タロス (ユリエルセプティム伝)

第29話『ゾブンガルデの英雄の間へ』

「なんとかゾブンガ

ルデに着いたのか?」

ウルフリックは周り

を見渡す

「とにかく着いたのは

間違いないと思うは

何故霧だらけなの?」

シルヴィアは違和感

を覚える

「だがどうする?

霧の中はきついぞ!」

イスグラモルは

ウルフリックに判断

を仰ぐ

「進もう!アルドゥイン

を倒して災いを無く

すんだ!!」

ウルフリック達は

霧の中に突き進む

亡くなったバルグリー

スの甥のコドラックと

出会い英雄の間の

場所を案内され

「ありがとうコドラ

ックいずれゾブンガ

ルデに俺も行くよ…

それまで待っていて

くれ」

「ああ、いつでも待

っているよ」

コドラックは笑顔で

去って行った。

黄金の建物が光り輝い

ている。

「待て!ここは偉大な

英雄達が集いし間だ!

何故死者でもない者

がここに来た!」

筋骨隆々の上半身に

革鎧を着た者が英雄

の間に通すまいと

現れる。

「私はウルフリック

ドヴァーキンだ!

アルドゥインを倒す

為に来た!

倒す為には古来の

英雄の力が必要だ!」

ウルフリックはその者

を見つめた。

「そうか、あいわか

った我が名はツネ

英雄の間の守護者なり!

お前の能力試させて

もらおう!」

ツネは大斧を構え

振り回しウルフリッ

クは大剣で受け止め

僅かなスキを逃さず

大剣で斬りそこで

ツネは動じす大斧

を収めた。

「なるほど確かに

普通は我が大斧を

あっさり受けるとは

確かにドヴァーキン

かも知れぬ!…行くが

良い!」

ツネはウルフリック

達に英雄の間に行く

許可をした。