状況をなんとかせぬかぁ!!」
セリーナは王に敵意のこもった視線を向ける。
「な、なんじゃその目は……」
「帝国からの刺客が放たれた時点で陛下は終わりですよ。無能で偏狭な王についてきた私が馬鹿でした」
「なんじゃと貴様ぁあ!! 不敬罪で死刑にするぞぉお!!!」
セリーナは俺の方へと視線を向ける。
その表情は媚を売るものへと変わっていた。
「ねえ、ユウ。王を討って、エスペリア王国を私と一緒に牛耳らない? 政治は私にまかせて。ここ数年のほとんどの王国の主要な決定を実質的に私が担ってきたの。お金も権力も思うが儘よ。もちろん、王はあなたになってもらって、私はそれに仕えるわ」
「エ、セリーナ貴様…………わしを裏切るというのか? 田舎の地方貴族にすぎなかったお前を、ここまで取り立ててやったわしを裏切るというのかぁ!!!」
「はっ、無能な糞虫は用済みなんですよ! …………ねえ、ユウ。私、あなたにご奉仕もできるわよ。私そっちもうまくて評判いいんだけど、試してみない?」
セリーナは胸元をちらつかせながら俺を誘惑する。
「この売女がぁあああああああ!!!」
俺は王とセリーナのそのやり取りを呆れて見ていた。
人間ってここまで酷く醜くなれるものなのか。
だが遅い。俺の星絶断刃が魔法の矢を切り裂く。
すると、セリーナは空間を歪ませ、一瞬にして俺の背後に転移した。
俺は咄嗟に身を翻して、背後から放たれたセリーナの魔法の連射をかわす。
「ふん、少しはやるようだけど、所詮は無能よ!」
得意げに笑うセリーナは、次々と空間を歪ませる。
だが遅い。スローモーションのように魔法の起こりと空間の歪みを察知できる俺は、セリーナの攻撃を尽くかわす。
「ぐっ……こんな無能がなぜ躱せるの!」
焦りを隠せないセリーナは、更に強力な時空間魔法を発動させる。
周囲の空間が大きく歪み、俺の動きは制限されてしまった。
まずいなこれは。
「はっ! これであなたも終わりよ!」
勝利を確信したセリーナが魔法の矢を放った瞬間、俺は星絶断刃に力を込める。
剣から放たれた衝撃波が、歪んだ空間をも切り裂き、魔法の矢を弾き飛ばした。
剣が放たれた方角の王城の壁などは丸々破壊され、見晴らしの良い展望台と化している。
「ありえない! 時空の歪みを切り裂くなんて!!」
予想外の展開に、セリーナは愕然とする。
まずそうだったので力を込めて振るっただけだが、星絶断刃は想像以上の力を秘めていたらしい。
星絶断刃さまさまだな。
セリーナは再度時空間魔法を展開しようとするが、その魔法の空間の歪みを起こった瞬間に俺は『無』によってそれをなかったことにする。
すると魔法の発動自体がキャンセルされた。
「っ!? なんで、魔法が……」
その後、何度もセリーナは魔法を発動しようとするが、俺はそれを尽く無効化する。
「まさかあなたが何かしてるの? くそっ! くそっ! くそっ! くそっおおおおお!!!!」
繰り返し何度も魔法を発動しようとして、最後は魔力が尽きたのか、セリーナはその場にへたり込む。
「どうじゃ、ユウは? わしが言ったことは間違いじゃなかったろう」
後方で戦闘を観戦しているエドワードがラナに問いかける。
「それ以上よ。空間の歪みごと切り裂くって何? それに魔法のおこりを察知してそれを潰すなんて…………そんなことができたら全魔術師がユウに敵わないじゃない。これに加えて更に伝説級を超えたような魔法まで扱えるんでしょ? 化け物という表現も超えているわ。彼は神か何かなの?」
「そうじゃろう、そうじゃろう」
なぜかエドワードが嬉しそうにラナに応えてる。
「おい! セリーナ、何をへたり込んでいるかぁ!! 貴様、筆頭魔術師の座を剝奪するぞ!! この状況をなんとかせぬかぁ!!」
セリーナは王に敵意のこもった視線を向ける。
「な、なんじゃその目は……」
「帝国からの刺客が放たれた時点で陛下は終わりですよ。無能で偏狭な王についてきた私が馬鹿でした」
「なんじゃと貴様ぁあ!! 不敬罪で死刑にするぞぉお!!!」
セリーナは俺の方へと視線を向ける。
その表情は媚を売るものへと変わっていた。
「ねえ、ユウ。王を討って、エスペリア王国を私と一緒に牛耳らない? 政治は私にまかせて。ここ数年のほとんどの王国の主要な決定を実質的に私が担ってきたの。お金も権力も思うが儘よ。もちろん、王はあなたになってもらって、私はそれに仕えるわ」
「エ、セリーナ貴様…………わしを裏切るというのか? 田舎の地方貴族にすぎなかったお前を、ここまで取り立ててやったわしを裏切るというのかぁ!!!」
「はっ、無能な糞虫は用済みなんですよ! …………ねえ、ユウ。私、あなたにご奉仕もできるわよ。私そっちもうまくて評判いいんだけど、試してみない?」
セリーナは胸元をちらつかせながら俺を誘惑する。
「この売女がぁあああああああ!!!」
俺は王とセリーナのそのやり取りを呆れて見ていた。
人間ってここまで酷く醜くなれるものなのか。
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