タロス (ユリエルセプティム伝)

第3話「ドラフというデイドラ(魔人)討伐へ!」

「朝かぁ…よっこいしょ」

ウルフリックは黒鎧を

身に着け宿屋バナード

メア一階の依頼が貼ら

れている所に向かう

「おはようございます!

ウルフリックさん」

「どうも何故俺に声

掛けるんです?」

バナードメアの主人

の女性とウルフリック

は全く面識が無い

「だって色男ですもの

ねぇ～私の旦那になら

ない!」

「申し訳無いが俺は

盗賊討伐･戦いにしか

興味が無いので…」

「そうなの…残念」

バナードメアの宿屋の

主は落ち込んだ顔をし

「申し訳ないがこの依

頼をお聞きしたいドラ

フとは何だ?」

「ドラフは魔人で最近

ヘルゲン近辺で目撃さ

れて兵士も怪我を負っ

たとか剣はソリチュー

ド帝国の狂帝ペラギウ

ス直属の兵ブレイズに

似てるらしいけど

だけど…角がはえてる

らしいからデイドラ

(魔人)で間違いないと

思うんだけど…」

「なるほど…デイドラ

(魔人)かぁ…ありがとう

シルヴィアを呼んで

来てもらいますか?」

バナードメアの店主が

シルヴィアを呼んで

来てる間特長を遭遇し

た旅人達に情報を聞き

「デイドラ(魔人)なのに

感情を持っていたり

喋ったりしていた

とはな何か裏が

あるのかも知れない!」

「お待たせ討伐依頼を

見てたんだ!でっどれに

するの?」

シルヴィアが聞くと

ウルフリックは依頼

表を見せ

「ドラフ討伐に行く!」

「正気なの!相手はか

なりの強敵なのよ!」

シルヴィアは驚きと

共に戦力不足である

事にも気付いていた。

「大丈夫!もう一人仲間

にする為に密かに目を

つけた人物を連れて

来た。」

ウルフリックの後ろに

大柄で大斧を背負った

男のノルドが姿を現し

「イスグラモルグレイ

メーンだ!気軽にイスグ

ラモルと呼んでくれ!」

「貴方…今グレイメー

ンと言ったわよね!

バトルボーンと共に

ホワイトラン最強の

騎士と謡われた一族

じゃない!」

シルヴィアは旅しなが

らもこの伝説は吟遊詩

人に唄われる程でソリ

チュード帝国との戦い

で見事にホワイトラン

王国を勝利に導いた

最強の2大英雄である。