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第5話『三菱グループのお嬢様護衛依頼!』

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「依頼がないなぁー…」

竜野助は退屈しながら

見回りをしていた。

「旦那ぁー!大変です!

依頼ですよ!」

亀吉が大急ぎで竜野助

元に向かって来た。

「何だ亀じゃねえかよ!

依頼者は誰なんだ!」

竜野助が聞くと

「三菱グループの岩崎家

からの依頼です!」

「何ぃ!三菱グループの

岩崎家からだと~!」

竜野助は急ぎ家に戻り

「待たせたな何分忙しく

てな!要件を聞こうか?」

「はい、岩崎家はテロリ

ストに狙われておりまして

お嬢様の護衛をお願い

したいのです!依頼料は

1000万用意しています!」

「また無茶苦茶な依頼だ

なぁ…解ったよ!引き受け

てやるよ!」

竜野助は渋々依頼を引き

受け

「おい、亀!…銃とスーツを

寄越しな!」

「へい、ガッテン承知!」

亀吉はスーツと銃とナイ

フを用意され着替えた後

六本木に向かった。

「待たせなぁ!うひひひ

あんたがお嬢さんだな!」

「岩崎聖愛と申します…

貴方が喧嘩屋の茨竜野助

様ですか?」

「ああ…そうだ!何も様

なんて付ける事はねぇん

だよ!…あっはっは…」

竜野助は聖愛のハーフな

顔立ちとスタイルの良さ

に亀吉と一緒に見惚れて

いた。

「亀、こんな聖女な女性を

襲うテロリストのゴミ野

郎を叩き斬るぞ!」

「私も同感です!元CIAの

名に掛けてテロリスト

の情報は任せて下さい!」

喧嘩屋となんでも屋の

二人が今までにないほど

気合いが入っていた。











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