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第7話 本当の気持ち
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携帯を初めて見たという冴子さんに使い方を教えているうちに放課後の時間を費やしていた。
冴子さんは初めて触るくせにもう携帯を使いこなしていた。
今も、携帯を弄って「宛先が二件しかない…………可哀想」とか呟いている。
僕は何の気なしに、外を確認する。
冬の空は気づかぬうちに黒くなる。
学校よりも、山を一つ越えたところはまだ灰色の空なのに、学校の空はパレットに黒一色をたらしたように染まり切っていた。
「そっか。最近の機械はハイテクね。写真も撮れるのね。え…………動画も?すごいわね。」
「まあ、みんなこれくらいのものなら持ってるしね。あ、もう暗いね。そろそろ、帰るよ。」
僕はカバンを背負い、教室から出ようとする。
「ねえ。亮介。その顔の傷どうしたの?」
「知ってるのに聞かないでよ。またあいつらだよ。」
「そっか。」
「じゃあ、帰るよ。」
冴子さんはまるで、自分の傷のように僕の顔を深刻な面持ちで見つめる。
そういう顔をされると、僕はどういう顔をしたらいいかわからない。
こんなのいつものことだ。
普通のことだと自分に落とし込んでいたものが間違いで、それは深刻なことなんだと再認識させられるようで、だましだまし生きている自分を恥じらう。
勿論、そんな気持ちで冴子さんは僕を見ているわけではないだろう。それは同情。憐憫。なんでもいいが、僕はそんなことで揺さぶられない。もう最後は近い。
「最近、金が足りないんじゃないか?おい、なめてんのか?」
そういうと、金城は僕の財布を地面にたたきつけた。
そして、また腹をけり上げる。
息が出来なくなり、意識が飛びそうになる。
体が言うことを聞かなくなり、むせ返り、体が捻じ曲がる。
彼らはゲラゲラと笑い合い、僕につばを吐き捨て、去っていった。
これはマシな方だ。
良かったじゃないか。
いつもなら、この後サンドバッグにされて顔まで蹴られることもある。
最近では、冬で寒いためか教師の巡回もなく、彼らにいいように弄ばれることも増えた。
身を刺すような冷たい空気が、傷を撫でていき痛みに表情が歪む。
僕は自分の財布を取り、立ち上がる。
その顔は無表情を装い、なんでもないと自分に言い聞かせる。
僕は、深呼吸を何度かして自分を落ち着かせると、旧校舎に向かった。
「ああ。遅かったわね。はい、これ。」
教室に着くやいなや、冴子さんは僕に携帯を渡してきた。
ああ、この前、忘れて帰っていたのか。
僕は彼女から携帯を受け取る。
「それに、さっきのことが撮ってある。ちゃんと彼らの顔も見えるように撮ってある。それをどうするかは亮介次第。」
「さっきのこと?…………見てたのか?」
「ええ。」
僕は受け取った携帯を握り締める。
耐え難い憤怒の気持ちが全身をめぐる。
自分の中に飛来した怒りはきっと彼女への怒りではない。
それは、八つ当たりに近い感情だ。
分かっている。これは自分への怒りだ。
分かっているのに、苛立ちを隠せない。
そして、少しずつ息を吐き、自分を落ち着かせて、携帯を見る。
やはり僕はこの証拠を消去するだろう。
僕は保存されている動画ファイルと写真をスクロールしながら、奥歯を食いしばる。
そこには、やはり僕の恥がそのまま何の脚色もなくあった。
屈辱だ。恥だ。彼女は僕に生き恥を晒せという。
もう嫌だ。
また、母に心配され、担任教師に呼び出され、意味のない話し合いが行われ、また繰り返しか。
また、あいつらに馬鹿なことをしたなと揶揄されるのか。
「なんだ、やっぱり消去するの?勇気がないのね。」
……………………なんだと?
勇気がない?
勇気とはなんだ?
「見てたけど、貴方、何もしていないじゃない。」
冴子さんは嘲るように、僕を見下し侮辱とも取れるような言葉を並べる。
これ以上、僕に何をしろというのか?
お前に僕の何が分かるのか?
自分の中で何かが切れた気がした。
「だったら。だったら!お前がこっちの立場になってみろ!同じことが言えるのか!?ふざけたことを言うな!」
「それは、貴方も一緒よ。私の立場になってみたら。分かるわ。こんなこと取るに足らないこと。こうなっているのは貴方自身のせいでもある。」
「ふざけたことを。取るに足らない?どこが取るに足らないことだ!僕は。」
「女の子にしか怒れないの?ダサいのね。」
「お前。‥‥‥‥‥‥‥一回黙れ。」
「黙らないわよ。いじめられっ子のくせに沸点は低いのね。ねえ。どうするの?たった一人の友達に怒って。貴方が死ぬのは勝手だけど。こんな形で死に別れしたい?どうなのよ!?言ってみなさい!」
彼女は涙に打ち震えながらも、怒気を帯びた顔つきでこちらを睨む。僕はその覇気にやられて自分が押し黙る。
何故、彼女はこんなに怒っているのだろう。
僕のために怒っているのか。
どうして、僕は彼女に怒りをぶつけているんだ。
バカじゃないのか。
冷静になれ。冷静に。
僕はどうしたいんだ。
どうせ死んだら、全部消え去るんだ。いま、怒っていること自体おかしいじゃないか。どうせ全部終わることなのに。
僕は大きく息を吸い込むと、また吸った分を吐き出し。
冷静を取り繕う。
「………………………………いや。悪かった。でかい声を出した。とりあえず、いったん考えさせてくれ。」
「駄目よ。今決めなさい。どうするか。どうしたいか。」
「それは……………………。まあ、いいじゃないか。とりあえず、冷静になろう。」
「バカなんじゃないの?私は初めて、あの現場を見たわ。あれは、そんな冷静になれる事じゃないでしょ?違う?」
「うん。分かってるから。でも、一回おちついて……………」
「だから、なんで。……………………なんで落ち着いているの?また自分に嘘をつこうとしてるの?ねえ。本当はどうしたいの?」
「本当は…………?何が?とりあえず、この携帯の写真は消して、また日常に戻るんだ。それで、全部消えてなくなる。ちゃんと終われる。」
「終われないわよ。本当は分かっているでしょ?死んでもなにも変わらない。逃げてるだけだって。ねえ。もう一回聞くわ。本当はどうしたいの?」
閑静の崩壊は彼女が招いて、僕が起こしたこと。
僕はただ怒って、その場を終わらしたいだけだ。その場さえ切り抜けたら、また逃げていられる。しかし、彼女は逃さない。
僕はどうしたいのだろう。
いま、本当に願うことはなんだろう。
僕は彼女の未練を探しているが、僕の未練はなんだろう。
僕は本当にどうしたいのだろう。
それは、核心に至る。
僕の弱い自分を映した鏡を直視するようだ。
それは、大事に守ってきた最後の矜持なのかもしれない。
僕は本当は…………。
「僕は…………どうしたいのだろう。でも嫌なんだ。もう嫌なんだ。こんな生き方嫌なんだ。なんで、彼らは僕を殴るんだろう。意味が分からない。やめてほしい。本当に嫌なんだ。」
「うん。嫌だよね。苦しいよね。大丈夫。聞いてる。」
絶えず、流れだす涙は頬を伝って口に入る。
しょっぱくて、恥ずかしくて。嫌になる。
でも、なんでだろう。
彼女が目の前で、これほど僕のために泣いてくれるなら、そんなことどうでもよくなってくる。
「うん。嫌なんだよ。やっと終わると思ってもまだ続いて。どうしたらいいのか分からない。」
「うん。私ね。気づいたときから、なんで亮介はいつも無表情で何も感じてないって顔しているんだろうって考えてた。それは、そうしないと生きていけないからなのかなって。だからこの人は心を閉じちゃったのかなって。」
「だって普通にやめてくれって叫んでももっと殴られるから…………。どうしたらいいかなんて、わからないよ。もう、ただただ嫌なだけなんだ。」
「そうだね。分からないよね。うん。でも、いいんだよ。いいんだ。ちゃんと泣いても。誰も貴方を否定しない。弱くてもいい。泣いてもいい。怒っても。恥でも。生きてさえいればいい。」
「でも、もう嫌なんだ。誰か。誰か助けてほしい。」
それは、本当に今、望んだことだった。
すべてを無にして、今一度、鑑みれば、そこにたどり着いた。
僕はすべての壁を取っ払えば、ただ泣いて、助けを乞う、弱い人間だった。
でも、それでもいいと彼女は言う。
彼女は僕の前で泣いて、怒って、気持ちをちゃんと露わにする。
それが、格好よく思えて、その表情は泣いているのに強い意思を感じる。
この人なら、僕を許してくれるのではないかと思ってしまう。
この人なら、僕を救ってくれるような気がした。
自分が救おうとしていた存在に救いを求めるなんで、本当に格好悪く、ダサい。
でも、その時、彼女は力強く、僕に言った。
「分かった!亮介!任せなさい!あいつらを私がやっつけてやろう!」
それは、まるで幼児向けアニメのヒーローみたいに。
でも、そのヒーローは泣いていて、目は赤くはれていた。
僕は泣きはらした顔で笑ってしまう。
彼女は泣き面に、鼻水をすすると、私を信じなさいと胸を張って言う。
そして、泣いている僕の涙を拭った。
それは、今まで差し伸べられたどの手よりも強く、美しく見えて僕は彼女の手を強く握り締めた。
冴子さんは初めて触るくせにもう携帯を使いこなしていた。
今も、携帯を弄って「宛先が二件しかない…………可哀想」とか呟いている。
僕は何の気なしに、外を確認する。
冬の空は気づかぬうちに黒くなる。
学校よりも、山を一つ越えたところはまだ灰色の空なのに、学校の空はパレットに黒一色をたらしたように染まり切っていた。
「そっか。最近の機械はハイテクね。写真も撮れるのね。え…………動画も?すごいわね。」
「まあ、みんなこれくらいのものなら持ってるしね。あ、もう暗いね。そろそろ、帰るよ。」
僕はカバンを背負い、教室から出ようとする。
「ねえ。亮介。その顔の傷どうしたの?」
「知ってるのに聞かないでよ。またあいつらだよ。」
「そっか。」
「じゃあ、帰るよ。」
冴子さんはまるで、自分の傷のように僕の顔を深刻な面持ちで見つめる。
そういう顔をされると、僕はどういう顔をしたらいいかわからない。
こんなのいつものことだ。
普通のことだと自分に落とし込んでいたものが間違いで、それは深刻なことなんだと再認識させられるようで、だましだまし生きている自分を恥じらう。
勿論、そんな気持ちで冴子さんは僕を見ているわけではないだろう。それは同情。憐憫。なんでもいいが、僕はそんなことで揺さぶられない。もう最後は近い。
「最近、金が足りないんじゃないか?おい、なめてんのか?」
そういうと、金城は僕の財布を地面にたたきつけた。
そして、また腹をけり上げる。
息が出来なくなり、意識が飛びそうになる。
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彼らはゲラゲラと笑い合い、僕につばを吐き捨て、去っていった。
これはマシな方だ。
良かったじゃないか。
いつもなら、この後サンドバッグにされて顔まで蹴られることもある。
最近では、冬で寒いためか教師の巡回もなく、彼らにいいように弄ばれることも増えた。
身を刺すような冷たい空気が、傷を撫でていき痛みに表情が歪む。
僕は自分の財布を取り、立ち上がる。
その顔は無表情を装い、なんでもないと自分に言い聞かせる。
僕は、深呼吸を何度かして自分を落ち着かせると、旧校舎に向かった。
「ああ。遅かったわね。はい、これ。」
教室に着くやいなや、冴子さんは僕に携帯を渡してきた。
ああ、この前、忘れて帰っていたのか。
僕は彼女から携帯を受け取る。
「それに、さっきのことが撮ってある。ちゃんと彼らの顔も見えるように撮ってある。それをどうするかは亮介次第。」
「さっきのこと?…………見てたのか?」
「ええ。」
僕は受け取った携帯を握り締める。
耐え難い憤怒の気持ちが全身をめぐる。
自分の中に飛来した怒りはきっと彼女への怒りではない。
それは、八つ当たりに近い感情だ。
分かっている。これは自分への怒りだ。
分かっているのに、苛立ちを隠せない。
そして、少しずつ息を吐き、自分を落ち着かせて、携帯を見る。
やはり僕はこの証拠を消去するだろう。
僕は保存されている動画ファイルと写真をスクロールしながら、奥歯を食いしばる。
そこには、やはり僕の恥がそのまま何の脚色もなくあった。
屈辱だ。恥だ。彼女は僕に生き恥を晒せという。
もう嫌だ。
また、母に心配され、担任教師に呼び出され、意味のない話し合いが行われ、また繰り返しか。
また、あいつらに馬鹿なことをしたなと揶揄されるのか。
「なんだ、やっぱり消去するの?勇気がないのね。」
……………………なんだと?
勇気がない?
勇気とはなんだ?
「見てたけど、貴方、何もしていないじゃない。」
冴子さんは嘲るように、僕を見下し侮辱とも取れるような言葉を並べる。
これ以上、僕に何をしろというのか?
お前に僕の何が分かるのか?
自分の中で何かが切れた気がした。
「だったら。だったら!お前がこっちの立場になってみろ!同じことが言えるのか!?ふざけたことを言うな!」
「それは、貴方も一緒よ。私の立場になってみたら。分かるわ。こんなこと取るに足らないこと。こうなっているのは貴方自身のせいでもある。」
「ふざけたことを。取るに足らない?どこが取るに足らないことだ!僕は。」
「女の子にしか怒れないの?ダサいのね。」
「お前。‥‥‥‥‥‥‥一回黙れ。」
「黙らないわよ。いじめられっ子のくせに沸点は低いのね。ねえ。どうするの?たった一人の友達に怒って。貴方が死ぬのは勝手だけど。こんな形で死に別れしたい?どうなのよ!?言ってみなさい!」
彼女は涙に打ち震えながらも、怒気を帯びた顔つきでこちらを睨む。僕はその覇気にやられて自分が押し黙る。
何故、彼女はこんなに怒っているのだろう。
僕のために怒っているのか。
どうして、僕は彼女に怒りをぶつけているんだ。
バカじゃないのか。
冷静になれ。冷静に。
僕はどうしたいんだ。
どうせ死んだら、全部消え去るんだ。いま、怒っていること自体おかしいじゃないか。どうせ全部終わることなのに。
僕は大きく息を吸い込むと、また吸った分を吐き出し。
冷静を取り繕う。
「………………………………いや。悪かった。でかい声を出した。とりあえず、いったん考えさせてくれ。」
「駄目よ。今決めなさい。どうするか。どうしたいか。」
「それは……………………。まあ、いいじゃないか。とりあえず、冷静になろう。」
「バカなんじゃないの?私は初めて、あの現場を見たわ。あれは、そんな冷静になれる事じゃないでしょ?違う?」
「うん。分かってるから。でも、一回おちついて……………」
「だから、なんで。……………………なんで落ち着いているの?また自分に嘘をつこうとしてるの?ねえ。本当はどうしたいの?」
「本当は…………?何が?とりあえず、この携帯の写真は消して、また日常に戻るんだ。それで、全部消えてなくなる。ちゃんと終われる。」
「終われないわよ。本当は分かっているでしょ?死んでもなにも変わらない。逃げてるだけだって。ねえ。もう一回聞くわ。本当はどうしたいの?」
閑静の崩壊は彼女が招いて、僕が起こしたこと。
僕はただ怒って、その場を終わらしたいだけだ。その場さえ切り抜けたら、また逃げていられる。しかし、彼女は逃さない。
僕はどうしたいのだろう。
いま、本当に願うことはなんだろう。
僕は彼女の未練を探しているが、僕の未練はなんだろう。
僕は本当にどうしたいのだろう。
それは、核心に至る。
僕の弱い自分を映した鏡を直視するようだ。
それは、大事に守ってきた最後の矜持なのかもしれない。
僕は本当は…………。
「僕は…………どうしたいのだろう。でも嫌なんだ。もう嫌なんだ。こんな生き方嫌なんだ。なんで、彼らは僕を殴るんだろう。意味が分からない。やめてほしい。本当に嫌なんだ。」
「うん。嫌だよね。苦しいよね。大丈夫。聞いてる。」
絶えず、流れだす涙は頬を伝って口に入る。
しょっぱくて、恥ずかしくて。嫌になる。
でも、なんでだろう。
彼女が目の前で、これほど僕のために泣いてくれるなら、そんなことどうでもよくなってくる。
「うん。嫌なんだよ。やっと終わると思ってもまだ続いて。どうしたらいいのか分からない。」
「うん。私ね。気づいたときから、なんで亮介はいつも無表情で何も感じてないって顔しているんだろうって考えてた。それは、そうしないと生きていけないからなのかなって。だからこの人は心を閉じちゃったのかなって。」
「だって普通にやめてくれって叫んでももっと殴られるから…………。どうしたらいいかなんて、わからないよ。もう、ただただ嫌なだけなんだ。」
「そうだね。分からないよね。うん。でも、いいんだよ。いいんだ。ちゃんと泣いても。誰も貴方を否定しない。弱くてもいい。泣いてもいい。怒っても。恥でも。生きてさえいればいい。」
「でも、もう嫌なんだ。誰か。誰か助けてほしい。」
それは、本当に今、望んだことだった。
すべてを無にして、今一度、鑑みれば、そこにたどり着いた。
僕はすべての壁を取っ払えば、ただ泣いて、助けを乞う、弱い人間だった。
でも、それでもいいと彼女は言う。
彼女は僕の前で泣いて、怒って、気持ちをちゃんと露わにする。
それが、格好よく思えて、その表情は泣いているのに強い意思を感じる。
この人なら、僕を許してくれるのではないかと思ってしまう。
この人なら、僕を救ってくれるような気がした。
自分が救おうとしていた存在に救いを求めるなんで、本当に格好悪く、ダサい。
でも、その時、彼女は力強く、僕に言った。
「分かった!亮介!任せなさい!あいつらを私がやっつけてやろう!」
それは、まるで幼児向けアニメのヒーローみたいに。
でも、そのヒーローは泣いていて、目は赤くはれていた。
僕は泣きはらした顔で笑ってしまう。
彼女は泣き面に、鼻水をすすると、私を信じなさいと胸を張って言う。
そして、泣いている僕の涙を拭った。
それは、今まで差し伸べられたどの手よりも強く、美しく見えて僕は彼女の手を強く握り締めた。
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