真三国志外伝諸葛亮伝

無理難題こなし後の行動

「姉様ここが私達が乗る船

です」

私は藁に鉄板をひっつけた

ボロ船を見せる

「あらあらフフ面白い船

陸遜ちゃんがお漏らしする

姿が見えるわ」

子瑜姉様は笑顔で見ている

まさに舐め回す様に見てい

る様に見えなくもない｡

「やめてください!私は

お漏らしなんてしません!」

陸遜さんはムッとなりながら

言う｡

「まぁまぁ…取り敢えず船

に乗りましょう!臥竜と

呼ばれる諸葛亮の策を是非

見る為に来てるんですから!」

呂蒙さんが陸遜さんを落ち着

かせ月英ちゃんが船頭を

し船を漕ぐ

「孔明様!魏王国軍水軍の船

を確認しました!!」

「ありがとう月英ちゃん

魏王国軍水軍の船に近付け

て!」

フフ…私の予想道理霧の

お陰で相手の奇襲と思い

込み矢を射る陸遜さん達

は伏せたり泣いたりして

るけど

「子瑜姉様はよく落ち着け

ますね!」

「あらぁ～孔明ちゃんが

こんな所でしくじる訳ない

じゃない」

子瑜姉様はおっとりとした

顔からわずかに白虎と恐れ

られた顔が見えた気がした!

「しかし…魏王国軍の動き

が鈍いのを感じますね」

「魏王国軍は陸戦に優れて

いても水戦は苦手なのよ…

おそらく魏王国軍は疫病

に掛かった兵士だらけでしょ

うね」

子瑜姉様はそこまで白虎は

既に更に先を見据えていた｡

「孔明様!千本揃いました!

撤退の指示を!」

「ありがとう月英ちゃん!

水軍の皆さん撤退して

下さ～い!」

「あのぉ～私死ぬかと思い

ましたよ～!」

撤退指示をした後魯粛さん

達が冷や汗をかき私の元へ

着たのに対し子瑜姉様は

一つも汗をかかなかった。

「お待たせしました

千本の矢をお納め下さい!」

周瑜さんは私を見て睨まれ

た私の命を狙いに来るだろう

と想定し私は書簡を月英ちゃ

んに通じて趙雲さんに届け

られいよいよ祭壇に登り東南の

風の為の祈祷と脱出への用意

へと動き出すのだった。