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一章 24話
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一章 24話
ガランディア聖王国も計画が失敗した報告を聞き国王も宰相も暗い雰囲気になった。
「これはまずいな」
「……申し訳御座いません、しかし、我々が仕向けたとの証拠はありません、ご安心を…」
「そうだな、過ぎた事は良いとして無能過ぎるのう…ヘリトリめ、どれだけ相手を侮ったらこうなるか…」
「陛下…あの物量戦一筋のヘリトリが相手を侮り過ぎたより、何かあると思いますが…」
「秘密の保持の為に護衛はたかが13人しか連れて行ってないと聞いている…手を抜いたとしか思えん」
「それはそうですが…」
首相は不可解と思って考え込んだいたが他の情報もなく、判断しようがなかった。
ガランディアに聖都で何が起きたかハルトの事も伝わってない理由は誰にも言わないように傭兵達に口止めしてあるからであった。
言うと呪いが発動して代々不幸な死が訪れると…。
もちろんそれは嘘であるが、あの大魔法を目にした彼らはそれを信じないはずがなかった。
これはカランディアにハルトの情報が漏れないようにしたフィリアの策略であり、この策でカランディアは取り返しがつかない選択をしてしまう。
「仕方ない!多少無理矢理があるが勝てばなんとでもなる…この方法でラーズ国もその少年の件も纏めて片付けよう…」
「はっ!承りました…」
ガランディアはラーズに向けて侵攻すると決めて5万の兵がラーズに向けて進軍を始めた。
ラーズ侵攻を決めた結果、ガランディアはこの事で国が傾く事になるとは誰も予想出来なかった。
.
.
.
獣人の怪我を治して一旦落ち着いた僕は…このため息しかでないルル姉の神殿の現状について相談した。
寂れて倉庫のようなルル姉の神殿…このままでいい訳ない。
「司祭長様、この神殿の状況はなんとかならないですか?」
「破壊の女神がお戻りならない限りは無理かと…」
ミレーナさん達が来る前にイッセリナ司祭長は不在と言っていた事を思い出して僕とレイラさん以外はルル姉の事は知らないとわかった。
「あの…破壊の女神様なら二か月前ほど戻って来ましたよ」
「はい?そんな冗談はおやめ下さい!不敬です!」
僕の話しを聞いた司祭長は不愉快な表情をして起こり出した。
「本当の事ですよ!」
「はぁ…あのですね!破壊の女神様がお戻りなられたらその球体から女神様の気配を感じ取って神の健在を知らせる天の柱が立ちます」
「へぇ!だからここだけ柱がなかった訳ね…」
「そうです」
それなら、ひょっとしてと思って僕は球体に近づいてルル姉の器を当ててみた。
そうすると予想通り、球体から強力な光が発して破壊の女神の健在を知らせる天の柱が立った。
「そんな!バカな!」
「おぉ!予想通りか!」
「ハルトさん!一体何をなさったのですか!」
「これって本物の光の柱!…まさか!」
司祭長とラネースはその光の柱を見て取り乱していて僕はルル姉を崇める司祭なら信用していいと思って器を見せた。
「破壊の女神様を当てて見ただけです…」
「それは!その形…ルナファナリールカ様の器!!」
「本物とすぐわかるとはさすが司祭長様です」
「はい…古い文献で見た事がありまして…待ってよ?神の器ん持っている事は……ひぃーー!し、し、し、使徒様!!今までのご無礼をお許しください!!」
冷静沈着なイッセリナ司祭長が急に地面に頭を着き土下座をし、使徒という言葉を聞いて瞬間、ここにいる全員が同じく土下座をした。
使徒と聞き覚えがある言葉を聞いてレイラさんを思い出した。
「あっ!レイラさんの事かな?」
「銀翼のレイラ様をご存知ですか?私達翼人の英雄で憧れです!」
あの目つき悪いお姉さん有名人だったと知って驚いた。
「ラネース!口を慎め!使徒様から発言の許しが出てません!お許しを…お許しを」
「も、申し訳ございません!」
イッセリナ司祭長はラネースを怒鳴りつけて僕を使徒と勘違いしているこの状況に戸惑った。
「司祭長様…何故僕を使徒と思ってるんです?」
「は、はい?神の器はその使徒様のみが触れる事を許されて我々のような普通の人間が触れると天罰が下されると聞いております、稀に人間であってもその神と深い絆を結び認めた者が触れる事を許されると聞いた事はあるらしいが…それはただ触れるだけで器を持って動く事はできません」
「なるほど…」
僕の場合はその稀の事に当てはまると思うが、何故持ち歩く事が出来るのかがわからなかった。
わからない事を悩んでも仕方ないと思って神殿の今後の事を相談しようとした。
しかし、司祭と司祭長…そして訪問客のミレーナさん達まで頭を地面につけてそのまま動かなくて神殿の今後の話ができないままだった。
「……」
「……」
「……」
長く沈黙が流れてこの居心地悪い雰囲気をなんとかしないといけないと思いここは一芝居を打った。
「えっと…楽にする事と発言を許します!聴きたい事があったら聞いて下さい!」
「ああ!寛大なお心遣い感謝至極に存じます…」
「うむ!頭が高い!」
「申し訳ありません!お許しを!」
おもしれぇ…!
でも、これ以上やったらバチが当たりそうだからやめた。
「では、質問をして下さい」
「は、はい!使徒様自ら神殿にお越しくださった理由を教えて頂いても宜しいでしょうか?」
僕はイッセリナの質問に出来るだけは答えた。
異界の事は面倒だから抜きにして、ここに来た経由と、これからイビルゲートを攻略して主神に資格を得て、ルル姉の器を玉座の間に届けるよう主神に命じられた事を伝えた。
「ああ…ルナファナリールカ様!やっとお戻りになられたのにまたその様な事に…」
「お労しい…うう」
その時、天の柱を繋ぐ球体から光が増して亀裂が発生した。
その亀裂は何かのゲートのようで、光の中から人らしき姿が見えた。
「いやーーーん!!ハルトぉちゃゃん!」
「うわー!びっくりした!」
ゲートから見知らぬ女性が僕に飛び込んで来て後からレイラさんも姿を現わした。
「威厳を持って!ラズリック!ここは下界だ!主様の使徒とある者がなんたる醜態だ!」
レイラさんはラズリックという女性に怒鳴ってからまた僕を睨め付けていた。
やっぱ、僕の事が嫌いのようだ。
「あら?誰に向かって怒鳴っているの?レイラ、ここで第3録音記録公開するわよ!」
「す、すみません、勘弁して下さい…」
レイラさんは、何か弱みを握られてるように急にしおらしくなった。
レイラさんがラズリックと言った女性は…僕からグルグル回りながら眺めて、触ったり、抱きついたり、顔を擦り付けてきた。
「ああ!生ハルトちゃんだ!おぉ!実物よ!生きてる!温かい!オゥ!イェース!」
「あの…レイラさんこの方は?」
「謀略のラズリック…私と同じく主様に仕える者だ」
「ルナファナリールッカ様の右腕で有らせるあのラズリック様?天界に轟くあの謀略の神…あっ!あまりも驚きつい言葉を…ご無礼をお許し下さい!」
「まあ、いいわ、許すわ」
「あ、ありがとうございます!」
その名を聞いたラネースとイッセリナ司祭長は顔色が真っ青になった。
ガランディア聖王国も計画が失敗した報告を聞き国王も宰相も暗い雰囲気になった。
「これはまずいな」
「……申し訳御座いません、しかし、我々が仕向けたとの証拠はありません、ご安心を…」
「そうだな、過ぎた事は良いとして無能過ぎるのう…ヘリトリめ、どれだけ相手を侮ったらこうなるか…」
「陛下…あの物量戦一筋のヘリトリが相手を侮り過ぎたより、何かあると思いますが…」
「秘密の保持の為に護衛はたかが13人しか連れて行ってないと聞いている…手を抜いたとしか思えん」
「それはそうですが…」
首相は不可解と思って考え込んだいたが他の情報もなく、判断しようがなかった。
ガランディアに聖都で何が起きたかハルトの事も伝わってない理由は誰にも言わないように傭兵達に口止めしてあるからであった。
言うと呪いが発動して代々不幸な死が訪れると…。
もちろんそれは嘘であるが、あの大魔法を目にした彼らはそれを信じないはずがなかった。
これはカランディアにハルトの情報が漏れないようにしたフィリアの策略であり、この策でカランディアは取り返しがつかない選択をしてしまう。
「仕方ない!多少無理矢理があるが勝てばなんとでもなる…この方法でラーズ国もその少年の件も纏めて片付けよう…」
「はっ!承りました…」
ガランディアはラーズに向けて侵攻すると決めて5万の兵がラーズに向けて進軍を始めた。
ラーズ侵攻を決めた結果、ガランディアはこの事で国が傾く事になるとは誰も予想出来なかった。
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獣人の怪我を治して一旦落ち着いた僕は…このため息しかでないルル姉の神殿の現状について相談した。
寂れて倉庫のようなルル姉の神殿…このままでいい訳ない。
「司祭長様、この神殿の状況はなんとかならないですか?」
「破壊の女神がお戻りならない限りは無理かと…」
ミレーナさん達が来る前にイッセリナ司祭長は不在と言っていた事を思い出して僕とレイラさん以外はルル姉の事は知らないとわかった。
「あの…破壊の女神様なら二か月前ほど戻って来ましたよ」
「はい?そんな冗談はおやめ下さい!不敬です!」
僕の話しを聞いた司祭長は不愉快な表情をして起こり出した。
「本当の事ですよ!」
「はぁ…あのですね!破壊の女神様がお戻りなられたらその球体から女神様の気配を感じ取って神の健在を知らせる天の柱が立ちます」
「へぇ!だからここだけ柱がなかった訳ね…」
「そうです」
それなら、ひょっとしてと思って僕は球体に近づいてルル姉の器を当ててみた。
そうすると予想通り、球体から強力な光が発して破壊の女神の健在を知らせる天の柱が立った。
「そんな!バカな!」
「おぉ!予想通りか!」
「ハルトさん!一体何をなさったのですか!」
「これって本物の光の柱!…まさか!」
司祭長とラネースはその光の柱を見て取り乱していて僕はルル姉を崇める司祭なら信用していいと思って器を見せた。
「破壊の女神様を当てて見ただけです…」
「それは!その形…ルナファナリールカ様の器!!」
「本物とすぐわかるとはさすが司祭長様です」
「はい…古い文献で見た事がありまして…待ってよ?神の器ん持っている事は……ひぃーー!し、し、し、使徒様!!今までのご無礼をお許しください!!」
冷静沈着なイッセリナ司祭長が急に地面に頭を着き土下座をし、使徒という言葉を聞いて瞬間、ここにいる全員が同じく土下座をした。
使徒と聞き覚えがある言葉を聞いてレイラさんを思い出した。
「あっ!レイラさんの事かな?」
「銀翼のレイラ様をご存知ですか?私達翼人の英雄で憧れです!」
あの目つき悪いお姉さん有名人だったと知って驚いた。
「ラネース!口を慎め!使徒様から発言の許しが出てません!お許しを…お許しを」
「も、申し訳ございません!」
イッセリナ司祭長はラネースを怒鳴りつけて僕を使徒と勘違いしているこの状況に戸惑った。
「司祭長様…何故僕を使徒と思ってるんです?」
「は、はい?神の器はその使徒様のみが触れる事を許されて我々のような普通の人間が触れると天罰が下されると聞いております、稀に人間であってもその神と深い絆を結び認めた者が触れる事を許されると聞いた事はあるらしいが…それはただ触れるだけで器を持って動く事はできません」
「なるほど…」
僕の場合はその稀の事に当てはまると思うが、何故持ち歩く事が出来るのかがわからなかった。
わからない事を悩んでも仕方ないと思って神殿の今後の事を相談しようとした。
しかし、司祭と司祭長…そして訪問客のミレーナさん達まで頭を地面につけてそのまま動かなくて神殿の今後の話ができないままだった。
「……」
「……」
「……」
長く沈黙が流れてこの居心地悪い雰囲気をなんとかしないといけないと思いここは一芝居を打った。
「えっと…楽にする事と発言を許します!聴きたい事があったら聞いて下さい!」
「ああ!寛大なお心遣い感謝至極に存じます…」
「うむ!頭が高い!」
「申し訳ありません!お許しを!」
おもしれぇ…!
でも、これ以上やったらバチが当たりそうだからやめた。
「では、質問をして下さい」
「は、はい!使徒様自ら神殿にお越しくださった理由を教えて頂いても宜しいでしょうか?」
僕はイッセリナの質問に出来るだけは答えた。
異界の事は面倒だから抜きにして、ここに来た経由と、これからイビルゲートを攻略して主神に資格を得て、ルル姉の器を玉座の間に届けるよう主神に命じられた事を伝えた。
「ああ…ルナファナリールカ様!やっとお戻りになられたのにまたその様な事に…」
「お労しい…うう」
その時、天の柱を繋ぐ球体から光が増して亀裂が発生した。
その亀裂は何かのゲートのようで、光の中から人らしき姿が見えた。
「いやーーーん!!ハルトぉちゃゃん!」
「うわー!びっくりした!」
ゲートから見知らぬ女性が僕に飛び込んで来て後からレイラさんも姿を現わした。
「威厳を持って!ラズリック!ここは下界だ!主様の使徒とある者がなんたる醜態だ!」
レイラさんはラズリックという女性に怒鳴ってからまた僕を睨め付けていた。
やっぱ、僕の事が嫌いのようだ。
「あら?誰に向かって怒鳴っているの?レイラ、ここで第3録音記録公開するわよ!」
「す、すみません、勘弁して下さい…」
レイラさんは、何か弱みを握られてるように急にしおらしくなった。
レイラさんがラズリックと言った女性は…僕からグルグル回りながら眺めて、触ったり、抱きついたり、顔を擦り付けてきた。
「ああ!生ハルトちゃんだ!おぉ!実物よ!生きてる!温かい!オゥ!イェース!」
「あの…レイラさんこの方は?」
「謀略のラズリック…私と同じく主様に仕える者だ」
「ルナファナリールッカ様の右腕で有らせるあのラズリック様?天界に轟くあの謀略の神…あっ!あまりも驚きつい言葉を…ご無礼をお許し下さい!」
「まあ、いいわ、許すわ」
「あ、ありがとうございます!」
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