56 / 250
一章 19話
しおりを挟む
一章19話
無統治区域に入ってから半日が経ってから僕達は魔物に囲まれて足止めされてしまった。
「なんだこの数だ…」
「やっと出番が来たと思ったが…こりゃ多過ぎだな」
「逃げて振り切るのは無理そうね…撃退するしかないわ」
サーベルタイガーの群約30体とオーガー4体にサイクロプスまで出て逃げ切る事は難しいと判断したマリーヌは護衛達に命令を出した。
「総員守りを固めろ!馬車には決して近づけるな!」
「はいっ!」
護衛達はマリーヌの命令に速やかに馬車を囲んで守りを固めた。
彼女達は緊張はしていたが、怖気付いた表情はかけらも見せない…。
きっとかなりの練度が高い精鋭だと思って心配は要らなさそうだった。
「おい!ハルト!ちょっと出てこい!」
「ん?なぁに?クイル兄」
「こんな森奥で馬に何かあれば厄介な事になる…あれを魔物の真ん中にやってくれるか?」
「ん……わかった!気をつけてね?破片でも当たったら痛いだけで済まないからね」
「お…おう…」
アレとは最近覚えた無属性魔法で、前にクイル兄達と依頼を受けた時、大量の魔物に襲われて使った事があった。
僕が魔物達の正面に立つとクイル兄とネイビー姉は速やかに岩の後ろに身を潜めた。
「マ、マリーヌ!全員下がれっと伝えろ!」
「よ、よく分からないが…ぜ、全員下がれ!」
マリーヌの命令でみんなは僕から下がって盾をかざした。
「ハルト様?!危ないです!戻って下さい!」
「大丈夫です、馬車の中でじっとしててください、すぐ済みます」
依頼主は僕を心配してくれているが…僕も護衛任務を受けた冒険者…報酬に見合った働きをしないといけない。
「さてさて、震え上がれ!大地に眠りし力よ…舞い上がれ」
「マリーヌ!皆んな!衝撃に備えて!」
「わ、わかった!全員前方の防御に集中しろ!」
彼女達も危険だと直感し、盾て身を隠した。
「弾け、噴き飛ばせ!大地の憤怒、イラップション!」
その瞬間、地鳴りがなって魔物の群の下から爆発と噴火が起きた。
そこから真っ赤な溶岩が吹き出して魔物を飲み込んだ。
地下の溶岩の熱を利用した…無属性爆発魔法イラップション。
中位魔法だが…僕の魔力量に反応して威力は普通の四倍ほどあってオーガ4体は溶岩に焼けて死んで、サーベルタイガーも5体以外は爆風に吹き飛ばされ破裂した。
「こんな子供が無属性の中級魔法を…それになんだこの威力は…」
「バブバブー♪」
「ひぃ!ごめんなさいごめなさい!」
マリーヌを含めて護衛達は目の前の光景に目を疑ってる固まっていた。
「あっ!い、今だ!残りのサーベルタイガーを3人一組で確実に始末しろ!クイル!ネイビー!私とデカブツをやるぞ!」
「おうよ」
「お先にーー」
ネイビー姉は素早い動きで撹乱しながら双短剣で鋭い急所を狙うと、イライラしたサイクロプスは振り払おうと大振りをした。
「今だ!行くぞ!マリーヌ!」
「わかってる!気を抜くなよ、クイル!」
その隙を逃さずマリーヌは足首を切りつけて体勢を崩しクイル兄は渾身の一撃で首を斬り飛ばした。
そのだった10秒で大型魔物サイクロプスを仕留めた。
さすが上級冒険者であると…特にクイル兄さんの剣筋は目を離さないほど綺麗だった。
それに一瞬で隙を突き足首を狙うマリーヌの判断力には感心した。
護衛達もサーベルタイガーの始末を終えて、負傷者無しで最初のアクシデントは終わったが、近くで変な魔力を感じた。
間違いない…これは悪意を持った襲撃だと確信した。
「久しぶりの連携だね…」
「まだ腕は鈍ってないみたいだな…マリーヌ」
「ふっ…そういう貴様はちょっと鈍ったな」
「あっ?ガキンチョにボロボロにやられたやつがよく言うね…バフゥー?」
「な、なに!クイル貴様ぁぁ!」
「キャハハ」
戦いが終わると3人から妙によそよそしい感じは何処にも無かった。
「お前の言った通り…あれは化け物だな…」
聞こえてるよ?夜道気をつけ下さい…マリーヌさん。
「だろ…」
だろ…じゃない!
「ハルト君に聞かれたらまたバフられるよ」
「ひぃ!ごめんなさいごめんなさい」
「あ…これ一生トラウマになるかもな…」
「だね…」
二人はマリーヌを哀れな目で見ていた。
「しかし…妙じゃないか?」
「ああ……これは偶然に遭遇したわけじゃない」
「そうね、絶対群れないサーベルタイガーや魔物も食い散らかすサイクロプス…この地には生態に適してないオーガー」
「マリーヌ…」
「わかったわ…この周辺を調べてくれ」
それに気付いたクイル兄達は調査に行って、馬車は森を抜けた。
日が落ちて暗くなり、そろそろ移動が難しくなった。
森の中で野営にならずに済んたのは幸いだった。
夜の森だと夜襲し放題になって一睡もできなくなる。
睡眠不足は肌の敵!良かった良かった。
近くに川が見えて見晴らしもいいため、そこを野営をすると決めて準備を始めた。
一時間後、クイル兄さん達が戻ってマリーヌは報告を聞いていた。
僕はそれより大事な食事準備をしに行った。
それに報告内容は大体わかっている。
「数多い召喚陣があった…姫を狙った何処の貴族の仕業だろうな…」
「き、気づいてたか…」
「この時期にラーズ王国で聖都に行くと言ったら誰でもすぐ気付くわ…」
「たから、君達に頼んだ、黙っててすまん…」
「まあいいさ…しかし、失敗してからには益々過激になるだろ…」
「そうだろうね……」
「心配ない、近衛も優秀だし…あいつもいる」
「ああ、敵に回したくないね…」
僕はクイル兄さんのリクエストに応じて肉を焼きはじめた。
「ふんふん♪焼肉焼肉♪ジューシーな肩肉♪タレつけて~コンガリ焼いて~ママの味♪♪きゃっほー♩あっ!ロールケーキも切っておこう!」
お料理をする時は歌う癖があって、
「緊張感などカケラもない専業主婦の鏡のような姿だな…」
「ある意味…頼もしいわ」
「なんかうちらバカみたいじゃん…」
三人は急に笑い出してクイル兄さんとネイビー姉さんはいつも通り食事の催促をした。
「ハルト…俺はお前を実の弟だど…」
「うっせ!黙れ筋肉ダルマ…それもう飽きた」
「は、はい…」
焼きあがるとクイル兄さんはまるで猛獣のように肉にがっついた。
肉も高評価だったが、デザートのロールケーキがメインの肉より沢山売れて…3日分を全部完食、依頼主のお姉さんからロールケーキのリピートの要請がきた。
無統治区域に入ってから半日が経ってから僕達は魔物に囲まれて足止めされてしまった。
「なんだこの数だ…」
「やっと出番が来たと思ったが…こりゃ多過ぎだな」
「逃げて振り切るのは無理そうね…撃退するしかないわ」
サーベルタイガーの群約30体とオーガー4体にサイクロプスまで出て逃げ切る事は難しいと判断したマリーヌは護衛達に命令を出した。
「総員守りを固めろ!馬車には決して近づけるな!」
「はいっ!」
護衛達はマリーヌの命令に速やかに馬車を囲んで守りを固めた。
彼女達は緊張はしていたが、怖気付いた表情はかけらも見せない…。
きっとかなりの練度が高い精鋭だと思って心配は要らなさそうだった。
「おい!ハルト!ちょっと出てこい!」
「ん?なぁに?クイル兄」
「こんな森奥で馬に何かあれば厄介な事になる…あれを魔物の真ん中にやってくれるか?」
「ん……わかった!気をつけてね?破片でも当たったら痛いだけで済まないからね」
「お…おう…」
アレとは最近覚えた無属性魔法で、前にクイル兄達と依頼を受けた時、大量の魔物に襲われて使った事があった。
僕が魔物達の正面に立つとクイル兄とネイビー姉は速やかに岩の後ろに身を潜めた。
「マ、マリーヌ!全員下がれっと伝えろ!」
「よ、よく分からないが…ぜ、全員下がれ!」
マリーヌの命令でみんなは僕から下がって盾をかざした。
「ハルト様?!危ないです!戻って下さい!」
「大丈夫です、馬車の中でじっとしててください、すぐ済みます」
依頼主は僕を心配してくれているが…僕も護衛任務を受けた冒険者…報酬に見合った働きをしないといけない。
「さてさて、震え上がれ!大地に眠りし力よ…舞い上がれ」
「マリーヌ!皆んな!衝撃に備えて!」
「わ、わかった!全員前方の防御に集中しろ!」
彼女達も危険だと直感し、盾て身を隠した。
「弾け、噴き飛ばせ!大地の憤怒、イラップション!」
その瞬間、地鳴りがなって魔物の群の下から爆発と噴火が起きた。
そこから真っ赤な溶岩が吹き出して魔物を飲み込んだ。
地下の溶岩の熱を利用した…無属性爆発魔法イラップション。
中位魔法だが…僕の魔力量に反応して威力は普通の四倍ほどあってオーガ4体は溶岩に焼けて死んで、サーベルタイガーも5体以外は爆風に吹き飛ばされ破裂した。
「こんな子供が無属性の中級魔法を…それになんだこの威力は…」
「バブバブー♪」
「ひぃ!ごめんなさいごめなさい!」
マリーヌを含めて護衛達は目の前の光景に目を疑ってる固まっていた。
「あっ!い、今だ!残りのサーベルタイガーを3人一組で確実に始末しろ!クイル!ネイビー!私とデカブツをやるぞ!」
「おうよ」
「お先にーー」
ネイビー姉は素早い動きで撹乱しながら双短剣で鋭い急所を狙うと、イライラしたサイクロプスは振り払おうと大振りをした。
「今だ!行くぞ!マリーヌ!」
「わかってる!気を抜くなよ、クイル!」
その隙を逃さずマリーヌは足首を切りつけて体勢を崩しクイル兄は渾身の一撃で首を斬り飛ばした。
そのだった10秒で大型魔物サイクロプスを仕留めた。
さすが上級冒険者であると…特にクイル兄さんの剣筋は目を離さないほど綺麗だった。
それに一瞬で隙を突き足首を狙うマリーヌの判断力には感心した。
護衛達もサーベルタイガーの始末を終えて、負傷者無しで最初のアクシデントは終わったが、近くで変な魔力を感じた。
間違いない…これは悪意を持った襲撃だと確信した。
「久しぶりの連携だね…」
「まだ腕は鈍ってないみたいだな…マリーヌ」
「ふっ…そういう貴様はちょっと鈍ったな」
「あっ?ガキンチョにボロボロにやられたやつがよく言うね…バフゥー?」
「な、なに!クイル貴様ぁぁ!」
「キャハハ」
戦いが終わると3人から妙によそよそしい感じは何処にも無かった。
「お前の言った通り…あれは化け物だな…」
聞こえてるよ?夜道気をつけ下さい…マリーヌさん。
「だろ…」
だろ…じゃない!
「ハルト君に聞かれたらまたバフられるよ」
「ひぃ!ごめんなさいごめんなさい」
「あ…これ一生トラウマになるかもな…」
「だね…」
二人はマリーヌを哀れな目で見ていた。
「しかし…妙じゃないか?」
「ああ……これは偶然に遭遇したわけじゃない」
「そうね、絶対群れないサーベルタイガーや魔物も食い散らかすサイクロプス…この地には生態に適してないオーガー」
「マリーヌ…」
「わかったわ…この周辺を調べてくれ」
それに気付いたクイル兄達は調査に行って、馬車は森を抜けた。
日が落ちて暗くなり、そろそろ移動が難しくなった。
森の中で野営にならずに済んたのは幸いだった。
夜の森だと夜襲し放題になって一睡もできなくなる。
睡眠不足は肌の敵!良かった良かった。
近くに川が見えて見晴らしもいいため、そこを野営をすると決めて準備を始めた。
一時間後、クイル兄さん達が戻ってマリーヌは報告を聞いていた。
僕はそれより大事な食事準備をしに行った。
それに報告内容は大体わかっている。
「数多い召喚陣があった…姫を狙った何処の貴族の仕業だろうな…」
「き、気づいてたか…」
「この時期にラーズ王国で聖都に行くと言ったら誰でもすぐ気付くわ…」
「たから、君達に頼んだ、黙っててすまん…」
「まあいいさ…しかし、失敗してからには益々過激になるだろ…」
「そうだろうね……」
「心配ない、近衛も優秀だし…あいつもいる」
「ああ、敵に回したくないね…」
僕はクイル兄さんのリクエストに応じて肉を焼きはじめた。
「ふんふん♪焼肉焼肉♪ジューシーな肩肉♪タレつけて~コンガリ焼いて~ママの味♪♪きゃっほー♩あっ!ロールケーキも切っておこう!」
お料理をする時は歌う癖があって、
「緊張感などカケラもない専業主婦の鏡のような姿だな…」
「ある意味…頼もしいわ」
「なんかうちらバカみたいじゃん…」
三人は急に笑い出してクイル兄さんとネイビー姉さんはいつも通り食事の催促をした。
「ハルト…俺はお前を実の弟だど…」
「うっせ!黙れ筋肉ダルマ…それもう飽きた」
「は、はい…」
焼きあがるとクイル兄さんはまるで猛獣のように肉にがっついた。
肉も高評価だったが、デザートのロールケーキがメインの肉より沢山売れて…3日分を全部完食、依頼主のお姉さんからロールケーキのリピートの要請がきた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
竹井ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる